ACコンセントを気にせず どこにでも持ち運べる バッテリー式扇風機は、ホントに便利です。今回は、
買って良かったと実感できたガジェットの1つマキタの充電式扇風機 CF203DZの紹介
です。
主な特長は、
- 工事現場で使う扇風機のため、音がうるさいわりに風はそこそこ
- 上左右の向きは最大90度と大きく動かせて自由度が高い
- 首振りができるが、首振りもゴリゴリと大きな音がする
- りっぱなハンドルがついて持ち運びしやすい
- 1、2、4時間タイマーがある
- マキタ電動工具用18V（14.4V）バッテリーパック を使う
- ACアダプターもあるので、ACコンセントに差しても使える
です。
- 購入品：CF203DZ
- 購入時期：2020年5月
- 購入価格：8720円
- 購入店：Amazon Japan G.K.
マキタ 充電式ファン（コードレス扇風機）って何に使うの？
- 電源が確保できない部屋、場所での送風
- 室内干しの洗濯物へ風を当てる
- 夏場の青空駐車の車に乗る前に車内の温度を下げる
- 診療室床のワックス塗り替え時、床の乾燥
など、とても便利に使えています。
マキタ 充電式ファン（扇風機）の型番について
CFは、扇風機です。
ファンの径で、
- 大：33cm
- 中：23.5cm
- 小：18cm
の3種類があります。
バッテリーで、
- 10.8V：CF102D
- 14.4/18V：CF203D
の2種類があります。
マキタ 充電式ファンをどう選んだのか？
我が家では、
- マキタは18Vのバッテリーで統一している
- ホームセンターで現物を見て、大きさもこれくらいがちょうど良い
ことから、中型の23cmファンを選びました。
で、CF201を買おうとホームセンターであらためて実物をみて… ブンブンうるさいわりに風がない… オモチャだったので買いませんでした。旧タイプは買わなくて正解でした。
このCF203DZには、バッテリーと充電器が付いていません。別に買って持っているユーザ向けの工具（扇風機）です。
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CF203DZ を写真で紹介
同梱物は、
- CF203DZ本体
- ACアダプター
- 取扱説明書、アフターサービス店一覧
だけです。
本体サイズは、
- 大きさ：44.7 × 33.3 × 14 cm
- 重さ：2.6Kg（バッテリー込み）
と大きめです。
ボディのほぼすべてが樹脂製です。
ファンは、23cmサイズで3枚羽で、特に工夫された形状ではありません。
思った以上に風切りの音が大きいです。風切りの音が大きいわりに、風が弱い。
風速切替は三段階で、「弱」はそんなに弱じゃない、「強」は、期待するほどの強風でもない中途半端な仕様で残念です。
改良された このCF203DZですら、家電メーカーのこだわって作り込まれた扇風機と比べるとお粗末なものです。
こんなものを、ほめたたえている記事を書いたり、紹介動画をあげている工具系アフィカスブロガーが増えてきているで困っています。
CF203DZの仕様（スペック）について
- モーター：DCマグネットモータ（昔ながらのブラシ式直流モータ）
- 風速切替：3段階、弱/中/強
- 最大風速：正面 1mの位置で、190m/分
- オフタイマー時間：1/2/4時間
- 首振り：左右45度ずつ、可動範囲内で
- バッテリー：18V、14.4V
- 連続運転時間：BL1860B（108Wh）使用、強で7時間ちょい、弱で19時間チョイ
です。
気になるCF203DZのバッテリー（BL1860B）の持ちは、洗濯物の室内干しで、昼間に「弱」で6〜7時間ずつ使って、3回分持ちます。
ACアダプター
- 出力：15V/2.5A 37.5W
- DCケーブル：1.2m
- DCジャック：外径5.5mm、2.4mm
- サイズ（実測）：48.2 × 52.2（35.2）× 99.8 mm
- 重さ（実測）：184g（DCプラグ、ケーブル込み）
です。
ACアダプターとしては大きめです。コンセントにつなぐ場合、延長ACケーブルが必要になります。
本体台の裏面にある、カバー付きDCジャックにACアダプターをつなぐことで、バッテリーを入れずにACアダプターでも使えます。
バッテリーを充電する機能はありません。
バッテリー残量LEDは、窓になっています。
ボタンを押すと、バッテリーのLEDが点灯して残りが分かります。
裏は、こんなかんじです。バッテリーを外す時につかめるように、くりぬいてあります。
CF203DZの操作パネル
