ゲーム中継で使うマイクを買った。

大きめのテレビでゲームを遊んでいると、つい 体や頭を大きく動かして マイクから はなれてしまう。
ゲーム実況用に 口との位置関係が変わらないマイクを探していた。
結論からいうと…
ヘッドホンにマイクが付いた物を ヘッドセットというが、
SW-NS1は、首につけるイヤホンマイクなので「ネックセット」。
- 購入品:城下工業 SoundWarrior SW-NS1
- 購入時期:2023年 3月
- 購入価格:10,846円
- 購入店:SHiROSHiTA Direct(Amazonマーケットプレイス)
城下工業 SoundWarrior SW-NS1の長期使用レポート
SW-NS1 ネックセット って何が違うの?
マイクの総論的な話は、省略。
SW-NS1は、一般的なマイク形式「エレクトレットコンデンサーマイク」である。
接続端子のコネクタープラグは、3.5mm径のミニステレオプラグにマイクがつく 4極タイプ(CTIA)だ。
面倒な ファンタム電源 +48Vはいらない。
ゲーミングヘッドホンについている マイクと同じで、頭にバンドをかけるか、首にバンドを巻き付けるか の違いだけだ。
SW-NS1の良い点と悪い点
SW-NS1のメリット Pros
- マイクを首で固定するので、ピンマイクのように服装に影響しない
- 体を動かしてもマイクと口の位置関係が変わらない
- ステレオイヤホン端子もあるので、ヘッドセットならぬ ネックセットとしても使える
SW-NS1のデメリット Cons
- 首がくすぐったい人は 使えない
- 値段が1万円チョイと高い
首が敏感で、タートルネックのセーターが着られない人は、首に巻き付ける ネックマイクやネックスピーカーは使えない。
SW-NS1 ネックセットを写真で紹介
SW-NS1のパッケージ内容
SW-NS1の同梱物は、

- SW-NS1本体
- マイクスポンジ 交換用
- モノラルイヤホン(L字プラグ 3極 モノラル変換)
- 取扱説明書、保証書
簡素な白い箱にはいってくる。
SW-NS1の主なスペック
- マイク
- 形式:エレクトレットコンデンサーマイク
- インピーダンス:1.6kΩ以下
- 指向特性:単一指向
- 周波数特性:100-10,000Hz
- 感度:-48 ± 3㏈ (0㏈=1V/Pa 1kHz)
- イヤホンジャック
- 3.5mm径ミニステレオプラグ
- コネクター(プラグ):3.5mm径 4極プラグ(CTIA)
- ケーブル長:1.2m
- 重さ:約130g ケーブル込み
- 保証期間:1年
- 製造国:日本
マイクの性能的には、ごく普通のコンデンサーマイク。
イヤホンジャックが付いていて、付属では、モノラルイヤホンがついていた。
このイヤホンジャックは、2chステレオの有線イヤホン(3.5mm径3極ミニプラグ)をつなげば、ステレオ音声を聞くこともできる。

このジャックにさすイヤホンのプラグはL字型にすること!
まっすぐなプラグだと 首にプラグとイヤホンケーブルが当たっていたくなる
通話に特化したネックセットってことだ。
シンプルなものなので、特筆すべきことがない。
ネックバンド部の伸長機構
首にまきつけるアーム部の伸長機構は、スライド式だ。

長さの調整は、0〜2.5cmの範囲である。
伸ばさなくても、首をしめるほどキツくない。
このネックマイクは、ネックスピーカーと同じように肩に載せて使う。
SW-NS1のマイクについて
マイクは、アームに対して ± 150度の回転をする。なので、マイクのアームを左右、自分の好みで使える。

ケーブルの引き回しの都合も合わせて、自分の都合に合わせよう。
アームの長さは、約14cm。

マイクは、口の正面にとどくほどの長さはない。
口の正面近くまで マイクをもってくると、鼻息や口のポップノイズをひろってしまう。
マイクの位置決めは、試行錯誤が必要だ。
周辺の音をひろいにくい 単一指向性マイクになっている。

マイクスポンジに覆われて分かりにくいが、口側にマイクの穴が向くようにしよう。
マイクの径は、11〜12mmなので、Amazonで売っている中国パチモンのヘッドセットマイク用のマイクスポンジが流用できる。

モニタースピーカーに自分の音声を混ぜるときは、ハウリングに注意してください。
ネックマイク SW-NS1を日々使った感想と問題点
SW-NS1は、ゲーム実況ライブ(youtube.com/@sundaygamerjp/streams)で、音声をつける時に使っている。
マイクスタンドにつけた YCM01は、テレビ画面をみながら、ゲームコントローラを使うのが難しい。
ついつい 体を動かしてしまうので、マイクと口の位置が 一定に保てないからだ。
パソコンゲーム(ゲーミングPC)なら、モニターとキーボードとマウスを使うので、体はほとんど動ない。
なので、マイクスタンドで固定されたYCM01が使える。

ゲームとパソコン兼用のディスプレーで遊ぶ時は、マイクスタンドでも 頭(口とマイクの位置)がずれないので使える。
AG03につなぐ
YouTubeへのブロードキャスト(配信)は、Mac miniの OBSでやっている。(Windowsパソコンでも 同じように OBSでできる。)

ゲームの音と映像は、AVアンプ(RX-A4A)のZONE2からの出力で、Elgato HD60 X やUltraStudio Recorder 3GでMacに録り込む。
5.1chサラウンドをミックスダウンしたステレオ2chと映像は、Nintendo Switchの場合は1080p/60fpsだ。
Mac miniのOBSへの音声入力は、Mac miniにつないだ AG03MK2を使う。
3.5mm径 4極ミニプラグ→ 3.5mm径 3極ステレオ&3極マイク端子変換ケーブルでつなぐ!

大切なことなので繰り返す。
AG03には、3.5mm径4極端子をマイクとイヤホンの3極端子にする分岐ケーブルをつかって、マイク端子に接続すること。

Macのシステム設定→サウンド の 音声入力をAG03MK2に、OBSでのマイクの音声をAG03MK2にして…。

OBSの音声ミキサーで、マイクの音を調整。AG03側でも調整できる。

マイクの位置が悪いと鼻息や口のポップノイズが入るので、マイクの位置決めが難しいです。
まとめ
SW-NS1は、もっと早く買っておけば良かったと後悔したアイテムの1つだ。
これからも、ゲーム実況用のマイクとして愛用していきたい。