EOS Kiss X8i のバッテリー【LP-E17】の互換バッテリーも買って使っています。
値段が2個セットと充電器がついて3300円!、純正のLP-E17の4300円よりも安いっていう…。その安さで大丈夫なのか?と興味津々でした。
過去のデジカメのバッテリーパックの互換品は、バッテリーの充電がすぐにできなくなって使えなくなるものばかりでした。
懲りずに、今回も
EOS Kiss X8iの互換バッテリーを購入し、実際のところ どうなのか?をテスト
しています。
まだ購入して半年ほどなので、結論が出ていません。
同じLP-E17が使える EOS Kiss X10も追加購入し、今後、中長期レポートをしていきます。
LP-E17 互換バッテリー RAVPower 同梱物
内容物は、
- LP-E17 充電器(RPーBC013)
- LP-E17互換バッテリー 7.2V/1000mA 7.2Wh ×2
- microB USBケーブル
- 保証書
でした。
バッテリーは、二個付いています。
LP-E17の互換バッテリーなので、Canonのカメラで、
- EOS 77D
- EOS 750D
- EOS 760D
- EOS 8000D
- EOS M3
- EOS M5
- EOS M6
- EOS Rebel T6i
- EOS Rebel T6s
- EOS Kiss X8i、X9i、X10
といった同じバッテリーを使う機種で使えることになります。
私は、EOS Kiss X8i と X10 で使っています。
純正 LP-E17には、ホログラムのシールが貼られています。
互換バッテリーなので、サイズ、端子の形状はまったく同じです。
純正 LP-E17 | 互換バッテリ RP-BC013 | |
充電容量 | 1040mAh / 7.2V | 1000mAh / 7.2V |
重さ | 42.2g | 43.2g |
互換バッテリーの方が、充電容量が少なめです。
重さが42gと43gという1gの差なので、バッテリーの中にあるセルが小さいとか少ないとかいうことはないようです。
「容量を多めに嘘を付いて標記していない」という良い意味に解釈しています。
裏の注意書きを見ると、
RAVPowerの日本取扱店になっているようです。PSEマークも付いています。
専用の充電器が必要
互換バッテリーは、付属の専用充電器で充電します。キヤノン純正のLP-E17は充電できませんし、LP-E17用の充電器(LC-E17)は使えません。
専用の充電器は、microB USBケーブルがついていて、5Vのスマホ用の充電器から充電できるようになっています。7.2Vのバッテリー充電なので、DC-DCコンバータで昇圧して充電します。
二個同時に充電すると、4時間程度かかることがあります。
EOS Kiss X8iで、Eyefiカードをいれている関係で、Wi-Fiの接続がうまくいかなくて、スリープにならないまま、バッテリーを使い切ることがたまにあります。
二個セットなので、もう一つを使うことで、撮り続けることができます。純正のLP-E17も二個持っているので、大量に撮影、動画を撮っても、バッテリー切れで電源が落ちたら、すぐに交換できます。
動画を撮影するときは、純正のLP-E17の使用をおすすめします。
ロケ先では、モバイルバッテリーで充電できるメリット
純正のLP-E17と充電器(LC-E17)は、コンセントにつなぐ充電器なので、出先でLP-E17を充電できません。
互換バッテリーは、USB充電なので、モバイルバッテリーをつなげば充電できます。
ロケが中心という、外でカメラを撮りまくる「小僧」なら、互換バッテリーのメリットが大きいですね。ただし、満充電には3〜4時間かかります。
EOS Kiss X8iでの互換バッテリーは、どう認識される?
バッテリー情報を見てみました。
バッテリー残量、アイコンはいい加減です。
充電が十分あるように見えますが、バッテリーのアイコンのバーグラフが一つ減ってからは、突然減って電源が落ちます。大量に撮影したり、動画を撮るときはバッテリー残量を考慮しましょう。
バッテリーの型番が、「DR-E18」になっています。
このDR-E18は、「Canon DCカプラー DR-E18」というダミー(偽装)バッテリーのことです。
これは、カメラをAC電源(コンセント)からつないで、バッテリーなしで駆動するために使うものです。ACアダプターのAC-E6NとダミーバッテリーのDR-E18はセットで使います。
カメラは、AC駆動のためのダミーバッテリーが入っていると認識しているため、バッテリー管理をしないようになっています。
ちなみに、純正のLP-E17をいれると、
バッテリーの型番は、「LP-E17」と認識し、バッテリー残量のアイコンのバーグラフの三段階もバッテリー電圧がさがると、反映して2つ、1つと減っていきます。
さらに、劣化状況も三段階で表示されます。
まとめ
カメラの互換バッテリーは、中華の怪しいメーカーやブランドのものばかりです。
キヤノン純正のLP-E17は、Amazonで1個 4300円で買いました。
今回は、RAVPowerブランドのものを買ってみました。3300円で2個のバッテリーと充電器セットですから、コスパ的に無視できません。
基本的に、どこのブランドのものを買っても、期待しないで使えば、そこそこ使えると思います。
過去のデジカメで使ってきた中華の互換バッテリー(ロワとか)の寿命は、充電40〜50回で怪しくなって、60〜70回ですぐにバッテリーが切れて使えなくなります。(純正バッテリーは80〜100回)
純正のLP-E17を二個、互換バッテリーが二個の4個のローテーションでは、一個あたりの充電回数が増えません。まだ、4回目です。
最初の5回くらいがバッテリーとしては最高性能がでますから、まだ調子が良いのは当然ということですね。
それに、50回の寿命といっても、1週間で1回バッテリーを交換する、二個あるから交互にとなると、二年くらい持つことになります。
「カメラの互換バッテリーって、寿命が短くて、すぐに使えなくなるとしても、どれくらいなのか?」と興味を持っている人も多いでしょう。だから、実際に私が買って試しています。
破裂したり、燃えたりしてもらっては困るので、充電中は、手元に置いて監視するようにしましょう。
EOS Kiss Mは、LP-E12で買うのを躊躇していたのが正解でした。