PS4で使うワイヤレスサラウンドヘッドセットの後継にあたる プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット(2017年1月19日発売)を Amazonから 16780円で購入しました。
購入してから、2年以上、ワイヤレスサラウンドヘッドセットと
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットを使っての、比較・感想をまとめ
ました。結論から言うと
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットは、装着感や音で「プレミアム」ではないし見た目がカッコイイだけ。
- 旧モデル ワイヤレスサラウンドヘッドセット(CUHJ-15001)のおもちゃのようなチープさから、デザインを一新し、高級感あふれるモノトーンで仕上げた
- SONYの高級ヘッドホンにならって”無駄に”豪華な箱にいれた
ヘッドセットです。
サラウンド って何?
スピーカーを正面に2個ならべて立体的な音にするのをステレオと言います。
サラウンドは、ステレオよりも多くのスピーカーを聞く人の周りに並べて、音が聞く人の全体を包む自然な響きにする技術のことです。
5.1ch とは、スピーカーを前に3個、左右に一個ずつの計5個と低音専用1個での構成のことです。
7.1ch とは、スピーカーを前に3個、左右に一個ずつ、後の左右に一個ずつの計7個と低音専用の一個の構成のことです。
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの特長やメリットは?
- ワイヤレス(無線)、コードレス
- バッテリー内蔵
- microB-USBケーブルをつないで充電しながらでも使える
- PS4専用のワイヤレスヘッドセットなのでPS4に最適化されている
- Windows パソコンや Mac に、付属のUSB ワイヤレス アダプターをさせば使える
- PS4のヘッドセット コンパニオン アプリで、ぞれぞれのゲームに最適の音響を設定できる。
- 音のバランスが良い、ボイスチャットもエコーノイズなどの問題がない
- 7.1chの疑似(ぎじ)サラウンド効果をだすVSSモードがついている
- Amazonで、1.5万円で買える。
疑似(ぎじ)的サラウンド = ヴァーチャル(仮想)サラウンドです。
疑似(ぎじ)
差がみわけられない、区別がつかないくらいに、よく似ていること。
例:ルアーの疑似餌(ぎじえ)
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの欠点やデメリットは?
- CUHJ-15001と同様に、密閉型のイヤーパッドのため、夏場が耳が蒸れて長くかぶれない(60:60セオリー)
- 重さは、330gとワイヤレスサラウンドヘッドセットの300gより重く。ワイヤレスヘッドホンとしては重い部類に入る
- 耳を押さえつける側圧(側方圧)が 300g と、ワイヤレスサラウンドヘッドセットの420gよりは少ないので装着感は良い(顔の幅が17cmの私の場合)
- 7.1chサラウンドのVSSモードは、風呂場の音響よりはマシ程度のもの
- 周辺の音を逆位相の音波で打ち消すノイズキャンセルは、音声遅延になるのでついていない。
- 左側の音が出なくなる問題を抱えている(基板の接触不良)
- PS5で使える
などがあげられます。
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット(CUHJ-15005)の7.1chサラウンドは、疑似的なもので本物のサラウンドではありません。
PS4 プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットのヘッドホンの分類は
- ヘッドバンド(オーバーヘッド)式
- オーバーイヤー型、密閉型(クローズド タイプ)
- ワイヤレス(無線)とアナログ接続(有線)両方あり
- マイクも内蔵するヘッドセットタイプ
- バッテリー内蔵、独自の無線接続による低遅延(低レイテンシ)
です。イヤホン・ヘッドホンの用語の解説とウンチクは、
-
ヘッドホンの基礎知識をまとめて、ヘッドホンの選び方を解説します。
ヘッドホンやイヤホンは、耳に直接音を送り込む音響機器です。このページでは、 どんなヘッドホンが良いのか?と悩んでいる人への選び方についてまとめ ました。 ヘッドホンをヘッドフォンと表記することもありま ...
