2017年、WWDC(Appleの開発者会議)で発表された新製品などを自分のメモ
として、ブログ記事にしておく。主なトピックは、
- iOS 11
- macOS High Sierra
- iMac Pro
- Homepad
- iMac 2017 mid
- MacBook Pro 2017 mid
等、錯綜する情報の中、これは? と思うものをピックアップ。
iOS 11
iOS は、アイオーエスと言う。iPhoneやiPad、iPod touchの基本ソフト(オペレーティングシステム)で、macOSの機能限定版のようなもの。
- iPhone 5s以降で使える。iPhone 5以前は対象外になる。
- コントロールセンター(画面の下端を上にスワイプしたときにでるウインドウ)の一新。
- ドライブモード。加速度センサーが運転中を検知すると「電話に出られない」といってくれる。
- カメラは、HEVC(H.265)対応に。HEVCとは、mp4のH.264/MPEGフォーマットの新規格
- iMessageが、ショートカットドロワーに、Apple Payで送金もできるしくみに
- Siriが進化し、翻訳機能(英語、イタリア語、フランス語、ドイツ語、中国語)がついた
私のiPhone 5sは、iOS 11が使えるので、まだ使う。
iPhone で過去半年の使用頻度の高いアプリは、BB2C、LINE、カメラ、Safari、Mail、丸亀製麺、スシロー、くら寿司の順という…。電話としては数回、ミュージックですら使っていない。
1万円のAndroidのスマホ(MIYABI等)でも、同じようなアプリが使えてテザリングも安定してできることから、十分事足りているので、5万円以上するiPhone は、もう買えない。
macOS High Sierra
macOSは、Macの基本ソフト(オペレーティングシステム)で、BSD系UNIX互換。
- APFS(Apple File System)という、iOS、tvOSと同じファイルシステムが使えるようになった
- 動画は、HEVC(H.265)がデフォルトになる。mp4ファイルは、H.264→H.265へ。
- グラフィックレンダリングフレームワーク(3Dグラフィック描画規格)をMetal 2へアップグレードしVR対応へ
- Safari、MailやPhotosをアップデート
ファイルシステムをセキュリティの高いAPFS(iOSと同じ)に対応させる点がポイント。
その他、新しいmacOSの仕様を見る限り、特に目を引くようなものはない。「だからどうした?」的なものばかり。
macOSとはそろそろ決別してもいいかな という感じがしている。先日のランサムウエアの感染にも耐えたWindows 10の方が、やりたいことがいろいろ自由にできる点で、もうmacOSにメリットなし。
iPad Pro
先日(3月)、価格を下げて性能をアップ という、てこ入れをしたiPad。その上位機種 iPad Proの発表。
- CPUは、6コアのA10xと前のモデルのA9xより3割アップ
- フラッシュメモリは、32GBがなくなり、64GB〜。
- 画面サイズが10.5インチで、本体サイズは前の9.7インチとほぼ同じでベゼル部分が細くなった
- 重さは、約470g
- 13インチモデルは、さらに明るいディスプレイでHDRビデオも見られるように。リフレッシュレートを120Hzにアップ。描画能力を大幅にアップ
- 前後のカメラはとくに変わらず
- バッテリーは、CPUがアップしても”持ち”は同じ約10時間
- 価格は、10.5インチで69800円税別〜、13(12.9)インチは86800円税別〜
7万円をiPad に払うのなら、Windows 10のタブレットPCを買った方が良いかも?という時代なんで、もうiPad はオワコンだよ。
Homepod
アメリカで大ヒットしているAmazon Echo(アマゾンエコー)の対抗製品としての、Homepod。349ドル。日本での販売は来年。
A8プロセッサを内蔵したSiriが使えるワイヤレススピーカー。
Apple MUSICと高度に連動するみたい。
私は、アマゾンプライム会員で、アマゾンのAmazon Echoの日本語版がでたから買ったけど、Homepodは買えない。3万円もするスマートスピーカーって、どんだけバカなApple信者を試すグッズなんだよってことでしょ。
ブログの自慢アイテムとしても、どうなのかな? というかんじ。最近の金儲け最優先のアフィリブログは、アップルストアへのASP経由でのリンクを貼ったとして、売れるの?ww
iMac 2017 mid
iMacはディスプレイのサイズで2つのモデルがあり、21.5インチが3グレード、27インチが3グレードの基本6種類。
その上に、ハイエンド仕様の黒いiMac Pro(53万円)が今年の12月頃に出た。
今回の2017年 iMacの全てのモデルで、iMacを購入後、自分でメモリ(RAM)を増設や換装をすることができなくなった。内蔵のHDDと同様にサービスプロバイダやAppleのサポートに送って取り付けてもらう必要がある。
ブログ書きやYouTubeに動画をアップするといった、一般人よりも熱心にパソコンを活用するレベルのユーザでも、メモリ(RAM)が8GBもあれば、何の不自由なく使える。
内蔵メモリ(RAM)を16GB以上にするのは、Macをすでに持っていて、今使っているMacが
- A0の商業用ポスター作成
- 動画編集をバリバリとやるYouTuberのような芸人
といった作業中、もたついてイラつく人がアップグレードする というイメージだ。
インテルのチップセットは、Kaby Lakeという昨年2016年発売のもの。Intel Core i シリーズの世代でいうと7世代目。前の6世代目のSkylake比べて、全体的なパーフォマンスは、1〜2割程度アップしていると言われているもので、その差はほとんどない。
