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IPv6 の基礎知識 まとめ

投稿日:2018年6月17日 更新日:

IPv6 って何?

IPv6は、アイピーヴァージョンシックスと読む。

今のインターネットは、IPv4(アイピーヴァージョンフォー)という規格。その拡張版が、IPv6。

すでに、2011年頃から日本でもフレッツクスクエアなどで使われている”枯れた”技術だが、未だにインターネットのサイトやサービス側がIPv4のままでIPv6に対応していないことから、ゆっくりと普及している。

回線業者やインターネットプロバイダー業者がIPv6対応をアピールしてシェアを拡大しようとネットでステマを展開している。(ipv6)

IPv6 でできること

いままでの、IPv4のアドレス空間(32ビット、約43億弱)が足りなくて、切り替えるなどのやり繰りしていたためにインターネットでの接続が遅くなっていた。

IPv6は、128ビットのため割り当て個数が事実上無限になった。世界中のインターネットにつながる機器すべて、一つ一つにユニークな(唯一の)IPアドレスが割り当てられるので、(差し替えたり、やりくりしたりする手間がかからないから)最適の通信速度が得られるようになる。

  • インターネット上のサイトやサービス
  • プロバイダー(ISP)
  • 接続する端末のユーザー(エンドユーザー)

互いの条件がそろえば、混雑して遅くなることが改善される

S爺
混雑していたのが軽減されるだけで、つなぐ先すべてが爆速でつながるわけじゃないんですよ。

IPv6 IPoE って何? PPPoEとは違うの?

いままでのIPv4のPPPoE接続

旧来のIPv4がインターネットのプロバイダーに接続する時にPPPoEという方式を使う。(ipv6ipoe)

基地内でのプロバイダとの接続サーバーが混雑している

IPv6なら、IPoEという接続方法が使えるので、日頃から混雑しているIPv4のPPPoEの接続先(サーバー)をさけて、インターネットに接続できる。

基地局内では…

サーバーのイメージ

こんなのが、ずらずらと空調の効いた部屋に並べてあって、ものすごい数の配線が裏とか表とかにつないである。これらがネットワークサーバーとして働いている。ファンの音が凄まじい。

PPPoE → IPoE

PPPoEは、IPoEのデータ通信より、変換して元に戻すという一手間(Ethernet内にトンネルを作る手間)がかかるので、みんなが集中すると終端のサーバーに負荷がかかって遅くなってしまう。

IPoEは、我々がパソコンでLANとして使っているデータ通信で身近な存在である。これが、ネットにそのままつながるのだから、遅くなるわけがない。

ただし、インターネットにIPv6でIPoE接続するには、VNEという接続事業者でなければならない取り決めがある。

VNE接続事業者(VNE:Virtual Netrwork Enabler)

末端のユーザをIPv6でインターネットに直接接続する「IPoE」での接続サービスを許可された業者。(どの会社でも自由勝手きままにつなぐことは許されないw)

Wikiペディアによれば、

2018年3月時点におけるVNE事業者は以下に列挙する通りである。

  • BBIX株式会社
  • 日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)
  • インターネットマルチフィード株式会社
  • ビッグローブ株式会社
  • 株式会社朝日ネット
  • NTTコミュニケーションズ
  • フリービット株式会社
  • アルテリア・ネットワークス株式会社

の8社が登録されている。今後も増えるのは必須だ。

こういった事業者になるためには、コストがかかる。企業体力のある大手プロバイダーは、自前でVNE接続事業者になれる。

体力のない弱小のインターネットプロバイダーは、VNE接続事業者と提携することで対応していくことになる。接続コストがかかるので、追加料金徴収という形でユーザが負担するようになる。

IPv6の接続方式

  1. IPv6 IPoE
  2. IPv6 PPPoE(使われない)
  3. IPv4 over IPv6

などがある。

IPv6 IPoE

IPv6が策定され、実装された当初から理想的な接続形態として注目されていた。(ipv6ipoe)

理想的な接続形態

IPoEは、我々エンドユーザが、パソコン同士をつないで使うLANで使うデータ通信接続方式と同じなため、使う通信機器(ネットワークサーバー)が既存の物が流用でき、速度低下につながる認証のサーバーが省けるという、良いことづくめの接続方法。

この方式なら、

いままで通りの、IPv4 PPPoE接続の料金のままで、IPv6が使える。

ただし、

  • インターネット上にあるサイトやサービスが、IPv6に対応していなければつながらない
  • NGN内は1Gpbs以上の速度がでても、プロバイダーの回線速度が遅いので意味がない
S爺
プロバイダーとしても、IPv6 IPoE接続サービスは追加料金なし(無料)にすることで回線速度不足に対する不満を減らそうとしています。

IPv6 PPPoE(使われていない)

PPPoE接続自体が古いので

IPv4でやっていたPPPoE認証接続は、技術的にIPv6でもできる。

我々(エンドユーザ)側も、この仕組みに対応し、プロバイダー側も専用の機材(サーバー)を追加しなければならないというコスト面での負担が大きい。さらに、速度面でもNGN内で速度が制限されるなど、メリットがないので、採用するプロバイダーがなかった。

IPv4 over IPv6

インターネット上には、IPv6に対応していない、IPv4でしかつながらないサイトやサービスが未だに過半数を超えて存在する。

端末のユーザーがIPv6で接続したままで、旧IPv4のサイトに接続するためには、IPv6をIPv4に自動で切り替えて接続する設備(ネットワークサーバー)が必要だ。それが、「IPv4 over IPv6」という仕組みだ。

