25年前のホームベーカリーがブームだった頃から、食パンスライス ガイドとパンナイフを使っています。
焼きたての食パンは、ものすごく柔らかいので スライスできません。
このパン切り台は、熱々の焼きたて食パンが切れます。
6年前、街に「乃が美」という柔らかい食パンを売る専門店ができたので、買って食べるようになりました。
そのままでも食べられる食パンなのですが…。
切っていない食パンは、自分で切らなければ、トースターに入りませんから。
乃が美のような柔らかい食パンも、”食パンを立てて横に切る”方式のパン スライサーを使わないと、つぶれてしまいます。
今回は、我が家で使っている
パン スライサー(ブレッド スライサー)とパン切りナイフを紹介
食パンを1本まるごと、”ひとかたまり”で買って食べる人に便利な道具です。
スライサーもパン切り包丁も基本的な形は同じで、各社メーカーやブローカーから出ています。好みで買ってください。
- ホームベーカリースライサー(PS-955) :1064円 (税送料込み、Amazon)
- スムーズパン切りナイフ(HE-2101):1278円(税送料込み、Amazon)
食パンスライサー(ブレッド スライサー)
柔らかい食パンをつぶさないようにカットスライスするためのスラサーガイドです。
特許の関係か、同じ形、デザインのモノが、各社ブランドから出ています。
曙産業 ホームベーカリースライサー PS-955
刃物で有名な新潟の燕市の曙産業の PS-955 を買ってみました。
4つの部品に分解して洗って乾かすことができます。
- 底皿
- 厚み調整の板
- 本体枠
- 安全ガイド枠
最近の柔らかい食パンやデニッシュ食パンは、油でギトギトなので、こういった枠や厚み調整板が油で汚れます。
ヌルヌルするようになったら、中性洗剤をつけたスポンジで軽くこすって洗って、乾かしましょう。
取扱説明書が秀逸で、感動したのでアップしておきます。
分解、清掃の方法の写真と解説が良くできています。「パチン!」とか、これはパクろう!
あらためて説明書を読んでみて、食パンの厚みと「○枚切り」について記載があるのに気がつきました。
東西で、
- 関東:6枚、8枚切りの薄切り
- 関西:4枚、5枚切りの厚切り
を好むそうです。
スムーズパン切りナイフ(HE-2101)
パンを切る専用の包丁(ナイフ)があります。
特徴は3つ
- 片刃
- 刃渡りが長い
- ノコギリのようにギザギザの加工がしてある
このギザギザがないと、食パンが切れません。ノコギリのように前後に押して引いて切ります。
片刃です。片面に刃がついていないのがポイントです。
以上の特徴があるのを生かして、食パンを切ります。
スライサーのガイド部分を切り込まないように、切っていく方向を右から左にします。
実際に食パンをスライスしてみる
スライサーを使ったパンの切り方は、ホームベーカリースライサー PS-955の説明書が、すばらしいので貼っておきます。
うまく使いこなすコツ(ポイント)は、4点
- 片刃のパン切りナイフを右から左に向けて切る
- パン切りナイフは、刃のついている面(右側)を下のガイドに押しつけるように
- 前後に押し引きをしながら、左へ力をすこしかけて切っていく
- 左手を切らないように、パンがうごかないように、つぶさないように押さえる
左側に刃を向けて、右から左へ切りすすめます。パン切り包丁は下のガイドに沿わせるように前後に押し引きします。
片刃のおかげで、刃がガイドのプラスチックに食い込んでしまうことはありません。滑らかに動きます。
- 水平にして切る
- 厚さ調整板の突起がパンの断面を押さえる
ギコギコとパン切り包丁のノコギリで押し引きしても、潰れないことが分かります。
3cm厚は、トースターに入るギリギリの厚さです。
乃が美のように水分が多く柔らかい食パンで2日以上経ったものは、厚めに切ってポップアップトースターで焼いて食べます。
何も付けなくても、パンの中にマーガリンと食塩が練り込んであるので、濃いめの味がついています。
妻や子供らは、1.5cm厚の8枚切りや6枚切りの2cm厚が好きです。
昨晩のスーパーで半額になっていたポテトサラダやカット野菜などを付け合わせで食べるのが、我が家の朝食のパン バージョンの日です。
パンを切って焼く係は、昔から私です。
ポップアップトースターとオーブントースター どっちが良いの?
