このページは、インターネットへ接続する機器の設定で、よく使う専門用語をまとめています。
アンカーリンクで参照するためのページです。
アルファベット順
ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)
非対称デジタル加入者回線という。電話局から銅線(ツイストペアケーブル)をひっぱって使っていたアナログ電話に、デジタル信号を流してインターネット通信ができるようにした常時接続型通信技術のこと。
下り、つまりダウンロードは速いけど、登り、アップロードは極端に遅いということから、「非対称」と言われた。2023年1月、廃止された。(adsl)
AES(Advanced Encryption Standard)
WPA-PSK で使用する暗号化方式の 1 つ。解読されにくい。(aes)
ANY接続拒否
無線LAN端末(PCやスマホなど)から、接続先SSIDが「ANY」や「空欄」での接続を拒否するセキュリティ機能。
「SSIDステルス」とは別の機能なので区別しよう。(any)
CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)
PPP で接続の際にユーザを認証するために利用する認証用プ ロトコル。他に、PAPというのがある。
パスワードから生成するビット配列を毎回使うので解読されにくいと言われる。(chap)
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol )
ネットワークにつながる機器は、TCP/IP プロトコルを使い、お互いに区別するために、それぞれに固有の IP アドレス を割り振る。
DHCP は、IP アドレスを各端末に自動的 に割り振るためのプロトコル。
DHCP サーバから、IP アドレス、デフォルトゲート ウェイやドメイン名など、IP アドレス以外の情報もわりふられるので、ネットワークの設定、管理が簡単。
しかし、このDHCPの自動割り振りの弊害として、IPアドレスの重複による接続障害が起きやすい。(dhcp)
DHCPクライアント
DHCPサーバから、IPアドレスをわりふられた端末、機器の OSなどシステム(dhcpcli)
DHCPサーバ
DHCPを配布・管理するシステム・サーバ(dhcpserv)
DMZ(DeMilitarized Zone)
インターネット側からのアクセスを、指定したパソコンなどの端末・ホストに転送する機能。
P2Pやネットワークゲームなどを使用するときに用いる。インターネットからの攻撃に常にさらされるので、DMZに指定されたパソコンやゲーム機の管理に注意しよう。(dmz)
DNS(Domain Name System)
インターネット、イーサーネットなどのTCP/IP ネットワークで使われる、IPアドレス帳のこと。
ドメインという名前と実際のアドレスを関連付ける”電話帳のような”システム。(dns)
DNSサーバ(ネーム サーバ)
ホスト名と IP アドレスとの対応表を持っており、ホスト名の 問い合わせに IP アドレスを通知するサーバ。
通常は、Wi-Fiルーター(ブロードバンドルータ)のIPアドレス、192.168.?.1 に指定するだけで自動でやってくれる。
ネットサーフィンをして、サイトへの切り替えが遅かったり、つながりにくいトラブルが頻発する場合は、契約するプロバイダーのDNSサーバーのIPアドレスを指定する。(dnsserv)
IEEE802.11a、IEEE802.11b、IEEE802.11g、IEEE802.11n、IEEE802.11ac
無線LANの規格。詳しくはこちらで解説。
HGM(Home Gate Way)
ホームゲートウェイといって、光ファイバー回線の家に置かれる、電話とインターネット回線をつなぐ機械のこと。
光回線終端末(ONU)、IP電話への分岐、Wi-Fiルーターの3つの機能を持つ。新規のWi-Fiルーターを自分で買って使う場合は、Wi-Fiルーター機能を停止して使う。(hgw)
IoT(Internet of Things)
インターネットにつながる機器の総称。
狭義としては、「センサーとネットワーク機能を持った単純な機器」のことを意味する。
ネットワークカメラ、ネット経由でコントロールできる家電、外気温湿度や気圧などの気象観測装置、スマートスピーカー(AIスピーカー)、など、たくさんある。(iot)
