キヤノンのIXY 180(2016年に購入)を愛用していたが、調子が悪くなってきたので、現行のIXY 650 mを買った。

結論からいうと、
令和のコンパクトデジカメの標準機。
撮りたいものを画面に入れて シャッターを押すだけの全自動のカメラ。
- 購入品:IXY 650 m
- 購入時期:2026年 1月27日
- 購入価格:50,000円(送料 税込)
- 購入店: ヨドバシドットコム
こんな方におすすめ
- ちゃんとした 光学式ズームのコンパクトデジカメが欲しい
- 安いだけで、起動が遅くて 綺麗に写らない 中国パチもんのコンデジに嫌気がさした
- 日本製造のカメラが欲しい
- コンデジ IXY が壊れたので 新しいのに買いかえたい
私は、この製品を自分で選んで、自腹で買って試している。
製品やサービスをタダでもらって、宣伝・提灯記事や動画をネットにばらまく”アフィカス”のステマ犯罪にうんざりしている。
私のブログには 広告案件記事はない。外国スポンサーの影響を受けないので 本当の事が書け、情報工作(プロパガンダ)もない。
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キヤノン IXY 650 m の使い方、設定、日々使っての感想や不具合を まとめる 長期使用レポート
スマホ内蔵カメラ 全盛期に なぜ コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)なのか?
『スマホのカメラ機能ではなく、単体のコンパクトなデジタルカメラが欲しい』人が 未だにいる。
1ヶ月で 32GBのmicroSDカードがいっぱいになるくらい 撮ります。
逆に私は、無頓着で 捨てたり無くしたり… をやらかすので、後から 撮った写真を見返すことで…、何度か救われたことがあります。
今まで、1〜2万円のコンパクトデジカメを使い潰してきた。
1万円以下で買える 中国パチもん コンデジも買って試してきたが、起動が遅く、画質も悪く、手ぶれ機能も まったく意味を成さず… の欠点だらけ。
物価高の今となっては、まともなコンデジは、4万円以上でないと買えない。腹をくくって買った。
ちなみに、2016年に IXY 180を買って、ずっと使っている。記事は ↓。
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1万円で買えるコンデジ キヤノン IXY 180は、軽くて小さくて、自撮りやブログの写真撮りにも使える。 : Sunday Gamerのブログ
家族の誰もが気軽に使えるカメラとして、1万円で買えるコンパクトデジタルカメラ、キヤノン IXY 180を買いました。まず結論から、IXY 180は、キヤノンのトイカメラ(オモチャのカメラ)です。 そ ...
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キヤノン IXY 650 mの良い点、悪い点
コンデジ IXY 650 m のメリットデメリットをまとめると…
IXY 650 m の良い点
- 起動時間が1秒ちょっとで 早い
- ピント合わせが早い
- 光学式ズームレンズでも、広角の歪み、望遠の画質の荒れが少ない
- 感度が良いので 暗い所でも それなりに写る
- 手ぶれ防止機能 あり
- 軽く小さくて レンズを収納してカバーするので安心
- 今まで使っていたIXYのバッテリー NB-11Lが使える
- 本体は、安心の日本製造、バッテリーは中国製造
- バッテリー交換で 内蔵時計がリセットしない
- microSDカードになった
IXY 650 m の欠点
- 10年前(2016年)に発売された旧モデル IXY 650 と性能は同じで進化なし
- 値段が 実売価格で 4.5万円と高くなった
- Wi-Fi機能を使って パソコンに取りこむアプリケーションが 使いづらい
Canon IXY 650 m を写真で紹介
IXY 650 mのパッケージ内容は、

