X(Twitter)で「学歴コンプレックス」のへんな人が、「日本の学校教育が悪い」「男女差別が〜」と子供や若者を不安にさせるデマを流している現状に危機感をもったので記事にしました。
「差」の存在に、いち早く気づくことが とても大切
この宇宙、地球上のすべての事象で、二つ以上あるものの間には必ず「差」が存在します。
その差を埋めることで、失ったり、得られたりすることがあります。
分かりやすい「物理学」で説明すると、高低差で位置エネルギー、寒暖差で熱エネルギー、速い遅いで運動エネルギーの「差」になります。
中学と高校で、物理化学、地理、歴史を正しく学べば、『世の中(社会)は、いろんな「差」を利用して、利益、エネルギーや権力を生み出している』ことに気づきます。
もし、人々の中に「差」がなければ、「宗教」、「貨幣通貨制度」、「戦争」など、そもそも 社会の複雑な仕組みやルールを作ってまとまる「国」自体が必要ないんです。
学校は、「差」を学ぶために存在する
「差」を見分けられる能力と、その「差」をみつけて、その差をどう扱うのか?は、他人がいない自分の家では学べません。
だから、適度に管理された社会生活ができる学校は、「差」を学ぶ最適の環境なのです。
教科書を開いて習うようなことは家で親が教えてもできます。その程度のことを学ばせるために学校に行かせるわけじゃない。
他人がたくさんいる環境でなければ、その「差」を肌で感じて、実践で学ぶことができませんから。
性格の違い、育ちの違い、男女の性差、身体的能力の差、テストの成績の差…、みんな違います。
その「差」を感じ取り、「差」を利用して、「自分にとって都合の良い居場所を作ること」を学校に通っているうちに学び、実践訓練をします。
「差」があるからこそ、ライバルができる
自分より遙かに優れた能力を持つ人(ライバル)が現れると、なにが違って自分とこんなに「差」があるのだろうか? と「情報の収集と分析」から始まります。
そして、その「差」を埋めるための努力や試行錯誤は、自分の将来活躍できる場が拡大して利益につながるのです。
どうにもならないクズな人間もいることを学ぶ
医者や弁護士など法律で身分が保障された「師」の職業を継がせるために、大学付属や私立のエリートが集まる小中学校へ行かせたがります。
しかし、こういった選抜された児童や生徒が集まる学校には、悪い子供(クズな子供やその親)が入ってきません。
世の中には、どうにもならないダメ人間、他人に暴言や暴力をふるって迷惑をかけたり、平気で嘘をついたりするような、自分にとって都合の悪い人が多く存在することを、子供らにも学ばなければなりません。
社会に出て第一線で働き始めると、否が応でも、ダメ人間や悪意をもった人を相手に商売するわけです。極端な話、クズな人間相手に搾取するのが仕事なんですよ。
悪い親子、ダメな人間がいる公立小中学校で、そのクズさを直に見させておくことも悪くないと思います。
若い医者で、どうにもならないクズな患者相手に消耗して精神的に壊れる人も少なくありません。
低所得層のクズに限って、喫煙とアル中、薬中、性感染症…、健康管理概念ゼロ、生活保護なので医療費負担がないですから。
そんなクズが人工透析とかで高い医療費を使っている(病院側は儲かるので できるかぎり利用したい)んです。
ダメ教師は、将来のダメ上司の練習台
公立の小中高の教員の半分は、コネで採用された教育者として適切とは言えない人です。
ほとんどが県議や市議のコネで採用にねじこんできた地元有力者の子弟ですからね。その教育レベルは知れています。
国公立の総合大学出身なら身に染みて分かっているとおもいますが、学部別ヒエラルキーにおいて教育学部が一番下です。
次に社会学部、経済学部。
他の(先生と呼ばれる)学部にいけるほど優秀じゃないから、子供相手なら優位になれる”先生”になりたがる。
そんな教員が指導者なんですから… そりゃ、まともなコントロールができるわけがない。
公立の小中学校では、以下の2つのトレーニングができます。
- どうにもならないクズ人間が、多数存在することを知る
- 自分を守り、その打開策を練り、折れそうな心を奮い立たせ、チャンスを待つ
生まれつき色素が少なくて、髪の毛の色が茶髪に見える子をよく見かけます。先生が「髪の毛が薄いから、髪を染めてこい」と言われれば、それに従うのが第一選択です。
それで丸く収まるのなら、それが一番選択です。
今は、混血の子も増えて、肌の色が黒かったり目の色が青かったり、髪の毛なんて金髪や縮れっ毛だったり、いろいろいます。「見た目をそろえろ」なんて言う先生は、もういません。
