一眼レフカメラを初めて買った人から、必ず聞かれる三脚の選び方を解説します。
カメラの三脚を選ぶときに、何をどうみて、どう選ぶのか?のやり方
三脚のカタログを読み解くためのスペック、性能や用語を解説しつつ、まとめました。
三脚は、用途(使い方)で、大きく分けて2つ
- 携帯型の軽量コンパクトな三脚
- 普通の三脚
1)携帯性、可搬性を優先した軽量コンパクトな三脚
ハイキング、登山、旅行など、徒歩で移動することの多い場合、できるだけ軽く小さく折りたためて収納できる三脚を選ばなければなりません。軽くするために脚などの主要パーツをカーボン製にしたものは非常に高価で、カメラ本体よりも高いものがたくさんあります。
そもそも、海外旅行や登山等、荷物に制限があるような所へ持っていくカメラとして、デジタル一眼をすすめているブロガーを見かけますが、それは大間違いです。
登山や旅行には、ミラーレスの一眼に広角の単焦点のみとか、高級コンデジをもっていくべきです。
若い頃、合コン系登山のイベントに参加したことがあります。
当時、クソ重たいF3一式を担いで上がろうとしたヤツがいました。登山の途中で天候が悪くなり、さらに彼が重い機材の負担に耐えきれずに動けなくなったので、重いカメラ機材や荷物をみんなで分担して持って降りました。
あの体験も、私がカメラ嫌いになった理由の一つです。
2)通常の三脚
まずは、「普通の三脚」を中心に紹介します。
三脚の構造は、雲台と脚の2つで構成
三脚は、カメラを取り付ける雲台と、脚部の2つの部分で構成されています。
三脚の具備すべき条件
私が買う性能、スペックのポイント
- 雲台は3軸(3Way)、パンハンドル、クイックシュー、水準器
- 脚はワンタッチのロックで3段以上、センターポールと脚を結ぶステー付き。
この2つの条件を満たしていれば標準的なカメラ用の三脚です。
元来、三脚に必要な機能を削って、携帯性を最優先した軽量コンパクトで割高な三脚は、後で紹介します。
以下、三脚の各パーツや機能を解説していきます。
雲台(うんだい)
雲台(うんだい)とは、カメラや望遠鏡(双眼鏡)などの光学器械を載せる台のことで、角度をつけて固定できる装置です。種類がいくつかあって、
- 3ウェイ(3Way)雲台
- 自由雲台
- シネ(マ)雲台(ビデオ雲台)
- ジンバル雲台
- ギア雲台
等があります。
3ウェイ(3Way)雲台
カメラを固定する角度は三次元なので2軸あります。それにカメラの縦横の回転が加わって3軸になります。それぞれの3軸で固定するネジを付けたものを「3ウェイ(3Way)」と呼びます。
3つの回転軸は、
- 俯仰(上下)
- 旋回(左右、解剖学的には、回旋)
- カメラ本体の縦横回転(前腕軸で、回外、回内)
に分けられます。
俯仰角(ティルト)
俯仰(ふぎょう)は、俯角(ふかく)と仰角(ぎょうかく)と言いかえられます。
俯角(ふかく)は見下げる角度のことで、仰角(ぎょうかく)は見上げる角度のことです。英語では、tilt(ティルト)と言います。
しかし、なぜかカメラの用語では、この俯仰角(tilt)のことを「パン」と言います。
俯仰角を決める上下運動を動かすハンドルを「パンハンドル」と言います。私はブログ内で「俯仰ハンドル(パンハンドル)」と呼ぶことにします。
旋回(パン)、スイベル(軸に対して回転する動き)
カメラを台の垂直軸に対して左右に回転する「旋回」をティルトは間違いです。旋回は、turnと英語で言います。
機構的には、スイベル(Swivel)です。
なぜか、カメラ用語では「パン」と言います。
学術的に体系化されていない分野の専門用語は、メーカー各社の都合により曖昧になります。
左右の旋回の固定は、ツマミの「パン ストッパー」です。