↑ で詳説しています。
プレミアムサラウンドヘッドセットのフォト レビュー
同梱物は、
- プレミアムサラウンドヘッドセット本体(CUHJ-15005)
- ワイヤレスアダプター(USBドングル)
- 取説&クイックスタートガイド
- 巾着、3.5mm径4極ミニプラグの音声ケーブル(1.2m)
- microB-USBケーブル(60cm)
が入っています。
ワイヤレス アダプター
PS4のUSB端子に さして使うワイヤレスアダプターです。リセットスイッチの穴が開いています。LEDのステータス ランプがあります。
ワイヤレスアダプターのステータスランプ(LED)の点灯の意味は、
- 青の点灯:使用中
- 青の点滅1回(繰り返し):ペアリングモード
- 青の点滅2回(繰り返し):接続待機中
です。
付属ケーブル
ケーブルは、3.5mm径ミニプラグのオーディオケーブル(1.2m)が付属します。このアナログケーブルをつないでプレーヤーのアナログ出力端子につなげば、ワイヤレスではない普通のステレオヘッドホンとして使えます。
具体例としては、PS Vita や 携帯モードのNintendo Switchなどにつなぎます。
PlayStation VRの付属のイヤホンがチャチィので、このヘッドホンをつけることができます。しかし、装着したときの圧迫感がすごいので、全くもって おすすめできません。(2017年 新モデルの)PlayStation VR付属のイヤホンの方が良いです。
microB-USBケーブルは、プレミアムサラウンドヘッドセットを充電したり、PS4につないでコンパニオンアプリを使って音響設定をダウンロードすることができます。後述します。
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの正面観
プレミアムサラウンドヘッドセットなんですが、サラウンドヘッドセットと基本構造(と音)は同じです。
頭の幅の大小で合わせるのは、イヤーバット部を上下に動かして合わせます。10個の小さなクリックを感じながらの調整幅は左右で約3cmずつです。
ヘッドバンド部の左右から押さえる力(側圧)は、中華の安物のヘッドセットに比べるとゆるめです。でも、私の好みから言えば、キツい方だと思います。後述しています。
頭頂部には、ゴムのバンドがあたって重さを支えます。固めなので頭頂部の「すれハゲ」を気にする人は注意しましょう。
ヘッドバンド部が折れ曲がり、巾着に収納できるようになっています。
プレミアムワイヤレスヘッドセットの左右の区別は、内側にRとLのマークがあります。
デザイン的に、右と左を外の見えるところには、マークしたくなかったんでしょう。黒の光沢地につや消しの文字の凝った作りになっています。
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの充電
ワイヤレスなので内蔵バッテリーです。充電されていないと何もできませんので、まずは充電です。充電しながらでも、プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットは使えます。
USBケーブルは、microB-USBケーブルなので、Androidのスマホやタブレットを日頃使っていると思いますので、そのACアダプターやケーブルがそのまま使えます。
バッテリーを含む基板が、左のハウジングにあるため操作のスイッチやジャックが、左に集中しています。
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの使い方
左のイヤーパッド(ハウジング)の後側
ワイヤレスサラウンドヘッドセットには、左のイヤーパッドの前後にスイッチがあったので、操作が分かりにくいのとマイクに操作中の音が入るなどの問題がありました。
そこで、プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットでは、操作スイッチはすべて後側にあります。
ワイヤレスサラウンドヘッドセットでは、スイッチが樹脂被覆されて、ボタンの位置が分かりにくく、押しにくかった欠点を、コストダウンも兼ねて分かりやすい形状のボタンやスイッチに変更されています。
プレミアムワイヤレスヘッドセットを頭に付けた状態で、
SOUND / CHAT(サウンド / チャット)
ゲームの音とマイクの音の音量のバランスを調整するボタンです。
