Bluetoothのヘッドホンの欠点である、「音が悪い、音が遅れる」という問題を解決した”aptX-LL コーデック”に対応したヘッドホンの中で、TRONDのTD-BH01を買ったのでレビューします。
最初に結論を言うと、
TD-BH01は、コスパの良いゲーミング ワイヤレス ヘッドホンでした。
思いのほか良かったので、みんなに紹介したいと思います。
- 購入品:TROND TD-BH01
- 購入時期:2017年10月
- 購入価格:7599円
- 購入店:eTROND-JP(Amazon マーケットプレイス)
私は、この製品を自分で選んで、自腹で買って試しています。
ヘッドホンをタダでもらったアフィカスによる提灯・広告記事に不満を持ち、自腹で買った人のホンネとコスパの正直な感想を知りたい人向けに、本当の事を書いています。
代理店依頼のステマ記事ではないので、値引きクーポンコードはありません。
TROND Bluetooth ワイヤレス ヘッドホン TD-BH01
TRONDは、Bluetoothのトランスミッターやレシーバー、ヘッドホンなどを安価に出している中華のメーカーブランドです。
TD-BH01って何が違うの?
他のヘッドホンやイヤホンと比べて、
- Bluetooth V4.2
- CSR 64215 チップセットを搭載
- 遅延をできるかぎり抑える性能面をアピールしている
- SBC 220ms(0.22秒)
- aptX 130ms以下(0.13秒以下)
- aptX-LL(Low Latency) 40ms(0.04秒)
- 接続したコーデックの種類を表示
- 18ヶ月保証、30日間返金保証
などが目を引きます。
CSR 64215 チップセットとBluetooth Ver4.2の組み合わせは、(2017年の時点で)最新のものです。技適のシールも貼ってあります。
「30日間の返金保証付き」というところからしても、TRONDとしても相当の自信作のようです。
TD-BH01の主な仕様
取扱説明書からの引用です。
- 商品名:オーバーイヤー Bluetooth V4.2 ヘッドホン
- モデル:TROND TD-BH01
- Bluetoothバージョン:CSR64215チップセット、Bluetooth V4.2、クラスII
- プロフィール:A2DP、AVRCP、HFP
- コーデック:aptX Low Latency、aptX、SBC
- 動作範囲:10m以内(障害物無し)
- スピーカーの直径:Φ40mmダイナミックスピーカー
- マイク:Φ6* 5mm、無指向性
- インピーダンス:2.2kΩ
- 入力音圧レベル:-54㏈ ±3㏈
- 周波数特性:100Hz〜10KHz
- バッテリー:500mAh / 3.7V、リチウム充電池
- 動作時間:20〜30時間(使用状況によって異なる)
- スタンバイ時間:最長20日
- 充電時間:2〜3時間、5V / 1A
- イヤーカップのサイズ:外側 9.8 × 8cm; 内側 5.8 × 4cm
- 重量:215g (実測 212g)
- Amazon価格(直販店):7599円
- 技適マークはシール
という、スペックから考えても、一万円もしない点が、にわかに信じがたいくらいでした。
TD-BH01のヘッドホンの分類は?
- ヘッドバンド・オーバーヘッド式
- 密閉型、クローズド タイプ
- ワイヤレス(無線)とアナログ(有線)の両方あり
- マイクも内蔵するヘッドセットタイプ
- バッテリー内蔵
- コーデックは、aptXと、低遅延のaptX LL(Low Latency)
です。イヤホン・ヘッドホンの用語と解説は、
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ヘッドホンの基礎知識をまとめて、ヘッドホンの選び方を解説します。
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TD-BH01 を写真で紹介
コンパクトな箱から取り出すと… ソフトケースがでてきます。
「おいおい、7600円で、巾着(ポーチ)じゃくてハードケースかい」みたいな驚きにワクワクします。
ファスナーを開けると、一式が入っています。
こんなかんじで、収まっています。
TD-BH01の同梱品
- TD-BH01本体
- 3.5mm径 3極 ステレオ ミニプラグ ケーブル 1.5m
- microB-USB Aケーブル 0.8m
- 旅客機のイヤホンジャックに変換するプラグ
- SIMを交換するときのピン(充電用のポートのカバーをはがす)
- ハードケース(軟かいけど)
- 英語の取扱説明書
Amazonから買えば、日本語の説明書「TROND TD-BH01 Bluetoothヘッドホン日本語取扱説明書.doc」がメールで送られてきます。
使い方についての問い合わせなどにもメールで答えてくれます。
スマホのSIM交換に使うピンが付いていました。取説によると、「USB充電ポートのカバーを外すのに使う」とのことです。たしかに、樹脂のカバーを爪で引っかいたくらいでは外せません。
私は、エキスカ(仕事道具)の折れたのをペン立てにいれているので、それで引っかけて外しました。
