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OBS で ゲームのプレイ動画をネット配信する方法【OBSのブロキャスの やり方】

投稿日:2018年1月27日 更新日:

任天堂のWii UやNintendo Switch 、PS3以前の据え置きゲーム機には、PS4 や Xbox One X のようにゲーム機本体だけでプレー動画を動画サイトに配信するブロードキャスト(ライブストリーム)機能がありません。

無料のOBS(Open Broadcaster Software)を使ってYouTube(gaming.youtube.com)にプレイ動画を配信(ライブストリーム)するため方法を紹介します。

ゲームのプレー画面を配信するための、OBSの導入手順、OBSの基本設定と、配信に起きがちな不具合やトラブルシューティングを中心にまとめました。

パソコン用のゲーム配信(ブロードキャスト)ソフト

パソコンの主な基本ソフトは、Windows 、macOS(Mac OS X)です。

それらに対応したソフトは、

  • OBS(Open Broadcaster Software)とLadioCast(無料)
  • Wirecast 7(495ドル)
  • Ustreem Producer(299ドル、549ドル)

の3つくらいしかありません。

Windows 専用として、XSplit Camecaster(無料は720p以下、3年ライセンス90ドル)というのがあります。

HDMIキャプチャデバイスのメーカーがそれぞれ提供するソフトがあります。例えば、AVerMedia のRECentral3などです。

私は、Ustream producerとWirecast Play(1000円)を使っていました。しかし、Verアップが無くなり、対応するキャプチャデバイスを制限されたりして、300ドルの有料版への誘導が激しくて使い続づけられなくなりました。

かつて、低機能で設定が難しく”ポン付け”で使えなかった無料のOpen Broadcaster Software(OBS)が、徐々に進化して使い勝手も良くなり、対応するキャプチャデバイスも増えて、立派に使えるようになりました。

OBSを使ったゲーム配信例(ブロードキャストの録画)

これは、Nintendo Switchのスプラトゥーン2のプレイ動画です。2018年3月24日のフェスマッチに参加した4時間を配信(ブロードキャスト)した分の録画になります。

ちなみに、パソコンに録画したものをアップする場合、2GBの制限にかかるので、4時間の尺の動画を一括で上げることができません。

ゲーム配信に使う機材

  1. 配信したいゲーム機とソフト
  2. Mac等のパソコン
  3. HDMIキャプチャーデバイス

の3つをそろえます。以下、それぞれを解説します。

1)配信したいゲーム機とゲームソフト

PS4やXbox Oneには、プレイ動画を配信できるブロードキャスト機能が付いています。あらかじめ登録した動画サイトにライブを送信できます。

それ以外のゲーム機、任天堂のNintendo Switch、Wii U(Wii)、ミニファミコン他、PS3以前の古いゲーム機は、パソコンに映像と音声を入力して配信ソフトを使ってライブを中継します。

ゲーム機は、HDMIで映像と音声を出力するものが扱いやすいです。具体的には、Wii U、Nintendo Switch 、クラッシック ミニファミコン、Xbox360等です。

HDMIにHDCPのかかっているPS3やそれ以外のアナログ出力のゲーム機の場合は、アナログ(D4:720p/60)→HDMI(720p/60→1080p/30)のアップコンバータを使います。変換に遅延が起きるので、シューティングゲームなどには支障をきたします。そこで、D端子スプリッターを使って、テレビ(ディスプレイ)と分ける工夫が必要になります。

今回は、HDMI出力であるゲーム機(Nintendo SwitchやPS3、PS4)を例に紹介しましょう。

2)Mac(パソコン)

Windows パソコンでのOBSの使い方は、まとめサイトがたくさんあるので、(内容が古くて参考になりませんが)そちらを参照してください。

Macについては、2014年以降で発売されたもので、MacBook以外なら、どのMacでも良いです。Thunderbolt、もしくはUSB3.0のポートがあればHDMIキャプチャーデバイスにつなぐことができます。

MacBook Pro、iMacが無難でしょう。もちろん、Mac ProもOKです。OSは、OS X El Capitan(10.11.5)以降、macOS Sierra(10.12.3)、macOS High Sierraと、新しいモノにしておきましょう。

3)HDMIキャプチャーデバイス

 BlackMagicDesign社のものをおすすめします。

等があります。他に、

台湾のアバーメディア(AVERMEDIA)のAVT-C878のレビュー記事については

AVerMedia LIVE GAMER PORTABLE 2 AVT-C878 を熱く語ります。

AVT-C878は、HDMIで出力される映像(ゲームのプレイ画面)を撮る(キャプチャーする)ための録画機で、2016年12月に発売されました。AVerMediaは、台湾のゲームのキャプチャーデバイスを ...