- 左のイヤーパッドの一番上にあるのが、「SOUND/CHAT」の切り替えスイッチ
- 左後後縁の下方向にある ボリュームボタン+ーと合わせて使う
- SOUNDを押してから、ボリュームボタンでゲームの音の調整する
- CHATのボタンを押して、ボリューム操作をするとマイクの音量の調整ができる
- PS4側では、音量調整が選べず(グレーアウトして)、この音量調整ができない
ステータス ランプ(LED)
SOUND / CHAT ボタンの下にあるのが、LEDのステータスランプです。その意味は、
- 青の点灯:使用中
- 青の点滅1回を繰り返す:ペアリングモード
- 青の点滅1回を繰り返す:接続待機中
- 赤の点灯:充電中
- 赤の点滅1回を繰り返す:デバイスソフトウエアの更新エラー、電池残量小の警告
- 紫の点灯:マイク入力オフ(ミュート)
- 紫の点灯1回を繰り返す:デバイスソフトウエアの更新中
電源 / オーディオモード:スライドスイッチ「OFF 1 2」
LEDのステータスランプの下にあるのが、電源 / オーディオモードのスライドスイッチです。
工場出荷状態では、1が標準のイコライザ設定。2が低音強調のイコライザ設定です。
これは、PS4にUSBで接続して、ヘッドセットコンパニオンアプリ2.50を使うことで、イコライザの推奨設定(オリジナル オーディオ モード)に変更することができます。
1と2に割り当てることができます。
イコライザー
音の高さ(周波数)をいくつかに分けて、それぞれの音の高さの増減を調整する機能こと。
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットは、自分で設定できません。
ヘッドセットコンパニオンアプリから、好みの設定をダウンロードします。
MUTE(ミュート:消音)マイクだけ
次が、MUTEボタンです。マイクのオンオフをします。
MUTEボタンを1秒長押しにすると、マイクの音(自分の声)をヘッドホン側に混ぜ込むサイドトーン(モニターモード)になります。
密閉型のヘッドホンでは自分の声がよく聞こえないため大声になる人はONにすると良いでしょう。
「「ピッ」で音量小→「ピピッ」で音量大 → ビッと低い音でオフ」のループです。
VOLUME (ボリューム)
次がボリュームのスイッチ増減です。+で増える、ーで減ります。十段階くらいのステップになっています。
microB−USBポート
下に向きについているので、充電しながら使う場合にも、microBのケーブルの引き回しが楽です。
3.5mm径の4極ミニプラグ ポート(ジャック)
これも下向きなので、有線のヘッドホンと同じ使い勝手になります。
マイクの穴
左のイヤーパッドの前の下側に、小さな穴が開いていて、マイクがそこにあります
右のイヤーパッド(ハウジング)の後側
右にもスイッチが付きました。VSSモードの切り替えスイッチです。
VSS/3D AUDIO
VSSは、ヴァーチャルサラウンドサウンドの略で、仮想サラウンドです。3Dコンテンツでは、3Dサウンドになる宣伝文句でした。オフにしたら、普通の2chのステレオヘッドホンになります。
このVSS機能は、単に風呂場のエコー(劇場のような残響音をつけるリバーブ効果みたいなもの)です。
好みの問題になりますが、FPSのマルチプレイで厳密に、音の位置を知りたいゲームをやるのなら、HDMI入力のある「より高度な疑似的サラウンドの」7.1chのヘッドホンを買いましょう。しょせんオカルトですが。
AVアンプとサラウンドスピーカーをつかった本物の5.1chで日頃から遊んでいる私にとって、目をつむると音がぼやける疑似サラウンドが偽物であることがわかります。
CUHJ-15005 プレミアム ワイヤレスステレオヘッドセットをPS5につなぐ
PlayStation 5につながる純正のヘッドセットは、PS4用であっても Wireless Stereo Headset として認識され使えます。3Dオーディオにも対応しています。
3Dオーディオの調整は、目をつぶってせせらぎを聞いて、タイプ4で同じ高さに聞こえました。
ヘッドセットコンパニオンアプリで、オリジナルオーディオモードを追加する
PS5には、ヘッドセットコンパニオンアプリがないのでPS4で設定してください。
ヘッドセットコンパニオンアプリ2.5.0で、イコライザ「オリジナルオーディオモード」の設定ができるようになっています。
- PS4とmicroB-USBをつなぐ
- USBアダプターとプレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの電源をいれた状態
の2通りで、オリジナルオーディオモードをアップロードできます。
動画で、コンパニオンアプリでデータをプレミアムワイヤレスヘッドセットにアップロードする様子をあげておきます。
カスタム対応したソフトで、トリコがあるので、ソレを入れてプレイしてみます。
発売当初、左右のバランスが悪く聞こえるのは、バグでした。(左の基板の接続不良で音がでなくなる潜在的な問題は解決できません。)
ファームウエアが更新されたようで、microBケーブルをつながなくても、オリジナルオーディオモードの追加ができるようになりました。
アナログ音声ケーブルをつなぐと、普通のヘッドセットとして機能する
これも、ワイヤレスサラウンドヘッドセットと同じで、オーディオケーブルをさして使うと、有線のヘッドホンとして機能します。
付属の4極ミニプラグのケーブルをiPhoneなどのスマホにつなげば、マイクも使えるので有線のヘッドセットになります。
iPod touch 6とつないで聞いてみました。音は、1万円のヘッドホンとしては、私の好み的に普通だと思います。(ジジイの耳なので、150〜11000Hzまでしか聞こえない)
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仕様書には大口径5cmのスピーカーと記載があります。あまり低音が響きません。PS4のつないで、オリジナルオーディオモードで、イコライザが機能して重低音が響くように仕上げていますね。
たぶん、こういう音は、フラットな特性になっています。
装着感の悪さと音の特長の無さは、買った人にとって「がっかり感」を与えます。
ヘッドホンの音について慣れて分かっている人なら、このヘッドホンに対して悪い印象を持ちません。でも、ゆとりより若い世代の小遣いをはたいて買うような人だと、「1万円以上も払ったのに…」と、この音だとがっかりするでしょう。
つまり、装着感の悪さを差し引いて、音だけに関して言えば「くせのない疲れない音」だと言うことです。
PS3につないでも使えない
このCUHJ-15005は、PS3につないでも使えません。
パソコン(Mac)やNintendo SwitchのTVモードでも使える
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの、USB ワイヤレスアダプターは、USBオーディオインターフェイスを兼ねています。
そのため、パソコンのUSBポートにさして使えば、ワイヤレスのヘッドセットとして使えます。
Mac(OS X El Capitan)の場合を示します。ヘッドホン出力は、「Audio Chat」、マイクは、「Audio Mic」として認識されています。
Nintendo Switchのドックにさして使える
Nintendo Switchの本体更新 Ver4.0.0以降で、TVモードのドックにUSBのワイヤレスアダプターをさせば、このプレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットが使えるようになりました。
Bluetoothのワイヤレスヘッドホンでありがちな遅延問題も、このプレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットなら、低遅延(低レイテシ)で使えます。試しにスプラトゥーン2を遊んでみても、音声の遅延をかんじません。
スリープ解除からの再認識ができない時は、USBアダプタを抜き差しします。
プレミアムワイヤレスヘッドセットの発売当時にあった問題点
- ヘッドセットコンパニオンでイコライザの設定をアップロードしたら、左右の音のバランスが悪いことがあった。
- PS4本体を起動しても、ペアリングせずワイヤレスヘッドセットを認識しないことがあった。→ワイヤレスアダプターを抜き差しする必要がある。(ワイヤレスサラウンドヘッドセットは、そんなことがないのに)
うちだけの問題じゃなかったものをピックアップしておきます。
安物ヘッドホンにありがちな「洗濯ばさみで頭を挟まれるようなキツさ」や、耳垂(耳たぶ)の下まで覆えない装着感が悪さとか、ヘッドバンドのエッジで手が切れそうとか、そういう私の好みの問題を除いています。
プレミアムワイヤレスヘッドセットは、どんな人におすすめか?
