Amazonの監視カメラ Ring(リング)シリーズが日本で発売されたので買ってみた。
スティックアップカムは、Wi-Fi(インターネット)につないで、スマホでカメラの映像をみることができるネットワークカメラだ。
勝手口(自宅玄関)を見はる防犯カメラとして使っている。
スティックアップカムは、バッテリー内蔵で配線の心配なし! ちょこんと置いて、カメラに どう映るのか? を簡単に試せる点が気に入っている。
「置き配」(宅配業者が、指定した場所に荷物を置いてハンコを押して帰っているか?)の監視に使えることがわかった。
結論から言うと
ドアチャイム用の2m以内を監視するカメラ。スマホのアプリで 細かい設定ができる点は良い。
Amazonのドアベルカメラのベル機能のないRing Stick Up Cam Battery の長期使用レポート
- 購入品:Ring Stick Up Cam Battery 3rd Gen
- 購入時期:2022年4月20日
- 購入価格:11,980円
- 購入店:Amazon Japan G.K.
戦争の情報戦に利用されるスパイウエアの危険があります。
親ロシア派中国メーカのネットワーク製品を紹介しているアフィカスにだまされないように!
私は、このRingカメラを自分で選んで、自腹で買って試しています。
Ringカメラをタダでもらったアフィカスによる提灯記事や動画に不満を持ち、自腹で買った人のホンネとコスパの正直な感想を知りたい人向けに、本当の事を書いています。
なお、商品をタダで提供してもらって書かれた記事/動画のタイトルに【広告】をいれないのは、口コミを装ったステマ、違法行為です。
Ring って何? ドアベル カメラって何?
アメリカのドアベル カメラ(Video Doorbell)のメーカーブランド。Blink(中国)、Ringが有名。
ネットワークカメラは中国メーカーの独擅場。Amazonの傘下になったのが、Ringである。
Ringの主力製品「Ring Video Doorbell(リング ビデオ ドアベル)」シリーズは、AmazonのEcho Show(画面のアレクサ)で、玄関のカメラで来訪者とビデオ通話ができるので人気だ。
インターネット上のサーバ(AmazonだけにAWS)に監視動画を記録できたり、スマホで外出中にもビデオ通話ができたりと防犯グッズである。
日本での正式な販売は、2022年4月20日から。
今回は、ドアベル機能のついていない 単純なネットワークカメラのRing Stick Up Cam Batteryを買った。
Ring Stick Up Camの良いところ 悪いところ
Ring Stick Up Cam のメリット Pros
- 動作が安定している
- 内蔵バッテリーだけで使えるので 設置のお試しができる
- アプリで設定を細かくできる
- 動体検知が賢い
Ring Stick Up Cam のデメリット Cons
- カメラの性能が良くないので、2m範囲の物を映すくらいしかできない
- 暗くなりかけて 赤外線ライトが点灯する ぎりぎりの暗い時が映らない
- 検知した後は 15〜20秒の間隔が必要で、連続して人が来る時など検知しないことがある
- 正面の青のLEDが消せない
- 2.4GHz帯しか使えない
- microSDカードや内蔵メモリーに録画できない
- 月額利用料金がかかる 300円〜
Ring の3モデルを比較 どれを買うか?
