ジジイになると鼻毛が野放図に伸びてくるようになります。その鼻毛を切るのに鼻毛カッターを使います。今回は、
パナソニックの鼻毛切り ER-GN30は、安全、簡単、スピーディに鼻毛を切れることを紹介
します。
私は、仕事がら医療用ヒモマスクをしています。

鼻毛が伸びないように、まめに切る必要があります

はさみで鼻毛を切ると…
以前は、ビクトリノックス(VICTORINOX)のクラッシック(マルチツール)のハサミを使って、鏡を見ながら鼻毛を切っていました。
ところが、ハサミを鼻の中に入れたままで、うっかりクシャミをしてしまい、その反動でハサミの先でケガをしました。半日、鼻血が止まらず焦ったのを機会に、専用の鼻毛切りをいろいろと買って試していました。
そして、パナソニックの鼻毛カッターに行き着いたのです。
鼻毛切りにもとめる条件
- 耳毛カッター(小型バリカン)は、毛クズが鼻の中にまき散らされ、くっついて取れない
- シェーバーのように毛クズは中に取りこまれて貯まるのが良い
- 乱暴に扱っても、鼻血がでるような傷を付けない
以上を踏まえて、
パナソニック エチケットカッター ER-GN30のフォトレビュー
内容物は、本体と掃除用のブラシ、取扱説明書です。取説は、イラスト入りで分かりやすく書いてあるので、最初にじっくりと読めば、使い方やメンテナンスの方法がわかるはずです。
使用電池は、単三乾電池1本。カバー部分は防水仕様なので、しっかりとカバーがはまっていれば、水没しないような構造になっています。
(耳毛を剃らず)鼻毛だけに限定して週1回使う頻度なら、新品のアルカリ乾電池で半年以上使えます。
鼻毛カッターは、外刃と回転する内刃の回転刃式シェーバータイプが良い
刃は、回転する内刃と筒状の外刃で構成されています。回転刃のシェーバーと同じ原理です。おかげで、鼻毛の切りくずは回転する内刃のところに貯まります。
刃の寿命は3年と取説には書かれています。替え刃がAmazonで送料込みの762円ですが、さほど差がないので本体ごと新たに買いました。
フィリップスのエチケットカッターは、バリカン式の刃です。パナの耳毛カッターと同じように往復する刃で毛を切ります。毛クズは、そこら辺にまき散らします。
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鼻毛カッターは、奥まで安心して突っ込める構造でなくてはならない
鼻の穴は呼吸をしますから空気の出入りがあります。鼻毛を切っている時に、勢いよく吸えば鼻の奥深く(鼻腔の下鼻甲介あたりまで)毛クズを吸い込んでしまうことになります。
鼻毛を切っている間は、毛クズを吸い込まないように口で息をして、鼻で吸い込まないようにします。
むしろ、鼻の中につっこんでいるときは、すこし鼻から息を吐くようにするといいでしょう。
積極的に毛クズを吸引するファンを内蔵した上位機種 ER-GN50(二千円)があります。
そもそも、鼻粘膜は粘液に覆われていて毛クズがひっつくと取れません。

ER-GN30は、回転刃のシェーバーと同じで毛クズがほとんど鼻の中にたまりません。内刃のところに貯まります。
スマート洗浄
取説の8ページに「刃を回転させながら水で洗う」方法が記載されています。

回転させながら水洗いができる
刃を回転させながら、水をかけることで貯まった毛クズを水で流す「スマート洗浄」です。
外箱にアピールしているほど、排出口からの水は飛び出ません。水の流れを刃の中にいれるようにすると水が飛び出でてきます。
毛クズが完全に洗い流されるわけではありません。それでも、流し水で綺麗に洗えるのが精神的に良いと思います。
外刃を外して、内刃と別々に水洗いできます。しかし、内刃が小さいので洗面台に落とすと排水口の隙間から流してしまう可能性が高いので気を付けましょう。
水洗いしたら、水気をよく拭き取って、自然乾燥します。
濡れたままにしておくと、モラクセラ菌が繁殖し、雑巾の腐った臭い、タオルの生乾きの臭いがでます。

パソコンの排気熱と風で鼻毛カッターを乾燥する
おすすめの乾燥場所は、パソコン背面からの暖かい風がでている近くです。
キッチンタオルの上においておくと半日もしないうちに乾燥しています。外刃と内刃を外しておけば、一時間ほどで乾きます。
内刃を無くさないように、組み立ててキャップをしておきましょう。
眉毛は、耳毛カッターかシェーバーのキワゾリ刃を使う
ジジイになると、眉毛の一部が長くのびてきます。
パナの鼻毛カッターは、鼻毛を飛び散らせないように切ることに特化しています。眉毛を整えるのに適した形ではありません。
耳毛カッターの方が軽くて扱いやすいです。切れ味もブラウンシェーバーほど威力がないので、うっかり刃をあてても、眉をばっさりとそり落とすことはありません。

パナソニック 耳毛カッターER402PPで眉毛を整える
眉毛の切りくずが目に入りますから、片目で鏡を見ながら操作します。
顎ひげをそるブラウンシェーバーのキワゾリ刃で眉を整えることもできます。

眉を整えるのはシェーバーのキワゾリ刃が便利
耳毛カッターよりも、剃れる刃の幅も広くて、切れ味、パワーがあるので、手元が狂うと眉毛をばっさりと剃り落とす危険もあります。
慎重にやりましょう。
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ブラジリアンワックスで鼻毛を抜く危険性
ブラジリアンワックス(我々歯科業界では、スティッキーワックスに近い)を使って、鼻毛を抜いて脱毛する方法が、ネットで無責任に紹介されています。医師法違反、薬機法違反ですね。
鼻腔は、不潔(ばい菌だらけ)なので、鼻毛を抜いた跡に細菌が侵入して、ひどい炎症を起こすようになります。
そんな危険なものを紹介しているブログやSNSからは離脱しましょう。
まとめ
鼻毛カッターの紹介でした。鼻毛は、別にジジイだけのものではなく、ババァでも鼻からはみ出ている人がたまにいます。
大切なことなので繰り返しますが、はみ出た鼻毛はマスクをするときにクシャミ誘発の原因になります。日頃からマスクをする人は、はみ出る鼻毛には注意しましょう。
私は、水洗いできるER-GN30を愛用しています。
電気シェーバーと同じで、鼻の中を傷つける構造になっていないので、鏡を見ないで手軽に鼻毛を切られるのが一番のメリットです。
パナソニックの鼻毛カッターは他に、
- 水洗いできない、コスパ最優先のER-GN10 700円
- 細身でコンパクトな、ER-GN20 1500円
- 毛クズを鼻の中にまき散らさないように積極的に吸引するためのファンを内蔵した上位機種のER-GN50 2千円
- 替え刃は、共通の外刃と内刃のセットのER9972-K 1095円税別
があります。
