オーディオ テレビゲーム機 パソコン周辺機器 ビデオキャプチャー

BLUPOW HDMI 音声 スプリッター VA98 レビュー。4K60Hz HDR、HDMI2.0対応、PS5、PS4に使える。

2021年9月2日

PS5やNintendo Switchには、光デジタル出力端子がない

「HDMI オーディオ スプリッター」は、HDMIケーブルから音声信号を取り出す分離器のことだ。

HDMI オーディオスプリッター BLUPOW VA98

この手の製品は、中国製パチモンの独擅場だ。

詳しいことは、

PS5・PS4 にオーディオ光デジタル接続をするための4K/60Hz HDMI 音声分離 スプリッター 選び方 まとめ

PS5は、光デジタル出力端子がなくなった。 PS5に光デジタル端子をつける方法は、HDMIから音声を分けて取り出す「HDMI音声(分離)スプリッター」を使うこと。 HDMI音声分離機能は、HDMIセレ ...

で解説している。

その中のいくつかを買って試している。

  • 購入品:BLUPOW HDMI TO HDMI−AUDIO Splitter 4K 60Hz HDR
  • 購入時期:2021年1月
  • 購入価格:3300円
  • 購入店:Amazon Japan G.K.

HDMI音声スプリッターBLUPOW VA98の使用レポート・つなぎ方

BLUPOW って何?

ブルーポウは中国のガジェットメーカーで、日本のAmazonでも名が知られるようになった。

HDMI機器やケーブルに強い。似た中国ブランドで、ELEVIEW、UGREENなどがある。

いずれは、Ankerのようなブランドに成長したいのだろう。

AUKEY、RAVPowerなどは、2021年にステマ問題でAmazonから取り扱い停止をくらっていた。

HDMI音声スプリッター VA98 を写真で紹介

BLUPOW HDMIオーディオスプリッター 同梱物

パッケージ内容は、

  • BLUPOW VA98、HDMI オーディオスプリッター 本体
  • USB→ DCプラグ 電源ケーブル 0.9m
  • 3.5mmステレオミニプラグ → RCA メス 変換アダプタ
  • 取扱説明書 日本語
  • 保証期間:12ヶ月

取扱説明書は、まともな日本語で書かれていて安心できる。

BLUPOWは中国製パチモンのブランドとバカにしていたが、あなどれない。

4K/60Hz HDR対応のプレミアムハイスピードHDMIケーブルや光デジタルケーブルは付いていない。

BLUPOW HDMIオーディオスプリッター VA98 の主なスペック

  • 入力: HDMI タイプA(19PIN)メス× 1
  • 出力: HDMI タイプA(19PIN)メス× 1
  • 音声出力: 光デジタル(SPDIF/Toslink)×1、3.5mmステレオ出力×1
  • 対応HDMI解像度: (パススルー)
    • 2160p/60Hz 、30Hz (YUV444-8bit、YUV422-12bit)
    • 1080P/50Hz/60Hz
  • HDMI2.0(HDCP2.2)
  • 光デジタル出力対応音源: DTS 2ch/5.1ch,Dolby-AC3 2ch/5.1ch,LPCM 2ch
  • 3.5mmステレオ対応音源: LPCM 2chのみ
  • 入出力ケーブル長さ: 入力 3m以下、出力 3m以下
  • 伝送帯域・速度: Max 600MHz(18Gbps)
  • 機器間制御(CEC)、ARC: 非対応
  • 動作電流: 400mA/5V(DV 5V/1A)

