カメラ

1万円ちょっとで買える コンデジ ケンコー KC-AF05 レビュー。これで十分?! オモチャカメラ(トイカメラ)

2024年1月18日

安い コンパクトデジタルカメラを買った。

Kenko KC-AF05

キヤノンやニコンのコンデジの1番安いのが出たら買おうと思っていたのだが、新機種が出るどころか 3万円以下のコンデジは もう出ないようだ。

あきらめて、中国製パチモンのコンデジを買うことにした。

結論から言うと

撮った写真は、5,6年前の格安スマホのカメラで撮ったものと変わりない。

明るめのレンズのせいか、暗いところでも それなりに撮れる。

S爺
S爺
このカメラで、手ぶれのボケた写真じゃなくて ちゃんとした写真が撮れるようになれば、カメラ初心者は卒業です。
  • 購入品:Kenko コンパクトデジタルカメラ KC-AF05 ブラック
  • 購入時期:2023年 12月
  • 購入価格:11,800円
  • 購入店:アマゾンジャパン合同会社

こんな方におすすめ

  • 安くて パシャパシャ 写真がとれる小さいカメラ
  • スマホじゃない 専用デジカメが欲しい
  • 26mmの短焦点広角カメラだけど がまんできる
  • 写真の基本を学びたい人
S爺
S爺
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ケンコー コンパクトデジタルカメラ KC-AF05 の使用レポート

Kenko (ケンコー)って何?

ケンコーは、日本のレンズフィルターのトップメーカー。写真用品のブランドとしても知られる。

日本のガラス・レンズメーカー HOYA(ホーヤ)系企業。

三脚のスリック、一眼カメラの互換レンズのトキナー光学も傘下になって、コニカミノルタ カメラのサポートなど、カメラ関連の総合メーカーに成長。

斜陽のカメラ関連企業の生き残りの1つ。

コンデジは、 強迫症(強迫性障害)の生活改善アイテムとして使える

「コンデジ」は、コンパクトデジタルカメラの略。

「コンデジ」が 死語(誰も使わない単語)になって久しい。

スマホのカメラの性能が良くなりすぎて、一眼デジタルカメラよりも きれいに撮れるようになってしまった。

わざわざ カメラの小さいヤツを持ち歩いて撮るなんて人は、いない。

しかし、以下の理由から、コンデジが必要な人がいる。

  • 一眼デジタルカメラ を持ち出すほどではないけど、スマホのカメラとは別に写真を撮りたい
  • 写真は撮りまくるが、スマホに保存したくない
  • 幼稚園〜小学生低学年の子に使わせるのに 壊してもおしくない 安いデジカメ
  • 「強迫症(強迫性障害)」患者の異常行動を改善するアイテムとして
S爺
S爺
「強迫症」がひどい人は、カメラで写真を撮りまくることで QOLが向上します。

ケンコー コンパクトデジタルカメラ KC-AF05の良い点、悪い点

コンデジ Kenko KC-AF05の良し悪しをまとめると…

KC-AF05のメリット Pros

  • 円安でガジェットの価格が高騰する中、1.2万円で買える
  • 軽い
  • バッテリーが キヤノンのコンデジと同じNP-6Lなので、Amazonでパチモンが買える
  • ケンコーの1年保証と ぶ厚い取扱説明書が付いている

KC-AF05のデメリット

  • 起動が3.5秒と遅い
  • シャッターボタンを押して シャッターが切れるまで2秒と遅い
  • 設定メニューが使いづらい
  • 直射日光下では、液晶が見えない
  • カメラのレンズは飛び出ないのに 飛び出るようなデザインが気に入らない
  • バッテリー交換時に時計が初期値にもどる
S爺
S爺
5千円で買える中華パチモンのコンデジを ケンコーが取扱説明書の冊子と1年保証、予備バッテリーを付けて1万円ちょいで売っているってことです。

Kenko KC-AF05 を写真で紹介

KC-AF05のパッケージ内容は、

Kenko KC-AF05 同梱物
  • KC-AF05本体
  • USB-Cケーブル:1m
  • バッテリー:NP-6L 3.7V 700mAh × 2個
  • ストラップ
  • 取扱説明書

