Corsair Carbide 400C ミドルタワー型PCケース 透明アクリル採用サイドパネル CS6414 CC-9011081-WW を買ったので紹介
します。
こんな方におすすめ
- 光学ドライブを使わない
- LEDで光るパーツをながめていたい
- 水冷のパイプをながめていたい
- 仮組み、テスト用のPCケースとして使いたい
Corsair Clear Carbide 400C って何が違うの?
パソコンケース「コルセア カーバイド 400C」は、
- ミドルタワー型のPCケース
- Carbide Clear 400C は、横が透明アクリルのフタでドアのように開く
- 5.25インチのベイがない
- 3.5インチのベイも2つ
- 2.5インチのベイは4つ
- 中身がスカスカなので、仮組みや試作PCとして使うのに最適
など特徴があります。
Corsair Clear Carbide 400C の主なスペック
- Corsair Carbide Clear 400Cの寸法は、425 × 215 × 465 mm
- ケース単体の重さは、約7Kg
- 搭載できるグラフィックカードの最大長は、370mm
- CPUクーラーの高さは、170mm
- ATX電源の最大長は、200mm
- ファンの取り付け位置とファンのサイズは、
- 前面:14cm × 2 か 12cm × 3
- 上部:14cm × 2 か 14cm × 2
- 背部:12cm × 1
- 搭載ラジエータのサイズ
- 前部:28cm、30cm
- 上部:24cm
- 後ろ:12cm
Corsair Carbide 400C ミドルタワー型PCケース を写真で紹介
PCケースは、まずサイズです。
ざっくりと実測すると、高さが47cm、横幅が22cm弱、奥行きが44cmあります。設置場所は、後ろのケーブルの引き回しと排気で+10cmは欲しいです。
ケースの上も穴があいていて通気性は抜群です。ホコリが入らないようにトップカバーがついています。メッシュ状になっていて透けて見えます。磁石でケースにくっついているだけなので、簡単に外して、掃除できます。
後方排気は一つついています。ちょうど、CPUのファンの後ろに配置されています。
ケースに付いているFANのピンは、3ピンですので、マザーボードにつなぐと、FANコントロールは、マザーボード/Windows 10側でできるようになります。
CPUバックプレートホールもちゃんとあります。マザーボードを外さなくても、CPUやCPUファンの交換や水冷にするときに着脱ができます。
前面には、14cm径のファンが一つついています。5.25インチドライブをつけるベイが付いていません。ここには、ラジエータを装着するようになっています。
私は水冷をしないので、ここは単なるスカスカの空間になります。
ATX電源と3.5インチベイを覆うカバーが付いています。アクリル透明板から内部を見せるので、ATX電源周りのゲーブルのゴチャゴチャを隠す役割をします。
HDDをいれる3.5インチベイも覆うようになっています。外すのは、向こう側の防音パネルを外すと蝶ねじをとらなくてはなりません。
マニュアルには、カバーがはずれると書かれていますが、どこのネジで固定されているかの記載がありません。じっくりと観察すれば、蝶ねじの位置がわかります。
特に見た目をきにしないのなら、外したままでも良いと思います。
遮音パネルを外した側(裏側)
透明アクリルドア側の反対側は、防音用の金属パネルになっています。蝶ねじをとってから、外すと…、裏が見えます。
ここには、2.5インチのSSDをいれるベイが3つと、3.5インチのHDDを2つ搭載できるベイがあります。
配線はこちら側に回して、透明のパネル側からは配線がみえないようにするために工夫されています。
テスト運用に使う場合は、見た目は必要ないので、こちら側に配線を無理してまで取り回しません。
アクセサリーキットの中身
3.5インチのHDD用マウンタ(マウントトレー)に、ネジなどのアクセサリーが入った箱がはいっていました。
ネジが各種が、はいっています。
- 結束バンド × 6
- マザーボード / HDD用ネジ(インチねじ) × 16
- SSD / 光学ドライブ用(ミリねじ) × 16
- SSD用なべ頭ネジ × 4
- 冷却ファン用ネジ(短) × 16
- 冷却ファン用ネジ(長) × 4
- マザーボード用絶縁ネジ × 1
この中で、マザーボード用のネジを使います。
- ミリねじ:光学ドライブ、SSD、フロッピーディスクドライブ
- インチねじ:HDD、マザーボード、グラフィックボード、ATX電源
違いは、同じ太さのネジなら、ミリねじの方が螺旋の間隔(ピッチ)が細かいです。インチねじの方が螺旋の間隔(ピッチ)が大きくて太めです。
良く見て使い分けてください。
フロントI/Oパネル(電源スイッチやオーディオ端子、USB端子とLEDランプ)
最近のPCケースで、ミドルタイプは上に電源スイッチやUSBポートがあります。この上に向いたUSBポートって、私は嫌いです。ホコリがはいりますからね。
私は、PCケースの上に、いろいろ物を置く癖があるので、こういう電源ボタンやリセットスイッチが上の手前にあるのはダメだと思っています。
って、菓子の透明ケースみたいなのでカバーとして載せている人も結構見かけます。私もそうしています。
下のフィルター
ATX電源は下に搭載します。下から給気するために、床の埃をもろに吸います。そのためのフィルターが付いてます。ワンタッチで外れるようになっています。
Corsair Carbide 400Cのダメなところ
- 5.25インチベイがないので、光学ドライブやベイにいれるリムーバルHDDなどが使えない
- 5.25インチベイがないので、LED表示タイプのファンコントローラが入れられない
- 3.5インチベイが2つしかないのが厳しい
- SSDベイが3つもあっても、高くて買えない
- 電源カバー、HDDカバーの外し方がない
- 透明パネル側の蝶番が外れるけど、付け替えて右開き、左開きにできない
- 上面前に電源スイッチやリセットスイッチなどのパネルがあるので、上にあれこれ無造作に置けない
- 1万円のケースなのにケース独自のファンコントローラの切り替えがない。
まとめ
今回買ったケースは、グラフィックスカードの高いものやCPUの高いものを入れて、水冷のホースのパイピングとLEDで装飾して光るのを愛でるためのケースです。
内部の音を抑える静音のPCケースではありません。空冷をよくするために、ケースの大半を穴開けパンチのメッシュ構造になっているため、グラフィックカードのFANの音やHDDのアクセス音などがケースの穴から漏れ出ます。
私は、高いグラフィックスカードとLEDで光るパーツを透明パネルごしに眺めてニヤニヤするために、このケースを買ったわけではありません。
加工精度も良いので、マザーボードやグラフィックカードの取り付けで、ネジ穴が合わないこともなく、安心して組み立てができます。
実用面から言うと、5.25インチのHDDは2台しか搭載できず、SSDを主に使う点で、使用範囲が限られます。
仮組みのテストで動作確認ができたら、実用に適した静音型のPCケースを新たに追加で買うというパターンで使います。
https://freelance.levtech.jp/guide/detail/208/(直リン)
タブレットやスマホ、ノートパソコン全盛時代に、デスクトップの自作パソコン用のケースの記事は検索需要がない(アフィリ的に儲からない)ので書く人がいないのが現状です。
担当のキュレータさん、ご苦労様です。
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