- IXY 650 m 本体
- 内蔵バッテリー NB-11LH
- バッテリー充電器 CB-2LF
- 使用説明書(多言語)
- ストラップ SW-800
取扱説明書は、PDFファイルをダウンロードして スマホやタブレット/PCの画面上で見る。
https://cam.start.canon/ja/C024/manual/c024.pdf
別売品で、パソコンにつなぐための、Mini-B USBケーブル(IFC-400PCU)、HDMIケーブル(DタイプのHDMIケーブル)
映像のアナログ出力ケーブル AVCーDC400 は、Mini USB Type-Bで テレビ側端子は、RCA(黄色と白)。
IXY 650 mの主なスペック
IXY 650(2016年頃)と同じ性能で、SDカードスロットが、microSDカードスロットに変更になっただけ。値段は、3万円弱 →4.5万円と 1.5倍になった。
ざっくりと 性能表を書き出してみる…
- イメージセンサー:1/2.3型CMOS
- 画素数:2110万画素
- 有効画素数:2020万画素
- レンズ
- 開放F値:F3.6(広角)〜F7.0(望遠)
- 焦点距離:4.5〜54mm(35mmフィルム換算 25〜300mm)
- 光学ズーム:12倍
- デジタルズーム:4倍
- 光学+デジタルズーム:24倍
- 撮影距離:
- オート:1cm〜∞(広角)/ 1m〜∞(望遠)
- マクロ:1cm〜50cm(広角)
- 最短撮影距離時の撮影範囲:広角 27.2×20.5mm、望遠 138.4×103.6mm
- 液晶モニター:3.0TFTカラー液晶 視野率100%
- フォーカス制御:TTLオートフォーカス
- 露出制御:
- 測光方式:評価、中央、スポット
- 露出補正:±2段階(1/3ステップ)
- ISO感度:オート、80-3200
- ホワイトバランス:オート、太陽光、くもり、電球、蛍光灯、蛍光灯H、マニュアル
- シャッター速度:1〜1/2000 オート、15〜1/2000秒
- 絞り:広角 F3.6/F10、望遠 F7.0/F20
- ストロボ:広角 50cm 〜 4m、望遠 1〜2m
- 光学手ぶれ補正:あり、マルチシーン、2.5段
- セルフタイマー:OFF、2秒、10秒、カスタム15秒、20/25/30秒
- 連続撮影:ストロボなしで、2.5枚秒、ハイスピード連写 7.2枚/秒
- 記録媒体:microSD、microSDHC、microSDXC、容量制限なし
- ファイル形式:静止画 JPEG、動画 mp4
- 静止画:最大 5184×3888(4:3)
- 動画:FHD 1080P/30fps、720P/30fps、640P/30fps
- 起動時間:約1.6秒
- 入出力ポート:Mini-B(USB 2.0、AV-OUT)、HDMI D-Type
- ワイヤレス:Wi-Fi、NFC対応
- 電源:リチウムイオン充電池 NB-11LH、
- サイズ:10 × 5.8 × 2.3 cm
- 重さ:約146g バッテリー込み
- 1年保証
- 製造国:日本(本体)、中国(バッテリー)
『初心者向け(エントリー)コンデジは、10年経っても 進化のないまま、部品調達の都合で マイナーチェンジの名目で値上げ』ってことのようだ。
それでも、日本での製造を続けているのは、カメラメーカー キヤノンの意地なのかもしれない。
IXY 650 mのサイズ
IXY 650 mの大きさは、旧 IXYシリーズと同じ。

- 大きさ:約 10 × 5.8 × 2.3 cm
- 重さ:146g(実測)
バッテリー単体の重さは、15g。旧モデルのIXY 650 と大きさ、重さは同じである。
IXY 650 m 正面観
おなじみの 10年前のIXY 650 から 変わっていない。

- モードスイッチ
- シャッターボタン
- ズームレバー
- 電源ボタン
- ストロボ
- レンズ
- 前面ランプ
- NFCアンテナ部
モードスイッチ
3つモードに切り替えられる。
普段は、カメラのアイコンに合わせておく。
シャッターボタン
- 半押しでピント合わせ
- 全押し(完全押しこみ)で撮影
ズームレバー
- 木が1本のアイコン側が、望遠→ 大きく拡大して 近づいて見える
- 木が3本のアイコンが、広角 → 全体が見えて、それぞれの像は小さくなる
レンズでの拡大【光学ズーム】は、16倍まで。カメラ側のデジタル処理での像の拡大は、3倍。合計 最大で48倍まで拡大できる…
ただし、わずかなカメラの動きでも 像が揺れるので、16倍以上の拡大には三脚が必須だ。
電源ボタン
長押しで、電源が入る。レンズが飛び出て 撮影可能になる時間は、2秒弱。
撮影した写真は動画を見るだけなら、背面の 再生ボタン(アイコン ▲)で 液晶モニターが起動する。
ストロボ
1.5mの範囲で届く、ストロボ。
スマホや中国パチもんのデジカメの LEDライトと違って、小さくても明るく光る。
光量が足りない場合は、光同調式 追加ストロボを使う。別売で、ハイパワーフラッシュ(HF-DC2)がある。
レンズ
レンズ鏡筒は、3つの筒でできていて、
飛び出る長さは、通常で、23mm弱。レンズの長さは、20〜36mmで動く。
電源をいれて起動した時には、広角になっている。望遠側に画角を小さくする(像を拡大する方向)には、シャッターボタンのズームレバーの出っ張りを時計回りに回すと 望遠側にレンズが動く。
前面ランプ
セルフタイマーで、黄色で点滅する。
ストロボが発光する直前に 黄色く明るく光って、赤目(瞳孔が開いて赤い目になる現象)軽減になる。
NFCアンテナ部
スマホのアプリと連携して Wi-Fiでデータを送る時に、NマークのをスマホのNFC検知部に近づける。
IXY 650 m 背面観
カメラの裏側には、液晶モニターと操作ボタンがある。右側面には、ストラップ用の穴、端子カバーがある。