それぞれ買って実際に使っているのでレビュー記事を参考にしてください。

OBSのやり方 インストール手順

  1. MacでHDMIキャプチャーができる状態にする。
  2. OBS(Open Broadcast Software)をインストールし使えるようにする。
  3. YouTube ライブストリームへの接続設定をする。
  4. OBSからの音が欲しい場合は、LadioCast(ミキサー)をインストールし調整する。

1)Mac上でHDMIキャプチャーができるのを確認

PS4を表示してみている

こんなかんじで、Macにゲームの画面が録り込めている状態までしておきます。そのためのセットアップは、それぞれの環境で違うので、自分のゲームで遊ぶ環境に合わせて組み上げてください。

2016〜2017年の配線図

MacでHDMIキャプチャーをするための方法は、こちら。←リライト中

Intensity Pro 4Kの場合はこちらを(修正加筆&移行済み)

  • UltraStudio Mini Recorder
  • Intensity Shuttle for Thunderbolt

対応解像度が、1080p/30までなので、1080p/60fpsの録画や配信ができません。HDMIの映像を1080pから720p/60fpsにダウンコンバートして使います。

AVアンプなどを使う本格的な配線方法については、シリーズ物として準備中。

2)OBS(Open Broadcaster Software)をインストールして設定

大まかな手順、

  • 最新のOBS(アプリケーション)をダウンロード
  • Macにインストールして設定する。
  • 調整する
最新のOBSをインストール

https://obsproject.comで、最新のOBSをダウンロードしてください。

2018年5月現在では、Windows 版が21.1.2、Mac版が21.1.1、Linux版が21.1です。

Mac版のファイル名は、「OBS.pkg」です。

普通のpkgファイル

OBSを起動しプレイ動画の録り込みキャプチャデバイスを設定

インストールしてから、起動すると「OBS 0.21.1(mac)-…」というウイドウが開きます。

入力ソースを選ぶ

そこで、「ソース」の「+」をクリックして、開いたメニューから、「BlackMagic デバイス」を選択します。

BlackMagicDesign専用のメニューがある

ソースの新規作成で、名前を適当に付けます。私は、キャプチャデバイスの「Intensity Pro 4K」にしました。「Intensity Shuttle」なら、「Intensity Shuttle」にすると良いでしょう。

プロパティのウインドウが開きます。

デバイスを選択

ここで、デバイスは、「Intensity Pro 4K」を選択します。

PS4を例にして解説

モードは、解像度のことです。

キャプチャーしているHDMI映像が、

  • PS4やWii Uは、1080p / 59.94fps なので「1080p/59.94」
  • Nintendo Switchは、1080p / 60fps なので、「1080/60」

を選択します。でも、これだけでは映像がでません。

ピクセルフォーマットを、「8ーbit BGRA」にすると映像が出ます。

クロップ範囲を設定

映像がでますが、全体表示の1/4の表示になります。

その理由は、OBSがMacのデスクトップ画面を認識して、UHD(3840×2160)で表示し、実際に録り込む画面は、フルHD(1920×1080)なので、1/4の表示になるからです。

もし、ディスプレイが、フルHDの1920×1080なら、そのまま全体表示になりますし、iMac 5Kなら、同じように1/4の部分表示になります。

そこで、OBSの認識する画面を全体に広げます。赤い枠で囲まれているので、右下の角をドラッグして全体に広げます。

1/4表示になっている時のOBSの映像の設定状態です。

1/4表示の時の映像設定の状態

基本(キャンパス)解像度が、3840×2160 というUHD表示になっています。さらに、出力(スケーリング)解像度が、1920×1080のフルHD表示になっているために、1/4表示になるということです。

基本(キャンパス)解像度で、1920×1080に変更しても、ドラッグしたのと同じになります。

配信先の設定

YouTubeのアカウントは持っていますよね? なければ、Googleアカウントを取得して、YouTubeのアカウントももらってください。そうすれば、YouTubeに動画をアップロードができます。

詳しいやり方は、こちらで解説しています。

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左のカラムに「クリエイターツール」が表示されているページなら「ライブストリーミング」のタブを開きます。

そこで、自分のライブストリーミングページを作ります。

キーは漏れないように

下の方に、「エンコーダの設定」がありますから、そこのサーバーURLと、ストリーム名/キーがあります。とくに、ストリーム名/キーは重要ですので、他人に盗まれないように取り扱いには注意しましょう。キーをハイライト(選択)して、コピーします。

ストリームキーを登録すれば使えるようになる

OBSの「設定」/「配信」で、「ストリーミングサービス」を選び、サービスは、「YouTube / YouTube Gaming」、サーバは自動で選択されるので、「ストリームキー」をペーストします。