日本での正規販売(Amazon)されたのは、スティックアップカム、インドアカム、ビデオドアベル 4 の3種類。
ざっくりと性能を表にまとめておいた。
モデル | Ring Stick Up Cam Battery | Ring Indoor Cam | Ring Video Doorbell 4 |
価格 | 11,980円 | 6,980円 | 23,980円 |
スマホアプリでビデオ通話 | できる | できる | できる |
カメラ解像度 | 1080p HD | 1080p HD | 1080p HD |
モーション検知 | できる | できる | できる |
呼び鈴ボタン | - | - | ついている |
つなぐ前にカメラで見る | - | - | できる |
Wi-Fi | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯 | 2.4GHz帯 |
着脱バッテリー | あり | - | あり |
防塵防沫 IP55 | あり | - | あり |
プライバシー カメラのオフ | あり | あり | あり |
ドアベルが必要ないので、屋外に設置もできる Stick Up Camを買ってみた。
この手のネットワークカメラは実際に買って使ってみないと、わからないことだらけだ。
とくに、カメラとスマホアプリ「Ring」、アレクサとの連携が、どんな具合なのか? 知りたいはず。
リング カメラの利用料金はいくらなの? Ring プロテクトプラン
2024年12月14日で、無料サービスが終了。
- Basic:1台につき月額350円、年額 3,500円
- Standard:デバイス登録住所で 月額1,180円(台数無制限)、年額11,800円
- Premium:月額2,380円、年額23,800円
Ringプロテクトプランでできることは、
- クラウド上に録画データを保存
- 過去60日分の動画と過去7日分の静止画を保存
- スマホアプリで ネットのつながる場所なら、どこでも見ることができる
ATOM Camのように、内蔵のmicroSDカードに記録する機能がないのでクラウドサービスなしでは使えない。
Ring Stick Up Cam Battery を写真で紹介
リング スティックアップカム バッテリー のパッケージ内容は、
- Ring Stick Up Cam Battery 3rd Gen 本体
- 着脱式バッテリー(本体に収納):3.6V / 5960mAh(21.456Wh)、5V / 800mA充電
- バッテリー充電用 USBケーブル 0.3 m(信号線がない)
- 壁取りつけ用ネジとコンクリプラグ
- ユーザーガイド、保証書、日本語のステッカー
他に、別売の電源ケーブル(6980円)、交換バッテリー(3480円)がある。
完全に日本語化されている。
付属のmicroB 充電ケーブルが変な色なのは、データ線のないダメなやつなのでニッパーで切って捨てよう。
監視カメラなのでバッテリーを入れると電源はオンのまま。電源ON/OFFのスイッチはない。
Stick Up Cam Battery の主な技術仕様
- 本体名称:Stick Up Cam Battery 3rd Gen
- カメラ性能
- 解像度:フルHD 1080p、ライブ映像、暗視
- 視野角:対角 130度、水平 110度、垂直 57度
- マイクとスピーカー内蔵:双方向通話
- 電源:専用クイックリリースバッテリー、専用電源アダプター
- Wi-Fi:802.11 b/g/n 2.4GHz帯、必要な速度 登り 2Mbps
- 防塵防沫仕様、IP55相当
- 取りつけ:一体型マウントベース/スタンド
- 大きさ:φ6 × 9.7cm
- 309g
- 保証:1年保証、ソフトウエアのセキュリティ保証4年
- 製造国:ベトナム
カメラのスペックは良くない。レンズの歪み変形も大きい。
昼間は、フルカラーの映像が録画できる。夜は、赤外線ライトを点灯させ、白黒の映像が録画できるのは、他の監視カメラと同じ。
しかし、モーション検知の設定が細かくできる点などソフトウエアの安定性と賢さは良い。一長一短があって… 悩むところです。
マイクの拾う感度は良い。こちらからしゃべると、スピーカーで声がでる。
玄関先で会話が十分できる音質と音量だ。
混雑している2.4GHz帯(5GHz帯は屋外で使えない)を使い、自信で固定IPアドレスに指定できないため、Wi-Fi(インターネット)への接続が安定しないIoT機器である
Ring Stick Up Cam Battery 正面観
正面には、
- マイク
- 赤外線センサー
- カメラ
- 赤外線LEDライト
- ステータスLEDランプ
- スピーカー
監視カメラとして、必要な物が付いている。
物を検知するのは、赤外線センサーとカメラの動体検知の2通りが使える。
設定は、後述するが細かく設定できる。
大きさも、縦10cm、直径6cmの円筒形で、重さはバッテリーを内蔵しているので309gとずっしりと重い。
設置は、台座のマウントを使う。しっかりと固定しよう。
落ちれば確実に壊れるので注意したい。
Ring Stick Up Cam Battery 背面観
背面には、
がついていて、それぞれシリコンのフタでおおってある。
スティックアップカム本体の下側(底と台座部分)が、反時計周りに すこしねじってロックを解除して外せる構造になっている。
こんなかんじで、下の部分を外して、バッテリーの着脱ができる構造になっている。
バッテリーは、金属のPUSHの刻印部分を抑えてロックを解除すると外れる。
スティックアップカム 内部下部
スティックアップカムの中は、
- 専用の着脱式バッテリーのスロット
- 設定用のQRコード
- リセットボタン
がある。
基板部分への浸水が起きないように、シールされていて、よくできている。
スティックアップカム の台座、底面観
下の台座部分は、「UP ↑」の逆にずらすと外れる。
壁につけるときに、ベースプレート(台座部分)を外して、壁に取りつけ、背面のネジ穴に台座の関節部分を付け直して付ける。
取りつけ方は、ユーザーマニュアルやアプリでイラスト入りで分かりやすく解説されている。
スティックアップカムの角度 チルト
- 仰角(ぎょうかく、上向き角度)は、20度
- 俯角(ふかく、見下ろす角度)は、25度
と、頭でっかちなので、台座を固定しない限り、大きな角度を付けることができない。
取りつけ固定は、いろいろ試してカメラの映像を見ながら決めていく。
リング クイックリリースバッテリー
3.6V / 5960mAh 、21.456Whのリチウムイオンバッテリー。
- 大きさ:4.4 × 7 × 2.5 cm
- 重さ:115g
充電は5時間以上かかるので、別売のクイックリリースバッテリーをもう一つ買って交換しながら使う。
microB USBケーブルで、5V/0.77Aの充電、空欠からの充電は7時間くらいかかる。
スティックアップカム(Stick Up Cam) の バッテリーの持ちはどれくらい?
