今月号は、マイコン STM32系の特集。
今月も付録がないので、970円。
トランジスタ技術 2023年9月号は、ST32系マイコンの特集
表紙は、ローム。
裏表紙は、通販のマウザーエレクトロニクス。
巻頭
俺たちトラ技団(漫画広告)#05 :東京秋葉原 アキバ2F店オープン
Information
- ローム R60xxRNx :600V MOSFET
- 日清紡 NL6012 :OPアンプ 15μA 2回路入り
- 東芝 TCR1HF:USB PD向け 電源 LDOレギュレータIC
- セイコーエプソン M-G370PDG:6軸ジャイロセンサ
- アルファプロジェクト AP-RZFV-0A:ルネサス RZ/Five 64bit RISC-Vマイコンボード
巻頭カラー 連載
- エンジニアのための宇宙開発ウォッチ 21: 宇宙への宅配便 こうのとり HTV
特集:新世代 STM32 ホープの実力
32ビットマイコンは、STマイクロエレクトロニクスのCortex-MのSoCチップが 主流。
安価な公式 Nucleoボードと 充実した開発環境があるので 扱いやすいのが人気の理由。
イントロダクション
- STM32マイコンの有望株に注目
- STMボード図鑑2023年 おすすめも
数多くある STM32マイコンボートのまとめ記事なので、付箋。
第1部:注目株のSTM32&回路製作入門
- マルチ測定器Analog Discovery操作盤の製作 :STM32H5(NUCLEOボード)で制御する基板作り
- Analog Discovery操作盤の制御用STM32プログラミング:制御基板のプログラム作成とテスト
- STM32マイコン開発環境2023 :開発環境 STM32Cube & デバッガ ST-LINK
- STM32プログラミング入門
- Analog Discovery風の計測ステーション「Nucleo Discovery」の製作
- 20mVステップのUSB可変電源の製作:STM32G071で、USB PDの可変電源を作る
第2部:コンパクトで注目!STM32C0の使いやすさ感
- 8ピン(DIP化OK!)STM32マイコン量産アダプタの製作 :STM32C011J4/6 8ピンSOPに書き込みとデバッグをする基板
- 8ピンSTM32を使った小型AMラジオの製作:ラジオIC KT0913をI2Cで制御するマイコンをプログラミング
- 初めてのコンパクトSTM32C0マイコン :Nucleo-C031C6 と温湿度センサーとRGB LEDで 気温危険度表示器
第3部:研究 STM32マイコンはどのあたりが進化したか
- STM32マイコン入門2023:STM32マイコンの系譜
- IoT向け進化系コアCortex-M33の実際 :M4からM33で新たに追加、強化された機能
- 高性能 TM32F4の後継 STM32H5の何が違う?:Cortex-M33コアで250MHz動作
- MicroPythonとSTM32マイコンの関係
- 高性能Cortex-M33 GPIOハッキング阻止実験 :TrustZone & セキュアプログラミング入門
連載
- モダンArm開発環境ではじめる音声信号処理マイコン実験 1: Arm開発環境Keil Studio Cloudと音声実験回路
- 測定器BASIC 測り方&回路テクニック集 1:データ・レコーダとオシロスコープの違い
- アナログ・フィルタはどうやって作るか10: 高周波ハイパス・フィルタは バンドパス・フィルタとして設計
- 20~20kHzで-150dBc!FFT超低ひずみ測定システム 1: FFT式ひずみ率測定方法
- AC100V向け電圧&周波数モニタの製作 後編: AC100Vの実測と測定プログラムの処理
RFコーナ
- 430MHz帯ワイヤレス気象テレメータの製作 後編:ワイヤレス気象テレメータのArduino&ラズパイ・プログラム
- 技適なし無線モジュールを自作無線機として使うための アマチュア無線バンドの免許申請する方法
連載
- 電流アシスト付き超低ひずみヘッドホン・アンプ 6:オーディオ回路向けプリント基板パターンの設計
- 電源工房 スイッチング電源のトランス設計法 4:スイッチング電源にリッツ線が効果的な理由
トラ技Jr.コーナ
- コウモリに学ぶ実験研究…混信しない超音波計測 :クルマやドローンの衝突回避への応用
- 「サーモホン」って何?
前々から、スピーカーの種類の中でも、超音波スピーカーのサーモホンの存在は知っていたが… 1ページだけだけど、知りたい情報があって良かったw
まとめ
今回の特集は、マイコンの定番 STM32、Cortex-? の特集だ。
基本性能はアップして より高度なことが速く処理できるようになってきた。開発環境もCが基本だが、いろいろ解説書も増えてきた。
電子工作の中でも、マイコンは無視できない存在である。 あーでもない こーでもないと かなり遊べるガジェットでもある。
マイコンを仕事で使う人は、いろいろ試して、応用していかなきゃいけないプレッシャーはあるけど。