USB切換器を いろいろ買って使っている。
エレコム U3SW-T4は、たくさんパソコンがある書斎で使っている。
USBデバイス(キーボード&マウス、USBメモリ、DVD/RWドライブなど)を 4台のパソコンで切り替える。
結論からいうと、
U3SW-T4は、4ポートのUSBハブを4台のPCで切り替える機械。
便利なんだけど配線がグッチャグチャになる。
- 購入品:エレコム U3SW-T4
- 購入時期:2023年 1月
- 購入価格:4,480円
- 購入店:アマゾン マーケットプレイス
こんな方におすすめ
- パソコンが3,4台あって、お気に入りのキーボードとマウスをつなぐ
- USBストレージ(USBメモリやUSB-HDD)を4台のパソコンで切り替えてつなぐ
- USB接続プリンタ、 USBオーディオインターフェイスを4台のパソコンで切り替えて使う
4台のUSBデバイスを4台のパソコンで使うエレコム USB切替器 U3SW-T4 の長期使用レポート
USB切換器 U3SW-T4 って 何?
U3SW-T4は、パソコンにつなぐUSB機器を切り替えるスイッチだ。
手前のUSB-A端子側に、キーボードやマウス、USBフラッシュメモリなどをつなぎ、パソコンのUSB3端子に付属のケーブルをつないで使う。
USB切替器の選び方
パソコンを2台以上並べて使おうとすると、「日頃から使い慣れたキーボードとマウスを どのパソコンでも使いたい」のでUSB切替器が欲しくなる。
USB切替器には、ユーザの都合に合わせられる いろんな種類があるので、どれを選べばいいのか? 悩む人もいるだろう。
USB歴25年(初代 iMacから数えて)の私がアドバイスをしよう。
用途別に、4つあげておく
- キーボードとマウスだけなら、USB2.0の安いUSB切替器
- パソコンが4台あるなら、パソコンへの接続端子が4つのもの
- USB接続のストレージ(HDDやSSD)も切り替えて使いたい のなら USB3接続タイプ
- パソコンが1台だけで、USB機器の個々電源をON/OFFしたいのならスイッチ付きUSBハブ
この U3SW-T4は、USB3.1 Gen1(5Gbps)の高速タイプなので、USBメモリやUSB-HDDもつないで使える。
なので、値段も4500円(定価 税抜き 25,700円)と高い。
U3SW-T4のメリットとデメリット
U3SW-T4の良い点
- 4ポートのUSB-A ハブを 4台のパソコンで切り替えて使える
- USB3(5Gbps)なので、外付けのHDDやDVD/RWドライブなどがつなげられる
- USB Type BのUSB3のケーブルが4本(1.2m×2,1.8m×2)ついている
- 定価が2.5万円、実売価格は 6、7千円で USBケーブル4本も含まれるので 安い
U3SW-T4の悪い点
- 配線がごちゃごちゃで、見た目がよくない
- 置き場所を選ぶ
- 切換ボタンのコードは 1.5mで 切替器とは離せるが、接続しているPCは本体のLEDランプをみないと分からない
U3SW-T4 を写真で紹介
U3SW-T4のパッケージ内容は、
- U3SW-T4本体
- 手元スイッチ 1.8mケーブル
- USB3.1 Gen1 USB-B、USB-A ケーブル 1.2m 2本
- USB3.1 Gen1 USB-B、USB-A ケーブル 1.8m 2本
- 取扱説明書
取扱説明書は、イラスト入りで詳しく書かれているので、読めば分かる。
付属のUSBケーブルは、りっぱなものがついている。
アップストリーム(パソコンにつなぐ側)ケーブルとしても、造りが良い。
しかも、長さが、1.8mと1.2mと2種類、2本ずつってのが良い。
手元スイッチは、両面テープか 粘着ゲルシートで机にはりつけておく。
ケーブルが1.8mあるので、余ったところは束ねておく。細いので もつれる。
U3SW-T4の主なスペック
U3SW-T4の主な仕様をかじょうがきにしておく。
- 形式:U3SW-T4
- コンピュータ接続台数:4台
- USB機器接続台数:4台
- ポート選択:手元スイッチ
- インターフェイス:USB3.1 Gen1、USB3.0、USB2.0
- 通信速度:5Gbps、480Mbps、12Mbps、1.5Mbps
- 接続端子
- パソコン接続側:USB Type B メス × 4
- USBデバイス側:USB Type A メス × 4
- 給電用:microB
- USBケーブル:USB B ケーブル 1.2m×2、1.8m×2
- 手元スイッチ:ケーブル長1.8m
- 大きさ:約 94×93×27mm
- 重さ:約130g
- 消費電力:5V/0.75W
