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雑記

転売屋(せどり)が 日本の流通をダメにするのか?

投稿日:2017年10月8日 更新日:

転売屋(せどり)について解説します。

 「転売屋」とは、日頃から努力もせず漫然と生活している愚かな人々が欲しがるモノやサービス(商材)を先回りして仕入れて、高く売りつけるビジネスをしている人のことです。

  • メルカリ、ラクマ、ヤフオク!、Amazonのマーケットプレイスなどで、誰も個人で売買ができる仕組みが整っている → ネットオークション サービスの充実
  • 人々が宅配業者の取り扱いになれて、通販で物を買うことに抵抗がなくなった
  • サラリーマンや主婦、学生が副業で大量に参入している
  • 商材によっては効率よく収益が上がるので、転売、せどり業を専業にする人も多い

という背景があります。

流通中間業者

 昔から、いろいろな業界の「市場」で、「代理店」「仲買人」、「ブローカー」と呼ばれる仲介業と同じ意味を指す言葉でしたが、インターネットの取引で目立つ存在として「転売屋」という名前が知られるようになります。

 日本の中世では近江商人などが有名です。行く先々で、いろんな物を仕入れて転売しながら財を築いて豪商になりました。

 ちなみに、企業形態としては、総合商社です。三菱商事、三井物産、住友商事、伊藤忠、丸紅、豊田通商、双日などから分かるとおり、転売、仲介業は決して違法ではありません。それどころか、最も儲かる商売なのです。

 ここでは、個人が行う事業形態としての話を続けます。

 呼び方としては、

  •  主に物やサービス権を仕入れて利益を乗せて販売するのを「転売屋
  • 古本屋で本を安く買い、Amazonのマーケットプレイスで高く売るのを「せどり」と言うが「転売屋」と同義語
  • ネット上にある有用な情報をパクって転載した「まとめ記事」をサイトやブログに掲載し、閲覧者から商材の紹介料や広告を稼ぐのを「アフィリエイター

などがあります。

 そもそも、価格コムのような価格比較サイトの存在自体も、アフィリエイターの最終形態ラスボス的存在です。

 価格コムは、閲覧者からの口コミ情報を集めて、そのコンテンツを利用して、ネットで検索してくる閲覧者や利用者を集め(最高レベルのSEO対策)、契約店からの広告料、仲介手数料をとるというビジネスをやっている東証一部上場企業です。

SEO対策

「SEO対策」とは、検索エンジンの最初のページに表示されるための工夫のことをいいます。

以上をふまえて、具体例をあげましょう。

転売屋、せどり業の素顔の紹介

中国のバイヤー

 中国人が、中国国内で正規に販売されないものを、日本に直接買い付けにきています。俗に言う「爆買いのプロ」です。圧倒的な資金力で貪欲に買い集めます。

 人気ゲーム機の買い付けでは、人件費の安いホームレスを使って大型量販店に朝早くなら並ばせることで有名です。直近では、2017年3月に新発売になったNintendo Switchです。

 ネット上でも、個人の転売屋から高値で買い取ることもしています。中国の富裕層に正規販売価格の二倍以上の価格で売るので、高く買ってくれます。

Nintendo Switchについて

 Nintendo Switchのような人気ゲーム機は、インターネットにつなぐ事で使えるようになるので、そのIPアドレスを解析すれば、どこの国で多く使われているのか?というマス データが手に入ります。任天堂としても、日本国内に出荷した台数の何割が中国に流れているのか?、さらに日本国内の転売屋が買い占めて積み上げているデッドストックが何台あるのか?を把握しています。でも、公表しません。

 2017年11月?から、Nintendo Switchの出荷台数を月間200万台に大幅に増産し、2018年から韓国などの現在、未販売国でも販売開始なので、中国人が日本まで来て買いあさる必要がなくなります。

個人の転売屋(せどり)

 転売屋になるきっかけは、いろいろあるようですが、かつては「せどり」をやっていた人たちでした。せどりをしている人は「転売屋」という認識はありません。「安く仕入れて高く売りつける」という商売の大原則を忠実に実行して稼いでいるだけです。

 今は、電子タバコ本体やNintendo Switchなどの人気商品がネットで高く売れることを知って、転売で金儲けをしようと明確な意志をもって始める人です。

 「せどり」とは、中古本販売のブックオフなどで10〜100円程度で売られている本を、Amazonの「出品サービス」やヤフオク!の本部門で売る商売のことです。

 せどり業の人を、「転売屋er(テバイヤー)」、または、「せどらー」と言います。ここ2年ほどで、転売屋への批判が高まっていて、自ら、「せどらー」ですなんて名のる人は減りました。セルフブランディングという、ネット上での自分の評判を高くして、アフィリエイト事業を拡大したいからです。