バッテリー残量がすくなくなると、メールでバッテリーを交換するか充電するように警告がくる。
Echo Showから、ライブ映像をずっと見続けているとバッテリーの消費は早い。
モーション検知で録画する、通知をするのであれば、モーション検知の頻度にもよるが、意外と長持ちするかんじだ。1日2%程度の減り。
設置してから、7月15日で、2回目のバッテリー交換をした。
一般家庭の勝手口の監視なら、1〜2ヶ月に1回交換でいける。
Ring Stick Up Cam Battery の 設定
準備するものは、
- Wi-Fiルーターの2.4GHz帯のSSIDとパスワード
- Ringのアカウント作成のためのパスワード(記号を含めた8桁の英数文字)
主な手順は、
- スマホにRing アプリをインストールする
- 下のフタを開けてフィルムを抜いてバッテリーを押し込む
- フタをあけたまま、Wi-Fiルーターの近くに置いて
- スマホのRingアプリで、本体内の底にあるQRコードを読み込んで設定をする
- 設定ができたら、下のフタをして使う。
- Wi-Fiルーター側で、固定IPアドレスを指定する
Ring アプリの完成度は高い。指示にしたがって設定すればできるようになっている。
SSIDの設定時には、スマホとスティックアップカムは直接(アドホック)接続して、スティックアップカムから見えるSSIDを表示する。
スマホが接続しているSSIDへの接続情報を送っているわけではない。
Ring アプリと Stick Up Cam の 詳しい 設定手順とやり方 コツ
アプリの名称は、「Ring - Always Home」。
Google Play、App Storeから、Ringで検索してダウンロードし、スマホにインストールする。
- 「アカウントを作成」から、メールアドレス、パスワードを決定し、アカウントを作成する。
- 場所情報をスマホから収集されるので、同意で先に進める。名前は、実名でなくて良い。
- 「AmazonアカウントとRing アカウントをリンクします。」とでるので、Ring Alexaスキルを有効にするにチェックを入れて、同意して続けるをタップして次へ。
- Amazonのアカウントのメルアドとパスワードをいれてリンクをする。
- 「アカウントの認証」で、Amazonに登録している2段階認証のスマホのメールアドレスに、パスコードの数字6桁を送る。
- スマホのメッセージに送られてきた 6桁の数字を入れて認証をする。
- スタートガイドで、Ringデバイスをセットアップへ。
- デバイスをセットアップ で、セキュリティカメラ を選択する。
- 「Ringがカメラへのアクセスを求めています」はOK。「Ringに位置情報の使用を許可しますか?」は、Appの使用中は常に
- 場所を追加 で使う場所(自宅)を追加する。場所の名前もつける。
- Stick Up Camに名前を付けてください で、名前を付ける。(勝手口、自宅玄関などアレクサに分かりやすい名前が良い)
- Stick Up Camにどのように電力を供給しますか? バッテリーを選択
- 付属のバッテリーを充電してください の動画を見る 次へ
- バッテリーをいれる
- Stick Up Camをどこに設置しますか? 自宅住所
- Wi-Fiパスワードを手元に用意してください。
- デバイスのセットアップ、Stick Up Camがセットアップモードになるのを待ちます。青にステータスランプが点滅をする。
- ポップアップが表示されたらRing WiFiネットワークに接続します。(ここからスマホとカメラがアドホック接続する)
- Ring がWi-Fiネットワーク Ring Setup ○○に接続しようとしています。よろしいですか? 接続
- Stick Up Cam に接続中…
- Ringがローカルネットワーク上のデバイスの検索および接続を求めています OK
- Stick Up Cam に接続するwifiネットワークを選択します。つなぎたい2.4GHz帯のSSIDを選ぶ。
- スナップショットの撮影でイベントの状態を確認 閉じる
- 完了しました! 次へ
- 最後のステップ 次へ
- 取りつけ Stick Up Cam はどのように設置しますか? テーブルまたは棚の上
- 壁に付ける場合は、ベースプレートの取り扱いについての説明あり
- 完了しました! Stick Up Camは今すぐ使用できます。
- 共有ユーザを招待します。スキップ
- モーション検知を設定しましょう。スキップ(後で設定する)
「○○は、アップデートをインストールしています。」とでて、操作ができなくなる。→ ファームウエアのアップデートがあるので、Wi-Fiルーターの近くに30分ほど放置。
Ring アプリの設定について
ネットワークカメラの知識がない人でも設定できるように、工夫されている。
設定のためのガイドも充実している。
Ring アプリで 設定できる項目
