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PC ビデオキャプチャー レビュー

BlackMagic Design Intensity Pro 4K を買ったのでレビューと使い方の紹介

投稿日:2018年1月26日 更新日:

2016年夏に組み立てた自作パソコン Skylake(Core i7 6700K)には、HDMIキャプチャーのIntensity Pro 4Kを入れて使っています。

HDMIキャプチャー ボード Intensity Pro 4K って何?

HDMIの映像と音声をパソコンに取りこむための拡張ボードです。

メーカーは、BlackMagic Design社です。BlackMagic Design社は、プロ用の映像編集機器を製造販売しているオーストラリアの会社です。略してBMD社と呼びます。

黒魔術だけに 黒を基調

BlackMagicDesign社は、プロ用の機器だけでなく、一般人向けの製品も出しています。

十年以上前、一般人が買える値段のMac用のキャプチャーデバイスは、PCIカードのIntensity(Pro)しか無かったんですよ。だから、昔からのマカーとしては、なじみの深い製品なんです。

Intensity Pro 4K のスペック、できること

  • PCI-Express  ×4、×8、×16レーン対応
  • HDMI入出力(Aタイプポート)
  • アナログ映像は、コンポーネント、コンポジット、Sビデオの入出力
  • アナログ音声は、2chステレオ入出力
  • SPDIFのデジタル音声2chステレオ出力
  • ビデオは、SD/HD/UHDで切り替え、変換ができる

Intensity Pro 4K の 対応フォーマット

  • SDフォーマット
    • 625i/50 PAL
    • 525i/59.94 NTSC
    • 625p/50 PAL
    • 525p/59.94 NTSC
  • HDフォーマット
    • 720p/50
    • 720p/59.94
    • 720p/60 
    • 1080p/23.98
    • 1080p/24
    • 1080p/25
    • 1080p/29.97
    • 1080p/30
    • 1080p/50
    • 1080p/59.94
    • 1080p/60 
    • 1080i/50
    • 1080i/59.94
    • 1080i/60
  • Ultra HDフォーマット
    • 2160p/23.98
    • 2160p/24
    • 2160p/25
    • 2160p/29.97
    • 2160p/30 

ネイティブの4Kではなく、Ultra HDの2160p/30fpsまでの対応になっています。

UHD(4K)の 2160p/60fps はサポートしていません

前のIntensity Proが、1080i/30までしかサポートしていなかったので、Intensity Pro 4Kで、やっと1080p/60fpsの動画が録画できるようになったということです。

Intensity Pro 4K のフォトレビュー

ドライバー類はSCカードよりもダウンロードするべき

内容物は、

  • Intensity Pro 4Kカード本体
  • ブレイクアウトケーブル
  • Sビデオ端子変換ケーブル
  • 動画編集&映像色調調整ソフト「DAVINCI RESOLVE」のインストールSDカード
  • 汎用ドライバー&ツールのDesktopVideoのインストールSDカード

の5点です。

3つのポートがある

ポートは、

  • ブレイクアウト
  • HDMI出力
  • HDMI入力

の3つです。

Intensity Pro 4Kは、Intensity Proと外観がほぼ同じです。

ファンがついているのが4Kという違いくらいしかわかりません。

HDMIの入・出力端子がどっちなのか?、いつも分からなくなるので、前もって入力と出力をマーカーで書いておきましょう。

アナログ接続端子の数々

アナログのビデオは、

  • コンポーネント
  • コンポジット
  • Sビデオ

に対応していて、入出力分があるので、こんな本数のケーブルになります。

S爺
パソコンの裏側のPCIスロットに、このブレイクアウトケーブルをさすと、裏側のケーブルの引き回しが大変なことになります。

ダウンロードする方が早い

昔のIntensityProは、ドライバーソフトのCDが付いていました。今はSDカードです。

「Desktop Video 10.8」が付いてきていました。

Desktop Video

  • BlackMagicDesign社のデバイスの各種ドライバー
  • キャプチャソフトの Media Express
  • 動画を保存するストレージの速度を測るSpeedTest

などのユーティリティソフトも含まれた統合インストールソフトです。

最新のVerは、公式のサポートページからダウンロードしましょう。

2018年1月時点で、Desktop Video 10.9.10 です。

自作機(OS X El Capitan)にIntensity Pro 4Kをインストールする

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PCI-Eスロットを持つPowerMacにインストールできます。今回は、自作機に入れてみました。

