今月のトランジスタ技術は、
- Python 発 C行き micro:bit & 新PIC入門
- 別冊付録1:マイコン制御用 インタプリタ MicroPythonスタートアップガイド
- 別冊付録2:トラ技Jr. 宇宙に届け! 日本のハンダ付け技術
「Python発C行き」ってなんのこっちゃ分からない人がいるのかな?
Python
パイソン。蛇皮のバッグをもっている女の子は知っているはず。
1990年代から、コンピュータの処理能力が速くなったので、機械語(アセンブラ)やC言語を直に記述するのではなく、複雑な処理を簡単に記述できる高級言語(スクリプト言語)を使うようになった。Perl、Python、Rubyなど、オブジェクト指向スクリプト言語が競合している。ちなみに、Rubyの作者は日本人。
十年ほど前の、Python3あたりで広くつかわれるようになった。Googleが、C++、Javaの他にPythonを採用したためメジャーになった。
最近は、機械学習の言語として使われることが多い。
プログラム言語の教則本といえば、O'REILLY(オライリー)という出版社だ。オライリーの教則本は、その言語にちなんだ動物の絵が表紙になっている。Pythonは、もちろんニシキヘビだ。
本誌の方は、Pythonでプログラムができるマイコンが出てきたので、その使い方についての記事がつづいています。
micro:bit とIoT Express MkⅡ などの対応ボートの紹介ですね。とくに、Arduino系のIoT Express MKⅡは、MicroPythonでも使えるよという話を後閑さんが書かれています。
途中から、PICマイコンの話になってきていて、MPLAB X IDEキットの話とか、本格的なマイコンの話になってきてますね。
2018年1月号の GPSの特集で、基地局を作ろうという連載記事がはじまっています。誤差数cmの精度を誇るGPSを極めたい人には、うれしい記事。
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トランジスタ技術 2018年1月号 特集 地球大実験 ピタリ1cm 新GPS誕生
2018年1月号のトランジスタ技術の特集は、 特集:地球大実験 ピタリ1cm! 新GPS誕生 付録:GPS「RTK」体験プログラムCD です。 みんなでGPS情報を集めようキャンペーン 「1cm」の測 ...
164ページからは、2018年3月号のスマートスピーカーの続きで、マイクの精度を上げるという話です。驚きのカラーページです。
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トランジスタ技術 2018年3月号 特集 マンガ超入門! AI電脳製作「スマートスピーカーを自作するやり方」
2018年3月号のトランジスタ技術の特集は、 マンガ超入門! AI電脳製作 「基板付き」 付録は、Raspberry Pi 3を装着する拡張基板 別冊:アナログウエア No5、クリーン&高効率 小型I ...
トラ技Jr. 別冊は、
人工衛星の基盤を担当した職人さんの、記事です。はっきりいって、軍事技術の一部です。こんなのを雑誌に披露してしまっては、隣国に盗まれてしまいます。って、すでに追い越されていますから、まぁ、いいかということです。