IPv4 over IPv6の設備には金がかかる

「IPv4 over IPv6」のための切り替える設備は、サーバーや接続機器、それを維持管理する人件費、基地局の間借り賃と、とにかく金がかかるものだ。

このIPv4をIPv6やIPv4と自在に切り替えるサービスを

  • DS-Lite
  • v6プラス
  • transix
  • IPv6 IPoE + IPv4 ハイブリッド

などと、VNE事業者が、独自に名前を付けて、提携するプロバイダーにサービスを提供している。その分のコストは、ユーザが追加料金をはらうようになっている。

S爺
ネットの検索で上位にいるアフィリカスブロガーが、口をそろえて「v6プラス」などのIPv4 over IPv6 が使える「プロバイダーと回線業者のセット」を宣伝している理由は、紹介料(アフィリエイト報酬)が高額だからです。

通信速度が速くなるわけではなく、都会の密集地のインターネットの混雑で遅くなっている人が、すこしでもマシになるというくらいのものです。

Asahiネットのような大手は、自身がVNE接続事業者となり内包することでコストダウンし、NTT フレッツを使う一般ユーザに対しては、切りかえサービス(IPv4 over IPv6)をしないことで追加料金を無料でIPv6対応にしている。(ipv4overipv6)

注意ポイント

IPv4 over IPv6の技術は、いろいろと癖があって、我々エンドユーザが使う、Wi-Fiルーター側の相性がシビアに問われる。

こういう不安定な技術は、Wi-Fiルーターのメーカー、プロバイダー(ISP)両方にとって、慢性的な人不足で悩むサポートの負荷になるためできるだけ避けたいはず。

我々エンドユーザとしても、最初から対応しないとアナウンスしてくれた方が割り切れるので都合が良い。

目先のわずかな速度向上よりも、安定性を重視した日頃の使い勝手の方が優先されるのだから。

IPv4 over IPv6 の欠点、問題点
  • IPv4と同じ扱いにはならない
  • 機器(HGW、Wi-Fiルーター)の貸し出しとセットで、月額500円程度の別途追加料金が発生
  • 手続き、解約で、手数料をとられる
  • ダイナミックDNSサービス、固定IPアドレスサービスは、IPv4のものなので使えない
  • Nintendo SwitchやPS4などで使われる分散型のネット対戦通信ができないことがある
  • 他のv6サービスと互換性がない

IPv6対応のWi-Fiルーターが必要

我が家が契約しているインターネットプロバイダも、2017年にIPv6 IPoEに対応した。ただし、IPv4 over IPv6には対応してない。

PA-WG2600HP2

現在使っている Wi-Fiルーターは、PA-WG2600HP2なので、本体自体はIPv6に対応していない。しかし、IPv6はそのままPA-WG2600HP2を透過する「パススルー」の設定にしてあるため、MacやWindows 10のパソコンは、そのまま、プロバイダ経由でインターネットにつながっている。

YouTubeは、IPv6でつながっているためか、夜のネットが混雑する時間帯でも、表示がもたつくという症状は起きなくなった。それくらいしか、IPv6の恩恵を実感できるところはない。フレッツスクエアのネット速度測定で、800Mbpsとかでて喜ぶくらいだ。

PA-WG2600HP3をテストする

PA-WG2600HP3

2018年7月に発売になった PA-WG2600HP3で、IPv6 IPoEに本体が対応したため、その辺を詳しくレポートしていきたい。

ロードテスト
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IPv6 確認方法

プロバイダーがIPv6に対応してしていなくても、

フレッツスクエア(NGN)内にある(NTT西日本の場合)NTT-West(https://www.club-ntt-west.com/)は、IPv6で認証と接続をする。

インターネット回線をIPv6にするためには、

  • NTTフレッツ光ネクスト などの回線業者に対してIPv6に対応するように手続き
  • プロバイダーが、IPv6に対応

の2つのポイントがある。

通常は、プロバイダからIPv6対応の案内が来たら、プロバイダ側からNTTの光回線に対して設定変更を依頼してもらって、IPv6に対応するようになる。

プロバイダーの個人設定ページにいけば、IPv4か、IPv6で接続しているのか? 分かるページがあるので、そこで確認する。

IPv6 おすすめ プロバイダー

基本的にない。

光回線業とプロバイダのセットで「2年縛り」をユーザに強要するアフィリカス(ASP)による誘導広告だらけという嘆かわしい状況。

「IPv4 over IPv6」のコストを回収するため、光ファイバー回線業とプロバイダーとセットでの加入を強引にすすめて、ユーザを2年、3年縛りにする商法を展開している。

IPv6に関する取り扱いで、「IPv4 over IPv6 に対応せず、IPv4 PPPoEと併用」と明記しているプロバイダーが、無理な誘導をユーザに課していないので多少安心できるという程度のものだ。

Asahiネット

IPv6 おすすめルーター

PA-WG2600HP3でテスト開始した。

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といっても、プロバイダーが、IPv4 over IPv6に対応してないので、従来のPv4 PPPoE接続で、IPv6は、パススルーのWG2600HP2と同じように、MacやWindows 10パソコンやスマホの端末で自動で切り替える接続になっている。

  • 回線が遅い
  • 勝手に切断される

という、致命的な問題や不満がないので、満足している。

まとめ

IPv6に関するまとめページは、ガジェットをあつかうブロガーとして非常に重要な項目なので、手間と時間を取られるが作っておくことしにた。

こんなことを書いている人は嘘つき

  • NUROが、一番安くて爆速です
  • v6プラス のプロバイダと回線業者とセットで加入しよう!
  • NTT西日本、東日本のフレッツは遅い
  • インターネットプロバイダーは、○○がベストです

バイアスのない、公平な判断ができる情報はネットを検索しても出てこないという悲惨な状況をなげいていても仕方がない。なので、自分用にまとめたページをつくった。

S爺
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なので、私が作りました。









  • この記事を書いた人

S爺

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