このページでは、Amazon Echoの日本語版に対応している eRemote miniとの連携について解説します。
Amazon Echoは、スキルという機能追加で、スマート赤外線リモコンを操作することができます。
eRemote miniについての設定や基本的な使い方は、こちらで解説していますので参考にしてください。
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Amazon EchoとeRemoteの連携 って何が違うの?
eRemote miniは、スマホやタブレットの eHome というアプリで操作する学習リモコンです。
スマホで操作をするところを、Echoを使って音声操作ができるようになります。
ただ、Echoが2017年11月から日本語対応での販売になったばかりで、eRemote miniとの連携も、照明のオンオフ、明暗の制御以外なにもできないという状態で、まともに使えるものではありません。徐々に改善されていくものと期待しています。
Amazon EchoとeRemote miniで、家電をコントロールする やり方
それ以外の家電の操作を「照明」として、4つの操作を登録して使えます。「照明」という名前は変えられます。
おおまかな手順は、
- スマホのAlexa アプリから、「LinkJapan eHome」のスキルを有効にする
- 「LinkJapan」のスキルから、eHome のアカウントにログインして紐付けする
- eRemote miniとeHome アプリで、「照明」として、使いたい家電の4つの操作のリモコンを登録する
- 「照明」の名前を変える
- 「LinkJapan」のスキル側から、デバイスの登録を行い認識させる
- Echoに 話しかけてテストする
1)Alexa アプリのスキル「LinkJapan eHome」を有効にする
スマホのAlexa アプリの左上にある「≡」(3本線、ハンバーガーメニューアイコン)から、左のカラムメニューを開いて、「スキル・ゲーム」を選びます。
↓は、昔のAlexaアプリで、若干デザインが変わっていますが、手順は同じです。
すでに、たくさんのスキルがあるので、「LinkJapan」で検索します。検索して、見つけたら、有効にします。
条件は、
- eHomeによるeRemote miniの設定が完了して使えている
- 「照明」などのデバイスが使用可能になっている
の2点です。
確認したら、次へいきます。
2)「LinkJapan」のスキルから、eHome のアカウントにログインして紐付け
eHomeのログインID(メールアドレス)とパスワードをいれると、EchoのサーバとeHomeのサーバが連携するようになります。
Alexaアプリが新しくなって、デバイスの登録がすこしだけかわっていますが、基本は同じです。
3)Echoでコントロールしたい家電を「照明」で登録する
2018年3月19日から、テレビとエアコンが、照明と同じでコントロールできるようになりました。
以下、照明、テレビ、エアコン以外のサポートされていない赤外線リモコンの家電を使う方法を、テレビの例での紹介です。
テレビをEchoで電源をオンオフするために、どうするのか?を紹介します。
「照明」しか、スキルで使えないので、照明で一つ作ります。もちろんプリセットはありませんので、取消して、とりあえず一つ照明を作ってしまいます。
「照明」の4つの動作に、テレビのオンオフ、チャンネル上下を手動で学習させて割り当ててます。
割り当てた照明デバイスに、4つのリモコン操作が登録できるので、テレビの場合だと、
- ON:電源のオン → 「Alexa 照明をオンにして」
- 暗:音量小 →「Alexa 照明を暗くして」
- 明:音量大 → 「Alexa 照明を明るくして」
- OFF:チャンネル上 → 「Alexa 照明をオフにして」
と登録しています。
- 電源のオフでも、「Alexa 照明をONにして」と言わなきゃならない
- チャンネル変更は、「Alexa 照明をOFFにして」と言わなきゃならない
- テレビの音量は、「Alexa 照明を明るく(暗く)して」と明るさで言わなきゃならない
という、珍妙なことになります。
しかも、チャンネルは一方方向へ順繰りで一局ずつ変更なので、7チャンネルあると、6チャンネル目は、「Alexa 照明をOFFにして」を6回言うことになります。
4)「照明」の名前を「テレビ」に変更
便宜的(べんぎてき:とりあえず)に「照明」で登録したデバイスを、「設定」で、識別用の名称とアイコンを変更します。テレビに変更したら、Alexaへの呼びかけは、照明ではなくて、テレビになります。
- 電源のONもOFFも、「Alexa テレビをONにして」
- チャンネル変更は、「Alexa テレビをOFFにして」
- テレビの音量は、「Alexa テレビを明るく(暗く)して」
と言うようになります。
5)「LinkJapan」のスキル側から、デバイスの登録を行い認識させる
eHome で照明デバイスとして作成した連動の動作は、≡ (ハンバーガーメニュー)の左カラムにある、「スマートホーム」に登録されます。
「LinkJapan」のスキルから、「設定」→「詳細設定」の「スマートホームデバイスの管理」からも行けます。
ここでデバイスのスキャン、つまり「Alexa デバイスを探して」と言うか、Alexaアプリの「スマートホーム」の「デバイスの追加」からできます。
6)追加したスマートホームのデバイスをテストする
Echoに、話しかけてみます。
- 電源のONもOFFも、「Alexa テレビをONにして」 … ハイ
- チャンネル変更は、「Alexa テレビをOFFにして」 … ハイ
- テレビの音量は、「Alexa テレビを明るく(暗く)して」 … ハイ
テレビが指示通りに動作しているのかを確認しました。Alexaは、ハイとしか答えません。
シンプル応答の「ピロン♪」という音だけにすることもできます。アレクサが設定するか?聞いてきます。設定は、Alexaアプリからでもオンオフできます。
Alexaに、登録した家電を連続して動作させる → 「定型アクション」
「定型アクション」とは、一つの実行条件で、Echoの動作とスマートホームのデバイスの操作などを連続してできるものです。
この定型アクションが、今注目を浴びていて、遊べそうなので私も注目しています。
ってか、仕事でマジで使えそうなことなので、いろいろ試したいんですよ。
現在、赤外線リモコンで動作するACタップを注文しましたので、これらを使って、いろいろと遊んで、レポートを順次、追加します。
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