PCI-Eスロットにさしこむ

自作機のマザーボード(M/B、Mobo)はGA-Z170XUD5 THで、グラフィックカード(GTX750Ti)を一枚しか挿していないので、PCI-Expressのスロットはまだ空いています。そこにIntensity Pro 4Kをさします。

複数枚のIntensityPro 4K

2枚以上のIntensity Pro 4Kのカードを同時にさして使えます。旧モデルのIntensity Proと同じです。

それぞれにソースをつないで、配信などでスイッチャーでソフトウエア的に切り替えて使えます。

Intensity Proは別の自作機へ挿して使う事にしたので、この自作機にはIntensity Pro 4Kだけを挿してインストール完了です。

 

IntensityProと差し替える

ケースの後方排気のファンの場所的に空冷の効くところなので、熱を持つHDMIキャプチャーカードにとっても都合が良いと思います。

HDDを追加、初期化する

HDDは何個あっても良い

PCの蓋を開けたついでに、2.5GBのHDDが録画ファイルで一杯になっていたので、新品の3TBのHDDと交換しました。

2TB、3TBクラスのデータをSATAにつないだ速度でコピー(移動)していたのでは、半日時間がかかるので、交換した方が速いんです。

macOSは、フォーマットを「消去」という

macOSは、HDD交換等で新しいHDDに対しては、起動時に「認識できないHDDを初期化するか?」とダイアログボックスがでます。

「ディスクユーティリティ」を使って、ディスクの消去(フォーマット)します。

MacとWindows 10両方で読めるデータディスク

Macの「APFS」、「OS X 拡張ジャーナリング」というフォーマット形式は、Windows 10では読めません。専用のドライバーソフトが必要になります。

Macは、Windows のNTFSでフォーマットされたストレージは、読めますが書き込めません。

Macだけで使う場合は、「OS X 拡張 ジャーナリング」が良いでしょう。方式は、「GUIDパーティションマップ」です。GUIDパーティションマップでなければ、macOSの起動ディスクになりません。

データドライブとしてWindows 10と共有するときは、「OS X 拡張 ジャーナリング」や「APFS」というMac専用のフォーマットだと読めないので、両方で読み書きできる「ExFAT」でフォーマットします。

S爺
既存のHDDを間違えて初期化しないように、何度も確認しましょう!

私は、HDDを間違えてフォーマットするという痛恨のミスを何度もやらかしていますw

Intensity Pro 4KのドライバーソフトDesktopVideo をインストール

BlackMagicDesign社のキャプチャーデバイスは、Windows 、macOS、Linux用のドライバーとアプリケーションがそろっていることが最大のメリットです。

IntensityPro 4Kをインストール(macOSの場合)

Mac(OS X El Capitan:10.11.5)にインストールする例で解説しましょう。

BlackMagicDesign社のサイトにいって、「サポート/最新のダウンロード情報」から、最新のDesktop Videoをダウンロードします。

最新のドライバーをインストールする

製品情報を登録すると、1年間の保証が受けられます。

一年以内に故障した場合、新品(再調整品?)と交換になります。私も過去にPro RecorderIntensity Proが半年程度で壊れたので交換してもらっていますよ。

故障の原因は、ファームウエアの書き換えに失敗するのが一番多いとのことです。

ダウンロードした「Blackmagic_Desktop_Video_10.*.*.dmg」を開いて、最新のDesktop Videoをインストールします。

この時、すでに前のDesktop Videoをインストールしてあれば、前もってアンインストーラで削除して再起動しておくことを忘れないようにしましょう。

アンインストーラを持っておくためにも、現在インストールしているVerのDesktop Videoのdmgファイルは、ゴミ箱に捨てないで保存しておきます。

Desktop Video 10.9.10(2018年1月現在)をインストールして再起動したら、

システム環境設定で、

システム環境設定から設定できる

BlackMagic Video Setupを開くと、BlackMagicDesignのキャプチャデバイスを認識して、Intensity Pro 4Kの設定画面がでます。

Videoの設定

HDMIの映像入力になっているのを確認します。出力映像はNTSCにしています。HDMI出力端子を使わないのなら、設定は適当でかまいません。

音声をどこから入力するかを決める

音声については、各自の環境で合わせます。

私の場合は、AVアンプでPS4やWii Uの5.1chサラウンドにしていて、2chのステレオアナログ出力をHDMIコンバータにいれてミックスしています。だから、HDMIには映像と音声ステレオ2chが含まれているので、オーディオのインプットは、HDMIのEmbeddedです。

HDMIの映像と音声が別々の場合は、直接、アナログのステレオ2chの音声をブレイクアウトケーブルの音声入力につないで、この設定で、音声をアナログで受け入れるようにしてやります

コンバート機能は使わないのであれば、オフにします。

ダウンコンバートを使うかな?