TD-BH01の充電について
まずは充電です。
付属のmicroB充電ケーブルを使わず、日頃から使っているUSB充電器とmicroBのケーブルで充電してみました。
左のハウジング(イヤーパッド)の前やや下方向についているLEDが、赤く点灯します。このTD-BH01も、microBケーブルで充電しながらBluetooth接続で使えます。
TD-BH01の正面観
頭の大小を合わせるのは、ヘッドバンド部の伸長するスライド部分です。左右それぞれで、20mm程度伸ばせます。クリック感のあるステップは、8段階あります。
顔の幅のある人は、広げる幅が足りずに、すこし浅いかんじにかぶる感覚があると思います。これは、2万円以下のヘッドホンのすべて同じ傾向です。調整のスライドを全部伸ばして、ヘッドバンドを頭頂部ではなく、すこし後か前にずらすことで耳の当たり具合がよくなるはずです。
ヘッドバンド部の左右から押さえる力(側圧)は、200gと締め付ける力は少ないです。代わりに、ヘッドバンドの頭頂部の当たりで固定するかんじがして、頭頂部の髪の毛が気になる人は、「擦れハゲ」に注意が必要です。
ハウジングとヘッドバンドの接合部(の関節)は110度くらい回転しますので、耳への適合(あわせ)が良いですよ。
TD-BH01の左右の区別の表示は、ヘッドバンド部とハウジングの接合部にあります。
分かりやすく外にRとLの表示があります。Rは右の耳に当てます。Lは左ですよ。
TD-BH01の使い方・操作方法
左右のハウジング部分に操作のスイッチが割り振られています。
左のハウジングの前下側
左の前には、マイクがあります。
動作状況を表示するインディケータLEDがあります。
インジケータLEDの意味は
- 赤く点灯:充電中
- 青く点灯:コーデックのSBCで接続
- 青と赤で点灯(紫):コーデックのaptXで接続
- 青と緑で点灯(青緑):aptX Low Latency(aptX LL)で接続
ON / OFF 多機能・電源ボタンと関連する挙動として
- 電源がオンになると、1秒ごとに青く点滅
- 電源オフにすると、1.5秒赤色に点灯してから消灯
- ペアリング中は、赤と青が交互に点滅
ON / OFF 多機能ボタン(電源、ペアリング、低音増強モード)
電源オン
3秒の長押しでTD-BH01の電源が入ります。LEDは1秒ごとに青く点滅、「Power On」としゃべります。
5秒の長押しでTD-BH01の電源が入り、なおかつ、新規にペアリングを開始します。「Ready to Pair」と言います。LEDは、赤と青が交互に点滅します。
電源オフ
5秒長押しでTD-BH01の電源が切れます。LEDは、1.5秒間赤く点灯し消灯します。「Power Off」としゃべります。
ペアリング
- 一番最初のペアリングは、3秒長押しの電源が入るとペアリング開始
- ペアリング先が同じなら、3秒長押しの電源が入ればお互いにペアリング
- ペアリング先を新たにするには、5秒長押しによる電源オンでペアリング開始
音量調整 + ー ボタン
スマホやタブレットとBluetoothで接続する場合は、音量調整をTD-BH01のこのボタンでできます。
15ステップで調整ができます。音量の上限や下限までくるとピーとなって教えてくれます。
その他、音量ボタンとON / OFFの電源ボタンを組み合わせて、ヘッドホンのリセット操作ができます。
ペアリング異常の対策
- 音量+とーのボタンを同時に5秒以上押し続けて、ペアリングの履歴をリセットする → LEDが赤と青の2回すばやく点滅する
- 強制終了(シャットダウン)は、ON / OFFボタンと音量+ボタンを同時に押す
2つのペアリング先を登録する場合
二つのスマホやタブレットをそれぞれ順番にペアリングすると、同時に二つのスマホやタブレットのヘッドホンとして使えます。
ただし、排他的なので、どちらか一方の音声しか再生できません。
低音増強モード
音楽再生中にON / OFF電源ボタンを素早く2回クリックすると、低音増強モードと通常モードに切り換わります。
低音増強モードは、通常モードと差が小さく分かりづらいです。やや、ブーミー気味になります。
ブーミー
boomy 低音が大きすぎて、バランスが悪い音響のことを言う。
アナログステレオケーブルでつなぐ(有線接続)
左のハウジングの後側には、3.5mm径のステレオミニプラグのオーディオケーブルをつなぐAUXジャックがあります。
ジャック
差し込み口のこと。ジャックはメス側。「プラグ」がオス側で、差し込む突起側。
TD-BH01の電源をオフにして、アナログケーブルをつないで、スマホなどのイヤホン端子につなげば、有線接続のヘッドホンとして使えます。
電源がオフなので、音量調整や曲のコントロール、マイクが使えません。
TD-BH01の右ハウジングの操作系
Bluetoothで接続したスマホやタブレットの音楽プレーヤーをコントロールする、再生/停止、曲送り、曲戻しのボタンがあります。
この辺の操作については、特に説明はいらないでしょう。
TD-BH01をパソコンにつないで使う
Mac mini(High Sierra)につないでみました。