背面(レンズのついていない方)には、
- 液晶モニター
- 再生ボタン
- 動画ボタン
- 各種選択ボタン(ファンクションボタン)
- 左ボタン:マクロ
- 上ボタン:オートズーム、ストリーハイライト
- 右ボタン:ストロボ
- 下ボタン:インフォメーション(情報)
- Wi-Fiボタン
- メニューボタン
- ランプ
液晶モニター
実際に写真に写る領域 100%が表示される良いモニターだ。

発色も自然で、明るい。→ 明るさは ある程度調整できる。
直射日光下では さすがに見えにくくなるものの、曇りや屋内での使用で モニターの色に不満はない。
再生ボタン
再生ボタンを押すと レンズは出ない(カメラ機能はOFFのまま)で、液晶モニターだけが表示される。
INFO. ボタン(十字キーの下ボタン)で、モニターに写真の情報が表示される。
十字・選択ボタンの左右ボタンで、SDカードに保存された写真をめくることができる。
シャッターボタンについている ズームレバーを動かすと、写真の拡大縮小ができる。
動画ボタン
動画を撮るときは、シャッターボタンではなく、動画ボタンを押す。録画を止めるときは、もう一度 動画ボタンを押すと止まる。
IXY は、どの機種も 同じ操作性で、わかりやすい。
十字・選択ボタン(ファンクションボタン)
詳しい使い方は、マニュアルを参考にすること。
よく使う機能を 「FUNC.」ボタンをおすことで、メニューから選んで使うことができる。
- AUTO
- セルフタイマー ON/OFF
- シャッターを1枚撮るか 何枚か撮るか
- 写真のアスペクト比
- 写真の画素数指定 L、M1、M2、S
- 動画の画質の設定 FHD、HD、VGA
Wi-Fiボタン
スマホのアプリや、PCのアプリと連携して 写真を送ることができる。
何度か試したが、使い勝手が悪い。結局、microSDカードを直接撮りだして、SDカードリーダで読み込むことにしている。
メニューボタン
メニューボタンは、各種設定を開くのに使う。設定時に、「最初に戻るボタン」としても使う。
IXY 650 mの側面観 と外部接続端子
カメラの向かって右側側面は、ストラップをつける穴と 接続端子(コネクタ)を保護するカバーがついている。

2つの接続端子があって、
- HDMI端子 D-Type
- Mini-B USB端子
HDMI端子 D-Type
小型の映像機器についている HDMI端子の中でも、一番小さい形状をしているのが、Type D プラグだ。
テレビやモニターのHDMI端子につないで カメラの写真や動画を見たい時には、HDMIケーブル、「HDMI - HDMI タイプD(Dオス)」を買わなければならない。
Mini-B USB端子
Mini-B USBケーブルは 付属していない。なので、パソコンにつないで使うときは、Mini-B USBケーブル(キヤノン純正なら IFC-400PCU)を買わなければならない。
単純に Macにつないだだけでは、認識しないので、CameraWindow アプリをインストールして使うようになる。
USBケーブルをPCにつないで、再生ボタンを押して IXY本体を起動することで認識される。
別売のAVC-DC400 ケーブルを Mini-B 端子につなぐことで、アナログ出力(ビデオ端子と音声の白端子)をテレビに出力できる。
IXY 650 m 底面観
カメラの底は、バッテリーとmicroSDカードを保護するカバーと三脚用のネジ穴がある。

カバーは、ずらして ロックを解除すると 開く。

いままで、SDカードスロットだったのが、microSDカードスロットに変更になっただけで、バッテリーは、今までと同じ NB-11L。

IXYは 基板に時計データ保持のバックアップ用のキャパシタ(電解コンデンサ)があって、3時間 バッテリーを抜いていても 時計はリセットされない。
バッテリー NB-11LH と 充電器 CB-2LF
キヤノンのIXYは、内蔵バッテリーを 本体の中にいれたままで充電できない。
言いかえると… USBケーブルをカメラ本体につないで内蔵バッテリーを充電することができない。
なので、内蔵バッテリーの充電器がついてくる。

