パソコンとプロジェクターを使って、みんなの前で発表する「プレゼン」は、身近な存在になりました。
プレゼンの時、手に持つリモコンは、レーザーポインターがついた”プレゼンター”が便利です。
人気のある緑色レーザーポインター/プレゼンターの中でも、4千円で買える【キヤノン X Mark 1 Presenter】を紹介します。
プレゼンターって何?
指示棒(レーザーポインター)とパソコンのプレゼンテーションソフトが操作できるリモコンが一緒になったものをプレゼンターと言います。「プレゼン リモコン」と言う人もいます。
レーザーポインター(プレゼンター)についてのウンチクは、こちらのページにまとめたので参照してください。
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レーザーポインター(プレゼン・リモコン)の選び方 と おすすめの紹介
講演会、会議で使うプロジェクターの映し出されたスクリーンで、レーザーポインターを使います。 このページでは、レーザーポインタを選ぶ時のポイントをまとめました。 レーザーポインターとは? 光学式指示棒の ...
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以上を踏まえて…
X Mark I Presenter を写真で紹介
X Mark I Presenter の同梱物は、
- X Mark I Presenter 本体
- お試し用単4乾電池2本
- ソフトケース
- 取扱説明書
です。
主な仕様
- 形式:X Mark 1 Presenter
- レーザー:1mW以下、クラス2
- レーザー波長:532nm、緑
- レーザー光の種類:連続波
- レーザー光の径:約2cm(15m)
- 電池:単4アルカリ電池 2本
- 表示:液晶標示 8桁 (計算機、時間カウンター)
- オートパワーオフ:計算機だけ 7分後
- 本体サイズ:143 × 43.5 × 19.5 mm
- 重さ:電池込み 85g
- USB レシーバー 本体に収納
- ワイヤレス仕様:2.4GHz、独自無線、最大10m
- 対応ソフトウエア:Windows のPowerPoint、MacのKeynote
ソフトケース
専用ソフトケースは、ウレタンの記事で、軟かく伸縮性があります。このケースに入れておけば、出先へ持っていくときにノートパソコンのカバンにそのまま放り込めます。
X Mark 1 Presenterのできること
- 緑のレーザー照射 1mW以下
- パソコンにレシーバーを取り付けて、PowerPointやKeynoteをリモコン操作
- 時間カウント機能付き(バイブレータ機能はない)
- 8桁の計算機付き
緑のレーザーの利点
- 赤色レーザーと比べて、緑レーザーの方が視認性が良い
- 症例報告などで多用する術野や患部の写真を指し示すのに、血の色(赤)の補色の緑色が映える
X Mark 1 Presenter の前面観
操作系のボタンや表示部分があります。
- レーザー表示ランプ:緑レーザー照射時に薄暗く点灯
- レーザー照射ボタン:押せば先から緑レーザーが照射
- プレゼンソフト操作キー:プレゼンソフトのページの前、後への送りなど
- 電卓キー:なぜ、プレゼンターなのに、電卓なのか?謎機能
電卓の操作に関しては、取扱説明書に記載がありますので、参考にして使いこなしてください。
電卓/タイマーの液晶表示は、電卓キーの右上の「ON/CA」キーで電源が入ります。背面のスライドスイッチとは関係ありません。
X Mark 1 Presenterの背面観
後には、
- プレゼンターモードスイッチ
- USBレシーバー格納部
- 電池カバー
- PSC認証マーク
があります。
スライドスイッチは、
- OFF
- MacのKeynote
- Windows の パワーポイント
になっています。プレゼンテーションソフトの操作ボタンが、それぞれのソフトに対応した状態になります。
単4電池2本を、同じ方向に入れるのは、Fire TV stickのリモコンと同じですね。
USBレシーバ(受信機)は、本体に差し込んであります。外して、プレゼンソフトの入ったノートパソコンのUSBにさします。
USB-CしかないMacBook Proには、USB-Aジャック→USB-Cプラグ変換アダプターか、USBーCのUSBハブでUSBレシーバをつなぎます。
このX Mark 1 Presenterは、パソコンとBluetooth接続ができないので、USBレシーバ(USBドングル)を使ったワイヤレス接続のみです。
X Mark 1 Presenterの操作
プレゼンターモード
パソコンとは、ワイヤレスで通信するリモコンとして動作します。操作は、基本操作だけができるようになっています。
ボタンが小さく押しにくいので、スライドの操作が思うようにできません。プレゼンの練習を兼ねて、このリモコン操作にも慣れておきましょう。
タイマー設定
- テンキーの右上の「ON/CA」でLCDに数字を表示させる
- テンキーの右下にある「CAL/TIMER」で、LCDが、「0:00:00」になるようにする
- 「SET/TIMER」を3秒長押しして、時間設定モードに入る
- 数字キーをおして、時間を設定する。
- 1時間なら、00100 と押す
- 最大95959 の9時間59分59秒まで設定可能
- SET/TIMER ボタンをもう一度押すと設定完了
- 「START/STOP」ボタンでタイマーのカウントダウンができる
時間のカウントダウンで、0:00:00になったあとは、カウントアップで、時間が増えていきます。
LCDの表示で、「COUNT ▲」などの表示がでますが、その意味については、取扱説明書を読んでください。
XMark1Presenterの取扱説明書公式PDF
電卓機能
タイマーのカウントダウン、カウントアップ中でも、「CAL/TIMER」のボタンを押せば、切り替えられます。
プレゼンや講演の内容によっては、計算機が手元にあると便利なことがあるかも知れません。
驚きの機能です。
XMark1Presenterでプレゼンソフトをリモコンで操作
PowerPoint
準備中
Keynote
順次追加していきます。
まとめ
- 緑のレーザーポインター
- パソコンのプレゼンソフト(パワーポイントとキーノート)のリモコン
- カウントダウン タイマー付き
3つのプレゼンターに必要な機能がついている、XMark Presenterは、思いのほか安く売られていました。
メーカーは、キヤノンですし、技適、PSCマークがついていて、4千円ならお買い得だと思います。
このレーザーポインター/ワイヤレスリモコンも防水仕様ではありません。手汗をかく人は水没故障の危険性があるので注意してください。
- PR-10GC(1.3万円):セットしたタイマーの時間がきたら教えてくれるバイブレーター機能
- PR1-HY(1.7万円):マウスカーソルをポインターとして使う「エア ポインター」機能(ロジクールのSPOTLIGHTと同じ)
高い機種は、会支部で1本買っておくと良いでしょう。