2017年11月の我が家の家庭菜園のメモです。
2017年10月22日の台風21号の被害
長雨からの吹き続ける暴風で、畑は壊滅的ダメージを受けました。推定 30m/秒以上の風がずっと吹いていたと思われます。
何本か植えている果樹をひっぱっていたロープが切れて、倒れてしまいました。
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パワーウインチ(ハンド ウインチ)の使い方、台風で倒れた庭木をウインチで引っ張って起こした話
2017年10月22日、23日と台風21号による強風が吹きました。我が家自体は、ひどく汚れた以外、損傷か所がなかったので、ほっとしています。 しかし、敷地内の畑の作物は壊滅、果樹も倒れてしまいました。 ...
畑も、吹き飛んでしまいました。
種を蒔いてやっと双葉までそだっていた大根が、跡形もなく吹き飛んでいます。
しっかりと土をかけて、固定していたはずのマルチも、完全に吹き飛んでいました。もっと泥をかけて埋めるくらいにしないとダメだったようです。って、どんだけ地面を這うような風が吹いたんだ? ってことですよ。
虫除けと防風のために、白菜の畝だけには防虫ネットをかけていたのが、吹き飛ばされずに耐えたので、白菜の10本とキャベツの2本が生き残りました。
2017年10月〜11月中旬までの外気温、湿度の変化
台風21号のあと、台風22号の影響でまた雨が降るという…。こまった展開で、大根の種をまきなおしたものの…、10月の最終週から外気温が下がり始めます。
11月になってから、気温が下がってきました。まき直したダイコンの芽がでても、成長しません。
キャベツの生育が悪いものがダメになって、残りは、白菜の10本だけとなりました。カブラもダメージを受けたので、本葉がでてきても、あまり大きく育っていません。根が大きく太るほどには成長しないまま、雪が積もる時期に近づいていきました。
つるし柿も大失敗
台風で落ちなかったものを30個以上、干してみて、途中カビがはえて破棄したのが16個、カビを取りながら、途中で食べたものの…、完全に乾燥するまでは残りませんでした。
今年は、9月以降で雨の日が多くて、柿自体に水分が多く含まれている上に、ベランダで干しても雨が降って乾きが遅かったのが、ダメだった理由です。
カビが生えたとはいえ、カビの部分を取り除いて食べると、かなり甘いので、それはそれでよかったですけどね。糖度は25度以上で、乾燥さえうまくできれば、表面に糖分が粉を吹くんですけどねぇ…。
中の汁が滲むところがカビけます。某君は、「カビは炭酸ガスレーザで焼けばいいよ」みたいな。いや、そこまでしなくても(笑)。
全部、食ってしまいました。
干し柿の製法 2018年版
TV番組【やまと尼寺 精進日記「霜月 秋たけなわ 軒に干し柿」】の中では、果実酒用ブランデーに浸漬してから干していました。
果実酒用のブランデーは、アルコール濃度が37%です。
以上を参考にしつつ、微生物学的に考えて… 早い段階で、表面の乾燥と糖度をあげることで、カビの胞子が発芽する条件を満たす水分を減らすことを考えます。
消毒用エタノールがもっとも抗菌力を発揮するのが、70%希釈液です。そのことを考えて…
- 90度以上の沸騰水で5秒煮沸:雑菌の除去
- 無水エタノール(日本薬局方)への浸漬:表面の水分を除去
- 干してからの、無水エタノールの噴霧:表面の水分を除去
- 電気メスかレーザーによる焼灼:真菌の発生部を除去
と、湿度の監視をすることにします。
玉ねぎを植える
今年も100本、100本の計200本を植えました。
今回は、病気に強く長期保存が可能な品種、OPです。収穫は、来年の6月。寒い冬の間、小さいネギ状態ですごし、来年の春以降ででかくなります。