IP(Internet Protocol )
異なるネットワークの間でデータ通信(パケット転送)をするためのルール、取り決め。
IP アドレス
インターネット、LANなど TCP/IP を使ったネットワーク上 につながる全ての機器やシステムを、それぞれ識別するための番号。
32bit の値を もち、8bit ずつ 10 進法で表した数値を、ピリオドで区切っ て表現する。
インターネット側のIPアドレス(IPv4)は、枯渇すると言われている。
LAN(プライベート IP アドレス)の例として、192.168.1.12、192.168.0.51など、192.168.*.* ( * は、0〜255 )で割り当てられる。(ipadd)
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IP マスカレード
ポート番号を使うことで、インターネット側で割り当てられた一つの”グローバル IP アドレス”を、複数のLAN内の”プライベード IP アドレス”の端末や機器へ振り分ける。(ipmasq)
IP 電話(あいぴーでんわ)
インターネットの回線上に、電話の音声をのせる電話回線の技術。 VoIP(Voice on IP)を言う。NTTのいう「ひかり電話」も、IP 電話の範疇(はんちゅう)に入る。
IPoE(IP over Ethernet 、アイピーオーイー)
日頃、パソコンでEthernetケーブルでデータ通信をしているIPパケットプロトコル。一般的なものである。
エンドユーザとプロバイダー(ISP)との間で通常使われているPPPoEとは違い、データはそのまま送受信される。
IPv6で、プロバイダー(ISP)に直接接続する方式として、脚光を浴びている。(ipoe)
IPv4(アイピーヴァージョンフォー)
インターネットでつかうプロトコル(通信手順様式)の一つで、TCP/IPの標準として長く使われてた。
ネットの拡大により、IPv4ではカバーしきれないため、IPv6に順次変更になっている。
IPv6(アイビーヴァージョンシックス)
インターネットで使うプロトコルのIPv4の拡張版。(ipv6)
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IPv6 の基礎知識 まとめ
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LAN(Local Area Network)
家、学校、会社などにある、スマホ、タブレット、パソコンやプリンタ、ゲーム機、IoT機器 などで構成される小規模なコンピュータネットワーク。(lan)
LANケーブル
ネットワーク用のケーブルで、8本のリード線が入ったケーブルのこと。コネクタは、RJ-45という規格で、自分で作れる。
カテゴリが決まっていて、一般家庭では、カテゴリ6(Cat6)を使う。十年以上前は、カテゴリ5(Cat5)とかのLANケーブルを使っていた。古いまま使っている人は、カテゴリ6のケーブルでつなぎ直すことをおすすめしたい。
カテゴリ7のケーブルは、専用のスイッチングハブやルーターなど、Gbpsを扱うためのネットワーク機材の環境が整った状態で使うものなので、一般家庭では、その性能を発揮できないので、まだ使う時期ではない。(lancable)
NGN(Next Generation Network)
通産省や自治省など肝煎りで、地方にも光ファイバー通信網が作られている。NTTのフレッツ網も、この中に組み込まれている。(ngn)
MACアドレス(マックアドレス)
ネットワーク上で機器の区別をするためにハードウェア(LAN カード、通信チップ)につけられた固有のアドレス。ユーザーは、MACアドレスを決められません。偽装はできます。(macad)
MACアドレスフィルタリング(マック アドレス フィルタリング)
無線LANの通信のセキュリティ機能の一つ。通信できるMACアドレスを指定することで、あらかじめ登録したMACアドレスの機器だけと通信ができる仕組み。(macfilter)
ONU(Optical Network Unit)
光ファイバーの通信に使われる終端装置のこと。光ファイバーから送られてくる光の信号を電気のデジタル信号に変換する。光ファイバーのインターネット回線を引くと、必ずどこか(HGW内蔵が多い)に付いている。(onu)