コンセントにACプラグが 充電器から飛び出すだけなので、延長ACコードを別に付けた方が良いだろう。

NB-11LH の互換バッテリーは、Amazonで 安価に入手できるものの、粗悪なバッテリーは火災の原因になるので注意されたし。
キヤノン IXY 650 m を日々使っていて わかる感想と問題点、不満点
1万円以下で買える 中国パチもんのコンデジ(コンパクトカメラ)を 何台も買って 試しているが、10年経っても、IXYを超えるものが出てこない。
スマホ内蔵カメラが 年々 高機能&高画質化していく今、わざわざ 「コンデジ」を新規に開発しようって カメラメーカーは ないようだ。

ニコンのコンデジ COOLPIXも 安価なエントリーモデルの新機種 がでないままで、キヤノンもIXYが廃番か?… と思っていたら、10年前のIXY 650 を microSDカード仕様に変更して 2025年10月から再販。

価格は、2.5万円→ 4.5万円と 大幅に値上がりしたものの、中古で買うしかないか… とあきらめていた 我々 IXYユーザには朗報だった。
IXY は、ブレにくい
IXY 650 mは、何も考えず シャッターを押すだけで、ブレずに ピントの合った写真が 撮れる。
Amazonで中国パチもん(1万円以下)の「令和最新モデルの」コンデジを買って試しているものの…。
中国パチもんのコンデジは、まるで流し撮りをしたかのように ブレた写真を量産してしまう。とにかく、写真の色味が悪い、ISO感度が低くて 暗い写真しか撮れない…。安かろう悪かろうのカメラだ。
コロナの前(2018-2019年頃)は、IXY 650 は 3万円、IXY180は 1万円で買えたんですよ。
レンズの明るさは、F3.6と暗め、しかし、ISO感度は、1600(最大3200)の超高感度まで使えて 暗い所も明るく撮れるのが良い。
IXYは 光学ズームなので、 広角から望遠、マクロも綺麗に撮れる
IXY は、カメラのレンズを動かして 画角が変えられる(ズームレンズ)ので、どの画角でも 綺麗に撮れるのが良い。
16倍の望遠で撮る時は、手ぶれしてしまうので、三脚を使うことで 綺麗に撮れる。
まずは、暗めの院長室を撮ってみた。三脚ではなく 手持ちで撮る。
電源を入れた 起動時には、広角のままなので、そのまま シャッターを切る。ストロボが、自動発光した。

解像度をブログ用にかなり落とした(5184×3888 → 624×468)が、なかなか 良い感じに写っている。
ズームレンズは、広角側で 樽状に像が歪んでしまうが、これくらいの歪みなら 気にならない。ってか、IXYのようなコンデジは、グラフィックエンジンで補正してくれる。
外(庭/畑)に出て、撮ってみた。(2月下旬なので)梅の花が咲き始めている。

ブログ用に 解像度を 落とした(5184×3888 → 624×468)。
マクロ(望遠の近接撮影)に、自動で切り替えて ピントが合う。背景はボケる。色味が 実際の風景や花の色と同じ(要 モニターのキャリブレーション)。
写真をパソコンに取りこむのは、microSDカードを直接外して カードリーダーで読み込む方が早い
撮った写真や動画をパソコンやスマホに ワイヤレスで(Wi-Fi)転送する通信機能が付いている。
スマホやタブレットに 撮った中の写真を 転送して、SNSに投稿する こともできるが、スマホで写真を撮った方が早いので、この機能を使う人は 多くない。
使い勝手が悪くて、私は 使う気になれない。
中国パチもんのコンデジは、パソコンにUSBケーグルでつなぐと SDカードリーダーとしてカメラを認識できるのに…。
まとめ
コンデジ。散歩がてらにパチパチと撮る人には、146gと軽くて小さい このカメラ IXY 650 が おすすめだ。
ボディが 二回りほど大きいフルサイズCCD の 20万円以上のコンデジが良い人は、そちらを買えば良い。
IXY や COOLPIXのコンデジ、この20年で、色んな物や人を撮ってきた。
写真の 8,9割がたは、日々の診療の記録として使っている。
口の中も、診療チェア(ユニット)のライトで照らして、ちょっとコツが必要だけど… そこそこ 良い感じに撮れる。
学会や講習会で使うものではなく、記録として使うには、十分だし、経費だし。スタッフに任せて撮らせて、落として 全損しても4万円w。保険に入っていれば、ただで修理されて帰ってくる。日本製だし。