- 1年保証
- 中国製造
U3SW-T4の大きさ
大きさ、重さは、4ポートのUSBハブなので、これくらいの大きさは必要だ。
大きさは、手の平にのる 9.5cm角の厚さが3cm弱。重さも123gと軽いので、ケーブルのクセで、浮いてしまう。
粘着ゲルシートでひっつけて固定することをおすすめしたい。
U3SW-T4の正面観
正面手前には、USBデバイスをつなぐ USB-Aポート(ダウンストリーム)が4つ付いている。
USBハブだ。
給電用のmicroBポートがある。
USB充電器から、microBケーブルでつないでおく。
4ポートにつないだ機器の切り替えや動作が安定する。
USBバスパワーのHDDや 光学式ドライブ(DVD/RW)をつなぐのなら、必ず microB ポートにUSB充電器を付けよう。
私は、エレコム USB充電器 EC-ACD04につないでいる。
実用性重視なので、どうしても、ごっちゃごちゃになる。
U3SW-T4の背面観
背面側は、パソコンにつなぐ アップストリームのUSB-Bのポートがついている。
つながっているパソコンのポートが、上に白くLEDランプが付く。
手元スイッチで順繰りに切り替えるようになっている。
U3SW-T4の裏側
裏側は、ゴム足が付いているくらいで なにもない。
ゴム足で固定はできないので、粘着ゲルシートの方が良い。
U3SW-T4を日々使って感じる 不満点や問題点
満足している。
テレワークで、パソコンを3,4台並列して使っている人に ぜひ おすすめしたい。
- 切り替えして、2秒ほど待たないとパソコン側が反応しないのは他のUSB切替器と同じ
- HDDやSSDをつないで、データの送受信をしている時は 2.4GHz帯のWi-FiやBluetoothが使えない
- アップストリームのUSB-Bケーブルには、どのPCにつないでいるか タグを忘れないように付けよう
- 机の下と後の配線のグチャグチャに拍車がかかる
- 切り替えが順繰りなので、カチカチと押すのが めんどうに感じることがある
ちなみに、4つのパソコンのHDMI映像とUSBを動じに切り替える KVMスイッチ(Keyborad、Video、Mouse切替器)は、中国製パチモンでも1万円ほどする。
中国製パチモンのHDMI切り替え器やケーブルなどは、別記事を予定。
USB3.0で、長さが1.2mや1.8mなので、このUSBハブにHDDやSSDをつないで使う時は、2.4GHz帯にノイズがはいるので、Bluetoothの機器が使えない。
ゲーム機のコントローラにも影響がでるくらいなので、注意されたし!
詳しくは、↓で解説している。
-
ワイヤレスのマウスやキーボード、ヘッドホン、ゲームコントローラーが、つながらない、とぎれとぎれになる問題の傾向と対策
Bluetooth接続のマウスやキーボードが反応しない とぎれとぎれでつながっている パソコンのスリープ(スタンバイ)ができない Wi-Fi(無線ラン)が、とぎれる などの症状で、何が悪いのか?と相談 ...
気づいたや問題点が見つかり次第 順次追加していく。
私が愛用している 他のUSB切替器
エレコム KM-A22BBK
KM-A22BBKは、2台のパソコンで、キーボードとマウスを切り替えて使うのに特化したUSB切替器。
仕事場のパソコンは、Mac miniと自作PCの2台に減らしたので、この KM-A22BBKを愛用している。
レビュー記事は、↓
-
USB キーボードとマウス切り替え機 エレコム KM-A22BBK が便利なので紹介
お気に入りのキーボードとマウス(トラックボール)を2台のパソコンで切り替える「USB切替器 ELECOM KM-A22BBK」を愛用しています。 USB切換器 KM-A22BBKって何? どんなものな ...
エレコム U2SW-T2
U2SW-T2は、2台のパソコンと1つのUSB-Aポートを切り替えて使う。U3SW-T4の簡易版である。
USB2.0(480Mbps)で、機械的なスライドスイッチで切り替える。
日頃はUSBのバスパワーをいれっぱなしにしたくないUSB機器の電源をOFFにするのに使っている。
測定器やオーディオインターフェイスなど。
まとめ
自作PCやMacの数が増えると、切り替えて使うUSB切替器も増えてしまう。
配線がグチャグチャになるものの… 簡単に切り替えられる便利さを優先している。
エレコムの製品がおすすめなのだが…、昨今のテレワーク需要のためか、型番によっては長期に欠品しているので困っている。
代替品として中国製パチモンも買って試している。
アップストリーム(パソコン側)のUSBケーブルがUSB-Aなやつは、中国製パチモンで 6千円弱で売られている。