パンニング … サーキットで車やバイクを撮る時、背景だけを横にボケさせる流し撮りをすること。
パノラマとは旋回しながら被写体を連続的に撮ることです。
「パン」とは、パノラマ撮影の略?。しかし、俯仰をパンとは言わない。
カメラを縦横90度の範囲で傾ける回転(サイド ティルト、水平 ティルト)
俯仰の「ティルト」とこのカメラの回転の「ティルト」の区別が曖昧です。
- SLIKは、「水平調整」とよび、そのための固定のネジは、「水平ティルトハンドル」と言います
- Velbonは「サイド ティルト ハンドル」と呼びます
メーカーのカタログや取説によっては、「カメラ台(クイックシュー機構部)を90度に傾ける回転」とか曖昧な表現しか見当たりません。
L字型のハーネス
この”カメラを縦横に90度回転させる動き”には、光軸がズレる欠点があります。
その欠点を解決する方法として、アルカスイス互換のクイックシューを縦置き用、横置き用に2つ付けるためのL字型のハーネスがあります。自由雲台とセットで使います。
3ウェイ雲台の利点
3つの回転軸で、それぞれ位置決めをして、固定するしないを選べるため、単軸での回転をしながら動かすことができます。
たとえば、カメラの縦横回転(サイド ティルト)と俯仰(ティルト)を固定し、旋回のパンストッパーをゆるめれば、カメラを素早く横に回転させることができます。水平方向にカメラのレンズの向きを素早く動かせるので、背景が綺麗に横に流れる流し撮りができます。
3つの回転軸を一つ一つ決めて固定するので、ある意味分かりやすいです。だから、3ウェイ雲台は初心者向けと言われる所以(ゆえん:いわれ、理由の意味)です。
3ウェイ雲台の欠点
3つの回転軸を一つずつ固定する必要があるので、セットするのに時間がかかります。
雲台にハンドルが付いている構造上、折りたたむのが難しく収納が大きくなりがちです。
自由雲台(じゆううんだい)
ボール状の関節を使っているため、回転軸を持たない雲台を「自由雲台」と言います。「自在雲台」は言い間違いでしょう。
自由雲台の利点
3ウェイ雲台のような3つの回転軸を持たないので、雲台が小さくコンパクトにできます。さらに、ハンドルも小さなノブにできます。
カメラの位置決めが、上下、左右、カメラの傾き回転まで、一発で決められます。
3ウェイの雲台よりも優れていることが多いので、今、一番人気の雲台です。
特に携帯性を追求するコンパクトな三脚は、自由雲台です。
自由雲台の欠点
両手で操作
左手(右手)でカメラ本体を支えて位置決めして、右手(左手)で固定ノブ(ハンドル)をねじって固定する両手の操作が必要です。
ポイント
さらに、軸による回転ができないので、単軸回転になります。
- 左右を固定して上下で動かす
- 上下を固定して左右で動かす
ことができません。
そのため、カメラで動画も撮る人は、あえて重くて使いにくい3ウェイを選びます。
自由関節になるので、緩めると前後、左右、傾きまで全部が一斉に動きます。
特に、フルサイズの一眼カメラ本体と太く長いレンズとストロボを付けたような重いものを付けると位置決めが難しくなります。
携帯性を優先するあまり、パンハンドルではなくノブやツマミになっているものは、ガクンとカメラが勢いよく傾いた時、ノブ(つまみ)を持っている指がすっぽ抜けて支えきれず三脚が倒れてしまいます。そのため、片手操作ができません。
自由雲台には、この致命的ともいえる欠点があるので、三脚を使ったことがないカメラ初心者に、いきなり自由雲台の三脚をすすめることは、躊躇しますね。(ためらいます)
とはいえ、高級な三脚は雲台が自分で交換できるようになっています。だから、高級な三脚を買うのであれば、自分の好みの雲台が見つかれば交換すれば良いことになります。