PAP(Password Authentication Protocol )
インターネット回線へ接続(PPP リンクの接続)を確立するときに認証するプロトコル。(pap)
Peer to Peer(P2P)
ピアーツーピアと言う。ネットワークでパソコンやスマホなどの端末が直接つながりあう通信状態のことを言う。(P2P)
PING(Packet InterNet Groper )
インターネット(TCP/IP ネットワーク)で、データ通信(パケットの送受信)テストを行うコマンドのこと。
「 ping うってみた?」とは、ターミナル(コンソール)から、「 ping コマンドを相手のサーバのIPアドレスへ向けて送信してみたか? その結果は?」という意味になる。(ping)
PPP(Point to Point Protocol )
コンピューター(サーバーなども)同士を接続するプロトコル(信号の取り決め)の一つ。昔のアナログ回線やINSネット64回線を使ってインターネット接続するために使われていた。
PPPは、ユーザーの認証、IPアドレスの割り当ても行う機能を持っている。(ppp)
PPPoE(Point to Point Protocol over Ethernet)
ADSL常時接続型サービスで使用されはじめたユーザ認証やIPアドレスの割り当てができるPPP(Point-to-Point Protocol)というプロトコルの機能をEthernet上に流す仕組み。
今の光ファイバー接続になっても使われている。
二つの接続ノード間で接続が完了すると、PPPをトンネル化してEthernet上に流すため、トンネル接続方式とも呼ばれている。
RJ-45
LANケーブルのプラグ、モジュラージャックのこと。カシメ・ペンチがあれば、自分で作れる。(RJ45)
SIP(Session Initiation Protocol)
インターネット回線を使ったデジタル電話、ひかり電話などに用いられる通話制御プロトコル。
SSID(Service Set Identifier)
スマホやゲーム機をつなごうしている自分のWi-FiルーターやWi-Fiアクセスポイントの名前として、おなじみ。
無線通信する端末をグループ分けするための識別子(名前)。
SSIDの機能拡張版が、ESSID(Enhanced SSID、ESS-ID)で今はESSIDが主流だが、SSIDの名前で使われてる。(ssid)
TCP(Transmission Control Protocol )
データの転送を制御するプロトコル。信頼性の高いデジタル通信を実現する仕組みになっている。
送信先へ接続してデータ送信し、受信側は受け取ったデータの確認をしてエラーを訂正する。(tcp)
TCP/IP (Transmission Control Protocol / Internet Protocol )
インターネットや LAN で一般的に使われている TCP というプロトコル。(tcpip)
TKIP(Temporal Key Integrity Protocol )
WPA-PSK で使用する暗号化方式の 1 つ。RC4 という暗号化アルゴリズムを採用している。
UDP(User Datagram Protocol)
インターネットやLANで使われるプロトコルの一つ。
TCPと比べて、分割して送るデータが正しく送れたかを確認する行程がないので、データを高速で送ることができる。音楽や動画のストリーミングに使われている。(udp)
UPnP(Universal Plug and Play)
パソコンや周辺機器、AV 機器、電話、家電製品などの機器をLANにつないで、お互いに接続して連携できるようにする仕組みのこと。
つなぐだけで、自動設定してくれる超便利機能。うまく動作しない時は、UPnP機能をオフにして自分で設定するとか、面倒なことになる。(upnp)
USB(Universal Serial Bus)
キーボードやマウス、モデムなどの周辺機器とパソコンを結ぶデータ通信の規格として始まったインターフェイスの一つ。
ジョブスがAppleに復帰したブラウン管のiMac(Bondi blue)がUSBを採用して普及が始まった。
USBは進化しつづけており、USB-Cにいたっては、信号線としては最高速レベルを誇る。電力の供給も100Wまでなった。
