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USB ガジェット レビュー

USB-Aが4つ、USB-Cが1つの60W 急速充電器 PDP600510Wを買った。

投稿日:2017年7月3日 更新日:

 マイクロソリューションのUSBUSB-C Power Delivery & USB-A Smart switch 600510を買って使っているのでレビューします。

結論から言うと、

PDP600510Wは

USB-A側が、思ったより電流と電圧が出ないことがある

です。

PDP600510Wのスペックや特長

  • AC (交流)90〜260V
  • ポートは5つ。USB-A × 4、USB-C × 1
  • PowerDeliveryに対応したUSB-Cのポートは、15V/2Aの30Wの充電まで対応
  • USB-Aのポートは、5V / 2.4Aの充電まで対応し、合計6Aの30Wまで
  • 保護回路あり
  • Nintendo Switchを15V/0.7Aで充電できる。
  • iPhone やiPadやAndroidスマホやタブレットを急速充電することができる

 ということになっています。

PDP600510Wのフォトレビュー

本体とACケーブル、取説

 Amazonの簡易包装版(フラストレーション・フリー・パッケージ)です。1mのACケーブルは、日本の100V用になっています。プラグにはキャップ、ケーブルをまとめるベルクロ付きです。

USB-Cは1つ、4つは、USB-Aの従来型

 従来のUSB-A型のポートが4つ、USB-Cのポートが一つです。数あるUSB充電器と同じです。

ネガネ型コネクタがつく

 ACケーブルは、メガネ型コネクタでつなぎます。だから、ネガネ型コネクタのACケーブルで好きな長さなのを別に買ってつなぐことができます。

机に貼り付けて使うには手頃な大きさ

 サイズを測ってみました。台形なので、前と後が少し大きさが違います。6.7×8.6×2.6cm、重さは168gです。

 机の上に転がすのにちょうど良い大きさです。下に粘着マットを貼り付けると動かないので取り扱いが良くなります。

PDP600510Wをテストする

Retina iPad (iPad 4)を充電してみる

急速充電のテスト機としてiPadは分かりやすい

 歴代のiPadでも、バッテリーが大きく重いRetina iPad (iPad 4)を急速充電してみました。電圧と電流は直接DMMで測ります。

電流、電圧共に微妙な状態

 ACアダプターにつきものの残留交流成分(リップル電流)は、特に多いわけではないようです。

 電圧が、解放時に5.0Vあるのに、ライトニングケーブルをつないで充電を始めると4.8Vに低下します。肝心の電流も、1.4Aちょいしかでていません。1.5Aを超えることがないのです。

iPhoneやiPadの電流と電圧測定時の注意!

PhoneやiPadの充電時の電流は、満充電になるまでの間に複雑に変化するので、瞬間的な電流の値では判断できません。

 今時の急速充電器なら、iPadの充電時で1.8Aはでてくれないと急速充電ができているとは言えないんですよ。結局、PDP600510Wは、1.5Aを超えるような電流が流れませんでした。

 比較として、AnkerのPowerPort 10につないだ時の充電電流は、

iPadの急速充電 5Vの電圧降下が起きていないのに注目

 Ankerの急速充電器は、5Vのままで電圧降下が起きません。しかも、電流は、1.75Aとそこそこ流れています。これなら、急速充電をしていると言えるでしょう。

 ちなみに、iPadの急速充電は、iPadのバッテリーが空の状態で最初に5V / 2.1Aくらいの電流が流れます

 念のためにiPad Air 2でも試しましたが、PDP600510Wからの充電は5V / 1.5A弱とRetina iPad (iPad 4)と同じです。

iPod touch 6を充電してみる

5V/0.8Aくらいかな?

 バッテリーが空になってバッテリーのアイコンが赤くなったiPod touch 6を充電してみます。iOSデバイスの充電時の電流の変化をグラフで示します。LightningケーブルはApple純正です。

電流の変化をグラフにすると一目瞭然

 iPod touch 6は、5V / 0.8Aがピークで、実質は、0.7Aから徐々にさがっていきます。Wi-Fiで通信をする間だけ、突如電流が増えるのは、iPhoneやiPadでも同じです。

ケーブルで充電電流が変わることはない!

 アップル認証「MFi」のモノであれば、どれも同じです。充電電流は、充電器の性能で変わってきます。中華の怪しいUSB電流チェッカーだけで、Lightningケーブルの善し悪しを語るトンデモな「ゆとり」ブロガーが多いので注意しましょう。

Nintendo Switchとつなぐ

 PDP600510Wには、PowerDeliveryに対応したUSB-Cポートがあるので、それにAnkerのUSB-CケーブルをつないでNintendo Switchを充電してみました。

USB-Cのポートなら15V充電もできる

 USB-Cのポートに関しては、15VでNintendo Switchにつながるので、問題なく使えています。ゼル伝をプレイしながらだと、15V / 0.7Aと任天堂純正のACアダプターと同じように電流を供給できているので、プレイ中も充電ができます。

PDP600510Wの問題点

PDP600510Wには電流や電圧を表示する機能はない

 Amazonのページには、電流と電圧が表示されるというレビューが載っているようです。しかし、このモデルには、電流も電圧も表示されないし、説明書にも記載がありません。どうやら、前のモデルには電流電圧の表示があったようです。

ラジオへのノイズは大きい

 ACアダプター、USB充電器が発生するノイズを評価する人がいないので、私は言及するようにしています。

FMへの影響は少ないが、AMラジオへは大きなノイズがでる

 PDP600510Wは、AMラジオへのノイズは大きいです。FM(70〜110MHz)も多少のノイズが乗りますが、AMや短波(500KHz〜30MHz)ほどは影響を受けません。

 SDRラジオなどを受信機を扱うユーザは、このACアダプターを手許や同じ電源につながない方が良いです。

 Wi-Fi(5GHz、2.4GHz)やBluetooth(2.4GHz)への影響は少ないように思います。

まとめ

 マイクロソリューションは、スマホなどのフィルムやパソコンの小物を扱う輸入商社として知られています。昔からあるので、マカーにはなじみ深いブランドです。昔からいた提灯記事を書くマカー系ブロガーがよくネタにしていたブランドです。

 今の若い人には、Ankerみたいな会社だと説明すれば分かってもらえるでしょう。

 「マイクロソリューション」ブランドの急速充電器を買ってみたけど、まぁ、こんなものかというのが正直な感想です。

 発売されてから1年以上経つので、タイムセールの2千円で買えば損した気分にならないと思います。

 もし、このPDP600510Wをベタ褒めし、買いを推奨するような記事を書いているヤツがいたとしたら、「ネガティブなことは書かないで買い煽る」という、アフィリカス・ブロガーに認定です。ガジェット系ブロガーの資質をはかるベンチマークとして使ってください。

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