Sound Blaster Play! 3(型番:SB-PLAY3)を買ったので、さっそく使っています。
- 購入品:Creative Sound Blaster Play! 3
- 購入時期:2017年4月
- 購入価格:2354円
- 購入店:Amazon Japan G.K.
結論から言うと、「Sound Blaster Play! 3は、「3」だけあって、さらに良くなっています。
Sound Blaster Play! 3 長期使用レポート
Sound Blaster Play! は、パソコンのサウンドカードの老舗、CREATIVE(クリエイティブ)のUSBオーディオインターフェイスのエントリーモデル(初心者用の安いモデル)です。なので、価格も2千円チョイと安いんです。
そのSound Blaster Play! シリーズの最新モデルが、Sound Blaster Play! 3です。
→ 2021年3月 play! 4 が出ましたが、PS5・PS4、Nintendo Switchにつないでも認識しません!ゲーム用ではありません!
Sound Blaster Play!3とSound Blaster Play!2の新旧比較
Sound Blaster Play!2から、3になって何が違うのでしょうか?
Sound Blaster Play! 3(SB-PLAY3) | Sound Blaster Play! 2(SB-PLAY2) | |
価格 8%税込 | 2354円 | 2354円 |
サイズ | 約138×22×9.4mm | 約136×23×10mm |
重量 | 13g | 12g |
アナログ出力 | 24bit/96kHz ステレオ | 16bit/44.1kHz/ステレオ |
マイク入力 | 24bit/48kHz モノラル | 16bit/44.1kHz/モノラル |
入出力端子 | ヘッドセット端子4極3.5mm径ミニプラグとマイク端子3.5mm径ミニプラグ | ヘッドセット端子4極3.5mm径ミニプラグ(3.5mmステレオ出力&マイク入力変換ケーブル付き) |
SBX Pro Studio(ドライバー) | ○ | ○ |
Scout MODE(ゲーム用音響効果) | × | ○ |
Mac | ○ | ○ |
Windows PC | ○ | ○ |
PS4 | ○ | ○ |
スペックを表にしてみました。
Sound Blaster Play! 3の改良点をざっくりとまとめると…
- SB-PLAY2では4極のヘッドセット用端子しかなかったのに、SB-PLAY3には、マイク端子をつけて変換ケーブルなしでも使える。
- パソコンにドライバーをインストールすれば、24ビット/96KHzの高音質での録音と再生ができる
- SB-PLAY3では、32〜300Ωの高いインピーダンスの(音が鳴りにくい)ヘッドホンが鳴らせるようにヘッドホンアンプを内蔵した。
と、順当なVerアップですね。
以上を踏まえて、
Sound Blaster Play! 3 を写真で紹介
中身は、シンプルにSound Blaster Play!3本体と説明書と保証書が入っています。
ヘッドセットには、マイクとヘッドホン端子が分かれているものもあります。そんなときは、マイク端子とヘッドホン端子を別々に挿して使うことができます。
この3千円で買えるキングトップのヘッドセットは、4極3.5mm径のミニプラグなので、マイクとイヤホンの分岐するアダプタを使わないで、そのままSound Blaster Play!3へ挿せます。
変換ケーブルを使わなくても、ヘッドセットの端子のどちらのパターンでも使えるのが便利です。マイクとステレオミニプラグの変換ケーブルってよく無くしますから。
Windows 10のパソコンにSound Blaster Play! 3をつなぐ
仕事で使っていたリース終了後のPC(Core 2 Duo E8400@3GHz)にWindows 10を入れて使っています。ビジネス用なのでサウンドカードがないので音がでません。だから、こういったUSBオーディオアダプターが便利なんですよ。
USBポートの挿せば、ステレオ音声のアナログ出力と、Skypeなどの音声入力のマイクをつなぐことができます。
Sound Blaster Play! 3用の専用ドライバーとアプリケーション(SBX Pro Studio)をインストールしなくても、一般的なUSBオーディオアダプターとして認識して使えます。
ヘッドセットの中には、マイクとステレオヘッドホンの端子が1本で済ませられる4極3.5mmミニプラグのものもあります。このSound Blaster Play! 3なら、ヘッドホン端子側に挿せばマイクも認識して使えます。