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VoIP(Voice over Internet Protocol)
インターネットやLANのような TCP/IP ネットワーク上 で音声通話、電話をする技術のこと。
社内 LAN を使った内線電話やインターネット電話などに使われている。通話料がかからないのがメリット。(voip)
VPN(Virtual Private Network )
インターネットを通過して、つないだ拠点先と暗号化した安全な通信をすることで、使っているユーザはLANにつながっているのと同じ感覚で使える「仮想プライベートネットワーク」の技術。(vpn)
WAN(Wide Area Network )
LANの逆、つまりインターネットのこと意味する。ルーターのWANポートといえば、インターネット回線側、つまり、ONUにつなぐ。
Webブラウザ
ネットサーフィン、ホームページなどを見るためのアプリケーション。ブラウザ。
Chrome(Google)、Edge(Microsoft)、Safari(Apple)など。
WEP(Wired Equivalent Privacy)
無線LANの接続するときの、セキュリティ方式の一つ。ユーザが指定した任意の文字列(WEP キー)を設定し、お互いにWEP キーが一致した場合のみ通信できるようになる。セキュリティ的に、まったくダメなので、今は使われない。
WEPの無線LANアクセスポイントをクラックして使うツールがあるので、Wi-FiルーターでWEPの設定を常時オンにしてはいけない。(wep)
WPA(Wi-Fi Protected Access)
WEPがダメダメなので、WPAという暗号形式が主流になった。
WPA2(Wi-Fi Protected Access2 )
WPA の新ヴァージョン。AES 暗号化に対応した WPA よりさらに強化された暗号方式。2017年10月にKRACKという脆弱性が見つかっている。
WPA3(Wi-Fi Protected Access 3)
WPA2のKRACという脆弱性を解決するために、2018年6月25日にリリースされた新規格。2019年以降のWi-Fiルーターには搭載されている。
Wi-Fi 6
6GHz、5GHz、2.4GHz帯の周波数チャンネルをたくさんつかって、有線LANの110MB/秒を超える500MB/秒の転送速度を出せる新規格。(wifi6)
Wi-Fi 6E は、6GHz帯を使って バンド幅を広くとって速度を上げた。
WPA-PSK/WPA2-PSK(Wi-Fi Protected Access Pre-Shared Key/Wi-Fi Protected Access2 Pre-Shared Key)
WPA/WPA2 セキュリティ設定の認証方式。-PSK(Pre- Shared Key) を使うと、認証サーバを用意しなくても WPA/WPA2 セキュリティ設定を使用できるのが一番のポイント。
WPA-PSK/WPA2-PSK には、AES や TKIP などの暗号化方式がある。 現在、最も使われている認証方式で、暗号化のAESとセットになっている。
Amazon Alexaでは、「WPA2 Personal」という表記になっていて戸惑った。
(psk)
100BASE-TX
イーサネットの通信方式の一つで、ツイストペアケーブルで、最大 100Mbps(12.5MByte/秒)のデータ転送速度がでるはずだった。しかし、当時は、2〜5MByte/秒(16〜40Mbps)がでれば御の字だった。
1000BASE-T
100BASE-TXの上位互換の通信方式。ツイストペアケーブルで1Gbps(125MByte/秒)が出せる。ケーブルは、カテゴリ5以上を推奨。今の主流で、実際には、120MByte/秒(960Mbps)が精一杯というところだ。(thou)
アイウエオ順
ア行
アドホック通信(ad hoc mode)
無線LANの端末同士の一対一で通信する方式のこと。アドホックモードとも言う。(adhoc)
対するのが「インフラストラクチャーモード」
暗号キー
認証手続きのための文字や数字でつくられたパスワードのこと。
今は、WPA-PSK/WPA2-PSKの認証キーのことを言う。(angou)
イーサネット(Ethernet)
