2021年 2月号 トランジスタ技術の特集は、FPGAの解説
です。
別冊だった トラ技 Jr が内包されました。
特集:「即スタート! FPGAことはじめ」
「FPGAって何?」の総論、概論的な記事です。
- マイコンの歴史、現代FPGAの予備知識
- FGPA評価ボードを使った総論
- Xilinx Artix 7:Digilent BASYS3、 1.6万円、Vivado
- Intel MAX10:Terasic DE10-Lite、1万円、QuartusPrime
- 開発ツールの話と手順
- 回路の作り方 ツールの話
- FPGAの製品について
- ロジック回路の仕組み
一般記事
- 縁型DC-DCコンバータ74 LLC共振回路の高効率化
- ラズパイ4G通信の実験・研究
- OPアンプICの話
- FR-4基板の2.5GHz帯アンテナ
連載
- MOSFET データシートの読み方
- SDRのプログラム基礎知識
- 新人養成
- 今と将来の姿を見る力…俯瞰
- OPアンプの基礎知識習得
- BSIM3モデルとマクロ・モデル
- 多層基板のマイクロストリップ・ラインで層をまたぐ方法
- USBマルチ測定器Analog Discovery:室内音響特性計測システム
- ファンタム電源、マイクの製作
- 車載向けISO 26262規格:安全分析 ガイドライン
- アナログ回路塾:キャパシタ 後編
- おすすめ部品:ホール型電流センサ ACS724LLC 〜120KHzまで
トラ技 Jr 冬 No.44
コーナとして、雑誌内に入りました。
マルチパラメータ演算! 先進ロボティクス技術
いろんなセンサーからの情報を処理して、ロボットをうごかす技術ってことか?
- Jupyter Notebookでシミュレート
- アクティブ・フィルタの設計手順
- 2×2×2キューブ・パズルを2秒で解くロボット
- ヒューズ管工作:マルチバイブレータ回路
- 残像のディスプレイ
- バイポーラ トランジスタ
- 船舶ロボット
ボトルシップ的なヒューズ管工作をニコニコ動画で見かけたとき、SMDチップの芸術だなとw。
回転式残像ディスプレイで、魔方陣が展開する魔法銃を作っている人がいたな。
まとめ
オーディオマニアは、144pからのAnalog Discovery をつかった室内音響特性計測システムは要チェックです。マイクの自作、コモンモードノイズ対策まで
FPGAは、さっぱりわかりません。今月号は、連載記事で有用なモノが載っているのでオーディオマニアは買いでしょう。
某工学系教授が言うには、「マイコンでハードまで作れる人材、特にFGPAのプログラムとハードウエアまでいじれる人材は超レアなので、どこのメーカーも欲しがっている」っていうことです。
コロナ禍で、時間ができた人は評価ボードを相手に、アレコレやるのも一興でしょう。
ってか、このままでは、中国にどんどん差をつけられてしまいます。
国をあげて、(FPGAは無理でも)マイコンは高校の必須科目にしなきゃいけないかも。