今月 20117年7月号のトランジスタ技術誌。特集が、「My IoT製作用 PCプラモデルの開発」。別冊が、「アナログウェア No.2 ケーブル&コネクター10Gbps伝送技術」。
別冊は、ディジタル映像信号の転送技術の話。信号を高速で送ろうとすればするほど、ノイズの影響を受けやすくなる。送る信号が速くなるってことは、周波数が高くなる。周波数が高いと銅線から漏れ出る電磁波が半端なくなって隣の信号線へ影響がでる…。
実際に、GHzの信号を送ると、その信号が銅線をどう伝わっていくのか?を診る機械も、ベクトル ネットワーク アナライザとか、LEXUSの良いのが買える値段になるので個人では買えない。それを解説 みたいな別冊。
トラ技 2017年7月号は、「PCプラモデル」っていうから、何のことか?と思ったら、「組み立てる→プラモデル」という意味で使っているようだ。
Raspberry PiなどのIoTコンピュータを組み込むための、いろんなやり方について紹介されている。時代は、マイコンから、IoTコンピュータへ。
組み込みのOSはLinuxが中心だけど、完全に組み込みで直接ハードウエアを動かすベアメタルについても検証の記事もあるし、時代は、そっちへいくのか みたいな。
135ページからの”即席USB-I/Oインターフェイス”の話は、エアバリアブルさんの記事。13種類もよく調べて表にしたなーと感心。
経験上、業界雑誌に記事を書くってのは、いろんな意味で気を使う。気の短い私なんか、「もう絶対に投稿もしないし、頼まれても書けない」って思ったけど、その道の第一線で活躍する友人たちとも疎遠にして、地方の田舎で細々とやっている限り声もかからない。
某君のように、コンサルいれて、Googleやヤフーの1クリック300円広告をいれつつ、SEOバリバリの自身のグループ企業の宣伝サイト運営をやって、動画サイトや地元のテレビやラジオに積極的に顔出しして、ウンチクをエラそうに語りつつ、集客用のデタラメ本を連発してりゃ、そりゃ、M6に乗れるわ。
そういうコンサルタントやっている連中が、「人気ブログ運営でセルフブランディングに成功!お馬鹿な客を集めて、稼ぐノウハウを教えます!」みたいな宣伝文句で、同窓や同門への営業拡大をしている。それが、スゲー ウザい。
で、そこの従業員が、一般人へのブログコンサルで稼ごうとしているのが、もう笑えない。
私も、「コンサル」っていう詐欺商売をやろうかなと思っているものの…。情報弱者のお馬鹿な鴨になる客に訴えかけられる、看板になるな華々しい実績がないのが残念だ。