 スマホのアプリで売買ができる、メルカリやラクマに出品する人も増えました。

 100円で買った専門書が、Amazon出店サービスで千円で売れたりします。送料と手数料を引かれても、粗利益が2〜4割くらいある、手堅い商売の一つでした。

 Amazonのマーケットプレイスについては、

Amazonのプライム会員のメリットについて熱く語ります。

 Amazonを頻繁に利用しているのに、「Amazonプライム」会員になっていない人がいるので、 Contents1 Amazonプライムが、どれだけお得なのか?について紹介します。1.1 Amazo ...

続きを見る

の記事の中で解説しています。

 「せどり」用のアプリもあって、中古本屋で、本のバーコードをかざすとネットにアクセスして、その本がAmazonの中古本でいくらの値段で売られているのか?が瞬時に分かりますから、目利きの知識もノウハウも要りません。誰でも簡単に、転売して儲かる本を見つけることができるんです。

 とある田舎の、農家の兄弟が広い倉庫を利用して、「せどり」業をやっています。
 毎日宅配業者が来るので、近所の人もいぶかしんでいました。倉庫の大量の本や(転売に失敗した)ガラクタを見て「本屋」してるのか! って、その通りですね。

アフィリサイト運営会社を起こした人も多い

 せどりで資金を稼ぎ、アフィリサイト運営の方が儲かることが分かって、そちらへ転向する人も多いです。

 儲かる仕事なら何でもやる人なので、特にこだわりがありません。グローバルにみれば、「武器商人」と考えは同じです。

 「自分よりバカな人たちをどう騙して金を盗るのか?」これが、資本主義の基本ですから。真面目に自分の利益追求のために働いているだけです。

ネットオークション利用者 その1

 とある地方都市で、ショッピングモールなどの新規出店やスイーツ店の食レポを書いたり、コスメや健康食品などのオカルト商品を紹介しつつ、自身のキラキラ生活を自慢する記事を連発する人気の女性 アフィリ カス ブロガーがいます。

アフィリカスの意味の解説とまとめ【アフィリカス ブロガー 認定 NGワード集】

 2015年あたりからブログを始めた連中のほとんどが金儲けを目的としています。  その結果、金儲け最優先のブロガーのデタラメやパクリ記事が検索エンジンの上位を占めるようになって、正しい情報元(ソース) ...

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 その実体は、ガチの転売屋です。元々は、ヤフオク!や楽天オークションで、不要品や試供品を処分販売したり、「腐」アニメのキャラグッズの交換などをしていました。

 都会ではすぐに売り切れるコンビニなどのくじ引きグッズが、モノによっては高く売れることに気がついて、次々と商材を見つけて手を広げるようになりました。

 今はチケットの転売ができませんし、ダフ屋行為は違法なのでダメなのですが、アイドルやアニメのイベントのチケット転売までやろうとしていたようです。

 メルカリやラクマのヘビーユーザで、スマホを使う若い層をターゲットに荒稼ぎしています。

 最近は、「ブログで稼ぐ」というテーマで本や講演、有料の会員制サイトからの収入が主な収入源になっているようです。元は「転売やー、せどらー」だった経歴は隠しています。

ネットオークション利用者 その2

 とある地方都市圏で、2014年頃から主婦ブロガーを始めた人がいます。

 ブログ塾に参加して、SEO対策を学び、「コスパ最高のオススメ十選」「今から始める○○の△△を紹介します。」等、威勢の良いテーマで、アフィリ記事を連発し、さらに、コスメや健康食品、クレジットカード、スマホゲームまで、金になりそうなものなら、何でも書いてやれ! みたいな記事を連発しています。
 今は、Amazonの使い方の専門アフィリサイトが好調で、Amazonアソシエイトの収入だけで月に40万円だそうです。

 この人も、ガチの転売屋です。

 元々、版画のデート商法の会社にいたとか、化粧のうまさから、チェーン薬局店の化粧品販売店員だったそうです。だから、人の弱みにつけ込んで、ものを売りつけるノウハウは持っています。さらに、オカルト健康食品やコスメグッズの販売の知識までもっているから、タチが悪い(笑)。