TD-BH01をはじめて電源をいれるのであれば、自動でペアリング開始します。既にスマホなどで接続した履歴があるのなら、ON / OFF の電源ボタン5秒押しの新規にペアリングです。
パソコンのBluetoothのバージョンによって接続が違うことがあります。MacのBluetoothは、aptXコーデックをサポートしていないので、単純にSBC接続になります。インディケータLEDは、青に点灯します。
あいかわらず、マイクは認識していますが使えません。マイクが使えないという問題以外は、特に問題はないようです。LEDが赤く点灯します。
4時間程度、Amazon MUSICアプリで聴いていましたけど、とくにBluetoothの接続が切れるようなかんじもないです。何十時間も連続でつないでいないんでわかりません。
Windows のノートPCにつなぐ
BT-W2(aptX LL対応)につないでみる
TD-BH01は、aptX LLという遅延を極力小さくするコーデックに対応しています。
それを生かすには、送信側(トランスミッター)側が、aptX LLに対応している必要があります。幸い、CreativeのBT-W2というUSBオーディオアダプター/Bluetoothトラスミッターは、aptX LL対応なので、使ってみました。
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BluetoothのワイヤレスのヘッドホンやイヤホンをつなぐためのUSBアダプター(USBドングル)が数多く売られている中で、この記事では、 CreativeのBT-W2・USBオーディオアダプターを ...
接続の仕方は、だいたい同じなので、こちらを参考にしてください。
aptX LLでの接続になると、インディケータLEDは、青緑の点灯になります。
送信側のBT-W2は、SBC接続では青く点灯するLEDが、Macでは赤く点灯します。
赤く点灯するのは、マイクロフォンが使える( Light indicator turns solid red when microphone path is enabled for voice applications )という意味だと思うのですが、Macでのマイクは認識しません。
Windows 10のパソコンやゲーム機は青く点灯します。
遅延のほとんどないワイヤレスのヘッドホンが、TD-BH01とBT-W2のセットになります。
iOSやAndroidのスマホにつないでみる
Androidスマホの場合
一万円以下で買えるMIYABI(FREETEL)につないでみます。
問題なく接続できて、Amazon Music アプリで、プライムミュージックをしばらく聴いていました。接続は、SBCなので、aptXにくらべれば音が悪いはずです。パッときいたくらいでは差がわかりません。
MX PlayerでNASにあるテレビの録画ファイルをみてみました。いつも思うんですけど、SBCでも、そんなに遅れも音の悪さも気にならないんですよね。
iPhone の場合
iPhone 5sにつないでみました。つなぎ方は、他のBluetooth機器と同じで、iOSの設定/Bluetoothでオンにして、ペアリング待ちにします。TD-BH01側で、ON / OFF(電源ボタン)を電源オフからの5秒長押しで電源オン&ペアリング開始にします。
iPhoneのBluetoothは、aptXをサポートしてないので、SBCでの接続になります。SBCでもビットレードは最大になるように接続しているみたいなので、音は悪くありません。
nPlayer というアプリで、NASのテレビ録画ファイルを見てみましたが、遅延も気にならず、音も悪くないです。
かかってきた電話にでる時の操作について
TD-BH01もマイクを内蔵するヘッドセットなので、つないだ先がスマホなら電話がかかってくると電話にでて通話ができます。
操作は、ON / OFF 多機能電源ボタンで行います。(スマホとはSBC接続でLEDは青で点灯中です)
電話にでる | 電源ボタンをクリック |
着信時 LEDは赤く点滅 通話中 LEDは、青で高速点滅 |
電話にでない | 電源ボタンを2秒長押し | 通話がおわって、LEDは青のまま |
通話をきる | 通話中に電源ボタンをクリック | 通話が終わって 青のまま |
TROND BT-DUO S トランスミッターにつないでみる
TRONDのaptX LL対応のBluetoothトランスミッター BT-DUO Sを使って、ステレオ音声のアナログをワイヤレス化できます。
従来の、高音質な音を転送できるコーデック aptXは、130ms(0.13秒)の遅れがでます。ゲーム機やディススプレイのステレオ音声アナログ端子にBluetoothのトランスミッターを付けてつかうと、わずか 0.13秒の遅延ですら、かんじることがあります。
そこで、aptX LLの転送速度が速いコーデックを使うことで、0.04秒という、人間の感覚では分からないくらい短い遅延になるようにします。
結果は、極めて良好です。
Nintendo Switchのアナログステレオ端子にBT-DUO Sをつないで使えば、有線となんら差のない音質と音ズレなしで遊べます。