ポップアップトースターが熱いので、取り扱い注意です。
ポップアップトースターの利点は、ポップアップの方が上端に焼き目が付かないくらいで、焼きムラがないことと消費電力が少ないということです。
消費電力と焼き上がり時間をリストにすると…、
- ポップアップトースター:700W、1分 → 30円/kWで、0.4円
- オーブントースター:1,000Wで、2分 → 30円/kW で、1円
ポップアップトースターが消費電力が少なめで、焦げ目の付く時間も短いので 電気代が安いです。
ワットモニターで調べると、ポップアップトースターの電気代は、オーブントースターと比べて 半額。
2斤以上の長い食パンは半分に切ってから
最近は、2斤以上の長い食パンを買う人はいません、しかし、
スーパーのパンコーナーやベーカリーコーナーで、2.5斤や3斤の長い食パンが半額で売られていることがあります。
斤(きん)
中国由来の日本で使われていた重さの単位。120匁(もんめ)= 1斤 ≒ 1ポンド ≒ 450g
- 340g〜510g:1斤
- 510g〜680g:1.5斤
- 680g〜1kg:2斤
つい、買ってしまったり、ガソリンスタンドでもらったりしたら、とりあえず半分に切りましょう。
このスライサー(ガイド)を使って、切り分けて冷凍します。
- 2cm以下の厚さでスライスして
- 軽くラップにくるんで
- 冷凍用ポリ袋に4枚程度ずつわけて
- 冷凍庫へ
先に空焼きしたポップアップトースターに、凍ったままで入れます。
といっても、スーパー併設のパン屋で、フニャフニャの耳が薄い柔らかい食パンはないと思うので、スライサー(ガイド)は要らないかな?
乃が美の食パン より安くておいしい セブンイレブンの セブンブレッド
乃が美のパンは、2019年当時
- 2斤(きん)で 800円(税別)
- 1斤で400円(税別)
でした。
型に蓋をして焼く「角形食パン」で、しっとり系のパンです。
パンのミミを薄くするためには、中まで火が通るギリギリで止めるというパン焼きの温度管理が難しく、工場での大量生産ができないと言われてきました。
セブンイレブンは、それを実現しています。「ミミまでおいしい セブンブレッド」税込149円は、町の小さなパン屋を潰しにかかるキラー食パンです。
乃が美のパンやそれをまねた マーガリンやバターたっぷりの高い食パンとは違って、嫌みな油っぽさがありません。
ロットによって、耳が分厚いもの、固いものがありますから、いかに薄耳の食パンを作ることが難しいか?がうかがい知れますね。
最近(2022年〜)は、 に志かわ の 月替わり 餡入り食パンを買って食べています。(前日に注文すれば、1本でも焼いてくれるので)
に志かわ 以外の高級食パンは 買っていません。
まとめ
食パンを自分の好みの厚さに切るパンナイフとスライサー(ガイド)の紹介をしました。
こんな方におすすめ
- やわらかい高級食パンをトーストして食べたい人
- スーパーで半額になりやすい”切っていない食パン”を買う人
- 自動パン焼き器を家庭で使っている人
“健康上の注意!”
- 250〜350Kcal
- 塩分が1g前後
という、健康を害するレベルのものです。
美味しくするために、マーガリンやバターを練り込んだり、砂糖を入れたり、食塩をたくさんいれたりと、「味」をつけているからです。
食パンの上にものを載せて食べることが当たり前の世の中になり、ポップアップトースターよりも、オーブントースターが好まれる時代です。
バミューダ だっけか? 昔からあるスチームオーブンもどきのくせに2万円もするボッタクリのオーブントースターを、マスゴミやネットのアフィカスが持て囃していた時期がありました。
パンの上に、チーズを載せてとか、バターたっぷり(マーガリンはアレ)とか、(糖質の塊の)ジャムとかを健康被害について警告なしで紹介をしているアフィカスブロガーの多いことを嘆いていても何も始まらないので、私が書きます。