まぁ、あまりにも教育者として不適切な言動をする教員がいるようなら、私ら親が出て行って勝負する大人の世界になります。
市議選とか県議選とか出馬要請の声がかかるようになってくる年になると融通がきくようになります。
公立小中高の校則の変更は、教育長や校長とPTA会長などへの調整が面倒なだけで、お膳立てさえすれば変更できます。あなたやジジババの同級や知り合いに、市長、教育長、校長、議員など口利きができる人が何人かいるでしょ。
そもそも進学校って校則はあってないようなもので自由です。校則が厳しいのは底辺校だからです。
儲かる商売は、5%以下のごく小数の人が 95%の大多数の人からの搾取
みんなが知っていることや、できることには「差」がありませんので、儲けになりません。
誰も、わざわざ高い代価を払ってやってもらおう、買ってやろうなんて思いません。
いつの時代も割の良い儲かる商売は、人材紹介業や情報や物の転売業です
「目利き」(めきき)は、強力な武器
学校では、「差」を見きわめる力を培いましょう。言い換えれば「物事、人の本質を見極める力」「穿った見方」を養いましょう。
「目利き」も「気づき」も同じ意味です。情報場弱者が喜んで読む啓蒙書のメイン・テーマ、キーワードです。
この世には、誰一人として同じ人はいません。
遺伝子情報がまったく同じ一卵性の双子ですら、身近にみていれば違うことがわかります。
「転売屋」が、情報の格「差」を利用して、その利ざやを稼ぐことを解説をした記事を参考にしてください。
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転売屋(せどり)で稼ぐカラクリを紹介
転売屋(せどり)について、わかりやすく解説 「転売屋」とは、日頃から努力もせず漫然と生活している愚かな人々が欲しがるモノやサービス(商材)を先回りして仕入れて、高く売りつけるビジネスをしている人のこと ...
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職業に貴賎(きせん)はない
「仕事は、どの仕事が偉くて、どの仕事が卑しいのか?」の差はありません。仕事にそんな区別があったら、社会は成り立たなくなります。
お互いに必要とされていることをして、それに対して代価や報酬を払って、人々が社会生活をしています。
割の良い仕事、楽して儲かる仕事に、人々が殺到して競争が激化して、一人当たりの儲けが減って不正がはびこり廃れていく… 資本主義経済がそこにあります。
今人気のブロガーやアフィリエイターも競争の激化と質の低下で崩壊の兆しをみせていることを解説しています。
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情報商材詐欺師 ブロガー、YouTuberの手口を解説
2015年あたりから、金儲け「個人の口コミを装ったステルスマーケティング販売業」目的でブログを書く人(Webライター)が急増しています。 その結果、パクリ記事やフェイク広告記事が検索エンジンの上位を占 ...
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その仕事に誇りと自信を持ってやっている限り、今の社会のルールから逸脱しない限り、何をやっても良いことになっています。
そこで起きている「差」に気がついて、その「差」を、その人にとって都合の良い方向に持っていくだけで、「差」額分の利益を手に入れることができます。
その「差」を見極められる「目利きが効くようになる」ための知識やノウハウは学校で習えます。
「人生の勝ち組になるためのコツ」なんて美味しい事は、誰も(先生も)教えてくれませんから、自分で学びとるしかなんですよ!
もちろん、実社会にいきなり出て働きながら勉強すれば、自力で、いろいろな「差」を見極められるようになります。
単純に「(大学などの高等教育をうける)学校を出ている、出ていないの差」では、ないんですよ。
先入観 と 偏見
「アイツは、○○するようなヤツだからな〜」とか、「このメーカーの製品って、○○だからな〜」と、初めから決めてかかるようなことを日頃からしていると、”とても美味しい” 商機、勝機に気がつかず、見逃しています。
私も、偏見や先入観に邪魔されて、大切なチャンスを逃していた! 当時、そのことすら気がついていなかった!という苦い経験を何度もしてきています。
「先入観」や「偏見」は、「差」を見極める目を曇らせてしまうことに、早く気づいてください。
自分が設定した枠に、人や物をはめ込もうとすると、大きな「差」の全体像に気づけません。
「平等」をやたら口にするヤツには気をつけろ!
