5千円以下で買えた電気シェーバー ブラウン シリーズ3 3010sを買ったのでレビュー。替え刃代にチョイ足しで買いかえた話。

仕事の日の朝は、ヒゲをそる。

学生の時、ブラウンの電気シェーバーをトポスのセールで買って以来、35年以上使い続けている。安い下位モデルを代々。

途中、フィリップスやパナソニックのシェーバーを併用したこともある。

しかし、剃りあとが すりむけてヒリヒリしたり、剃ったところを何回なぞっても そり残しになったりして、結局、ブラウンのシェーバーに戻る。

2019年5月から使っていた シリーズ3 3020sが2年以上経過して刃の寿命をむかえたので、替え刃「F/C32B-6」を探していた。

• ヨドバシドットコムで正規の替え刃は 4100円
• Amazonで安く買える替え刃は中国製パチモン互換品 1880円 → 互換品は、ダメ。音も大きいし、剃れない
• Amazonで買える ブラウンの純正？替え刃の並行輸入版は、3060円

そもそも、3020sは、Amazonのセールで 3757円で買った。

ここ数年の円安で値段が上がる傾向があるものの…、Amazonのブラックフライデー（サイバーマンデー）まで安くなるのを待っていた。

ブラウン電気シェーバー シリーズ3 3010sの 長期使用レポート

電気ひげそりは、何を見て選ぶ？ 何が良いの？

• 5千円以下の安いやつ
• バッテリーがなくなっても、ACコンセントにつないで使えること
• 防水で洗えること
• 専用の洗浄器はいらない

この4点を満たすものを買う。

アルコール洗浄しなくても、水洗いしてから乾燥させるだけで十分だ。

この 3010sは、ACコンセントにつないで使うことができない。

ブラウン シリーズ3 3010s を写真で紹介

シリーズ3 3010sの同梱物は、

• series3 3010s 本体
• 網刃保護透明キャップ
• 清掃用ブラシ
• ACアダプター：1.7mDCケーブル、12V/0.6A 特殊コネクタ
• 取扱説明書