PlayStation VRのデザインとピッタリ合う純正のワイヤレスヘッドセット(現実はアナログケーブルでつなぐのでワイヤードになる)が欲しい人。
でも、かぶっている自分の姿は見えないから、意味がないような…。
壁の薄い狭いアパートや下宿、寮等の限られたスペースで、PC用のディスプレイにPS4をつないで遊ぶ人には、プレミアムワイヤレスヘッドセットか、ワイヤレスサラウンドヘッドセットがおすすめです。
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プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットのイヤーパッドは、はずせる
SONYの1万円以上のヘッドホンは、イヤーパッドがはずせて交換できるようになっています。CUHJ-15005も例外ではありません。
ただし、CUHJ-15001とは外し方が違います。イヤーパッド部がハウジングにたいして回転しません。そのまま、間にツメを入れて引っ張るとパカッと外れます。
折りたたみの関節やハウジングとヘッドバンドの接合部を引きちぎらないように気を付けてください。
薄めた中性洗剤を噴霧して、キッチンタオルでギトつく皮脂を拭き取ったら、水を軽く噴霧して水気を拭き取って乾燥させます。よく乾いたら、元に戻します。
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットとワイヤレスサラウンドヘッドセットとのスペック、性能・比較
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセット | ワイヤレスサラウンドヘッドセット | |
型番 | CUHJ-15005 | CUHJ-15001 |
価格(税別) | 18000円 | 12000円 |
対応機種 | PS4、PS Vita | PS4、PS3、PS Vita |
発売日 | 2017年1月19日 | 2015年12月3日 |
重さ | 332g | 300g |
側圧 | 300g | 430g |
仮想サラウンド(VSS) | あり | あり |
音質 | 普通 | 普通 |
ヘッドセットコンパニオンアプリ | 対応 | 対応 |
簡易イコライザ機能 | なし | あり |
アナログ有線接続 | できる | できる |
USBアダプター | あり 大きい | あり |
パソコンにつなぐ | できる | できる |
充電しながら | 使える | 使える |
使用時間 | 6時間余裕 | 5時間余裕 |
プレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットの装着感について
重さも「プレミアム」で、ワイヤレスサラウンドヘッドセットの300gに対して、332gと重いです。
その重さは、頭頂部のヘッドバンド部のゴムバンドで支えますので、頭頂部のハゲが気になる人は気を付けましょう。
耳をはさむ力、しめつけ(側圧)は、ワイヤレスサラウンドヘッドセットが、17cm幅で約440gです。
プレミアムワイヤレスヘッドセットが、17cm幅で約300gです。
中国製パチモンのキングトップのK11(3,000円)という有線のヘッドセットが約290gです。
締め付け具合(側圧)が、ワイヤレスサラウンドヘッドセットの方が実測でキツいにもかかわらず、プレミアムワイヤレスヘッドセットよりもキツさを装着時に感じないのは、イヤーパッドの固さと耳の覆い方に違いがあるからだと思われます。
もし、もっと締め付けの力の小さい、装着感の良いワイヤレスヘッドホンを探しているのなら、TD-BH01とBT-W2のセットがおすすめです。ただし、マイクが使えません。
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TROND Bluetooth ヘッドホン TD-BH01 を買ったのでレビューします。
Bluetoothのヘッドホンの欠点である、「音が悪い、音が遅れる」という問題を解決した”aptX-LL コーデック”に対応したヘッドホンの中で、TRONDのTD-BH01を買ったのでレビューします。 ...
エコーノイズについて
こだまのような反響をエコーノイズと言います。原因は、自分かチャット先の相手が、音声とゲームの音を同時にスピーカーで聞いている場合、マイクにその音が混じることで起きます。
お互いに、スピーカーの音がマイクに入らないように、ヘッドセットを着用していることが大原則です。
ゲーミング ヘッドホンには、音声遅延を極力抑えるため、周りの音をマイクで拾って逆位相の音波で打ち消すノイズキャンセル機能はありません。このプレミアムワイヤレスサラウンドヘッドセットも当然付いていません。
まとめ
大きな音を長時間聞くと、内耳の蝸牛が傷みます。一度壊れると二度ともどらないので大切にしましょう。
60:60セオリーキャンペーンがあります。アメリカで多く販売されているPS4のヘッドセットもキツめの装着感で、”60分以上つけられないように!”の意味もあるようです。
この記事は、ライブドアのブログの「SONY純正の【PS4】プレミアムサラウンドヘッドセット(CUHJ-15005)を買ったので、レビューします。」のリライト版です。
発売当時は、転売屋によって品薄感のため転売価格が定価以上していました。
しかし、問題点も多く好みが分かれるキワモノのヘッドセットのため、人気が出ずに転売屋も早々に撤退しました。
もう、こんなクソヘッドホンを買う人はいないでしょうが、まだ、Amazonで売られているので残しておきます。
PS5で使えますから、3D Plus ヘッドセットが手に入らない人は、このCUHJ-15005の重く側圧がキツくい装着感さえ我慢できれば、純正ならではの安定した接続と音、PSNのオンラインマルチプレイでのチャットが安定してできます。
もし、このプレミアムワイヤレスヘッドセットの音が素晴らしい、装着感も抜群なんて記事を見かけたら、それを書いた人は大嘘つきです!! ソイツの書いた記事は過去にさかのぼって嘘だと断定します。これを嘘つきアフィエイト アフィカスに認定に指定します。