仕事の関係もあって、ハサミはいろいろ使います。今回は、工作バサミの【エンジニア 鉄腕ハサミ MP PH-56Y】を買って愛用しているので紹介します。
エンジニア
エンジニアは、大阪の手用工具メーカーです。
「ネジザウルス」は、デザイン的にも機能的にも枯れて進化のないものと思われていたペンチを改良し、マスコミや口コミをうまく利用して販売してブランド力をアップしました。
Amazonで買える5種類のハサミ
- 鉄腕ハサミ PH-50:一般的なハサミ(刃先 55mm)
- 鉄腕ハサミDP PH-57:グリップが大きい(刃先 58mm)
- 鉄腕ハサミMP PH-56:PH−57より少し刃が長い(刃先 63mm)
- 鉄腕ハサミGT PH-55:ゴツい(刃先 58mm)
- 鉄腕ハサミ ザイロン PH-51:PH-50より大きめ(刃先 58mm)
今回は、3 の一番刃先が長いMP PH-56を買いました。
不織布を切ったり、フィルムシートを切る時に、少し刃先が長い、細い方がいいかな?と思うことが何度かあったので買い足しました。
使い勝手は、ハンド部分が大きいので、大人の私が使うにはピッタリで満足です。
鉄腕ハサミ MP PH-56 を写真で紹介
見た目どおり、柄の大きな普通のクラフト(工作)ハサミです。実売価格で2千円ですから、高級な工作バサミです。
重さは、76gです。(100g以上は重く感じる)
私は、ゴツいハサミ「PH-55」を以前から愛用しています。工作室で使っています。
丈夫なので、ノミの様に使う事も多いんですよ。
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万能工作バサミ エンジニア 鉄腕ハサミ GT PH-55を紹介
工作室を中心に、園芸から、屋外での作業などでバリバリ使っていた工作バサミ エンジニアのGT PH-55を紛失したので、Amazonで買いなおしました。 物づくりを仕事とする人なら、エンジニアの工具も何 ...
しかし、HP-55はゴツいので、重く、取り回しが悪い欠点があります。普通の工作バサミの方が汎用性が高いので、HP-56の方が使う時間が長いです。
パッケージなど固めのものも、薄い紙のように切れます。
ザウルスのハサミ(エンジニアのハサミ)は、刃先がギザギザに加工されているので滑らずに切れます。
ハサミは、切刃(ブレード部)の切れ味が悪いと、力を入れすぎてしまいます。力を入れすぎると、突然スパッと勢いづいて(余し)で切れすぎて、指を切り飛ばす事故を起こします。
- 切刃(ブレード)がしならず
- 切るところだけが点で接触し、他は接触しない
- 切刃のどの部分も安定して切れる
ハサミを選びましょう。
ハサミの基本ルール「説明書にかいてある以外のものは切らない」ようにします。
取扱説明書
取扱説明書は、シンプルです。
- HP-56の全長は、175mm
- グリップ部の幅は、90mmと大きめ
- 刃先は、63mm
- 重さは、75g
- ブレード(刃)の厚さが、2.5mm
です。
切って良いものは、
- 皮など:5mm以下
- カーペット
- PP(ポリプロピレン)板、CDなどのアクリル板:1.2mm以下
- ロープ:径10mm以下
- 同軸ケーブル:5C 軸芯銅線 1mm以下
- ビニルキャブタイヤ(VCT)ケーブル:VCT4 × 2mm2
- 綿芯、綿被覆コード
- ナイロンケプラー繊維(防刃布)
そもそも、電工ペンチなどの電工のプロ用工具の一つとして作られていますから、文具店で扱う工作ハサミとはスペックが違います。
その他、シリコンゴムシートなどは、5〜8mm厚でも切れます。切れ口が綺麗にはできませんけどね。
まとめ
エンジニアの工具は、Amazonで簡単に手に入ります。タイムセールや、プライムデーなどで、すこし安く売られる事もあるので、つい買ってしまいます。
気がついたら、手用工具の多くがエンジニアの製品でそろえる愛好家も、私以外にいるかもしれません。
もちろん、Made in Japanです。品質は良く、大切に使えば、握り手の樹脂が朽ちるまで使える「一生モノ」の道具です。