スプラトゥーン2は、オンラインバトルやサーモンランなどが、オンラインのゲームシステムの問題で0.2秒程度のラグが当たり前のようにあります。音と映像が合わないことがよくあるので、音ズレの検証はできません。
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TD-BH01の音質について
万人受けする味付けにしてあると思います。(私の耳は、150Hz〜11KHzが聞こえます。)
aptXのコーデックが生かせていて、音質も有線なのか無線なのか?の差はまったく分かりません。パソコンやタブレットで動画を再生していても、微妙な音ズレをかんじることはありません。
TD-BH01の音響特性をピンクノイズをオクターブバンドで表示してみました。
中音、高音、低音を強調したフラットとは言いがたい特性であることがわかりました。
そのため、低音が良く響くし、高音もよく聞こえます。自然な音というより作り込まれた音として感じます。「どぎつい」音として表現できます。
矩形波を入れると、ノコギリ波になるので、音のキレの良さ、濁りはない、優秀なヘッドホンだと言えます。
再生周波数的にも、50〜20KHzまで再生できているので、粗悪なものではありません。
ON/OFFボタンのダブルクリックで、低音増強モードに切り替えられますが、その差は小さく、好みで切り替えてください。
遮音効果もそれなりにあります。
TD-BH01の側圧測定
TD-BH01の頭をしめつける力は、緩い方だと思いましたが、実際に量ってみました。
私の頭の幅は、17cmなので、その距離で測っています。左右のハウジングの重さが違うので、左右の上下関係を交互に量って平均値を出します。
計りの表示されている重さから、ヘッドホンの重さ213gを引くと、側圧が「g」で量れます。
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結果は、約200g。側圧:しめつけの力は小さいです。
PS4用のプレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットで、約330gです。何時間もヘッドセットを付けてプレイに集中できない理由は、しめつけの力の大きさでした。
このヘッドホンの注意点
ゲーム音楽とチャットを一緒に聴けない
BT-W2とペアで使う場合、チャット機能は動作しません。
PS4で、ワイヤレスヘッドホンでチャットをしようとすると、ワイヤレスサラウンドヘッドセットがおすすめです。
Nintendo Switchには、そもそもマイク入力がありません。
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低遅延だけど、音楽演奏には使えない
TD-BH01のようなヘッドホンをして演奏をする人はいないと思います。Bluetooth接続のワイヤレスヘッドホンやイヤホンは、aptX LLですら、0.04秒の遅れがあります。
人間は目からの情報を優先するために、テレビゲームの画面を見ていれば音が多少遅れても常に補正ができます。
もし、演奏の時に、演奏者のみんなが、お互いの音をBluetoothのヘッドホンやイヤホンで聴いていたら?、徐々にリズムが遅くなります。
シーケンサーのクリック音をみんな聞いて演奏するのなら、同じ遅延なら理論上は合うはずですが…。
音が悪くなった、プチプチ切れる
Bluetooth接続がうまくできていないからです。
- 2.4GHz帯(USB3.0ケーブルのノイズ、電子レンジ、Wi-Fi)の混信
- Bluetoothトランスミッターとのバージョンがあわない
- コーデックが合っていない
- 二つのヘッドホンやイヤホンと同時に接続している
- そもそも、壊れている
が考えられます。
まとめ
- Bluetoothワイヤレスヘッドホンの弱点「遅延問題」を克服している
- 装着感が良い
- 価格が安い
- 詳しい日本語の説明書とメールがサポートから送られてくる
- 18ヶ月未満の故障なら対応してくれる ← 新品を送ってくれたり
TD-BH01は、低遅延のaptX LLに対応で、音も、装着感もわるくないのに、価格も8千円弱と文句の付けようがないヘッドセットでした。(購入当時2017年11月)
遅延の原因になる、エコーキャンセル機能はありません。もちろん、アクティブノイズキャンセル機能も付いていませんから、価格も安く、デジタル処理する分の時間の遅延もありません。
頭を締め付ける側圧も、200g(17cmの顔幅で)とかなり「ゆるい」のですが、ヘッドバンド部が頭頂部を押さえてホールドするので、ズレたりすっぽ抜けるかんじはありません。
ゲーミング ワイヤレス ヘッドホンとしても、これなら安心して、おすすめできます。
TROND 恐るべし。
といっても、OEMなので、AUSDOMとか、ブランド名が違うだけで、中身はほとんど同じものがいろいろあります。好みでどうぞ。
「aptX Low Latency」対応のモデルなのを確認して買ってくださいね。
なお、装着感が良いので長く付けてしまいます。音は控えめに耳を痛めないようにしましょう。60:60セオリーを目安にしましょう。