iMacは、Thunderbolt 3のUSB-C端子を2本持っているので、グラフィックが内蔵ではない、Radeon Proシリーズ内蔵のiMacなら、UHD(4K)ディスプレイを追加して、デュアル、トリプルディスプレイが可能。
Lightningケーブルをつないだりするための、USB-A端子(USB3.0)も持っているので、MacBook ProのようにUSB-Cの拡張ボックスを新たに買う必要がない。
21.5インチiMac
2.3GHzプロセッサ 1TBストレージ ¥120800円(130464円)
- 2.3GHzデュアルコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.6GHz)
- 8GB 2,133MHzメモリ(オプションで最大16GBに変更可能)
- 1TBハードドライブ
- Intel Iris Plus Graphics 640
- Thunderbolt 3ポート x 2
- 1,920 x 1,080ピクセル解像度のsRGBディスプレイ
- マスタマイズは、CPUの選択ができず、他メモリとストレードなど
一番安い エントリー機、梅モデル。CPUが、デュアルコア(2つのコア)。ディスプレイが、フルHD、グラフィックがIntelの内蔵グラフィックなのが安い理由だ。
スペック的に、ブログを書いたりするのには、十分過ぎる。
21.5インチという微妙なディスプレイサイズのため、上位モデルのリアル4Kの表示が老眼的に厳しい爺婆は、こちらのフルHDの解像度のモデルでも良いかもしれない。
Retina 4Kディスプレイ 3.0GHzプロセッサ 1TBストレージ ¥142,800 (154224円)
- 3.0GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.5GHz)
- 8GB 2,400MHzメモリ(オプションで最大16GBに変更可能)
- 1TBハードドライブ
- Radeon Pro 555(2GBビデオメモリ搭載)
- Thunderbolt 3ポート x 2
- 4,096 x 2,304ピクセル解像度のRetina 4K P3ディスプレイ
- カスタマイズは、Intel Core i7 3.6GHz +33000円税別 他 メモリ、ストレージ等
21.5インチのiMacの竹モデル。ありがちなUHD(4K)ではなくて、リアル4Kの解像度を持つディスプレイ付きで、クアッドコア(4つのコア)。グラフィックは、Radeonの別チップを使っている。
予算的に余裕があるのなら、このグレードが21.5インチのiMacの中で、コスパと性能のバランスが良い。
21.5インチでリアル4Kを表示すると解像度の設定によっては老眼に厳しすぎる小ささになる。実機で解像度の変更をして、見え方を確認してから買う事をおすすめする。
これに、ピボット(縦長置き)のできるフルHDかWXGAの24インチ程度のディスプレイをつないで、デュアルディスプレイで使うことで、ブログ書きに最適化された環境が作れる。
Retina 4Kディスプレイ 3.4GHzプロセッサ 1TBストレージ ¥164,800 (177984円)
- 3.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
- 8GB 2,400MHzメモリ(オプションで最大32GBに変更可能)
- 1TB Fusion Drive1
- Radeon Pro 560(4GBビデオメモリ搭載)
- Thunderbolt 3ポート x 2
- 4,096 x 2,304ピクセル解像度のRetina 4K P3ディスプレイ
- カスタマイズは、Intel Core i7 3.6GHz +22000円税別 他 メモリは32GBまで ストレージなど
21.5インチの最上位モデルの松モデル。リアル4Kディスプレイ、Radeonのグラフィック、1TBのFusion Driveが付く。
Fusion Driveは、SSDとHDDのハイブリッド型のSSHDと呼ばれるものだ。下位2モデルの通常のHDDと比べて、起動が速くなる。
27インチ iMac
iMacを買う人の多くが、こちらの27インチの5K ディスプレイモデルを選ぶはず。画面が広いので、一台のディスプレイで作業をすることができる。
Retina 5Kディスプレイ 3.4GHzプロセッサ 1TBストレージ ¥198,800 (214704円)
- 3.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大3.8GHz)
- 8GB 2,400MHzメモリ(オプションで最大32GBに変更可能)
- 1TB Fusion Drive1
- Radeon Pro 570(4GBビデオメモリ搭載)
- Thunderbolt 3ポート x 2
- 5,120 x 2,880ピクセル解像度のRetina 5K P3ディスプレイ
- カスタマイズは、CPUは選択できず、RAM(16GB +22000円税別、32GB +66000円税別)他、
27インチのiMacの一番安い 梅モデル。
妻に買わせたいモデル。償却資産にならない、税込みで20万円以下で買いたい。
2017年8月下旬、税込み19万円で買った。
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Macを安く買う方法、Macの買い方を熱く語ります。
「アップルのMacをできるだけ安く買う方法を教えて欲しい」人のために、Mac歴三十年の私が損得抜きで本当の事を書きます。 結論からいうと、 Mac(MacBook Pro)は、価格コムの安い通販で買う ...