シネ(マ)雲台
”シネマ”ですから、ビデオカメラ、昔は8ミリカメラ等、動画を撮るのに適した三脚です。
上下の俯仰と左右の旋回が、滑らかに動くようになっています。
実際に動かしてみるとわかりますが、動きに粘性を持たせてあります。シュシュッとカメラを動かそうとしても、じわりと粘って素早く動きません。
デジタル一眼でも動画が撮れる時代です。動画を熱心にやりたい人は、シネ雲台を1つくらいはもっておきましょう。
最近流行りの、カメラ(のレンズ)の向きをモータ制御で固定するジンバル雲台、ギア雲台は省略します。
クイックシュー
「クイックシュー(Quick Shoe)」とは、カメラと雲台をワンタッチで取り付けて固定するための機構です
カメラにつける部分を「シュー(シュープレート)」、三脚の雲台側に固定する部分を、「シューベース」と呼ぶメーカー(SLIK、Velbon)が多いと思います。
意図的に、カメラに付ける方を「カメラ・プレート」、雲台に付ける方を「シュー本体」と呼ぶメーカ(梅本製作所)もあります。特許上の都合でしょう。
クイックシューは便利です。ってか、これがないとカメラの着脱に手間がかかりすぎて不便です。
しかし、粗悪な物だと、カメラが雲台にしっかりと固定できないものがあります。名の知れたメーカーの物を買えば、ガタついたり、グラつくことはありません。
使い込むうちに摩耗してグラつくようになったら、雲台のクイックシュー部分だけを別売のパーツと交換できますから、自分で修理やカスタムできます。(雲台と脚の一体型の1万円以下の安い三脚を除く)
複数のカメラやリモート・ストロボを一つの三脚で、とっかえひっかえ付け替えるような時は、シュープレートだけを買い足して、それぞれのカメラやストロボのスタンドにつけてやります。
三脚にすぐに付けられるように、いつもカメラにはシューを付けています。
こんなかんじで、座りが悪い(安定性が悪い)ので、カメラを転がさないように気をつかいます。
もちろん、もっと小さくてコンパクトなシューもいろいろあります。雲台、クイックシューは、自分で取り替えられる三脚だと、カメラのレンズ同様に沼に沈む危険があります。
水準器(レベラー)
三脚を設置する時、水準器をみながら、雲台の元が水平になるように調整します。軽量化を最優先する携帯形の三脚以外、通常の三脚には標準装備のものです。
水準器が雲台についている場合は縦横前後の3方向の水準器が付いているものもあります。カメラのファインダー(ディスプレイ)の中に水準器が表示されるものもあります。
残念ながら、EOS Kiss X8i やX10には水準器表示機能がありませんので、三脚は水平に設置できるように、水準器のついたものを買って有効に利用しましょう。
といっても…
今は撮影技術(カメラ、照明)と映像処理技術は一体化し、どちらも鼻くそをほじりながらサクサクとこなせるようでなければ話にならない時代になりました。
なので、撮影時に水平に撮れなくても、(Lightroom&)Photoshopで回転補正とトリミングで、どうにでもなります。
カメラのレベラー(水準器)は意味を失っています。
昔は、撮影とフィルムの現像と印画紙への焼き付けまで、すべて自分でできるのは、設備とコストの面からモノクロ写真まででした。カラーは(富士フイルム現像センターの)ラボの職人に指示をしてやってもらう外注しか選択肢が無かったんです。
脚は3段か4段伸縮式のロッド
脚は、
- アルミ合金
- マグネシウム合金
- カーボンファイバー(炭素繊維樹脂)
の素材がパイプになります。マグネシウム合金やカーボンは軽くて丈夫ですが、値段が高くなります。
私のようなアマチュアは、予算的にも1万円前後のものまでしか買えないので、マグネシウム合金やカーボン製は高くて買えません。