スペックを表記するときに、光デジタルの出力対応を正しく表記しているのは、BLUPOWだけだ。

他の中国業者は、HDMIのパススルーの規格を表記して、光デジタルで出力できる音声規格を誤認させるように書いている。

BLUPOW VA98の外観、ポート類

HDMI TO HDMI + AUDIO 4K 60Hz HDR BLUPOW VA98

出力側には、

  • HDMI出力
  • HDMI出力ランプ
  • SPDIF OUT(光デジタル出力 角形)
  • 3.5mm ステレオミニジャック

が付いている。

大きさは、5.8 × 5.3 × 2.2cm、重さは、65gで、小さくて軽い。

HDMIケーブルのよじれの影響をもろにうける。

光デジタルケーブルは、角形のコネクタだ。光デジタルケーブルはついていない。

3.5mm径 ミニステレオジャックは、イヤホン端子として使える。

3.5mm径 ミニステレオプラグ RCAメス 変換アダプタ

RCAメスに変換するアダプタもオマケでついているので、アンプなどへRCAケーブルを使って接続できる。

HDMI TO HDMI + AUDIO 4K 60Hz HDR BLUPOW VA98 入力側

入力側には、

  • 音声モード切替 スライドスイッチ
  • HDMI入力
  • 電源ランプ
  • DCジャック:5V、外形5.5mm、内径2.1mm

がある。

音声モード切替スイッチは、

  • 5.1ch:Dolby、DTS
  • 2ch:Linear PCM
  • パススルー:一緒ごちゃごちゃ

の3種類が選べる。

音がでないトラブルをふせぐために、ゲーム機で使う場合は、2chにしておきましょう。

電源は、USB-A→DCプラグ(5.5mm、2.1mm径)の変換ケーブルがついていて、USBアダプターは付属していない。

HDMI オーディオ スプリッター BLUPOW VA98 をつないで使ってみる

BLUPOW VA98 とPS5をつなぐ
HDMI オーディオSplitterの基本配線図

HDMIオーディオスプリッターの基本的な配線図だ。

HDMIオーディオスプリッタは、光デジタル出力端子をもたないゲーミングモニターを机の上に置いて使っているユーザが使うものだ。

テレビにゲーム機をつなぐ場合、テレビから光デジタル出力をとればいい。

HDMI TO HDMI + AUDIO 4K 60Hz HDR BLUPOW VA98 実態配線

こんなかんじで、ミックスアンプにつないで使う。

HDMI オーディオスプリッター PS5につなぐ時の設定

HDMI オーディオスプリッター PS5のチャット機能を使う場合

BLUPOW VA98は、4K 60Hz HDR(2160p/60Hz HDR)の信号を通すことが確認できている。

PS5の FHD 120Hz (1080p/120Hz)を出そうにも、選択できないのでサポートしない。

ASTRO HDMIAdaptorのPS5の設定

PS5側の設定で、サウンドの音声出力は、HDMI機器の種類を「テレビ」にしておく。

HDMI機器の種類を「AVアンプ」「サウンドバー」にすると、5.1chサラウンドになった時に音がでないことになるからだ。

設定→サウンド→音声出力→全般→音声フォーマット→ Linear PCM 2ch

にする。

HDMI オーディオスプリッター をPS4につなぐ時の設定

PS4の 設定→ サウンドとスクリーン → 音声出力設定 で、「主に使用する出力端子」を「HDMI出力」にする。

音声フォーマットは、「Linear PCM」か「Dolby」の2chステレオが選べる。

設定 → 周辺機器 → オーディオ機器で、「出力機器」が、「テレビまたはAVアンプ」にする。

HDMI オーディオスプリッター をNintendo Switchにつなぐ時の設定

HDMI オーディオスプリッター スマホdiscordやSkypeを使う場合

Nintendo Switchには、チャット機能がない。

PS4やPS5のチャット機能を使わず、スマホやパソコンでチャットアプリを使うつなぎ方と同じになる。

設定 で、「テレビ出力」から、「テレビのサウンド」を選び、「ステレオ」にする。

サラウンドにしても、音が正しくでない。

HDMI オーディオスプリッターを使っていて起きる問題点

ARCには対応していない

ARC端子は、テレビなどで音声をHDMI(デジタル信号)で出力する機能のこと。

ARC端子に、このアダプターをつけても、光デジタル端子から音はでない。

HDMI-CEC(HDMI機器連動機能)には対応してない

ビエラリンク、ブラビアリンクなど、HDMIケーブルでつないだ機器のどれかに電源をいれると、全部の機器に電源が入って、接続先まで自動で切り替えてくれる便利機能だ。

このHDMI スプリッターを間にいれると、そこから先のCEC機能は遮断されるので使えない。

元々、この連動機能は、HDMI機器の音がでない、映像がでない問題の一番の原因なので、すべてのHDMI機器で、オフにすることをおすすめしたい。

手間だが、一つ一つの機器を順番通りに電源をいれていき、HDMIのセレクターで接続先を選ぶようにしよう。

PS5、PS4 Proで 2160p/60Hz HDRにならない

  • モニターやテレビが、4K/60Hz HDRではない
  • ケーブルが、プレミアムハイスピードHDMIケーブルではない
  • ケーブルが3m以上で長すぎる
  • HDMIセレクターが不良

PS5で 2160p/120Hz HDR、1080p/120Hz HDR にならない

今のところ、4K 120Hz、8K 60Hz、FHD 120Hzに対応している HDMIオーディオスプリッターはない。

徐々に、増えていくと思われるが、半導体不足で、値段も高く、新製品もすくなくなってきている。

熱くなる

HDMIスプリッターは、基板の発熱が大きく熱くなる。

アルミのボディなのは、熱を外に伝えて放熱するため。小型のヒートシンクを熱伝導粘着テープで貼っておくと良い。

寒暖の差、サーマルサイクルで基板が痛むのを防ぎ、熱暴走で動作不良になることも防げる。

まとめ

マニアックな製品で、安価なのは中国製パチモン、OEMで日本のブランド物は値段が2倍くらい高い。

どれを選んで良いのかわからない人も多いだろう。

選ぶポイントを復習すると

  • 「4K/60Hz HDR」「2160p/60Hz HDR」に対応していること。
  • 光デジタル端子は、DTS、Dolbyの5.1chサラウンドと、Linear PCMは、2chまでしか出力できないので、それ以上のフォーマットは出力できないので嘘になる。
  • サポートが必要な超初心者は、サンワサプライやラトックシステム、エレコム、玄人志向などの日本のOEM品を選ぶ

中国製パチモンなら、3〜4千円。HDMIケーブルや光デジタルケーブルの付属の有無などをチェックしよう。

AliExpressなど中国のECサイトから買えば、さらに安いが…、故障しているものもあるので、Amazonで買った方がクレームのやり取りが楽だ。

Amazonで HDMI オーディオスプリッター を見る 楽天で HDMIオーディオスプリッター を見る









  • この記事を書いた人

SG(S爺)

週末にゲームに興じるジジイです。 提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。

-オーディオ, テレビゲーム機, パソコン周辺機器, ビデオキャプチャー
-, ,