98ページにおよぶ ぶ厚い日本語説明書のお陰で、”操作性の悪さ”をカバーしている。

microSDカードはついてないので、各自 千円程度の32GBのmicroSDカードを買おう。

KC-AF05の主なスペック

KC-AF05の 性能表を書き出して ながめると…

  • イメージセンサー:1/3.2型 CMOS
    • 画素数:823万画素
    • 有効画素数:約800万画素
  • レンズ:明るさ f=3.37mm F=2.2
    • 焦点距離(35mmフィルム換算):25.5mm 広角
    • ズーム:デジタル4倍
  • 撮影距離:静止画なら 10cm〜∞、動画なら 1.5m 〜 ∞
  • 液晶モニター:2.8型 IPS
  • 対応メモリー:microSDカード、SDHC 4〜32GB、SDXC 64〜128GB
  • ファイル形式:静止画 JPEG、動画 MPEG AVI、音声 PCM
    • 静止画サイズ:5M(2592X1944)、3M(2048X1536)、2M-Wide
    • 動画サイズ:2688×1520 30fps、1920×1080 30fps、1280×720 30fps、640×480 30fps
  • シャッタースピード:1/8000 〜 1/15秒
  • ISO感度:オート、100、200、400
  • セルフタイマー:オフ、2秒、5秒、10秒
  • 内蔵ライト:LED
  • 露出補正:±3EV、1EVステップ
  • ホワイトバランス:オート、逆光、曇り、蛍光灯、電球
  • 手ぶれ軽減機能:電子式
  • 電源:リチウムイオン充電池 NP-6L
  • 入出力ポート:USB2.0
  • DPOFプリント:非対応
  • ダイレクトプリント:非対応
  • 寸法:95×58×23mm
  • 重量:120g前後 バッテリー、microSDカード込み
  • 1年保証
  • 製造国:中国

Amazonで、7,8千円で売られている 中国製パチモン コンデジと同じ仕様だ。

中国のコンデジメーカーのOEM製品である。

レンズは飛び出ず 光学ズーム機能はない。だから安い。

光学ズーム:レンズを動かして 画角を変更する 昔ながらの機構

KC-AF05 のサイズ

ケンコー コンデジ KC-AF05の大きさは、

Kenko KC-AF05
  • 大きさ:9.5 × 5.8 × 2.3 cm
  • 重さ:123g バッテリー、ストラップ込み

120gは、見た目より軽く感じる。光学式ズーム機能がないので、駆動メカとレンズがないから軽い。

バッテリー単体は、17g。

KC-AF05 の 正面観

KC-AF05の正面観は、こんなかんじ。

Kenko KC-AF05

↑ の図で、時計回りで…

  • シャッターボタン
  • 電源ボタン
  • LEDライト
  • USB-C ポート
  • スピーカーの穴
  • レンズ
シャッターボタン

シャッターボタンにレバーみたいな突起があるが、飾りだ。

本来、シャッターにリング状についているレバーはズームの増減に使う。

このカメラでの ズーム操作は、背面のWボタンとTボタンだけで行う。

電源ボタン

電源ボタンは、2秒長押しで電源が入る。オフも同様。

起動時間は、3.5秒と遅い。

ピロリン♪ と音がして 液晶画面に起動画面がでる。オフの時は、BYE-BYEとでる。

(操作音は、設定でOFFにできる)

LEDライト

LEDライトは、背面の十字ボタンの上 で 点灯のON/OFF。

フラッシュ(閃光)ではなく、点灯。スマホと同じだ。

USB-Cポート

USB-Cポートの用途は、3通り。

  • カメラ内蔵のバッテリーを充電する
  • パソコンにつないで
    • USB Webカメラとして:PC Camera
    • 内蔵のmicroSDカードのリーダーとして:MSDC

