KTRM C-Force CF003 USB Type-C 3.1 HDMI マルチポートを買った。（スイッチ対応USB-C HDMI変換アダプター）

Nintendo Switchをドックを使わないでテレビにつなげられる（TVモードにできる）、

USB Type-C 3.1 HDMI マルチポートアダプターC-Force CF003  を買ったのでレビュー

します。Amazon経由で、8532円で買いました。

C-Force CF003って何？　どう違うの？

一言で言えば「Nintendo Switchのポータブルドック」です。

CF003は、MacBook Proなどの最近のノートPCが採用しているUSB-Cポートにつないで、ディスプレイへの映像出力ポートやUSB3.1等のポートを拡張するアダプターです。

CF003は、数あるUSB-Cの拡張アダプターの中でも、Nintendo SwitchのUSB-Cポートにつないで、HDMI出力ができます。つまり、「TVモード」で使えるのが特長です。

キックスターター（Kickstarter）というクラウドファンディングで開発されたCF001の後継モデル（第二世代）です。CF002とCF003の2つがあります。

CF002は、USB3.1ポートが1つ、CF003はUSB3.1ポートが3つついています。CF002の方が小さいです。

C-Force CF003 を写真で紹介

Ankerの青白とは違って、モノトーン（白黒）のおしゃれな化粧箱にはいっていました。

• CF003本体
• USB-Cケーブル 30cm1本
• 取説　英語
• 代理店からのお願いの紙「レビュー記事を書いたらHDMIケーブルをプレゼント」

です。元々、USB-CのUSBハブ（HDMIポート付き）ですから、シンプルです。

本体は、61 × 52 × 10 mm、38gと小さく軽いものです。

表面が、中華のデバイスにありがちな、つや消しのタンパク質な塗装をしてあるので、数年経つと粘ついてくると思います。こういうデバイスは消耗品として割切って使うので、塗装なんてどうでも良いです。

もちろん、正規代理店扱い品なので、破損や水没などの故障以外の初期不良の対応は、1年間保証するって書いてありますから安心です。8532円と決して安くはないので当然といえば当然ですけどね。

CF003のポート

CF003のC-Forceというロゴを見て、上面にあるのが、USB-CのUPLINKポートです。つまり、データ通信をするNintendo SwitchやMacBook ProなどのPC本体側に接続するUSB-Cポートになります。

C-Forceのロゴからみて、下側には、USB 3.1、HDMI、USB-C PDのポートがあります。

右のUSB-C PDポートは、電源用です。

Nintendo Switchの場合は、必ずNintendo Switch純正のACアダプターをつなぎます。

PD対応のACアダプター（Anker PowerPort Speed 1）やバッテリー（Anker PowerCore+ 26800 PD）をつないでも、HDMI側にNintendo Switchの映像が切り替わりません。

Nintendo Switch本体の画面に表示して遊ぶ テーブルモードなら、USBのLANアダプターを使えるし、充電しながら遊べます。

CF001にあったHDMIプラグが差し込めないという問題は、今回のCF003にはありません。抜き差しは普通にできます。

左右にUSB3.1ポートが一つずつあるので、一つにUSB-LANアダプター、もう一つにUSB-Cケーブルをつないで、Nintendo Switch ProコントローラーをUSBの有線接続でつなぐ事ができます。

Nintendo Switchのドックの代わりにCF003でTVモードにする

　こんなかんじで、取説のイラスト通りの順番で…

1. CF003のUSB-C PDポートに、Nintendo Switch純正のACアダプターをつなぐ
2. ディスプレイのHDMIケーブルをCF003へつなぐ
3. USBポートに、USB-LANアダプターをつなぐ
4. CF003のUSB UPLINK側のUSB-CケーブルをNintendo Switchをつなぐ