 容姿が良くて賢くて、人当たりの良い会話ができるので好感度が良いんですよ。だけど、とにかく生活が派手なんです。そのカネを稼ぐためには手段を選ばないと割切っています。夜の水商売以外なら、水素水だろうが炭酸水だろうが何でも売ってやる!みたいな勢いです。

 結婚して子供を三人立て続けに産んだので、外に働きに出られないので、ハガキを書いて懸賞賞品をもらったり、紹介会社から洗剤や化粧品のモニターをやっていたそうです。それらをヤフオク!で転売したのがきっかけだったそうです。

 人気のあるゲーム機の販売日や予約券配布の日には、いつも顔を合わせます(笑)。

 田舎のゲオやイオンのおもちゃ売り場などへ、予約や入荷予定日をあらかじめ電話で聞いて、その日の朝から並んで待っています。仲の良いママ友と子供らまで動員して、十数人で予約券や整理券をもらうんですから。

 「あちこちコネ作って、情報集めて代わりに並んで買ってあげているんだから、3万3千円のものを駄賃付けて4万5千円でも安いくらいだよね」と、電子タバコの白い蒸気を鼻からだしながら、彼女がいけしゃあしゃあと語ります。

 まぁ、口先だけで文句を言う人が多い中、こういう一切の迷いのない人には反論のしようがありません。見習うべきです。

輸入業者

 元々、「せどり」などを手がけていた人がほとんどです。主に、ヤフオク!やAmazonのマーケットプレイスで商売をしています。

 「せどり」が、一般人に広まる前は、同業者が少なくて粗利益が月に百万単位で稼げたそうです。それを元手に中華の問屋街にでかけていって、日本で売れそうな商品を買い付け、輸入販売する会社を起業した人がいます。

 そこそこ有名になった中華系のグッズを扱う商社や、クレーンゲームのぬいぐるみや景品を扱う商社で豪邸を建てた人がいますからね。

 そのやり方と、中国の問屋から買い付けをしてくれる中国国内のバイヤーも紹介する講習会や業者がいます。

 LEDライト、とくに車のLEDルームライトの輸入販売は、5年ほど前までは大きく稼げたそうです。今は、中華のメーカーが直接Amazonのマーケットプレイスに登録してくるようになったので、稼げなくなったそうです。

 スタッフとして雇っていた中国人が、日本国内での販売のノウハウを吸収し独立してライバルになったのです。 

 一部良心的な価格で提供する「転売」業者もいましたが、薄い利益ではモチベーションが上がらず、次々と撤退しているようです。腹黒い人以外は続かないようですね。

電子部品などを扱う個人のマーケットプレイス(Amazon)

 デジタルアンプ基板や、制御基板を仕入れて、Amazonのマーケットプレイスで売っている人も増えました。私も、中国のアリババや通販から買うより早く手に入れたい時に利用しています。

 中華の電子部品や基板という商材は個人で副業でやっている人が多くて競争も激しいので、ボッタクリの転売をする人が少ないんですよ。ある意味、理想的な転売業ビジネスモデルになっていると思います。

遺品整理業者(廃品回収業者)

 2016年あたりから急増しています。新規参入の個人業者のほとんどが、ヤフオク!やメルカリなどで転売して金をかせぐ「転売屋」からの事業拡大組です。

 元々は、便利屋だけで食っていけない人が転売業も副業でやっていて、孤独死老人の増加という時代のニーズに乗った形になっています。便利屋が、遺品整理などの掃除を依頼されますからね。

 インターネットで個人で何でも売買できるようになり、お金の回収方法が簡単にできるようになったことで可能になったビジネスモデルの一つです。

  本来なら、産業廃棄物業者として都道府県への業務申請(古物商は都道府県警察)が必要で、めんどうな規制や縛りがあります。

 そこで、産廃のゴミについては一切引き取らず、金目のものだけを売りさばいて、その利ざやを稼ぎます。一人住まいの老人宅へ上がり込んで、勝手に物を二束三文で買い取っていく悪徳業者になる人もいます。

カメラの転売業

 地元のさびれた商店街に、カメラの販売や記念撮影などを請け負うカメラ屋や写真館があると思います。

 カメラの知識とノウハウをもっているので、ネットをフル活用して、カメラ全般の機器の転売業を本業にしているところも増えました。

 カメラの本体やレンズなどの機器の取り扱いや修理、整備ができるのが強みです。ヤフオク!やメルカリ、ラクマから、買い付け、整備して、転売するんです。

 手間のかかる商材の落札、出品手続き、受注、送り先の印刷など手間のかかる作業をパソコンを駆使して自動化するなどの工夫をすることで効率化すれば、さらに儲かるようになります。