付属のUSB-Cケーブルは、信号線のある USB2.0なので、パソコンとつないで カメラやカードリーダとして使える。

USB-Cケーブルをさして カメラを充電しながらでも 撮影ができる

スピーカー穴

撮った動画を再生するときに、動画の音を再生するスピーカーの穴だ。

このカメラは 防水ではない。水にぬれれば壊れる。

レンズ

レンズは、電源のON/OFFで 出たり 引っ込んだりしない。

いかにも 鏡胴(鏡筒)が出てきそうなデザインで だまされた。

自動開閉するレンズ保護シャッターもついていない。

KC-AF05 の 背面観

カメラの裏側には…

Kenko KC-AF05

側には、

  • 電源ボタン
  • シャッターボタン
  • ストラップ用穴

背面部は、

  • 液晶モニター
  • ズームボタンW
  • ズームボタンT
  • マルチ選択ボタン
  • メニューボタン
  • モードボタン
液晶モニター

タッチパネルではない。

きれいな液晶パネルで 明るめなものの、直射日光下では よく見えない。

ズームボタン T と W

撮影時には、デジタルズームの拡大(T)、縮小(W)になる。デジタルズームなので 拡大すると画素が荒くなる。

写真 静止画 を見る時は、拡大(T)、縮小とサムネイル表示(W)。

動画を見る時は、音量の大小。

マルチ選択ボタン

基本操作は、ゲームの十字キーと同じ。上下、左右のボタンと決定OKの真中ボタン。

  • 上ボタン(ランプ):LEDライトのON/OFF、動画再生で 早送り
  • 下ボタン(ゴミ箱):ファイルの削除
  • 左ボタン(タイマー):セルフタイマー
  • 右ボタン(連写):1枚、連写撮影
メニューボタン

メニューの表示。

操作は、マルチ選択ボタンで選んで、真中のOKボタンで選択。

戻るボタンがないので、戻る時は、メニューボタンで一気に戻る。

モード切替ボタン

1番使うボタンで、4つのモードを順繰り切り替える。

  1. 写真撮影 静止画撮影
  2. 動画撮影
  3. 再生
  4. 設定

設定メニューをだすには、モード切替ボタンを3回押さなければならない。

KC-AF05 の 底面観

カメラの底は、

Kenko KC-AF05

バッテリーとmicroSDカードをいれるカバー、三脚用ネジ穴がある。

簡易三脚を使うと 手ぶれがなく きれいに撮れる。

バッテリーとmicroSDカード格納部

バッテリーとmicroSDカードを入れるところは、カバーをあけることで 見える。

Kenko KC-AF05

KC-AF05は、SDカードスロットではなく、microSDカードスロットなので間違えないように。

バッテリーは、NP-6L 3.7V 700mAhのコンデジ用バッテリー。

Kenko KC-AF05 バッテリー NP-6L 3.7V 700mAh

NP-6L は、キヤノンのコンデジでも使われている。

Amazonで、NP-6Lバッテリー2個と充電器セットを2千円前後で売っているので、バッテリーを使い切るほど 撮りまくる人は要チェックだ。

基板の時計データを保持するキャパシタ(コンデンサ)がないため、バッテリー交換時に 時計データが消えてしまうので、再設定が必要だ。

USBケーブルをつないで給電した状態でのバッテリーを交換なら 時計データは保持できる。

microSDカードは、向きを間違えないように入れよう。

入れ方、はずし方は、取説の24ページにイラスト入りで 詳しく説明してある。

KC-AF05 MicroSDカード入れ口

カバーの機構は、他のコンデジと同じで 少しずらしてロックを解除する。

カバーにはバネがついていて勝手に開く。

撮影画面と操作

写真撮影(静止画)モードでは、カメラの映像が液晶に表示される。

Kenko KC-AF05 の液晶パネル

液晶画面の周辺にアイコンがズラズラと並んでいる。

静止画モードのアイコンの意味は、取扱説明書の31ページにまとめてあるので参考にしよう。

Kenko KC-AF05を 日々使って分かった 感想、問題点

最近のスマホのカメラの性能が良くなりすぎて、ブレない ボケない写真が 簡単に撮れるようになったのに慣れてしまった。

このカメラも同じだと期待していると 撮れた写真を見てがっかりする。

手ぶれ補正機能あっても、ブレてボケる写真がたくさん撮れる

自動のピント合わせも時間がかかり、シャッターが切れるまでに2秒以上かかることもある。

このカメラは、動く被写体を撮ることが難しい

ブレない写真を撮る基本は、4つ

  • 移動しているものを撮らない
  • 撮るもの(被写体)を明るくして シャッター速度を上げる
  • 三脚を 可能な限り使う
  • 手でカメラを持つときは、脇をしめて シャッターを押す力を加減して カメラを揺らさない

