トランジスタ技術誌 2020年4月号は、電子回路基本セミナーのDVD2枚と連動記事
です。
- トランジスタ技術:特集「世界トップ企業の電子回路基本セミナーDVD」
- 付録DVD2枚:
- VOL.1 :電源&アナログ回路セミナー集
- VOL.2 :マイコン&デジタル回路セミナー集
毎年恒例の新人、学生向けの特集記事です。
記事を読みつつ、関連動画をDVDで見て勉強します。
- 抵抗、コイル、コンデンサの使い方
- アナログICやマイコンの性能を引き出す技術
- ベーシック測定器の正しい使い方
- 注目テクノロジー
多岐にわたる内容になっています。専門外の私にはチンプンカンプンなものが多いです。
DVDに収録されているのは、過去のDVDでもみたような記憶があるものが収録されています。
ハンダづけは、電子工作の基本中の基本です。動画でハンダづけのやり方が学べます。
昔とちがって、今の電子部品は、表面実装のチップですから。拡大鏡なしでは、できません。
マイコンも、どんどん高性能になって、値段も安くなって3千円から買えますし。
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トランジスタ技術 2020年3月号 特集「世界スタンダード! STM32Fマイコン教科書」
トランジスタ技術 2020年3月号は、STM32F ARMマイコン特集 です。 トランジスタ技術:特集「STM32F マイコン教科書」 別冊:IoT基本のキ! STM32F Armマイコン・プログラミ ...
第3章は、測定器の使い方です。
電子工作に必要な測定器、毎日使う物じゃないので、使い方をすぐに忘れてしまいます。
オシロ、実験用電源、スペアナのフィルタとアッテネータとか、MOSFETの測り方とか、基本的なことがまとめられています。
4章は、最近の技術についてです。
シンセサイザーのMoogの仕組みとか、ガキの頃テクノポップに感動したジジイには、ナルホド!の記事です。
加速度センサー、ジャイロの仕組み、ノイズとか どうなってんのか? とか、まぁ、複雑な計算が必要なコトがわかります。
センサレス制御についても、こういう仕組みになってんのか みたいな。
車載のリチウム電池の話。
ICソケットの構造。
連載は、
SDR関連の続き。
NVIDIA GPU
151ページからの
USB Type-Cの話の続きは、付箋つけました。
- 12V から, 5/9/15/20V出力の電源回路
- TypeーCのPDの、DC-DCコンバータの設計2 昇圧時の動作
- Type-Cの歴史
マイコンで作る自律系ロボットは、エンジニアの父ちゃん(母ちゃん)が、子供に見せる教材にしているようです。
壊れた掃除機ロボットを魔改造して遊んでいる親子とか、カッコイイですよね。
まとめ
毎年、4月、5月は、エントリー記事になります。
分野は違えど、どこの業界も同じです。ただ、これだけの内容のDVDとノウハウが載っていて、1200円ほどで買えるってのは、お得です。
我々の業界だと、1〜2桁多いボッタクリ価格になります。
経費で落とせるからって払えたのは、遠い昔です。今は、「払えないから勉強しない」という…
流行るのは、ブログサロンと同じで、「どうやって客をだましてぼったくるか?」の経営セミナーばっかです。
学術系の専門雑誌は売れず、商業誌の方も発行部数が落ちて…
セミナー商法のセンセの記事ばっかw。