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ヘッドホンの側圧(ヘッドホンの頭を左右からしめつける力)を調べる方法

2019年11月15日

ヘッドホンの側圧

ヘッドフォン(以下、ヘッドホンに統一)を選ぶ時、「付け心地」「装着感」が重要なポイントになります。

どんなに良い音が再生できるヘッドホンでも、キツすぎて数分しか かぶることができなければ使えません。

ヘッドフォン(以下、ヘッドホンに統一)は、耳を両側から押さえつける構造をしているので、どうしても頭をしめつける力がかかります。

人の頭の大きさは、みんなぞれぞれ違いますから、同じヘッドホンでもキツい人もいれば、緩くてズレると言う人もいます。そこで、

”つけごこち”や”装着感”を左右するヘッドホンの側圧の はかり方 をまとめ

ました。

ヘッドホンの口コミ・レビュー記事を書いていて、

  • ヘッドホンがゆるい
  • ヘッドホンがきつい
  • ヘッドホンにはさまれて耳が痛い
  • ヘッドホンで耳が蒸れる
  • イヤーパッドのあとがつく

と言う個人の主観的な感想とは別に、物差しのような絶対的評価になる方法が確立されていないので、ここに私が定義します。

必要なモノ

  • 箱を壊したダンボールとハサミと定規
  • 1Kgまで測れるデジタルはかり
  • 厚さを確保するためのスペーサー(箱や木の切れ端)
誰もが簡単に測れなければならないので、身近にあって手に入れやすいものを選びました。

簡単な流れ

  • 自分の頭の幅をはかる
  • ヘッドホンの重さをはかる
  • ヘッドホンを自分の頭の幅だけ広げた時の重さをはかる
  • ヘッドホンの重さを引いたものが、ヘッドホンのしめつける力になる
  • 他のヘッドホンと比較する

自分の頭の幅、耳の幅を測る

まず、自分の顔の幅、耳と耳の間の長さをはかります。

顔の幅が測れる大きなクランプやノギスがあれば、それを使います。

無い場合は、ダンボールでUの字型のゲージ(ジグ、物差し)を切り出して、頭にあてがってみましょう。

ダンボールを切って、頭の幅をはかる

ダンボールを切って、頭の幅をはかる

男性は、16〜18cm、女性は、15〜16cmくらいの幅です。

ダンボールに物差しをあてて、16cm幅に切ります。頭(両耳のところ)にあてがって、両耳の付け根あたりの幅がおなじかどうかを調べます。食い込むほど当たるのなら、すこしずつ切って幅を広げて、ぴったりの幅を見つけます。

S爺
私の左右の耳の間の距離(幅)は、約17cmです。側頭部の幅の広いところは、18cmくらいあります。人種や性別によって頭蓋骨のカタチが違います。

ヘッドホンの締め付けをはかる

先に作った顔の幅のゲージをあてがって、計りと机の厚さと間いれるスペーサーの厚さを調整します。

計りの天板の沈みシロは、誤差の範囲(5%以下)にとどまるようにします。

ヘッドホンの側圧測定と算出方法

ヘッドホンの側圧測定と算出方法

はかりは、重力方向にしか使えません。なので、ヘッドホンの重さも一緒にはかります。

まずは、ヘッドホンの重さを量ります。ケーブルが外せるものは外しましょう。

ケーブルが外せないものは、ケーブルも一緒にはかります。

ヘッドホンの側圧を測る方法

ヘッドホンの側圧を測る

机の厚さ+スペーサーの箱の厚さ+計りの厚さ(高さ)=17cm

になるように調整をして、ヘッドホンを机の板と計りの天板ではさみます。

ケーブルが机やスペーサーにかからないように、まとめて重さを量るようにします。

はかりに表示された重さから、ヘッドホン(とケーブル)の重さを引けば、ヘッドバンドが頭をしめ付ける力が重さとしてわかります

実際にヘッドホンの側圧をはかる

SONYのPS4用のワイヤレスヘッドホンで、

の側圧(ヘッドホンのしめつけ力)を計ってみました。

PS4用 SONY純正のヘッドセット

PS4用 SONY純正のヘッドセット

自分でかぶって感じた ヘッドホンのキツさの順に、

  1. ゴールドワイヤレスヘッドセット CUHJ-15001
  2. プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット CUHJ-15005
  3. ワイヤレスサラウンドヘッドセット 2018年モデル CUHJ-15007

です。

何度か計って、平均値を取ります。

ヘッドホンの名前 CUHJ- 15001 15005 15007
ヘッドホンの重さ g 300 270 230
計りの重さ g 730 560 490
側圧 g 430 290 260

結果は、ヘッドホンを被った時に感じた「しめつけの強さ」と同じになりました。

CUHJ-15001で「洗濯ばさみで締め付けられるようで頭や耳が痛い!」を不評だったクレームを受けて、プレミアム(CUHJ-15005)では、洗濯ばさみに挟まれる感覚を少し緩めたつもりだったんだと思います。

さらに、「プレミアムでも重い!」と評判が悪かったので、2018年モデルでは、本体を軽くして、側圧もゆるめにしたと思われます。

交互に装着して比べると、締め付ける側圧とイヤーパッドの形や当たり方の違いでも印象が変わってくることが分かります。

旧ワイヤレスサラウンドヘッドセット(CUHJ-15001)の方が1番キツいのに、イヤーパッドの形状が違う15005とつけ比べて、耳を締め付けられかんじを少なく感じます。

S爺
数値化して自分の感覚を補正しなければならないことを実感できます。

まとめ

音楽のプロではなく、一般のユーザがゲームや音楽を聞くために使うヘッドホン

ヘッドホンの音の善し悪しが決まる”ドライバー(スピーカー)”自体は、すでに完成の域に達していて、音の善し悪しを大きく左右するほどの差はありません。

ヘッドホンの善し悪しは、音よりも、装着感の方に重点がおかれます。

ヘッドホン装着時の快適性は、ヘッドバンド部の頭をはさんでしめる力(側圧)が大きく影響します。

さらに、その力を耳の周りに分散して押さえつけるイヤーパッドの柔軟性など、いろいろな要素が加わって装着感が決まります。

ヘッドホンを使う人間の顔の幅、耳の形、頭のカタチなど、不確定要素が多すぎました。

誰でも簡単にできる再現性の高い側圧の計り方とその基準が無かったことが、ヘッドホンのオカルト化に拍車をかけていました。

この方法をみんなに知ってもらって、ブログでヘッドホンの締め付け具合を計るベンチマークにしてもらえると、個人差や主観的な評価(思い入れ)を排除することができます。

S爺
ただし、このような測定器具を自作する場合、校正ができません。つまり、相対的な数字しかでませんので、みんなが持っているメジャーなヘッドホンの数値を一つ入れて、基準にすることを忘れないようにしましょう。

ぜひ、この方法を使って、他のヘッドホンのキツさを評価してください。

このページは、ヘッドホンのレビュー記事から、「側圧」の解説のため参照するためのものです。旧ブログの記事(削除)をリライトしたものです。









  • この記事を書いた人

SG(S爺)

週末にゲームに興じるジジイです。 提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。

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