SBX Pro Studio
Sound Blaster Play! 3専用のドライバーとアプリケーションのセットが、CREATIVEのサポートサイトからダウンロードできます。
インストールすると…
こんな感じで、サンプル動画の映像と音声で、音声の調整ができるようになっています。ただし、ボリュームはかなり落とさないと爆音がでますから注意しましょう。ヘッドホンアンプ内蔵は伊達じゃありません。
ヘッドホンの音場の調整もできます。右左が正しく出ているのか?をチェックできます。
イコライザも使えます。SDRラジオで、このSound Blaster Play! 3を使う場合は、このソフトウエアのイコライザで音質を変えると聞きやすくなります。
一応、簡易ミキサーもついていますが、ミキサーを使うくらいなら、USBオーディオインターフェイス付きのミキサーを買った方が良いでしょう。
MacにSound Blaster Play! 3をつなぐ
Macでも、ドライバー無しでも、汎用のUSBオーディオデバイスとして認識しますから、即使えます。
システム環境設定のサウンド、あるいは、右上のメニューバーのスピーカのアイコンのOptionキーを押しながらのプルダウンメニューから切り替えができます。
音量が大きい(爆音な)ので、ボリュームを絞ってから使うように気を付けましょう。
マイクの切り替えも簡単です。
Macの場合は、iPhone(iPad )とFaceTime(MicrosoftのSkypeのようなもの)で通話するので、ヘッドセット(マイク付きヘッドホン)を使うことが多いと思います。そんなときも、これを挿して使えば、Mac miniやMac Proのようにマイクを内蔵していないMacでも、FaceTimeが使えます。
スピーカーとマイクの組み合わせを使うと、条件によってはエコーノイズ(こだまのように声が反響する)になることがありますので、FaceTimeやSkypeでの通話は、ヘッドセットの着用をおすすめします。
PS5・PS4にSound Blaster Play! 3をつないで使う
汎用のUSBオーディオデバイスとして使えるものなので、PS5・PS4(Pro)で使えます。
鳴りにくいゲーミングヘッドセット A40やV2 Xなどをつなぐと良い音がします。
Nintendo Switchに Sound Blaster Play!3をつないで使う
Nintendo Switchの本体更新 Ver4.00から、ドックのUSBでUSBオーディオデバイスを認識するようになりました。有線のヘッドホンをSound Blaster Play!3につないで、使えます。
ただし、マイクは使えません。Nintendo Switchにはチャットをする機能はありません。子供をネットの害悪から守るために、そうなっています。
Nintendo Switch本体に直にヘッドホン端子を差し込むよりも、爆音になります。音量調整をして耳を痛めないように使いましょう。(60:60セオリー)
ホワイトノイズ(シャー、サー)について
音声が出ていないときはデジタルなので無音ですが、音がほとんどない状態でのデジタル音声の時に、ホワイトノイズが聞こえることがあります。これは、安物オーディオインターフェイスならではの、DAC内蔵のデジタルアンプで聞こえる現象で仕様です。
デジタルアンプ、DAC、DSPを使うAVアンプでも同等の問題があります。
Play!3は、鳴りにくい高インピーダンスのヘッドホンを鳴らすためのヘッドホンアンプを内蔵しているだけあって、音が大きくなります。
ヘッドホンケーブルに音量調整のアッテネータ(減衰抵抗ボリューム)が付いているもの(3千円の中華のゲーミングヘッドセット)は、アッテネータで音を絞ることでホワイトノイズが気にならないレベルに小さくなります。
Sound Blaster Play! 3を使ってみての感想とまとめ
USBオーディオインターフェイスの簡易版としては、価格も2千円ちょいと安く、ヘッドホンアンプも別に必要としない点が評価できます。
肝心の音質についても、ヘッドホン側、マイク側に特に気になるノイズが乗るなどの問題はありません。ブツブツ途切れることもありません。
Sound Blaster Play! 3は、本来なら千円ほどで買えるUSBオーディオインターフェイスの中でも、2千円チョイと少し高いです。でも、ブランド「サウンドブラスター」がお好きな人にはおすすめです。
こだわりがなければ、千円のUSBオーディオアダプタと千円のヘッドセットがコスパ的にベストです。
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