三脚の高さは、脚の長さがポイント
三脚のカメラを付ける高さが自分の欲しい高さになるように選びます。
今のカメラには、マルチアングルモニター(バリアングルモニター)が付いていて、自分の身長より高くなってファインダーをのぞけなくてもモニターだけ見て撮影できます。
しかし、三脚の高さが高くなればなるほど、安定性が悪くなり、三脚も大きく重く値段も高価になります。
脚のロック機構は、ワンタッチ式
脚を伸ばして固定する機構は、簡単で確実にロックできるものを選びましょう。といっても、今の三脚はほとんどがワンタッチ(ワン アクション)でロックができるものです。
各メーカーが特許を取っているので、それぞれやり方は違いますが、基本的にはネジでいちいち固定するような面倒なことをしなくても良い仕組みになっています。
エレベーター:EV(センターポール)
三脚の雲台を脚から、上に伸ばす真中の棒をセンターポール、エレベーターと言います。これをラック&ピニオン ギアになっているクランクハンドルを回して、雲台を上に伸ばして高さを増やすことができます。
ただし、このエレベーターを長く伸ばしすぎると、グラグラと不安定になって、何のための三脚でカメラを固定するのか?意味が全く無くなりますから、伸ばしすぎないことが大切です。
三脚の老舗メーカーVelbonは、カタログで、「高さの微調整用。あまり上げないよう、」と注意書きがあり、エレベーターは、実際の長さの1/2までにしてくれとカタログに書いてあります。
元々エレベータがあまり伸びないものにすれば良いはずです。しかし、この高さが低いものは売れないですよね。だから、伸びるようにしてあるんです。カメラ好きは、カタログスペック重視な人がおおいですから。
運動会等、学校のイベントで我が子を撮ろうと頑張っている、パパ、ママの三脚で、このエレベーターを全部伸ばしきっているのを見かけます。
望遠ズームを付けていますから、重いレンズで、前にタレ気味になっていて、グラグラしています。いっそのこと、手持ちで頭の上まで持ち上げて撮った方が、ブレない写真が撮れると思うんですが…。
ステー(センターポールと脚を繋ぐバー)
ステーは、三脚の構造的強度を増すためのものです。
重いカメラを載せたとき、三脚が開ききって、ペタンと真下に落下しないように開脚の制限をします
構造的強度があがるので、耐荷重があがります。
もちろん、三脚自体の揺れを抑えます。
三脚として具備すべき条件の一つでしたが、最近の携帯性を優先した三脚の流行によって、このステーを持たない三脚が主流になってきました。
ステーがなければ三脚を大きく開いて低く設置することができます。センターポールの下に雲台とカメラを取り付けて、書画カメラのような使い方ができます。
屋外でも、岩場や斜面に合わせて脚を開いて固定することができます。
耐荷重(推奨積載質量)
三脚に載せられる重さです。SLIKは「耐荷重」、Velbonは「推奨積載質量」と言います。
目安は、カタログや説明書に書いてある重さの、2/3以下に抑えると良いでしょう。
たとえば、2.5kgと書いてあれば、カメラ本体とレンズ、ストロボで1.1Kg程度なので、ちょうど良いと思います。
携帯性を重視した三脚は耐荷重が小さいものが多いので、カメラもレフ機構のない一眼カメラに軽い単焦点レンズ、コンデジを付けて撮影する工夫しましょう。
夜明けの暗い中、カメラの機材を担いで、山に登って撮った写真。風光明媚な撮影スポットに出かけて、夜明けや、夕暮れ、凍り付くような朝、朝の霧、タイムラプス合成…、
あなたが苦労して撮った写真を見せびらかしたい気持ちも分かります。
重さと収納サイズ
可搬性を重視する場合、このサイズはチェックしておきましょう。