とても大切なことなので、繰り返します。
この世の中には、「平等」は存在しません。常に不平等でなければならないのです。
誰よりも、その「差」や「違い」「変化」にいち早く気がついた人が、有利に動けるんです。戦術の基礎ですよ。
世の中は、納得のいかない不公平で、不平等なことばかりだからこそ、平等で公平な扱いをうけると、人々が喜ぶんです。 → 「宗教」=人間の大発明
「差別を無くせ」とは、ブラフ(はったり)
もし、自分以外、だれも「差」に気が付かなければ、あるいは「差」がないと嘘の情報操作すれば、「差」の重要性を知っている自分が有利になります。
ネット上で「差」別を無くそう!と声高々に主張している人を見かけたら、「絶対的真理から矛盾していることを主張している」と警戒してください。
男性、女性の差、これは、実際に人を解剖してみれば一目瞭然
同じ人間とはいえ、違いが大きすぎます。
この埋めようのない解剖学的、生物学的「差」を無くすことは絶対にできません。
だから、歴史を振り返ってみて、その時代時代で、男女の差を認めた上で、お互いの関係をどうすれば良いのか?を模索しています。
「男女差」はビジネスチャンス(ジェンダー イノベーション)
国家試験に合格し臨床の現場で働き始めた頃、先輩から「この世には誰一人同じ人間はいない。
特に男女差は、薬効、主訴、検査所見、症状、好発部位の違いがあるから、端(はな)から決めてかかるな!」と繰り返し教えられました。
研究の場では、男女(オスメス)別々に行うことで、手間が二倍かかります。特に女性(メス)は不確定的要素が大きいため、データがとりやすい男性(オス)を使います。
臨床データも、男女の差を検証したものは少ない。
これでは、男女差で違ってきている現象に気がつきません。
若い人は、学校で「男女平等 = 同じ人間」と教えられているために、こういった間違いに気がつきにくいのです。
それは男女に関係なく、その人の育った環境で決まります。
「空気を読め」「察しろ」と言うのではなく、こちらの気持ちや都合を的確に伝え、相手には細かく指示を出した方が良い人が男性に多い気もしますが…。
「ジェンダーフリー」、「平等」を口にする人は危険
「ジェンダーフリー」、「平等」この言葉をやたら使う人には気を付けましょう。
何か裏があります。ジェンダー論者の嘘にだまされないようにしましょう。
「ジェンダー」その存在自体が矛盾しているのですから。
そもそも、人々が、本当に「平等」になれば、宗教、国家、経済活動すべてが 不要になります。
以上のことは、すべて、学校の「社会科」で習います。
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小学校や中学校で習う科目が、大人になって何の役に立っているのか?を解説。勉強する意味 と 学歴は若い子ほど大切なことも。
小学校や中学校で習う科目は、どの教科も大人になって役に立つ、必要最小限の知識と判断の元になる大切なもの です。 以下のことを 念頭に(前もって知ってもらって)話をします。 今の世の中(社会)は、 自分 ...
