2017年6月の我が家の家庭菜園のメモ。
2017年5月の最低最高気温
2017年5月の我が家の最高気温と最低気温をNetatmoのデータから、30度を超える真夏日が数日あったことがわかる。
10度を下回る最低気温も夏野菜の苗には、あまり良くない。だから、今年も4月に植えるのを避け、5月のGW中に植えることで、霜による被害はなし。
問題は、雨が少なかったこと。収穫時期を迎えた玉ねぎにとっては、最後の一ヶ月で玉が太る時期に晴天が続いたことでプラスに働いた。雨が少ないのと日中の温度が35度近くまで上がるため、朝晩の水やりという真夏日と同じ労力がかかる日があった。
終了分
- 絹さやエンドウ、スナップエンドウ
- 玉ねぎ
エンドウ
エンドウもなりはじめると、大量にできる。おかげで、5月は毎日エンドウだった。最後は収穫が追いつかず、エンドウ豆になってしまったので、毎日グリーンピース入りのご飯、スープ、炒め物、卵焼きの中の具… だった。
小学校の時の給食で、当時最先端だった米飯給食。豆ご飯がでて、しょっぱい上に豆臭いマズい飯という印象をジジイになっても、引きずっていて苦手だった。
こうやって、我が家で作って食っているウチに、エンドウ豆もうまい ってことを再認識している。今回は、収穫の勝手を考えずに、密集して大量に植えたことが反省点だ。
畑の面積が広いので、連作障害のキツいエンドウも、同じ場所に植えるインターバルは、4〜5年になるので助かっている。
玉ねぎ(2016年11月〜2017年6月上旬)
昨年(2015年10月〜2016年6月)分の玉ねぎは、200本植えて、収穫できたのが20個で、しかもラッキョウのような玉になるという、過去最悪の歩留まりだった。今年は、200本中
新玉ねぎで、先に抜いて食べた分を合わせて、190個程度と、(年寄り連中がくたばってから)私が家庭菜園をやるようになって、玉ねぎに関しては最高の収穫を記録。
玉ねぎは、玉の太る4月下旬〜5月の日照量に左右されることが分かった。雨が多いと枯れる、玉太りが悪いということが分かった。
保存性も、収穫時期に雨が多いと、干しても、夏が越せず、黒カビや中が腐って食べられなくなることも分かっている。
今回は、泥の付いた根を切りそろえ、ネギの葉も20cm程度にそろえて、干すための手間がかからないように、一工夫しておいた。我が家で、もっとも乾燥している日陰のベランダに干しておく。
収穫時期に雨が多かった年の玉ねぎの保存性が極端に悪くなる問題は、根本的な解決方法はないようです。
「消石灰をまぶす」と言うのも良く聞く話ですし、野菜づくりの雑誌などでも時々見かけます。水酸化カルシウム(消石灰)は、水分を吸い取り、水に溶ければ強アルカリ性の液体として雑菌やカビの発生をおさえることはわかっています。
つまり、収穫時にできるだけ速く乾燥させて、保存も風通しの良いところに吊して、カビの発生を抑えるしかありません。その分、玉ねぎは固く、繊維っぽくなります。
2018年8月中旬で、すでに切ったネギ部分から腐敗がすすんで、すこし茶色に腐っているものが増えてきました。
定番夏野菜育成&収穫中
- トマト
- キュウリ
- 茄子
- ピーマン
- オクラ
今年は、ホームセンターの苗もGW過ぎても大量に並べられてて、遅めに植える人に向けて調整されていたようだ。しかし、大量に余って枯れているのをみると、今年はみんな植えなかったのかな…。
キュウリ 2017年5月4日〜
キュウリに関しては、今年もハムシがきているので、指でつぶして駆除している。すでに収穫しているので、農薬が使えない。本数を控えめにして、成長の遅いものを順次植えているので、ピークが重なって、毎日キュウリにならないようにしているが… はてさて。
トマト 2017年5月4日〜
葉っぱの状態からしてもわかるように、肥料が多すぎた。というか、毎年真夏に肥料切れでダメになるので、今年は、溝肥料にしてみたんだけど、最初の追肥で化成肥料の量が多かった。
今年から、通常サイズのトマトはやめて、ミニトマト、小玉トマトだけに絞っている。雨にあてないように傘をしてやる手間がかかる品種や、歩留まりと、食べる時の都合として、通常サイズのトマトは家庭菜園には向いていないと思う。
ナス 2017年5月8日〜
ナスは、花が咲いているものの、実を付けて最初の小さい実を取るのは、6月下旬になりそうだ。まだ、植えるスペースがあるので、ホームセンターなどで安売りになっている苗があれば、かってきて追加して植えたい。
ピーマン 2017年5月4日〜
ピーマンに関しても、最初の親指くらいの実を採った。その後は、順調にピーマンができている。
土佐ピーマンが、ピーマンらしくて良い。ジャンボピーマンは、年々、苗の質がわるいのか? 歩留まりや病気に弱いので、今年は植えなかった。辛ピーマンが、収穫量と病気への耐性のよさからお気に入りなんだけど、辛くて食べるのに困るので、今年は2本だけにした。あとは、土佐ピーマン。
トウガラシも、たくさん植えても食べられない(薬味なので)ので、今年は1本だけ。
あと、オクラの苗が1本 税込みの30円だったので、2本植える。オクラも、茄子もカメムシがいっぱいくるので、手でつぶすのにも限界がある。今年は、植える本数を控えて、様子を見ることにした。
植えすぎると、水やりのための井戸水の限界 一日300リットルを超えてしまうので、今年も控えめにしている。
これだけ晴天が続くと、庭木と畑へまく水の量が全てになってくるからね。
家庭菜園も、規模がある程度になってくると、田んぼ同様に、「夏場の水やり」と「高温対策」が重要になってくる。とにもかくも、水やり。水やりなくして、作物は育てられない。
キュウリ、茄子、ピーマン、こいつらは、ピーク時に一日5リットル以上っていう信じられなくらいの水を必要とするからね。
肥やしガー、農薬ガー とか、いっている連中は、まだまだ家庭菜園のニワカ レベル ってことなんだよね。
2017年6月後半の収穫と被害など
2017年6月下旬で、トマトに問題発生。
溝肥の肥料が多すぎたため、どのトマトも メガネ茎が発生したり、葉っぱが巨大化したり、丸まったりと問題が発生しまくっている。
南側の一本がマルチの黒で高温になったためか? 根がやられて元気がなくなってきた。青枯れ病っぽい症状なので、念のために抜いた。
近くに、他のトマトの枝芽を挿し木にしてみた。
大量のキュウリと、ピーマンの収穫がピークになってきている。トマトが赤くならずに、ほとんど収穫できていない。ナスも、軟かい品種にしたのは正解。接ぎ木なので、大きく育っている。しかし、若い芽を食い荒らす虫がいるものの、その正体が分からない。
やっと、ミニトマト(中玉)が色づき始めたので収穫。ピーマンは、苦みも取れて美味しくなってきた。ナスも4本、キュウリは、ピークアウト。
特に、キュウリの葉っぱに白いカビが生えてきていて、勢いがなくなっている。そろそろ終わりか。