OBSの配信の詳細な設定
設定/出力/出力モードは「詳細」

動画の圧縮設定ですね

  • 「エンコーダ」は、「x264」です。「アップルVT H264ソフトウエアエンコーダ」が使える場合は使います。
  • ストリーミングサービスのエンコーダ設定を適用するにチェック。
  • 出力はリスケールしません。
  • レート制御は、CBR(ビットレート固定)で、1080pでの配信は、YouTubeでは4500〜9000kbpsです。7000Kbpsで使っています

YouTubeより

OBSで、配信、音ズレが起きる理由の一つが、”バッファ”

「特定バッファサイズを使用」のチェックは、特に理由のない限り入れてはいけません。この「特定バッファサイズを使用」のチェックを入れると、録画、および配信で音声と映像のズレが生じます。

設定/出力/出力モード・詳細/の「録画」のタブでは、

マシンパワーのあるiMacなどでは使えます

  • 「録画ファイルのパス」を指定します。デフォルト(初期設定)では、起動ボリュームのユーザ/ムービーになっていますが、録画ファイルであふれてSSDを圧迫するので、「参照」をクリックして別の大容量の録画ファイル保存専用のHDDのフォルダに指定します。
  • 録画フォーマットは、flvファイルやmp4ファイル等、いろいろ選べますから、好きにしてください。
  • オーディオトラックは弄らなくていいです。
  • エンコーダは、「x264」でいいです。
  • 出力はリスケールしないので、チェックは入れません。
  • カスタムマルチプレクサーは、よく分からないので設定しません。
  • レート制御は、ビットレート固定のCBRにします。この辺の設定は、配信と同じ設定にします。

私のようなCore i7 6700Kのオーバークロックでハイスペックなパソコンだと、配信も録画も同時にしても、処理速度に余裕があるので、カクついたり、ブロックノイズがでることはないです。

ただし、「特定バッファサイズを使用」にチェックを絶対に入れないようにしましょう。これが音ズレの原因になります。

HDMIキャプチャデバイスのハードウエアエンコードをするAVT-C878のようなものは、USB2.0で転送するために圧縮された動画ファイルになります。PCに録り込んだデータを1度デコードするために、マシンパワーを猛烈に使います。QSVが有効であればCPUパワーに余裕がでて配信時の音ズレが起きにくくなります。 

S爺
そもそも、バッファを使うような不安定で遅いインターネット回線を使う人は、プレイ動画のリアルタイム配信はしてはいけません。

自分のパソコンに、いったん録画してから、それを編集してアップロードするようにしましょう。

配信開始と停止をして、配信テスト

配信開始のボタンを押すだけ

設定ができたら、配信開始ボタンを押して配信してみます。

別のパソコンやタブレットで、自分のライブストリームのページを開いて、配信ができているか?を確認してみましょう。配信開始ボタンをおして配信が始まっても、実際には少し遅れて配信が始まります。

YouTube ライブストリームは、自動で録画してくれているので、それを見ながら、ビットレートなどの調整をしていきます。

LadioCast

Mac側からOBSで配信しているゲームの音を出したいという人がいると思います。その時は、LadioCastというMac用のミキサーアプリケーションを別に起動して、Mac側の音を出す設定します。

私は、ゲームの音をAVアンプからの5.1chのサラウンドでプレイしているので、配信している自作PC(OS X El Capitan)から、ゲームの音を出しません。

OBS単体でMac側に配信している動画の音声を出力しないという、私には都合が良い仕様になっています。

LadioCastは、App Storeで無料で手に入ります。作者は日本人です。無料配布に感謝です。 

入力出力の振り分け

Macの音声の入出力の4系統を設定できます。

入力と出力メインを設定

AG03は、YAMAHAのUSBオーディオインターフェイス・ミキサーです。ウエブキャスト用に作られているので、使い勝手は、とても良いです。

使い勝手も良く使いやすい

AG03もループバック機能を持っているので、マイクは、AG03につないで、入力にAG03を加えておけば、AG03側で調整しつつ、LadioCast側でも調整が必要になります。

OBSで配信して起こるトラブルや問題の対策方法

LadioCastで設定したらMacからゲーム音楽が聞こえるようになったが、音が悪い。

OBSとLadioCastの再起動を試してみると改善することがあります。

マイクからの音がズレる

OBSのマイクの音声を弄ります。あまり改善しないこともありますから、あきらめて録画したものにアフレコしてください。

まとめ

この記事は、2016年11月4日に、ライブドアの旧ブログに書いたものを、リライトして再掲載しました。

フェスマッチで4時間以上の連続ライブに耐えられる

これで、Nintendo Switchのプレイ動画配信も、問題なく行えています。









  • この記事を書いた人

S爺

週末にゲームに興じるジジイです。一ヶ月1万円で遊べる趣味を探求しています。

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