- 電源ボタン
- 風速切替ボタン
- 首振りボタン
- 切りタイマーボタン
の4つがあります。
風速切替ボタンは、弱→中→強のループです。
切タイマーボタンは、1時間→2時間→4時間のループです。
CF203DZの首の角度調整
扇風機の角度調整は、
- 水平方向左右：それぞれ90度
- 上下方向：俯角 45度、仰角 90度
と、自由に動かせます。
台座にバッテリーをいれることで重しとなるので、そこそこの安定性があります。
自動首振り機能がついているので、左右45度ずつ動かすことができます。
CF203DZ本体の首の左右の動きは、90度ずつで真横に向けることができます。180度の可変角度の中の90度分が自動首振りに使われます。
首振りは専用のモータで駆動します。
上下の向きは、手動だけです。
- 仰角（見上げる）→真上までの90度
- 俯角（見下ろす）→ 45度
風の向きの向きを変える自由度が高く、ACコードを気にせず置けることから、使い勝手が良いです。
バッテリーの着脱について
バッテリーは、前面からバッテリーを差し込むようになっています。
取扱説明書に、バッテリーの外し方がちゃんと書いてあります。「CF203DZのバッテリーの外し方がわからない」と焦る人は取扱説明書を読まない人です。
バッテリーを外す時は、ロックのレバーを押して、バッテリーのLED残量を見る穴に手を突っ込んで、バッテリーを押し出すことで外れます。
手前のロックレバーを押して、片手で引っこ抜くのはソケットがキツくてできません。
使い込むうちに緩くなって片手でできるようになるんでしょう。
CF203DZ のファンカバーは外せて掃除できる
説明書通りにやれば、簡単にファンカバーの前部分が外せます。
CF203DZを実際に使ってみてわかった感想、問題点、不満
- 風切り音、首振りの音が大きすぎて、寝るときの扇風機には使えない
- 「弱」の風が強すぎて、音もうるさい
- 風量が、「弱」も、「強」も思った以上の差がない
- 真夏の日中の焼けた車内の空気を吹き出すのには風量が足りない
- 室内干しの洗濯物を乾かすには、「弱」の風で十分
などです。
この扇風機の欠点は、3点
- うるさい
- 風量の差がない
- バッテリーなしでも9千円と高い
があります。
扇風機としてはベストなものでありません。この重大な欠点を書かずに、「キャンプや車中泊におすすめです」という記事をかいているようなヤツがいたとしたら、そいつは嘘つきです。
そいつの書いたブログ記事は、嘘、売る気満々の盛り盛りの記事であると疑いましょう！
CF203DZは、部屋干しで、すばらしい使い勝手（ユーティリティ）を発揮する
2020年は、梅雨が長かったですよね。
新型コロナウイルスの対策を兼ねて、タオルや制服など手や顔に触れるものは、頻繁に洗濯しなければなりません。
室内干しのタオルは、「モラクセラ菌」が繁殖し、嫌な臭いがします。
対策は、70度のお湯に5分浸漬するか、塩素系か酸素系漂白剤で洗濯して殺菌したあと、可及的に（できるかぎり）早く乾かすことです。
風を当てることで、室内干しの洗濯物は、2〜3倍速く乾きます。
雨の日、室内の湿度が70〜80％になると、室内干しの洗濯物が かわくのに2日かかり、モラクセラ菌の繁殖で臭くなります。換気扇を回して（エアコンのドライ運転も可）、扇風機の風をあててやれば、18時間で乾きます。
蒸し暑い日の学校歯科検診で充電式バッテリー扇風機が大活躍！
学校歯科健診が再開されました。
フェイスシールド、N95マスクをして、窓全開でも外気温が25度以上で湿度が60％を超えるとキツいです。
自分の背後にCF203DZをセットして送風することで、風の流れを作り、自分も涼しく、健診に集中できます。これで、150〜200人をサクッとさばけます。
まとめ
この充電バッテリー式の扇風機CF203DZは、マキタの18Vバッテリーを持っているユーザ専用です。
ACコンセントがないところで扇風機が使えるメリットは、計り知れません。
CF203DZを使って「こりゃ便利だわ」と感じたシーンは、
- 庭でバーベキューパーティをやる時、照明に集まる蛾を吹きとばしたり
- 夏場の暑いガレージで作業をするときのお供に
- 畑での作業/庭の草むしりのお供に
- 車を洗車して、ボディを乾かしたり
- ガレージで塗装作業をするときの換気の足しに
- 夏場、倉や納戸、倉庫の中で分別作業をするときの換気に
です。
バッテリーパックの充電は、台風前にしておきましょう。
まだ、バッテリー式の扇風機の便利さを知らない人のために記事を起こしました。
