寒くなったので、足元に置いて使う温風ヒーター【アイリスオーヤマ JCH-12TD4】を買って使っています。
小型の温風ヒーターは何台も持っていて、10年以上愛用していたパナのDS-F701-Wが朽ちてきたので、代わりになるものを買いました。
ファンヒータの選択基準
- 片手で持ち運べるコンパクトな大きさ
- 価格は、5千円まで
- 首振りはいらない
- 消し忘れ、転倒、異常高温で停止する安全装置付き
私は、この手の家電に全く興味がないので、Amazonで「ファンヒータ」の検索をかけて、予算より千円高い6千円のアイリスオーヤマのファンヒータに決めました。
- 購入品:アイリスオーヤマ セラミックファンヒーター JCH-12TD4-W(2019年モデル)
- 購入時期:2020年10月、11月
- 購入価格:6406円、6090円
- 購入店:Amazon Japan G.K.
結論から言えば…
- 600Wの静音モードが、ぜんぜん暖かくないので
- 標準(1Kw)かターボ(1.2Kw)で使うから1時間30〜36円の電気代がかかる
- 手軽に、その場ですぐに暖がとれるのは良い
- 気に入ったのでブラックフライデーセールでもう1台買った
アイリスオーヤマ 大風量セラミックファンヒーター JCH-12TD4-W の長期使用レポート
です。
JCH-12TD4-W 温風セラミックファンヒータ を写真で紹介
同梱物は、
- JCH-12TD4-W 本体
- 取扱説明書
です。
JCH-12TD4-Wの主なスペック
- 最大消費電力:1200W
- 大きさ:幅26 × 高さ38.5 × 厚さ13.5 cm
- 重さ:2.5Kg
- ACコードの長さ:1.8m
暖房の目安は、断熱材の厚い最近の木造住宅で、6畳が目安です。
換気扇が回っている場合、4.5畳の部屋でもあまり暖かくなりません。(当然ですが)
正面観
正面には、
- 温風吹き出し口
- 人感センサー
が付いています。上面部には、操作パネルがあります。
黒い温風吹き出し口は、やや上に吹き出すように向きがついています。
スリットの羽(フィン)の向きがまっすぐに固定されているので可変できません。
人感センサー
赤外線 動体検知センサーがついています。
(動く)人がいることを検知したら、温風を出す動作をします。人の動きを感じなくなると動作を停止します。
熱源(人)の検知は、感度が良いです。
当たり前のことですが、正面直下の温風吹き出し口付近は死角になっていて反応しないようになっています。
猫でも反応するので飼っている人は誤動作に注意してください。
熱源の動きがない(人がいない)場合、何分後に動作を停止するか?は、3段階(90秒、5分、10分)で設定できます。
人の検知は赤外線センサーだけなので誤動作があります。電源の入れっぱなしにしないようにしましょう。
といっても、電源は、3時間で自動停止します。
上面観 操作パネル部
右から、
- 電源 切/入
- 人感センサー
- モード
- 延長(3h)
のボタンが付いています。
電源 オンオフ
ボタンを押すと ピッと鳴ります。
電源は入れっぱなしにしておいても、3時間で自動で切れます。
いきなり切れるのではなく、ファンだけ回って空冷してから切れます。本体内部が35度以下で停止するようになっています。
人感センサー
押す度に ピッと鳴ります。
90秒 → 5分 → 10分 → オフ のループです。
モード(熱量と風量の3段階)
静音(600W)→ 標準(1000W)→ターボ(1200W) のループです。
押す度に ピッと鳴ります。
延長(3h)
人感センサーを使う時は、この延長ボタンは無効になります。(延長3時間ボタンと人感センサーは排他的)
- 電源は自動的に3時間で停止する
- 切れる5分前に、延長ボタンがブザーとともに点滅する
- 点滅しているボタンをおせば、3時間延長
背面
背面には、
- 取っ手
- 吸気口
- 電源コード :1.8m
があります。
ファンヒーターは、吸気口にホコリがついてくると焦げくさくなるので、綿ゴミが目立つようになったら掃除機で吸いましょう。
底面
底は、こんなかんじです。ゴム足、滑り止めはついていません。
補強構造の樹脂の板の端が床に触れる構造で接触面積が少ないので滑ります。滑るのが気になるようなら、滑り止めシートを切って敷くようにしましょう。
JCH-12TD4-Wの設置
暖房器具なので、設置位置に十分注意してください。
人感センサーは、風でたなびく服、タオル、カーテンに温風が当たり続けていると「人がいる」と勘違いして、自動で切れません。
- 上方:50cm以上
- 側方:30cm以上
- 前方:100cm以上
- 後方:10cm以上
JCH-12TD4-Wの消費電力と電気代
エコワットで実測してみました。
- 静音(600W):600〜740W
- ターボ(1200W):〜1.3KWh
です。
実用域は、通常(1000W)とターボ(1200W)なので、電気代は、(1kWh単価が29円で)1時間あたり、30〜40円になります。
安全機能
自動停止
転倒停止機能
本体が倒れた場合、ピーピーと警告のビープ音が鳴って、自動で電源が切れます。
1度倒れて停止すると、LEDが点滅して動作はしません。
水平な場所にたてなおして、電源プラグを差しなおしで復帰します。
異常過熱停止機能
過熱防止、内部の温度センサーが高温を検知すると電源が切れます。復帰は、冷ましてから電源プラグの差しなおしです。
電源の切れ忘れ対策
切り忘れ に関しては、3時間で強制的に電源が切れます。
切り忘れで、人感センサーが熱源を検知しないまま12時間経過して、自動停止。
誤操作防止
子供が勝手にボタンをおしても誤動作しないための、チャイルドロック機能が付いています。
モード ボタン と 人感センサー ボタンの同時押し 3秒で、チャイルドロックのランプが点灯します。
モードと人感センサーボタン 3秒同時押しで解除できます。
チャイルドロック状態では、電源ボタンのオフだけできて、他のボタン操作ができません。
電源オフの時に、チャイルドロックをかけると電源をオンにできません。
電源コードをコンセントから抜くと、チャイルドロックは解除されます。
電気ファンヒータの特性を生かしてスマートコンセントで確実に電源を切る
最近の温風ヒーターに標準装備されている「人感センサー」は便利です。電源をつけっぱなしでも自動で切ってくれます。
それでも、取扱説明書には、「部屋から離れるときや就寝時は、必ず電源を切り、電源プラグをコンセントから抜いてください」と注意書きがあります。
この電気ファンヒータは電子制御のため、電源オンで温風を出したままで電源プラグを抜いてから、再び電源プラグを入れても、電源はオンになりません。
電源を切ることはできても電源コードのオンオフで、電源は入れられない。
この特性を生かして、ACプラグを抜かなくても確実に電源をオフにする、切り忘れを確実に遠隔操作で、通電をとめることができます。
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まとめ
特に不満もないので、もう1台追加で購入して、脱衣所でも古い電気ファンヒータと交換して使いはじめました。
温風ヒーターは、5年程度で買い換えることをおすすめします。
安全装置がついているとはいえ、火事にならないように取扱説明書は全て目を通しておきましょう。
人感センサーや自動オフの安全装置のついた今時の電気ストーブに置き換えてやります。うちは、パナの高いヤツを使わせていますw
2022年12月、3シーズン目。特に問題は起きていません。軽いので足元に置いて作業をするのに便利です。コンセントとの位置関係で制限されますが。