Netatmoは、フランスの会社が開発したクラウド&IoTの家庭用気象観測装置です。このページでは、NetatmoをWi-Fiにつなぐ方法を解説します。
Netatmoについては、こちらのページで紹介しています。
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NetatmoをWi-Fiルーター(PA-WG2600HP3)につなぐ
Netatmoには、マニュアルが添付されません。Netatmoのサイトに登録することで、マニュアルや設定用のアプリがダウンロードできます。
大まかな手順は、
- パソコンのブラウザから、設定で、Netatmo_Wizard アプリケーションをダウンロード
- パソコンにUSBケーブルでNetatmoをつなぎセットアップする
- しばらく様子を見て、気温湿度など気象データが送信されて反映されるのを確認
です。
Netatmoは、スマホからでもセットアップできます。Android、iOSともに、「Netatmo」というアプリがあるので、それをダウンロードして起動して、その指示に従います。
Netatmo セットアップウィザードをダウンロード
Netatmoのユーザーページの右上にある、設定のアイコンをクリックして、設定のウインドウを開きます。
ここをクリックして、設定のウインドウが開きます。
下へスクロールしていって、「高度な設定」の「Wi-Fi設定」の右の>をクリックします。
セットアップウイザードのアプリケーションをダウンロードします。Macの場合は、ディスクイメージでダウンロードしますから、ダウンロードフォルダで、NetatmoWizard_MacOS.dmgをダブルクリックしてから、アプリケーションフォルダに、Netatmoのアプリをコピーします。
Netatmoを起動ダブルクリックして起動
ウイザードというくらいなので、指示に従います。USBケーブルでパソコン(Mac)とつなぎます。
過去に一度でも、Netatmoを設定していれば、「Wi-Fi設定はウェザーステーションで検出されましたが、作動していないようです。セットアップウィザードを上書きします。」という警告がでます。
PA-WG2600HP3のクイック設定Webで、
- 2.4GHzのESS-IDステルス機能をOFF
- MACアドレスフィルタリングをOFF
にします。
こうすることで、子機(Netatmo)のWi-Fiの設定が分かりやすくなります。
SSIDの選択画面がでます。
Netatmo セットアップウイザードは、隠蔽したSSID(ESS-IDステルス機能)をONにしていても、SSIDを直うちできます。しかも、MACアドレスも表示されています。
SSIDを選択します。隣の家のSSIDがうっとおしいですが、仕方ありません。都会だと、ズラズラとでるので、自分ちのSSIDを見つけるのがたいへんでしょう。
SSIDを選択して、暗号キーをいれたら、右下の「接続」ボタンを押します。暗号キーを間違えていなければ、つながります。
これで、Netatmoは、使えるようになります。気温、湿度、気圧、音、二酸化炭素濃度のデータをNetatmoのサーバーに送くるので、それをユーザーページでグラフでみることができます。
PA-WG2600HP3「見えて安心ネット」に登録
ブラウザで、PA-WG2600HP3のクイック設定Webの「見えて安心ネット」を開きます。
PA-WG2600HP3からは、接続した子機(スマホやタブレット)の名前をあらかじめ認識して端末に表示してくれるようになりました。しかし、Netatmoは、古い形式みたいで、「端末1」と表示されます。
登録をするため、クリックします。
「端末情報設定」で、
- 端末区分:24時間接続なので、「大人の端末」
- 端末名:「端末1」から「Netatmo」へ
にします。バンドステアリングはOFFにしているので、選択できません。
設定を反映させるために、「設定をする」ボタンを押して登録します。
クイック設定Webにもどって、「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」を開いて、
- ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽) をON
- MACアドレスフィルタリング をON
にして、設定ボタンを押して反映させます。
Netatmo セットアップウイザードで「隠蔽したSSID」で接続しなおす
古いWi-Fiの場合は、SSIDをかくしても、そのままつながります。iPhoneなど最近のWi-Fiは、隠蔽した後で、SSIDを直うちして再登録しないとアクセスできません。
念のために Netatmoも、し直します。
先と同じ手順ですすめていきます。
SSIDは隠蔽されているので、「Wi-Fiネットワークを検索」ボタンをおしても、SSIDが出てこなくなりました。
そこで、「Wi-Fiネットワークは非表示です。」のチェックボックスに✓(チェック)をいれて、SSIDを直うちします。暗号キーも入れ直して、「接続」ボタンをおして、接続します。
これで、Netatmoは、PA-WG2600HP3に、2.4GHz帯で接続できるようになりました。
まとめ
Netatmoは、世界中で使われていて、世界地図でその外気温や湿度をみることができます。
インターネットがある場所なら、世界中どこにでも、Netatmoのユーザがいるので、気温と湿度と気圧変化がわかります。
日本は、Netatmoのユーザが多くて密度が高いです(笑)
インターネットに接続して使う機器、IoTとして、昔からあるNetatmoのWi-Fiへの接続方法を紹介しました。
Amazon EchoやGoogle HomeなどのスマートスピーカーとIFTTTなどの家電制御と合わせて、こういった気象観測装置も統合されていく時代なのです。
その要になるWi-Fiルーターですから、PA-WG2600HP3のような、まともな日本のメーカーのものを使いましょう。
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