LANの通信方式。10BASE、100BASE-TX、1000BASE-Tの規格がある
インフラストラクチャ通信(infrastructure mode)
無線LANのアクセスポイントを使って、それぞれの無線LANの端末が通信する方式。インフラストラクチャーモードとも言う。
ちなみに、EyefiカードやEOS Kiss X8i、X10などのWi-Fi機能は、このインフラストラクチャーモードが使えてLANを使うので、二階で撮影したカメラのデータを地下室のパソコンの中に順次転送できる。
端末同士が無線LANで直接やり取りをするのは、アドホック通信(infra)
隠蔽されたSSID
隠蔽(いんぺい)つまり、隠されたSSIDのこと。ステルスSSID(inpei)
エコー・キャンセラ(Echo Canceler)
電話やネット回線の通話、ボイスチャットで、自分の声が相手側のマイクに拾われて、山びこや反響、ハウリングが起きる現象をエコーノイズと言う。そのエコーノイズを防止するのが、エコーキャンセラ。
ワイヤレスのヘッドセットには、エコー・キャンセラ機能がついていることが多い。ノイズキャンセラーという人もいて、ワイヤレス・ヘッドホンの周辺音の逆位相によるノイズキャンセル機能と混同しているので注意。
カ行
回線終末装置(ONU)
光デジタル端末の終端装置。光ファイバーのBフレッツは、ONUと言う。(onu)
クライアント(client)
ネットワークの中で、サーバーからのサービスをうける端末をクラアントと言う。
クラウド(Cloud)
多量のユーザーや機器がインターネットで複雑に つながっている状態を雲のように例えて、クラウドと言う。(cloud)
ゲートウエイ(gate way)
通信プロトコルが違うネットワーク同士をつなぐための変換装置。昔は、ネットワークカードを複数枚さしたコンピューターサーバーだったので、ゲートウェイ サーバと言う。
ゲスト用SSID
普段は使用を停止しておく。友人や客人が来て、スマホやタブレット、パソコンをインターネットにつなぎたいと言われたら、ゲスト用のSSIDを使用開始して、アクセスしてもらう。
LAN内をのぞかれたり、アクセスされないように、必ず「ネットワークセパレート機能」「ネットワーク分離機能」が有効になっていることを確認するように。
客人や友人が帰ったら、ゲスト用SSIDは停止します。不用意に接続して、LAN内のファイル共有ができなくて慌てることになる。
固定IPアドレス(ローカル固定IPアドレス)
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固定IPアドレスのやり方 まとめ
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サ行
サーバ(server)
ネットワーク上で、さまざまなサービスを提供するコンピュータのこと。
インターネットでは、ホームページを表示するのは、httpサーバ。 こういうブログは、データベースサーバとそれをブラウザで表示できるようにするクライアントソフトが、hpptサーバとして機能する複雑は構造になっている。
レンタルサーバーというのは、サーバーを月極で借りている。
サブネット(sub net)
巨大なネットワークを細かく分割して、管理する単位のネットワークをしめす。
IPアドレスは、このサブネットと端末のホストアドレスで構成されている。(IPアドレスとサブネットマスクの各ビットの論理積がネットワークアドレス)
サブネットマスクで、ネットワークアドレスの上位何ビットまでかを指定する。
たとえば、LANの場合、
- IPアドレス:192.168.0.12(十進法表記)
- サブネットマスク:255.255.255.0(十進法表記)
というかんじに表記される場合、「192.168.0」までが、サブネットマスクで指定したネットワークの場所を意味していて、「12」がホストのアドレス番号だと解釈すれば良い。
ステルスSSID
無線LANのアクセスポイントのSSIDを名のらないで隠蔽するセキュリティ方法。
「SSIDの隠蔽」、「SSIDのステルス化」、「ESS-IDステルス機能」とも言う。
Wi-Fiでつなごうとする端末側には、ステルスSSIDは表示されないので、自分でSSIDを入力してから、暗号キーなどを入力する手間がかかる。