Retina 5Kディスプレイ 3.5GHzプロセッサ 1TBストレージ ¥220,800 (238464円)
- 3.5GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.1GHz)
- 8GB 2,400MHzメモリ(オプションで最大64GBに変更可能)
- 1TB Fusion Drive1
- Radeon Pro 575(4GBビデオメモリ搭載)
- Thunderbolt 3ポート x 2
- 5,120 x 2,880ピクセル解像度のRetina 5K P3ディスプレイ
- マスタマイズは、Core i7 4.2Hz +33000円税別 メモリは、64GB(+156000円)まで、ストレージなど
27インチ iMacの竹モデル。梅モデルと比べて、グラフィックとプロセッサが少し良くなっている。その差が2万円。その差に2万円の価値があるのかどうかは、微妙。
Retina 5Kディスプレイ 3.8GHzプロセッサ 2TBストレージ ¥253,800(274104円)
- 3.8GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.2GHz)
- 8GB 2,400MHzメモリ(オプションで最大64GBに変更可能)
- 2TB Fusion Drive1
- Radeon Pro 580(8GBビデオメモリ搭載)
- Thunderbolt 3ポート x 2
- 5,120 x 2,880ピクセル解像度のRetina 5K P3ディスプレイ
- カスタマイズは、Intel Core i7 4.2GHz +22000円(税別)、メモリ64GBまで、ストレージ等
27インチのiMacの松モデル。松でも、Intel Core i7ではないのが残念。CTO、カスタマイズでIntel Core i7に変更できる。
iPhoneが気に入ってMacBook Proを買い、ブログを始めたような「ニワカマカー」が好んで買う iMacのモデルだ。
”ニワカマカー”が、ブログで自慢するiMacとしても、50万円超のiMac Proよりは、費用対効果が良いだろう。
Intel Core i7の最速CPU、メモリ(RAM)を16GBにして、外付けのRAIDシステム(Pegasus R4等)をつなげば、4K動画の編集も可能なパソコンになる。
MacBook Pro
昨年のMacBook Pro 2016は、グラフィックに問題がでるなど、ハード的に少し不安要素があった。
さらに、タッチバー(Touch Bar)やタッチアイディ(Touch ID)といった奇抜なインターフェイスを搭載して、ブログなどのSNSで自慢するには、都合の良いものが付いていた。
今年2017年のMacBook Proのモデルは、そういった目玉機能の追加もなく、単にチップセットが新しくなり、ストレージなどがアップグレードしているだけ。肝心の価格も円安のためか、高めになっている。
13インチ MacBook Pro
- 2.3GHzプロセッサ 128GBストレージ ¥142,800 (税別)
- 2.3GHzプロセッサ 256GBストレージ ¥164,800 (税別)
- Touch BarとTouch ID 3.1GHzプロセッサ 256GBストレージ ¥198,800 (税別)
15インチ MacBook Pro
- Touch BarとTouch ID 2.8GHzプロセッサ 256GBストレージ ¥258,800 (税別)
- Touch BarとTouch ID 2.9GHzプロセッサ 512GBストレージ ¥302,800 (税別)
- 2.2GHzプロセッサ 256GBストレージ ¥198,800 (税別)
他、キーボードなどアクセサリー
テンキー付きのマジックキーボード とか 今さら…
Magic Keyboard(テンキー付き)- 日本語(JIS) 13800円税別
格好だけよくて、使い勝手のあまりよくない、Magic Keyboard。前からテンキーがないのが不便だと言っていたんだが、やっとテンキーのついたものがでてきた。
ただし、Bluetoothを使うので、Nintendo SwitchやPS4などのテレビゲーム機とごっちゃになっている私の部屋のような環境では、こういったワイヤレスのキーボードは、避けた方が良い。