USBカメラがついた耳かきを買ったので、レビューします。
自分の耳の穴がどんな具合なのか?をパソコンやタブレットの画面で見ながら耳掃除ができます。
この手のカメラ付き耳かきは、中華メーカーの独擅場です。同じ製品が、名をかえ、見た目を変えて、大量にAmazonで売られています。
- Punming
- VITCOCO
- GlobalCity
- Yimaler
- huzzon
など、数え切れないほどのブランド名で売られています。価格は、二千円前後です。Wi-Fiドングルがついたものは、3千円です。
今回は、先日のAmazonタイムセールで安いと勘違いして買ってしまった VITCOCOのブランドのもの(earclean-666)で紹介します。
USBカメラ付き 耳かき を写真で紹介
同梱物は、ハードケースの中に
- USBカメラ本体(モデル:i98)
- シリコン耳かき
- 粘性棒
- 綿棒
- 保護カバー
- 金属リング状耳かき
- 布
- QRコード:説明動画
- 取扱説明書(マルチリンガル、ビューヤソフトのダウンロード先も記載)
が、入っていました。
カメラは、5.5mm径の130万画素とかかれています。
- 動画は、1280×720 pixel、92万画素
- 静止画は、1280×960 pixel、130万画素
ということだと思います。込み込みで、2千円チョイですから、それ以上の解像度のカメラであるはずがありません。保護キャップがついていますから、使う前に外して、耳かきを取り付けます。
カメラの先に付ける耳かき
カメラの先端にとりつける耳かきは、
- 綿棒タイプ
- 粘着ジェルタイプ
- 通常の耳かき
の3種類が4本ずつ付いています。
粘着ジェルは、ここ5年くらいの流行りのタイプで汚れたら水洗いして使います。
一番よく使うのは、通常の耳かきですね。
カメラの焦点距離に注意
焦点距離は、1.4〜2.0cmと説明書には書かれています。
耳かきの先端にピントが合うように、カメラの取り付け位置を調整します。レンズとCCDセンサーの関係で被写界深度は浅いです。
耳かきの先端は、すこしカメラ側に曲げてやると、画面の中央に耳かきの先端がくるので、見栄えがよくなります。
LEDライトは、カメラのレンズ周辺に6個ついています。6灯のLEDライトって、これが付属品込み込みで2千円チョイですから、中華のパチモン 恐るべし。
LEDライトの明るさは、USBケーブルの途中にあるボリュームで変えられます。
完全に切ることもできます。カメラの感度が悪いので、暗いと画像が荒れます。白飛びしないギリギリまで明るくして使いましょう。
USBマルチプラグ
2千円の耳かきに付くUSBカメラのケーブルは、パソコンやスマホへの接続のために、USB-A、USB-C、microB-USBの3種類に対応してます。最近、中華のパチモノは、このUSBマルチコネクタをもっているものが増えています。
USBカメラ付き耳かきをパソコンにつなぐ
USBカメラなので、Windows 10、macOSともに、USBカメラのビューヤとして使えるソフトがインストールされていれば、そのまま使えます。
- vlc
- OBS Studio
などは、よく使われているソフトですね。
Windows 10用のソフトは、説明書に書かれているサポートサイトにいって「Smart Camera」ダウンロードして使えます。他にも、USBカメラのビューヤソフトはたくさんあるので、自分の好みのモノを使ってください。アマレコTVとかw。
OBS Studioだと、録画も実況もできます。
動画のプレーヤであるvlcも、カメラのビューヤとしても使えます。
Macには、Photo Boothというアプリケーションがあって、写真と録画ができます。
Androidのスマホ/タブレットには、専用のビューヤソフトが用意されているので、適当なアプリがない場合は、ダウンロードしましょう。取扱説明書に書かれているURLを入れてapkをダウンロードしてインストールします。
自分でカメラを見ながら耳掃除は難しい
カメラの動きが逆になるので、頭の中で鏡面像の反転操作が必要になります。
私のように日頃から仕事で、鏡で反射した像を見ながら器具を操作する作業をしていれば、瞬時に頭の中で左右前後の動きが逆に切り換わるのですが、一般の人ならできないでしょう。
単純に、先端にライトの付いた耳かきとして使うのがベストです。透明の耳かきは、しなるので、ケガをしにくいと思います。
頭蓋骨がまだ小さい子供は、外耳道も細く浅いので、十分に気を付けてください。
USBケーブルが重くて、耳かきの棒カメラがうごかしにくい問題
私は仕事柄、太いケーブルのついた道具を持って細かい作業をしているので、ケーブルの引き回しに慣れています。だから、このUSBカメラのUSBケーブルが邪魔になりません。
しかし、妻や子供らに持たせると、「USBケーブルが邪魔をしてうまく動かせない」と口々に不満を言います。
USBケーブルをダランと垂らすと、ケーブルの重さがそのまま棒にかかってきて重く感じる人は、手首に輪ゴムをつけてケーブルを通してケーブルの重さを指先でかんじないよう工夫をしましょう。
まとめ
自分で耳の穴をほじるのに、カメラを見ながらということはできません。家族の耳掃除のときに使う事で、耳掃除をされる側がカメラの映像を見て喜べます。
耳をほじられる側の子供や妻は、大きめの耳くそがはがれるのが見えたら、「すぐに取り出せ 見たい!」と言いますね。
耳をかきすぎてケガ(外耳道炎)をしている状態をみることができますから、耳掃除のやり過ぎが良くないことを実感できるでしょう。
昔から、USBカメラ付きの耳かきはあったんですが、480pの画像しか見られないカメラ付きで8千円くらいしていました。今は、720pのHD画像でみられるようになって値段も安くなりました。
- 単にUSBカメラ 720pのものだけなら、2千円前後
- スマホで見るためのWi-Fiのアダプターがついたものは、3千円前後
数百円の高い安い値段の差は、サポートがあるかないか、ドライバーソフトやビューヤソフトを別にダウンロードできるかできないかです。