コンバータ機能は、ゲームのプレイ動画を録画したり、ブロードキャストする時にはあまり使いません。

しかし、1080pの映像と音声を、720pにダウンコンバートして、HDMI出力できますから、簡単な録画機でバックアップ録画をしようという人は、使います。ただし、遅延がますますひどくなります。

Intensity Pro等のBlackMagicDesign社のHDMIキャプチャーデバイスは、このコンバート機能が充実していて、必要とする人には重宝されています。

キャプチャーソフト「Media Express」を起動

システム環境設定で、IntensityProの設定が終わったら、Media Expressを起動してみましょう。

デバイスのチェック

上のメニューバーのDevice(デバイス)のプルダウンメニューに、「Intensity Pro 4K」が選択されているのを確認します。

複数枚インストールしている場合は、使う番号のIntensity Proカードを選択します。

Media Expressの設定

Capture File Formatを見る

対応しているビデオフォーマットを確認します。

Intensity Proの時は1080i/30までしか選べなかった解像度が、2160p/30まで選べるようになっていますね。

S爺
Intensity Pro 4Kでは、「NTSC」にしておけば、HDMIへの入力信号を自動で判別して解像度を合わせてくれるようになりました!

実用面で、1080p / 60fpsが使えるようになったことが最大のメリットです。

最大で 2160p/30fps の IntensityPro 4K は、PS4 Pro の画面を UHD(4K)でキャプチャーできません。

Project Video Formatで、コーデックを設定

Preferences...を開く

Media Expressの設定(Preferences... )で、Project Video Format(コーデック)の設定をします。

これが重要

macOSの場合は、アップル純正のコーデックProRes」があります。

ProRes は、ProVideoFormats.pkg(要 FinalCut Pro X)をインストールすることで使えるようになります。

1080p/60fpsの動画データは、ProResの422(圧縮率標準)で毎秒35MB/秒以下のデータ量になります。おかげで、通常のHDDでも書き込み速度に余裕がでるので、ドロップ(コマ落ち)すること無く録画ができるようになります

フルHDの動画の容量

1080p/60fps、つまりFull HD(1920×1080 / 60Hz)の動画のデータは、毎秒370MB前後です。

SATAのハードディスクへの書き込み速度は、毎秒 100〜160MB/秒ですから、毎秒370MBの1080p/60fpsの動画を保存できません。

録画データは、一分 9GBにもなります。一時間で400GBを超えます。

S爺
データ量が大きすぎて取り扱いに困るので瞬時に圧縮&復元するためコーデックなしの非圧縮データでの録画はできませんよ。

録画できるのをテストする

いろんな動画を1080p/60fpsで録画してみました。

  • PS4は、1080p / 59.94fps
  • Nintendo Switchは、1080p / 60fps

です。映像、音も問題なく録画でき、.movファイルも再生できることを確認して、ずっと使っています。

S爺
PS4 Proの 4K&HDR の録画はできません。録画できるHDMIキャプチャボードの価格は一桁違いますし、録画データを保存できるストレージは、RAIDシステムの高いヤツが必要です。

録画ファイルは、QuickTimeのProResなので「.mov」ファイルです。

QuickTime Playerで、ProResからmp4ファイルへの変換ができることを確認しました。変換速度は、マシンパワーに依存します。

Windows 10のコーデックは?

Windows 10の場合は、アマレコなどのキャプチャーソフトとと共にAMVコーデック(2808円)を買って使います。AMVコーデックは、非常に優秀なコーデックです。

他にも、Windows 10用のコーデックはいろいろとありますので、各自、好みで選んでください。

OBSでブロードキャスト(配信)する

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まとめ

この記事は、2016年11月2日に、ライブドアの旧ブログに書いたものを、修正加筆して再掲載したものです。

 Intensity Pro 4Kは、購入してから、1年以上、ずっと使い続けています。特に、OBSを使ったブロードキャストのために酷使しています。極めて安定して配信ができます。

この動画は、スプラトゥーン2のフェスマッチで遊んだ、3時間20分のブロードキャストの録画です。

1080p / 60fps、ビットレートは、7MB/秒です。4時間以上配信することもありますが、回線上の問題でコマ落ちはあるものの、ブロードキャストのシステム自体にトラブルは、一度もありません。

S爺
プレイ動画配信システムで、Intensity Pro 4Kはなくてはならないものです。

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  • この記事を書いた人

S爺

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