デジタル一眼でレンズキャップを付けたり外したりが面倒だと思う人が多いでしょう。
私も、日頃からよく使うデジタル一眼のレンズにはレンズ保護のレンズ フィルターを付けてレンズキャップは外したまま使います。
カメラのレンズ フィルターって何?
カメラのレンズの前につける部品で、フィルターによって写り方をいろいろ変えることができるものです。
パソコンでの画像処理ができなかった30年前までは、多種多様なレンズ フィルターが売られていました。
- 保護フィルター
- 偏光フィルター(LPフィルター)
- 減光フィルター(NDフィルター)
- カラーフィルター(エンハンサーフィルター)
- 色温度調整フィルター
- コントラスト調整フィルター
- 特殊フィルター
- クロス
- フォギー(霧)
- ピンホール
- キャラクターホール(穴)
- モノクロフィルター
- 赤外線フィルター
- 拡大レンズフィルター
などがありました。
今は、パソコンで自由自在にフィルターがかけられますので、レンズフィルターは衰退しています。
保護フィルター、偏光フィルター、減光フィルターとかは、まだ必要なシーンがあると思います。
レンズフィルターにはサイズがある
レンズフィルターにはサイズがあります。自分のカメラについているレンズの先の径を調べましょう。レンズには、かならず、フィルターのサイズが書かれています。
レンズフィルターのメーカー
- キヤノンやNIKON、オリンパスなどのメーカー純正
- Kenko
- HAKUBA
などがあります。
以上を踏まえた上で…
レンズキャップはせず、かわりに保護フィルターをつける
私も、KenkoのMCフィルター、レンズ保護フィルターを付けています。キヤノンの純正の保護フィルターもありますが、高いです。
EOS Kiss X8iのレンズキットについてくる純正の標準ズーム(EF-S 18-55 IS STM)のレンズの口径は、58mmです。
EOS Kiss X10 EF-S 18-55 IS STMの標準ズームレンズも、同じなので、同じMC プロテクターフィルターが使えます。すぐに付けました。
Amazonでもベストセラーのアイコンが付くくらいなので、みんな買っていると思います。
こんなかんじでケースは開きます。
レンズの先に付けるフィルターは、偏光フィルター、色調修正フィルターなど、好みで付け替えることがありますから、外したフィルターはケースに入れて保管します。
まぁ、昔からKenkoのフィルターといえば、定番だったので、とくに問題なし。
もちろん、レンズキャップはフィルターをつけたままでも装着できます。
カメラは、無造作に机の上に転がしています。すぐに手にとって撮りたいので、レンズキャップは外したままにしています。
保護のために、というより、レンズを拭くよりフィルターをふいた方が気兼ねなく拭けるというのがメリットでしょう。泥埃を圧搾空気で飛ばしてからってのが一手間かかりますからね。
プロテクトフィルターについた傷
とくに、ぶつけたり、こすった覚えがないのですが、気がついたら、フィルターに傷がついていました。
拭き取っても消えない、触るとザラつくので深い傷です。レンズにつけると、レンズ自体が交換になります。フィルターだけなので、買い直して付け直しました。
傷のついた保護フィルターでも、これくらいなら撮影した画像に写り込むことはありません。
フィルターにワセリンを塗って、ボケた映像にするとか、おもしろい事に使えるので保存しておきましょう。
まとめ
この単なる透明なガラスのフィルターは、軟膏を塗りつけて意図的なボカシを演出したり、二枚重ねにして水滴を付けたりして、っていう視覚効果を演出させるために、昔はよく使いました。
今は、Photoshopがあるので、カメラのフィルターを付け替えたりして、視覚効果を付けるなんてことはしません。
三脚をたててカメラを固定し、同じ構図で数枚、明るさやピントを変えて撮影したRAWデータがあれば、パソコン上で、ハイコントラストな写真やすべてにピントが合った写真とか、自由自在に作れるんですよ。
PhotoshopやLightroomのフィルターのメニューだけ、昔は、レンズフィルターを付けて撮っていたということです。
レンズフィルターもAmazonで買っています。傷が付いたら交換します。
2年目で、一枚買い換えました。工作中の写真を撮っていたら、切削片が飛んで傷が付いたんです。フィルターがなかったら、レンズの買い換えになっていたでしょう。
防護メガネなしでは、危なくて仕事になりませんので。