モーションセンサー
赤外線センサーで人の動きを検知して、スリープ状態のRingカメラを起動する。
赤外線センサーアレイ(複眼式のセンサー)なのかどうかは分からない。検知域で熱源が動くのを検知する感度は、調整できる。
モーション設定
カメラの領域で、どの部分の動きを検知するのか?を指定できる。
8個のポイントなので、複雑な形を作ることができる。ATOMCam2のように長方形の領域1個ではないのが良い。
さらに複数の指定領域を追加できる。
風でうごくスダレや日よけシート、目隠しシートを避けたり、ドアの窓からすけて見える中の人の動きや照明のON/OFFをムダに検知することを避けることができる。
モーションアラート
iPhoneやWatchにRingから通知がくる。(OFFにできる)
検知した動画は、時系列にみることができる。直感的で分かりやすい。
イベント履歴
検知して クラウド上に録画記録された動画を見ることができる。初動はすこし切れているが、なかなか便利だ。
モード設定
モーション検知をスヌーズ
検知したあと指定した時間だけ、検知をしない。
たくさんの人が来るなど、カメラで監視する必要がなくて、検知の回数が増えそうなときに スヌーズさせる。
リンクされたチャイム
オプションの呼び鈴をつけると、検知したら鳴るようにできる。豪邸なら必要かも知れない。
デバイスの状態
バッテリーレベル、Wi-Fiの信号の強さ、デバイスのMACアドレスなどを知ることができる。
電源の設定
バッテリーレベルの減り方を見ながら、スナップショット、モーション検知、高度なモーション検知、録画時間の設定を変更できる。
感度を上げれば無駄な撮影も増えて、バッテリーの減りが速い。感度を下げると撮影したい人が撮影できていないことが増えるが、バッテリーの持ちは長くなる。
この辺は、日々、チェックしながら調整が必要だ。
デバイスの設定
設定項目は、6項目
- ビデオの設定
- カラーナイトビジョン
- ライブ映像
- カメラプレビューをタップしてライブ映像を表示
- カラーナイトビジョン赤外線ライト
- フリッカー除去 50Hzか60Hzか
- 録画時間の設定:15秒〜120秒
- スナップショットの撮影
- スナップショットの撮影頻度:1時間、14分
- 通知の設定
- リッチ通知:通知に画像も付ける
- アラート音:アプリ、リンクしたチャイム
- プライバシー設定
- 音声のストリーミングと録音
- プライバシーマスク:指定した部分を黒塗りにしてスクショや録画ができる
- 一般設定:デバイス名、場所、取りつけ方法、電源モード
- パートナー:他のスマートデバイスへのリンク
ヘルプコンテンツ
共有アクセス
アクセスできる管理者の設定と、ユーザの追加と削除。
Ring Stick Up Cam Battery をアレクサ(Echo Show)で見る設定
Ring スティックアップカムのライブ映像を Echo Showの画面で見るための設定方法のまとめ。
スキルが有効にする手続きで、二重認証のタイムアウトまでの時間が短すぎる。
スマホでやるのは難しい。何度もタイムアウトで失敗してくじけた。
手慣れたパソコンのブラウザ(Safari)で、Ringスキルを なんとか有効にできた。
必要なものは、
- Amazonのアカウントとパスワード
- Amazonに登録している 携帯電話番号のスマホ
- Ringのアカウントとパスワードのメモ
Ringのスキル(https://www.amazon.co.jp/dp/B01JTL2PYE)にパソコンから、
- Ringスキルを「アカウントにログインして有効にする」をクリックして
- Amazonにログイン(英語だが日本のAmazonのアカウントとパスワード)
- パスコードがスマホに送られてくるので、
- Ring のアカウントに、パスコードと一緒にいれて ログイン
Stick Up Cam に長い名前や良くある名前を付けると、Showに「アレクサ、○○を見せて」と言ってもライブカメラの映像を見せてくれない。
正面玄関、東玄関、勝手口、南の庭、西の畑などは、アレクサが認識できるのでアレコレ試してみよう。
Ring Stick Up Cam Battery を使ってわかる感想、問題点
- 有料サービスは2023年9月30日まで無料だが、その後払ってまで使う価値があるのか見極めが必要 →2024年7月現在まで 有料化されていない
- カメラが、ドアスコープ(ドアの監視穴)と同じで丸く変型する広角レンズなので見にくい
- バッテリーの充電には時間がかかるので、別売交換バッテリーを買って交換しながら使える
- バッテリーやケーブルの値段が高いので、導入コストは高い
- 検知するとLEDランプが青く輝く。ステータスランプを消す設定がない
- 安定性は良い バッテリーもモーション検知の設定次第では、1ヶ月に1回交換でも良いくらいだ
順次追加する。
リング スティックアップカムの取りつける場所 は?