セキュリティの面で効果がなく、接続しにくい問題があるので、今は使われない。(stealth)
静的 IP マスカレード(static IP masquerade)
IP マスカレードを使う時に、LAN側の端末を決めて指定する。ゲーム機やパソコンでネット対戦をするときに、UPnPが機能しない時に使う。
ストリーミング(streaming)
データをダウンロードしながら見る、動画や音楽などの転送で使う方式。(stream)
セッション(session)
接続している状態のこと。ネットワークに接続することを、「セッションの開始」と言い、回線をきることを「セッションの終了」と言う。
タ行
チーミング(Teaming)
複数のネットワークカード(NIC)を束ねて、一つのNICとしてあつかうネットワーク仮想技術。マザーボードにLANポートが二つある場合、それぞれにLANケーブルをつないで、あたかも1本のLANケーブルのように使える。
1本で1Gbpsなら、2本なら2Gbpsでるわけではないが、そこそこの速度アップが見込める。ただし、仮想技術のため、Windows 10のアップデートの度に、クリアされて再設定を余儀なくされるので、私は使わない。(teaming)
チャンネル(Channel)
無線通信で使える周波数の幅の間を分割して、それぞれの周波数で通信ができるようにしている。その一つ一つの周波数をチャンネルという。
別の通信とは、同じ周波数が使えないので、別の周波数(チャンネル)を使うようにしている。混雑したところでは、使える周波数がなくなって、うまく送受信ができなくなる。チャンネル不足。
テザリング( tethering)
インターネットのデータ通信ができるスマホやタブレットを介して、パソコンやゲーム機をインターネットにつなぐ方法のこと。
iPhoneでは、「インターネット共有」のこと。
このテザリングに特化した端末を、モバイルWi-Fi、ポケットWiFi などと言う。(tethering)
ドメイン(domain)
領域のことで、ネットワークの中のそれぞれの領域、エリアをドメインという。
トンネル接続方式
IPv6を語る上で、PPPoE (PPP over Ethernet)の接続方式のことを言う。
Ethernetという広義のネットワーク上で、特殊なプロトコル形式を分割カプセル化して通信する仕組み。
Ethernetの中にトンネルを一つつくって、そこに専用のデータ形式の通信をするというイメージだ。(tunnel)
ナ行
ネットワーク分離機能
ゲスト用のSSIDやWEPでの接続を、家族以外に使わせる場合に設定されていることを確認する。
子供らの友達がもってきているNintendo Switchや3DSに開放する場合に、これを設定しておく。
LAN内を見られたりアクセスされることなく、インターネットへの接続だけをする仕組み。(netseparate)
ネイティブ接続方式
IPv6を語る上で、普段使っているLANのEthernetのデータ通信方式 IPoEの接続方法のことを言う。(native)
ノード(node)
コンピューターのネットワークシステム(ネットワーク サーバー)の中継点や分岐点部分のこと。
それぞれの役割分担機能のあるネットワークサーバーの一つ一つをノードと呼ぶことがある。
大量のサーバーをつないで使う場合、一つ一つの小さなブレードサーバーを一つのノードということもある。(node)
ハ行
ひかり電話
NTTの提供するIP電話
ピアーツーピア
ファイアウォール(Fire Wall)
防火壁、転じて、インターネット側から仕掛けてくる攻撃を防ぐシステム。
プロキシサーバ(proxy server)
代理サーバーのこと。
光ファイバーでIP電話とインターネットを使う「プロキシサーバ」は、ひかり電話のSIPプロトコルの接続を代行し通話ができるようにしてくれる。
通常は、Webページなどを見る時に、表示を早くしたり、誰が見ているのか?というこちらの情報を隠蔽したりすることができる。
ゲーム機などで、プロキシサーバを設定する項目があるが、一般家庭では無視して良い。
ネットで人気商品を買うとき、カートのアイコンが出ないと言う人がいるが、使っている携帯電話会社のプロキシサーバのために、リロードが効いていないというだけの話もあるので、注意が必要だ。(proxy)
ポートセパレート
WEPなどのセキュリティの甘いアクセスポイントとして開放した時、勝手にWi-Fiルーターの設定ページにアクセスできないように分離する機能です。