「平等」「人種差別が〜」と声を荒げる人々は、なぜか、日本の義務教育を否定します。
それは、おかしい。
時代にそぐわない問題なら、今の時代にあうように修正すれば良いだけの話なのに!。
ロビー活動、具体的な啓蒙活動や教育で修正すればいいだけの話なのに口先だけで介入する人は、日本人じゃないですね。
個人「差」を口実に、恐喝や暴行するのが「いじめ」
人間(動物)が(は虫類レベルの)本能のままに行う”暴行や恐喝、恫喝”は、学校の中では「いじめ」と呼ばれます。
人種間、国家間の差も同じです。
生活習慣、思想、教育、遺伝子学的に違っている「差」をお互いに理解し、その差をどう埋めて一緒にやっていくか?棲み分けるのか?を模索するしかないのです。
話し合いで解決できる試みができる程度の小さな「差」であれば良いのですが、その「差」を埋められない場合があります。
最終的には殺し合いでしか解決できない”絶望”も学ばせる必要があります。→ 国家間だとテロや戦争
殺し合いになる前に「棲み分ける」ことを学ばせるのも、教育に必要な事なのです。
繰り返しますが、この世に「平等」「対等」はないのですから。
大切なことなので繰り返します。
人間=動物は、憎しみなどの複雑な感情を持つため、話し合いですべてが解決することはありません。
つまり、「共存ができないから棲み分ける方法を模索する」選択肢を選びます。
海外留学は、その「差」を思い知る絶好のチャンス
学生時代に海外留学を経験した人は、 その圧倒的な「差」を心と体で受け止めたはずです。
カルチャーショック(文化の違いでうける衝撃)は人生観を大きく変えます。国内で安穏と学生時代を過ごした人より、遙かにその「差」が持つ力を身をもって感じているのです。
戦争が起きる度に、「優生思想」による虐殺は繰り返されます。それは、人間=動物の本能の一つなので、その衝動を止められないのです。
実際に、それらが実行された国々に住むと、表向きは人種差別を撤廃したように見えますが、70年やそこらで人々の心の中まで完全に消し去られているわけではないことを肌で感じることがあります。
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英語が得意なブロガーは、なぜ日本語と英語の両方で記事を書かないのか?
私も、ジジイになってしまったので、母国語の日本語ですらあやふやになりつつあります。 英語は日常会話すらできません。 でも、英語の読み書きだけは忘れないようにと思っているものの、すっかり忘れてしまい、G ...
武漢肺炎ウイルスのパンデミックとイタリアのトリアージにみる疫学と優生思想
治療方法がない伝染病にかかった人を隔離(排除)できるのは、人間だけです。おかげで、地球上で最も繁栄する生物になりました。
病気の状態とその人の存在価値に応じて治療の優先度を決めるトリアージ(仏語 triage)は、生物として地球上に生き残るための究極の選択です。
イタリアは医療崩壊が早々におきてしまい、重症患者のうち老人は安楽死です。イギリスもそれに続きます。
人権が〜、差別が〜 と声たかだかに騒いでいた国ですら、たかが風邪の蔓延で、この醜態です。
同調と協調の訓練所
軍隊のように、全員で協調、あるいは一人のリーダーの言うことに同調して行動する訓練も学校で習います。これも、家庭では学べないことのひとつです。
たくさんの人の中に紛れて、自分はどう行動するべきなのか?を学びます。
「目立つことを避け、自分が使うエネルギーは最小限にしながら、やり過ごす」術を学びます。
大衆を扇動しひとつの国を動かす帝王学(会社を興して、巨大な企業グループの頂点に立つのも同じ)を学ぶ前に、まずは、末端の大衆と共に行動してみることが不可欠なのです。
個々の人々が、どんな気持ちで、日々を過ごしているのか?を肌で感じて学んだ事は一生の宝物になります。
自分の個性を殺し、大衆に溶け込み(静かに潜伏し)、状況を把握しつつ、自分の安全な居場所の確保と信頼できる仲間を常に選別しながら行動する方法は、本や教科書では学べません。
実践を積み重ねながら、試行錯誤の中から自分なりの解決方法を培うしかないのです。
日本の同調圧力の強さでは、世界一です。
そのおかげで、武漢肺炎ウイルスのパンデミックでも、驚異的な死亡者の少なさで抑えこめました。
行き過ぎた同調圧力は、突き抜けるような才能、異端的な能力をもつ人にとっては住みにくい国になります。
能力を持つ人間の海外流出は国力の衰えに直結します。
学校の教職員は、突き抜けた才能を持つ児童生徒をいち早く見抜き適切な指導と進路の斡旋をしなさい。
それができないヤツは、教職員の資格 ナシ!
まとめ
明治以降、近代化に遅れた日本を憂う人々が、学校教育を近代化するために、努力をしてきました。
教育者として最高の誉れである教科書作りに携わる人々は、日本国の繁栄が千年先まで代々続くことを願って、子供達への教科書を作っているはずです。
こんな基本的なことすら知らない人が、ブログやTwitterで大々的に、「平等社会が〜」と、日本の子供達を洗脳していることに危機感を持ったので記事にしました。