 こういったノウハウを販売する講習会があります。

 田舎のカメラ屋がつぶれない理由は、暇な店番をしながら、裏でコツコツと転売業をやっているからです。

転売屋は口コミや巨大掲示板を監視している

 「家電量販店に行っても、どこもミニ スーパーファミコンを売っていませんでした。」という書き込みをする人は、転売屋のブラフ(はったり)です。

 転売屋が商材を仕入れる方法は、販売される前からリサーチ(情報の収集と分析)済みです。

 彼らは株やFXなどの相場師と同じで、商材の儲かるタイミングを見計らっているのです。商材のNintendo Switchやミニスーパーファミコンを買いたい人が減り始める「わずかな差」の「兆し」を見逃さないように監視しているんですよ。

 ヤフオク!で「ミニファミコン、子供もすぐに飽きたので売ります」、「○○店で買えました。まだ数台残っています!」という書き込みが増え始める前に、すべて高値で売り抜けるのです。

 任天堂が増産して、おもちゃ屋の店頭に山積みになってしまうと、誰も定価より高く買いません。ヤフオク!やメルカリの手数料分と仕入れた値段よりも安値で売ることは、損になります。

「ヨドバシ○○店、ビックカメラ○○店、在庫無しでした」と掲示板に書く意味

 2017年10月5日に発売された クラッシックミニスーパーファミコンは、2016年10月に発売されたクラッシックミニファミリーコンピューターの30万台と比べて、最初の出荷台数が40万台と10万台の上乗せでした。

 Nintendo Switchと同じように、リアル店舗でもネット上でも品薄になって、転売価格がつり上げられると目論んでいた転売屋も真青です。

 品薄商法と揶揄される任天堂も、Nintendo Switchの爆発的なヒットで、Wii Uの総出荷台数を1年足らずで上回るペースで販売できました。経営的に余裕ができたので、商品がだぶつくのを覚悟で、クラッシックミニスーパーファミコンを出荷しています。

 情報に疎い、若い子連れの親子に高く売り抜けるためにも、品薄感をネット上で流さないとだめなので必死ですね。

 普通に、おもちゃ屋のゲーム機コーナーに山積みで売られるものなので、通販で買う必要はないんですけどねぇ…

まとめ

 転売屋について、参照するための まとめた記事が欲しかったので、旧ブログからリライトして、こちらに書きました。

「まずは敵を知る」

 何事も、戦略無しでは戦えません。「転売屋が、日本の流通を破壊する」と嘆くのなら、彼らの動向を探り、対策(戦術)を考えなければなりません。

 いずれ、また戦争が起きます。

 「不足する物資の転売は、凄まじいものがあった」と、第二次世界大戦敗戦直後の混乱ぶりを知る父や母が生前語っていました。自分より弱い人から強盗や恐喝でお金や物を得られない人で、若い女性なら売春をして… そんな事態だったのです。

 同じことは、繰り返されます。

 広島のスーパー イズミの創業者は、原爆投下で焼け野原になった街に復員し、駅前の闇市で、田舎の農家の軒に吊してあった干し柿を転売することで資金を稼いだという話を熱く語っていました。戦後創業した大手小売業は、どこもおなじようなものです。神戸のダイエーも然り。

 転売業は、小売りの原点でもあります。資本主義経済の基本です。否定することはできません。

 だからこそ、買う、消費者側、利用するユーザ側が賢くなれば、道理に外れる商売をする人は排除されるのです!

古物商法の改正をしましょう

 選挙で、若い人からの支持を得たい政党の代議員が多いんですよ。だから、立候補する人には、以下のことを進言しましょう。

  • 古物商法を改正し、ヤフオク!やメルカリなどの個人売買アプリ業者への規制を強化する
    • 利用者の個人を確認する義務づけと守らない場合の売買サービスの解散命令がだせるように!
  • 国税法を改正し、ヤフオク!やメルカリなどの売買利用者へのマイナンバーの提出を義務づけさせ、証券会社と同様に国税局に売買情報を提出することの義務づけ。

です。

 転売屋が〜 とボヤく暇があれば、ロビー活動をしなさい。そして、選挙に行きなさい。選挙にも行かず、候補者と話しもせず、「日本はダメだ」とか「海外に移住する」とか「日本の産業のビジネススタイルは、遅れている」とか、偉そうに語るな!

小学校や中学校で習う科目が、大人になって何の役に立っているのか?について まとめます

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