防水規格からして、IP55相当なので、ホースで水をぶっかけつづけるくらいでも水没故障する。
雨ざらしを避けて、軒のある雨風が直に当たらない場所に設置する。
この手の精密機械(ネットワークカメラ)は直射日光に弱い。日陰になる場所、ない場合は直射日光をさえぎる”ひさし”を用意しよう。
雨風が強い台風や爆弾低気圧が通過する悪天候の時は、外して家の中にいれて置くべきである。
バッテリーを交換して使うのであれば、手の届く場所でなければならない。
ATOM Cam 2と Ring Stick Up Cam Batteryと使い比べて どう?
- ATOM Camの方が 安い
- ATOM Cam 2の方が、カメラの性能が良い。
- Ringは、有料「リングプロテクトプラン」での利用が前提(2024年7月現在 まだ無料)
- ATOM Camは、利用制限があるものの基本無料で使える
- RingはAmazonの子会社なので、突然サービス停止になる心配が少ない
- Ringは正面のステータスランプを消せないので、こっそりとカメラを仕掛けることができない
Amazon独自配達の置き配は、Ringカメラで威力を発揮する
2024年から、この地方でも Amazon独自の配達【Amazonフレックス】がはじまった。
雨の日でも 構いなしに 置き配されて 荷物が濡れる。
ブチ切れて、「置き配」の指定を「設定なし」に変更した。
「さらに配送指示を追加する」で「勝手口にまわって、インターホンを押してくれ」と指定して 保存。
留守の時、出先でも、Ringからの(Apple Watchに)通知が来るので、iPhoneを取り出して、Ringアプリで、ライブモードのマイクのアイコンをタップして、「勝手口の雨のかからない所に置き配お願いします」と言う。
配達の兄ちゃんは、良い感じに荷物を置いてくれてスマホで写真撮って、カメラに向かってにっこり。
思いのほか、RingとAmazonフレックスの置き配は、相性が良かった。
共働きの一戸建ての家庭では、玄関に、Ring ドアベルタイプをはり付けておくのをオススメしたい。
別売 バッテリー、電源ケーブルの紹介
クイックリリースバッテリーパック 予備用 3,480円
- クイックリリースバッテリー 1個:21.456Wh(3.6V/5960mAh)
- 充電用 microB USBケーブル 1本
USB CABLE CHECKERで調べた。
microB USBケーブルは、データ線がないタイプなので捨てよう。
クイックアップカム用屋内屋外兼用電源アダプター 6,980円
パッケージ内容は、
- ACアダプター:DCケーブル 2.45m付き
- 延長ACコード:4.35m
- ユーザーガイド
DCプラグは、外径3.6mm 内径1.2mmのプラグ。
スティックアップカムの背面の穴にピッタリとはまって防滴になる仕組みなので、代わりのDCプラグを用意するわけにもいかないか…。
DCケーブルの延長では、電圧降下がおきるので、ACケーブル側を延長する。
ACアダプターのACプラグ部分は外せる。
外したところに、延長ACケーブルを取りつける。
カチッとロックするところまで差し込む。
壁に固定するためのネジ穴がある。ただし、防水ではないので雨に濡れる場所には設置できない。
屋内に、ACアダプター部分はいれておかねばならない。
ACケーブルは、4.3m。柔らかくしなやかなので引き回しは楽だ。
まとめ
監視カメラは、中国メーカーの独擅場である。
Amazon傘下のRingなので買って使っている。
同盟国のアメリカの会社だと分かっていても、安心して使えない時代になってしまった。
インターネットにつながっていないLAN環境で使える無線カメラを探している。
ドローンカメラも欲しいが、お手頃価格なものは中国製しかない。
手頃な価格の物がないので自作するしかないようだ。
中国メーカーのネットワークカメラを積極的に買って使う生活スタイルをネット上で自慢しているアフィカス連中には呆れさせられる。