このカメラの感度は ISO400までなので、被写体を明るく照らす 照明をつける。

暗い所で撮る時は シャッター速度が長くなるので、三脚を使うなど 昔ながらのカメラと同じ取り扱いをするようにしよう。

KC-AF05 は、広角の短焦点なので、マクロから風景まで 撮れる

感度は、直射日光下では、ISO100、曇りや室内では、ISO400と自動で切り替わる。

暗くても、ISO800やISO1600などの高感度にならないので、シャッター速度を落とすことで露光量を合わせようとするから、ブレやすくなる。

約26mm(35mm換算)の単焦点レンズで、焦点距離が 10cm〜と短いので、マクロ撮影(近接撮影)ができる。

KC-AF05 でマクロ撮影

三脚を使って、撮る物(被写体)に近づいて撮る。

被写体は、正面と背後から光をすこし当てて 影ができにくくしておくと良い。

KC-AF05 でマクロ撮影

三脚にしておくと、シャッターボタンを軽く押さえて シャッターが切れるまでの2秒の間の揺れがすくなくてブレにくい。

写真は、良い感じに撮れる。

ピントは、自動の顔認識で 中央のマンタローに合っている。

KC-AF05 の作例 とりみんぐしてあるので

ブログ用の写真は、幅624ピクセルまでトリミングし(切り取っ)て解像度を落としている。

ブログの写真は、盗用防止、サイト表示速度の向上、スマホのデータ通信量の軽減のために、低解像度に落とす

色合いも良い。

単焦点レンズなので、一眼カメラのエントリーモデルについているズームレンズにありがちな 広角側で樽状に歪むこともない。

ブログ用写真を撮るカメラとして使えることが分かった。

動画については、フルHD 1080p 30fpsで、ひとむかし ふたむかし前のスマホやムービーカメラのレベルである。

焦点距離が 1.5mと長くなるので、「全体の風景を動画で 撮る」のに使うのだろう。

レンズを動かして拡大縮小する光学レンズがないし、とにかくオマケ程度で使いづらいし、実用的ではない。

iPhone SE3のカメラの動画の方がマシだ。

KC-AF05を パソコンにつないで Webカメラとして使う

MacやWindows パソコンに 付属のUSB-Cケーブルで このカメラをつなぐと、MSDCモードとPC Cameraモードのどちらかを選ぶ画面がでる。

KC-AF05 PCカメラモード、MSDCモード

PC Cameraを選べば、パソコン側は、Webカメラとして認識し、ビデオチャットなどで使う事ができる。

Macなら、PhotoBoothで、入力先のカメラの指定をする。

フルHDのWebカメラで、30fps? なのか、パラパラな画像で 10年くらい前から売られている Webカメラ程度の性能だと思えば良い。

KC-AF05を パソコンにつないで SDカードリーダーとして使う

MSDCモードは、このカメラをSDカードリーダーとして認識させる。

いちいち、microSDカードを外して 取りこまなくても直接 カメラからデータを吸い上げることができる。

フォルダ構成は、キヤノンなど 他のコンデジと同じ。

フォルダ「DCIM」の下に、「100MEDIA」があって、その中に撮影した写真や動画のデータができる。

Kenko KC-AF05 USB接続のmicroSDカードの中身

DSCF4桁数字の通し番号になる。

まとめ

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)は、衰退の一途をたどっている。

日本のカメラメーカーの、コンパクトデジタルカメラの新製品は数が少なく、あっても 4万円以上の高いものばかりだ。

1万円前後の最低価格モデルは、中国製パチモンのOEMでしかないのが現状だ。

安いコンデジが必要な人は、選択肢が少ない中から選ぶしかない。

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  • この記事を書いた人

SG(S爺)

週末にゲームに興じるジジイです。 提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。

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