PS5用 HDMI切替器 4K60Hz HDR対応…双方向（2入力/1出力・1入力/2出力） サンワサプライ 400-SW034 レビュー。

HDMIケーブルは、パソコンやテレビゲーム機、Blu-rayレコーダー、プロジェクターなどの映像機器をつなぐ。

そのHDMIケーブルをつなぎかえるのに、HDMIセレクター（HDMIきりかえ器）を使う。

今回は、シンプルな 2つの入出力と1つの入出力が双方向でできるHDMIセレクターを紹介しよう。

4K60Hz HDR対応 HDMI切替サンワサプライ 400-SW034 を買って使っての長期レポート

S爺

文中のリンクは、用語解説で参照するリンクです。
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• 購入品：サンワサプライ 4K60Hz HDR/HDCP2.2対応 双方向 HDMIセレクター 400-SW034
• 購入時期：2021年5月
• 購入価格：3,480円
• 購入店：サンワダイレクト（Amazon 内）

私は、このHDMIセレクターを自分で選んで、自腹で買った。
HDMI機器をタダでもらった嘘つきアフィリエイト（アフィカス）によるステマ記事や動画に不満を持ち、自腹で買った人のホンネとコスパの正直な感想を知りたい人向けに、本当の事を書いている。
代理店依頼のステマ記事ではないので、値引きクーポンコードはない。

HDMIセレクターって何？

HDMIセレクター・スプリッターについての総論的なこと（まとめ）は、以下のページで解説している。

HDMIセレクターは、つなぐ方向が決まっているのが一般的で、どちら向きにつないでも使えるものは少ない。

この  HDMIセレクター 400-SW034は、双方向でつなげられる。

サンワサプライって何？

パソコンの流通・卸業者で、岡山が本店。元は、岡山に多い縫製業。

35年前、NECのPC-9801シリーズが日本のパソコンとして広まった頃（パソコン通信全盛期）、パソコンラックが大ヒットして世に知られるようになる。

私もCRT（ブラウン管モニター）を斜め上に設置する高級ラックを使っていた。

他にも家電の消費電力を調べる「ワットモニター」やACタップのブランドとして知られている。

大阪のエレコムと同じで、アジアの製品をOEMで販売するファブレスメーカ の老舗の1つでもある。パソコン周辺機器のカタログ通信販売の先駆け。

中国製パチモン販売で チョーシこいていたが、携帯充電器で景表法違反をくらう”すねに傷”を負うｗ。以来、製品テストは真面目に取り組んでいるらしい。

HDM切替器400-SW034 を写真で紹介

パッケージは、2点だけ

• 400-SW034本体
• 取扱説明書

取扱説明書は、イラスト中心で分かりやすく作られている。

小さくコンパクトだ。

シンプルなものなので、特に説明もいらないだろう。

400-SW034の主なスペック

• HDMI：タイプA（19ピン）　入出力　2×1
• 対応HDMI規格
  • 解像度：最大 4K2K
    • （4096×2160（60/50/30/25/24Hz、4：4：4/4：2：2/4：2：0））
    • 3840×2160（60/50/30/25/24Hz、4：4：4/4：2：2/4：2：0）
    • 1920×1080p（60/50/30/24Hz)、1920×1080i（60/50/30/24Hz)
    • 1280×720p（60/50Hz)、640×480p（60/50Hz)
  • HDMI Ver.2.0、HDCP2.2、HDCP1.4対応 
  • データレート：18Gbps、600MHz
• 対応音声フォーマット：LPCM 2/5.1/7.1ch、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、DolbyTrueHD、DTS-HD Master Audio、DTS
• 電源：HDMIケーブルからのDDC：5V（セルフパワー）
• CEC（HDMI機器制御）：対応
• 中国製造
• 保証期間：6ヶ月

特筆すべきスペックなどはない。ごくありふれたHDMIの切替器。

AliExpressで、15ドル程度で売られているHDMIスイッチャだ。

400-SW034を実際に使って分かった問題、感想

何の問題も不満もない。値段が中国製パチモンより高いことを除いて。

HDMIの切替後、HDMIの接続チェック（EDIDの双方確認）が入るので、3〜5秒程度の映像と音声が止まるのは仕様だ。

PS5では、2160p/60Hz、HDRで認識する。さすがに、2160p 120Hz HDRでは認識しないか…。

ウルトラハイスピードHDMIケーブルの短いヤツでつないで条件が良ければ…　と期待したが、切替のHDMIコントローラICのスペック的に無理である。

1と2の2つのポートの片方にだけつないで、単純にON/OFFとして使うこともできる。

具体的には、スプリッターで分岐した側に、1080p/60Hz のHDMIキャプチャーをつないだままにしておくと、テレビやディスプレイ側が 4K60Hz HDRにならない。

その対策として切り離すのに使う。

HDMIの接続側としては、4K60HzHDR対応な機器と認識するので、オフにしておけば、そっから先の機器勝手に1080p/60Hz HDR非対応にダウンすることもない。

S爺

選択した側のLEDランプの点灯も暗めで、目障りでないのが良いですね。

まとめ

同じようなスペックの、ノーブランド品を何個かAmazonで買って持っている。

壊れるときは突然壊れる脆い物であることは経験済みだ。

以前、雷でPS3も含めて全滅した時は、パソコン、モニター、ゲーム機などは家財保険の対象外で痛い目にあった。

→ 掛け捨て月額 8千円の総合家財保険に入ったので、ゲーム機からパソコンまで、過失以外ならフルカバーなのでもう大丈夫ｗ

別電源がいらず、HDMIケーブルからの電源を利用するタイプのHDMI切替器は、高品質のHDMIケーブルと同じで何個か持っておこう。

HDMIの接続トラブル対策に、不可欠なアイテムである。

AliExpressでは10ドルもしないものだが、この手の製品は偽物が多いので、2倍の値段を出してもOEMでもブランド品をもっておきたい。

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