アフィカスが傾向的に書いている記事のパターンの第2段です。
今回は、新製品発売の度に大量にでてくる、「スペックと価格、最安値」の検索クリエ(キーワード)をねらったアフィ記事です。以下、解説していきます。
導入文
ついに、○○が発売されました。じつに、○年ぶりのNewモデルです。初心者から、マニアまで幅広いユーザが納得できるスペックに仕上がっていると思います。
最新の部品パーツが搭載されていて、すばらしい○○を発揮できます。
さっそく、新製品の○○○のスペック/性能と価格、コスパについて、過去のモデル○▲や■◇との比較をしてまとめました。
#ペルソナ(ターゲットにする読み手)は、旧モデルのユーザが買い換えたいとリサーチのために検索している人。
#導入文はなくても良いが、SEO的に、お飾り程度に付ける。300字程度を目安
新型○○○ のスペック・性能・価格を比較
#外観、肝になる主要パーツ、機能のいくつか、価格、アフィ広告への誘導 の順番に書く
○○のデザインはより洗練されスタイリッシュに!
#結論をhタグで
筐体デザインや外観については、あれこれこれこれです。
旧モデルとの外観の違い
#表か箇条書きでまとめる
新モデル | 旧モデル | |
本体サイズ(mm) | 120 × 345 × 678 mm | 120 × 345 × 678 mm |
本体重量(g) | 123g | 123g |
新モデルと旧モデルで、何が違うのかを箇条書きで、
- サイズが小さくなりました
- 重さが重くなりました
- アレな機能がなくなりました
- こんな機能が付きました
旧モデルの○○は、ナニでしたが、今回は、アレになりまして、使い勝手が良くなっています。
#新製品は、悪くなることはないから。アフィカスに徹するのなら、改悪された点については、触れないか、気がつかないことにする
#お追従をちりばめ、読みに来た人が新製品を買う気持ちを強くするようなコメントをいれる
○○の ▲■の性能が X倍も高速に!
新型 ○○は… とウンチクをたらたらたらたらたらと、400字程度書く。
#読み手に、オマエよりは、俺の方が詳しいんだから信用してくれと言わんばかりに、他のサイトのページを読み込んで、予習しておいた成果をかく。
新旧モデルの性能/スペック比較
#検索クリエの「スペック、性能、比較」の3つの組み合わせがどうしても欲しいので、繰り返し、hタグにちりばめる
新モデル | 旧モデル | 他のモデル | |
A | 123 | 123 | 123 |
B | 123 | 123 | 123 |
C | 123 | 123 | 123 |
D | 123 | 123 | 123 |
E | 123 | 123 | 123 |
F | 123 | 123 | 123 |
G | 123 | 123 | 123 |
比較表からわかることをまとめると
- なにが、これです
- これがなにです
- あれが これになっています
#表を読むヤツはいないけど、SEO的に記事にボリュームをつけるために、付ける。たまに、読むヤツがいる
○○についての、ウンチクを個々でも、たらたらと書く。先行して書かれたサイトを参考にしつつ、5chの該当掲示版などの情報を辿って、記事のボリュームをふやしていく。
一部の部品やパーツで、性能/スペックを比較
#比較表が複雑になりそうな場合は、一部の部分を別にピックアップして比較表を作る
新モデル | 旧モデル | |
適当 | あ | い |
適当に | う | え |
この違いは〜 とウンチクを炸裂させていく。
ベンチマークの比較表
#しょせん「にわか」の情弱は、「スペック」「性能」、「比較」のクエリが大好きで検索をかけてくるので、スペックを客観的に評価できる「ベンチマーク」の表は必須。
ベンチマーク 1 | ベンチマーク 2 | |
新製品 | 100 | 100 |
旧製品 | 50 | 50 |
同等製品 | 80 | 80 |
同等製品その2 | 80 | 80 |
参考 | 50 | 50 |
#ベンチマーク結果についてのウンチクをかく
- 新製品が
- どれれだけ速くて高性能なのか
- 情弱にわかりやすく
- 解説して、
新製品なんだから、すごく良くなっていることは当たり前なんだけど、大げさに驚いたコメントをいれておきます。
他の性能アップについて その1
この辺からは、SEO的に記事のボリュームを出すために、個別に解説をしていく。
情弱の気持ちを高揚させるような、高性能がもたらす便利な世界、使い勝手の良さが具体的にイメージできるように書いていく。
一つのhタグで、1000文字程度で
他の性能アップについて その2
こんな機能もあって、オプションがこんなのがありますよ みたいな記事を、解説を交えて延々と書いていく。
とくに、オプションがあるようなものについては、
自分の記事へのリンクと見せかけて、商品販売のサイトのアフィリンクを貼り付けて紹介をする。
#3千字を超えた当たりで、そろそろ購入を促す内容へ
新製品○○の価格比較
では、○○と○○の価格を比較してみましょう。
#他の製品と性能を比較しつつ、価格をつけた表を貼る。
新製品 | 他の製品 | |
スペック | あれこれ | これあれ |
スペック2 | なになに | これこれ |
価格(税込) | 12 | 123 |
ここで重要なことは、他の製品を高めに設定したものにして、新製品が安くて高性能であるように見せかける工夫をします。
いわゆる、「コストパーフォマンスが良い」、お買い得ですよと読み手を高揚させるように書きます。
ここでカエレバやRinkerのアフィリエイトリンクを貼る!。
その他、特筆すべきことなど
#「俺は、このジャンルの製品については、相当詳しいんだぞ!」と思わせるような内容が好ましい。
いわゆる、Tips的なことやこのジャンルについてはエキスパートであることをアピールした着眼点で1000字程度、図表をいれて、読者に「書いている自分を信頼させる」ようにする。
新製品は、どんな人におすすめなのか?
こんな方におすすめ
- この記事のターゲットのペルソナの人
- 自分で考えているようで、こういう他人が書いた記事を鵜呑みする人
- 「俺は詳しい」というわりに、ネットを見て回っている情弱
自分で調べて、物事を判断できるような我々は、ブログなどからの原稿料や広告収入で生活している人の「金儲け」のバイアスが入った記事なんて読みません。
乳幼児を抱えた若い夫婦や、副業で っていう連中が、テニオハを変えるだけの似た劣化記事を書いていきます。
Googleの検索結果を大きくゆがめる元凶のアフィカスを撲滅する方法があります! 検索結果の下の、「フィードバックを送信」から、「カエレバやRinkerをはっているページを圏外にしてください」と書いて送りましょう。
まとめ
#比較記事には、記事全体がまとめなので、最後の「まとめ」は必要ありませんが、編集後記的な意味合いでつけても良いでしょう。
いかがでしたか? (笑)
「新製品のスペック、価格、比較記事」の典型的な構成です。
カメラやパソコンといったガジェットで、情弱が喜ぶアイテムの紹介記事に適しています。
実例として、この構成を使って、記事を今後書いていく予定です。
この記事の重要なポイントは、新製品の「製品名や型番」と「スペック、性能、価格比較」といったクエリで検索上位にあがることを狙っています。
儲かったら、私にAmazonギフト券を恵んでください。