パッケージ内容物は、3020sと全く同じ。付いている刃も、同じ。

シリーズ3 3010s 本体

主なスペックは、

• 大きさ：15.6 × 5.7 × 4.8 cm
• 重さ：206g
• 充電バッテリー駆動、交流（コンセントにつなぐ）両用
• 充電時間：1時間

3020sより、10g軽い。

3020sと同じなので、違和感は全くない。ラバー系素材が滑りにくくて気に入っている。

まさに、手放せない。

電源スイッチのクリック感も同じ。

髭を剃る動作音は、妙にうるさくなった3020sと比べて半減している。

「新品って、こんなに静かだっけ？？」と うれしくなるくらい。

3010sには、キワゾリ刃がつていない

安い理由は、キワゾリ刃がついていないから。

キワゾリ刃は、モミアゲをそろえるのに使う。スライドスイッチになっていて、せり上がらせて使う。

ジジイだし 格好の良し悪しは どうでもよくなったので、キワゾリ刃を使う事がない。

眉間で左右の眉がつながる時、キワゾリ刃を当てて剃っていた。うっかり必要な眉毛を半分剃ってしまって以来、使っていない。

むだに長く伸びた眉毛は、耳毛カッターを使う。

鼻の穴からのぞくほど のびた鼻毛は、専用の鼻毛カッターを使う。

網刃・内刃カセット シリーズ3用 F/C32B-6 、F/C32S-6

電気シェーバーの網刃は、それぞれのメーカーで違う。

網刃の加工技術が切れ味を左右する。

ドイツのブラウンやオランダのフィリップスは電気シェーバーのブランドとして、昔から人気があった。

ブラウンの下位モデル シリーズ3の網刃 F/C32B-6 は、網刃（外刃）と内刃の一体化構造をしている。

外刃と内刃をバラバラに取り外すことができない。

切れなくなったら網刃（外刃）、内刃”カセット”を交換する。型番は、共通の「F/C32B-6、F/C32S-6」。

この網刃・内刃カセットを交換すれば切れ味が戻る。

ちなみに、Amazonで並行輸入品でも3千円。家電量販店の店頭で買える国内正規流通品なら4500円前後する。

3010sについていた新品のF/C32B-6 は、3020sにつけても使える。

網刃・内刃カセット F/C32B-6の弱点

どのメーカーにもいえることだが、網刃は長くのびたヒゲをそるのが苦手だ。

この網刃・内刃カセット F/C32B-6 は、5日以上剃らずに伸ばした長いヒゲをそることができない。

1、2日で伸びた短い髭（〜1mm）を剃るのに適している。

5日以上放置すると2mm以上のびて、電気シェーバーでヒゲをそるのに時間がかかるようになる。

網刃・内刃カセットF/C32B-6の寿命は？

使用開始から1.5年で、替え刃交換ランプ（BRAUNのロゴの下の網刃のアイコン部分）が点灯する。

経験上、（私の場合は）2年は使えることが分かっている。

1.5年は短いので、そのまま放置すれば（8回目の無視で）勝手にリセットされる。

網刃・内刃カセットを交換した時のタイマーを手動でリセットする方法は、取扱説明書の11ページに書いてあるとおり、「電源ボタンを5秒以上長押し、ランプが点滅して消灯でリセット完了」

網刃保護キャップ

透明網刃保護キャップは、旅行や出張でカバンにつめて持っていくときに網刃を保護するためのカバーだ。

電源ボタンも覆ってあって誤操作も防げる。

3010sには、キワゾリ刃がない。3020sなど上位機種にはキワゾリ刃があるので、そのための出っ張りがある。シリーズ3 の共通部品のためだ。

バックアップとして使う古い3020sにはめた。キャップさえしとけば、そこらへんに転がしておけるので都合が良い。

3010s の ACアダプターと充電

3010sは、充電しながら使えない。（3020sは充電しながら使える）

DCプラグは特殊な形をしている。

DCケーブルは充電しながら使えるように、1.4mと長い。

シリーズ3 3010s についていた ACアダプターのDC出力は、12V / 0.4Aの出力になっている。

旧モデルの590cc のACアダプターは 6Vなので、現行のシリーズ3（12V入力）にさしても充電できる。

今のACアダプターは 12Vなので、旧モデル（6V入力）には差し込めない。

3010sは、1回の充電でどれくらい持つのか？

毎朝（週5日）、3分程度顎の髭剃りにつかって、18日は持つ。（2022年1月5日から使い始めて、2022年1月29日で、充電催促の赤いLED点灯）

のべ 60分は使えることが分かっている。

刃が古くなって髭剃りに時間がかかり、バッテリーもへたっている 3020sは、毎週土曜日に充電しなければならなかった。2年半年経過で、半分ほどのバッテリー劣化になる。

防水型電気シェーバーの くさくならない 洗い方、そうじのやり方

シリーズ3 3010s は水洗いできる防水電気髭剃り機だ。ひげくず を水洗いで掃除できる。

しかし、網刃部分が乾燥しにくく生乾きになるので、モラクセラ菌が増殖して雑巾の腐った臭いがする。

「電気シェーバーのくさい臭いが嫌い」の理由で、T字型カミソリを愛用する人も多い。

3020sで、いろいろ試した結果、ベストな方法は、

1. そり終わったら、網刃カセットを外して、水をかけてヒゲクズを洗う
2. 無水エタノール90％＋逆性石鹸10％の溶液を噴霧
3. 水気をさっと取って、網刃を外したままで、パソコンの排気熱で乾燥

である。

そり終わったら、シェーバー 3010sを流しに持っていって、網刃をはずす。

水道水で流し洗い。さっと水をあてるだけで、ヒゲクズはきれいにとれる。

無水エタノールに逆性石鹸（塩化ベンザルコニウム）を少しまぜた液を作り、100均で売っているスプレー瓶にいれて噴霧する。

霧を吸い込むと咳き込むので注意。目に絶対にいれないように！

軽く水気を切って、

自作パソコンの排気熱の当たるところに、カゴをつけて、網刃カセットを外した状態のままで乾かす。

半日で乾くので、網刃を本体に取りつける。

朝、顔を洗う前に髭を剃れば、顔の脂がつくので注油の手間が省ける。

まとめ

2万円弱の上位モデルを買い、替え刃を2年毎に交換しながら6年使うよりも、5千円以下の下位モデルを2年毎で買い替えた方がコスパ的に良いことに気づいた。

今後の世界経済、為替などによって状況は変わるかも知れないが、今のところ、これで良いようだ。

2年半使った3020sはバッテリーの持ちもさほど悪くなっていないので、予備として机の引き出しの肥やしにする。

円安が150円/ドルと下落して、50％程度の値上がりになってきた。上位モデルは、2万円超え！

結局、エントリー 310sが 5千円以下 になってしまった Orz

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