これで、ドックと同じようにTVモードで使えるようになります。

大切なことなので繰り返します。

この状態でつないだままにしておいて、Nintendo Switch本体がスリープになったり、テレビやディスプレイ、AVアンプなどがオフにした後で、再び使おうとTVやAVアンプの電源をいれて、Nintendo Switchのスリープを解除しても、Nintendo SwitchはTVモードにならないので注意してください！

それ以前に、つないでも、最初から、一度もテレビやディスプレイに映像や音声がでないなどの動作しない場合は、

• 接続と電源をつなぐ順番をまちがえていないか？
• Nintendo SwitchとCF003のUSB UPLINK側にケーブルは付属のものを使う
• ディスプレイやテレビのHDMI接続先が間違えていないか？
• ACアダプターは、Nintendo Switch純正品を使う
• HDMI特有の接続の失敗になっていないか？

をチェックしましょう。

HDMIの映像や音声がおかしい時は、↑で解決方法を詳説しています。

Nintendo SwitchとCF003をつなぐUSB-Cケーブルに注意!!

Nintendo SwitchとCF003の間は付属のUSB-Cケーブルを使います。決して、USB-C延長ケーブルをつないで伸ばさないようにしましょう。

もし、Nintendo SwitchとCF003の間を長いUSB-Cケーブルでつなぎたい場合は、USB-Cの良い物を使いましょう。

USB-Cケーブルには、1080p/60fpsと5.1chの音声、LANのデータ通信など大量のデータが通ります。

USB2.0とは扱う信号のデータ量がまったく違うので、同じ感覚で延長はできません。

CF003を使っての電流はドックと同じ

電流は、ドックと同じ電流が流れていて、特に問題は無いようです。発熱も、そこそこあります。

ドック無しのNintendo Switchの温度はどうなる？

詳しい温度分布は、スプラトゥーン２のフェスマッチを遊びながら、サーモグラフィで観察して追加します。

CF003も熱くなることが分かります。まぁ、ドックに入れておくより、スタンドに立てておいて、USBファンで冷房の風を当てることがベストでしょう。

　４時間連続で遊んでも、最高で45度程度の上昇ですから、ドックに入れるよりも、５度程度は低く保てるようです。これなら、樹脂の変形もすくないでしょう。

　ケーブルのゴチャゴチャが格好悪いです。

　Nintendo Switchをドックに入れないでTVモードで遊ぶことができて、なおかつ、Nintendo Switchの背中が膨れる原因である過熱を改善に期待できます。

まとめ

Nintendo Switchが熱で曲がるので、ドックに入れないで冷やしながら使う人も増えてきました。

• ドックの出し入れで傷を付けずに
• 大きく曲がらないように

マイナーチェンジのNintendo Switchが出たら、現行のNintendo Switchを売却して買い換える時に、すこしでも高く買い取ってもらおうということでしょう。

さらに、出張先のホテルのテレビにつないでNintendo Switchを遊びたいという人も増えてきました。その時、ポーチに入れたスイッチ本体、ドックとACアダプターを持っていくのは、かさばるので、ドックの代わりになるUSB-Cマルチポートアダプターが求められています。

そもそも、Nintendo Switchって携帯ゲーム機ですよ？　単体で 720p/60fps のディスプレイが付いていますけど？

今回は、クラウドファンディングで始められたNintendo Switch対応のUSB-Cマルチポートアダプターの正規取り扱いで買いました。

元々、中華の工場に発注して作る物なので、すぐに、コピー品が出回るようになります。

こういった互換性のあるアダプターは、Nintendo Switch本体の更新（ファームウエアの更新）によって使えなくなる可能性がゼロではないことを念頭に、割切って使いましょう。

Nintendo Switch本体の更新 7.0.1（2019年10月）で、CF003は使えます。

海外のNintendo Switchの掲示板（英語）を見ていて、USB-Cのディスプレイアダプタで粗悪なモノ（10ドル程度のコピー品）をつないだために、Nintendo SwitchのUSB-Cポートを壊した事例が散見されます。すべては自己責任でお願いします。

 より機能的なドックが出ました。中華のパチモノで安くでています。

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