「ネットワーク分離機能」も同じで、ゲスト用の無線LANのアクセスポイントを開放している時に、LAN内をのぞいたり、アクセスされないようにして、インターネットだけに接続させるようにします。(portseparate)
ポート番号
ネットワーク TCP/IP プロトコルでの通信で使うユーザやアプリケーションを識別する番号。0〜65535もある。そのうち、0〜1023までは、国際的に決まっているので勝手に使えない。49151番までは、登録されているので、それ以上は自由に使って良いことになっている。
ちなみに、Webブラウザで使う通信(http)ポートは、80番、httpsは、443番。(port)
ポートフォワーディング(port forwarding)
特定のポートにくるデータ信号を、LAN内の端末(ゲーム機やパソコン)に転送すること。
オンライン対戦ゲームをしようとしても、つながらないことが良くある。UPnPが正しく機能していないことが原因なのだが、ポートフォワーディングで、指定されたポート番号のTCPやUDPの信号を、ゲーム機に送る設定をルーターでしてやることで解決できる。(portforwrad)
マ行
マルチセッション
ネットワークに複数同時に接続することを、マルチセッションという。
Wi-Fiルーターの場合は、AとBのプロバイダーに同時に接続している状態を言う。(multisession)
無線LANアクセスポイント
無線LANの端末が通信をする送受信機、トランシーバのこと。
「ルータ機能を使わずに、有線LANにつないで、Wi-Fiの機能だけを使うWi-Fiルーター」は「インフラストラクチャーモードで使う」という。この時のWi-Fiルーターは、「無線LANアクセスポイントのみとして使う」と言う。
無線ネットワーク名(SSID)
SSIDのところで説明済み
メッシュWi-Fi
Google のWi-Fiルーターで使われている中継システム(子機)のこと。
Googleが特別に作ったわけではなく、元々、Wi-Fiルーターの中継で同じ機能のものは存在する。
伝送にWi-Fiを使うので、複数チャンネルを使う高速なWi-Fiを使うノートパソコンユーザには向いていない。あくまでも、スマホやタブレットを常用するライトユーザ向けの仕組みである。(mesh)
ヤ行
有線LAN
ケーブルを使ってネットワークをつくること。通常は、イーサネット・ケーブルのことを言う。
デジタル通信には、光ファイバー、同軸ケーブル、Ethernetケーブルなどがある。
25年前、Apple ComputerのMacintoshには、4芯の電話線を使ってAppleTalkというネットワークを作れる「PhoneTalk」というのがあった。パソコン同士がネットワークでつながってプリンターに出力できたり、ファイル共有ができるという画期的なことだった。
ラ行
らくらく無線スタート
NECのAterm というWi-Fiルーターについているワンタッチ接続方法。
らくらく無線スタート に対応したゲーム機は、このボタンを押すことで、簡単に接続設定ができる。Nintendo Switchは、らくらく無線スタートには対応していない。
ルータ
異なるネットワークの間に介在し、データーの転送先や経路を指定したりする装置
ルーティング
データの分割したもの(パケット)を届ける先の経路を選択する機能
ローカル固定IPアドレス
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固定IPアドレスのやり方 まとめ
このページは、ガジェットを安定してWi-Fiに接続するための「ローカル固定IPアドレスの」設定などをまとめるページです。ガジェット別でその方法をまとめます。 ローカル固定IPアドレス って何? 家の中 ...
まとめ
私は、ブログで、ゲーム機やパソコン、ガジェット、IoTなどを扱います。
それらの記事を書くのに必要な専門用語の再確認と再学習する意味もあります。
順次、修正と追加をしていきます。
アンカーをつけてありますので、「ブラウザを新規に開く」設定でリンクが張れます。
方法は、説明文の最後にある (?)内のアンカーをURLつけます。
例:(xzy)なら、https://sundaygamer.net/grocery-of-networks/#xzy