雲台が3ウェイのハンドル付きで脚にステーがつくような三脚は、収納サイズが大きくなります。
小さく軽い携帯性に優れた三脚は、自由雲台の4段以上のカーボンロッドの脚と雲台等金具はマグネシウム合金なら、小さく軽くなります。値段は、それに比例して高くなります。
石突(いしづき)
三脚の脚の先のことです。そもそも、地面に突き刺す銛(モリ)のことを「石突き」と言います。
カメラの三脚は屋内で使用することを前提に、通常はゴム足になっていますが、プロ仕様の三脚には、金属のスパイク、(ヤリ(spearhead))が飛び出る仕組みになっているものもあります。
特に、ステーを持たない携帯型の三脚は、屋外で地面に突き刺して使うことで、安定させる効果が期待できます。
しかし、この石突が文化財や美術品、他の人を傷つけたり、庭園の芝を荒らしたりする原因となり、今は、三脚を携帯ケースに収めないと入園や入館を拒否される観光施設が、ほとんどになりました。
三脚の足は、1本足側が手前
香炉や器で、三本足で支える物は、手前が1本足、向こう側が2本足になるように置きます。
カメラの操作をするに足が邪魔なら、二本足側を手前にしてもかまいません。どっちが良いのか?の論争は、パソコン通信時代からのネタです。
当時から、結論として「三脚の足の向きは自分の都合で決めれば良い」ことになっています。
長くなりましたが、以上を踏まえて、私がおすすめしたい、
初めて三脚を買う人、初心者から中級のカメラ愛好家に広く使われる定番のモデルを紹介
定番の三脚、3ウェイ雲台 おすすめ ベスト4
SLIK GX 6400 (スリック GX 6400) 4千円
- 縮長 47cm (収納ケース付き)
- 耐荷重 1.5Kg
- アルミと樹脂
- 高さ 45.5〜154cm 脚は4段
- 3ウェイ雲台、交換可
- クイックシューはDIN規格に準拠
- 脚部には開脚制限のステー付き
- 水準器あり。
- 2ハンドル:俯仰ハンドル(パンハンドル)、旋回ハンドルは羽根式。
- エレベータ部は、ハンドル、ラック&ピニオン
Amazon限定モデルは、ベストセラーのアイコンが付いています。
2019年4月、後継のU883、U884(クイックシューが小型のタイプでGX6000系と互換性がありません)が出ました。
Velbon (ベルボン)EX-540II 302489 6000円前後
- 縮長 49cm (収納ケース付き)
- 耐荷重 2Kg 本体 1.45Kg
- アルミと樹脂
- 高さ 46.7〜158cm 脚は4段
- 脚径:23mm
- 3ウェイ雲台、交換可
- クイックシューはDIN規格に準拠
- 脚部には開脚制限のステー付き
- 水準器あり。
- 2ハンドル:俯仰ハンドル(パンハンドル)、旋回ハンドル(サイドティルトハンドル)はつまみ式。
- エレベータ部は、ハンドル、ラック&ピニオン
SLIKのGX6400と同じものです。
HAKUBA W-312HBK Amazon限定モデル 2,500円
- 縮長 44cm (収納ケース付き)
- 耐荷重 1.1Kg 本体 0.73Kg
- アルミと樹脂
- 高さ 40.5cm〜128.5cm 脚は4段
- 3ウェイ雲台
- クイックシュー
- 水準器付き
- ハンドル 1本
- エレベータ付き
カメラの周辺機器ブランドのHAKUBAの三脚です。
安い理由は、デジタル一眼ではなくて、スマホ(軽いコンデジ)専用だからです。
Amazonで HAKUBA スマホ三脚 W-312 を見るVelbon Sherpa 445 III (ベルボン シェルパ 445 3 )445841 2.5万円
- 縮長 48cm (収納ケース付き)
- 耐荷重 2Kg 本体 1.56Kg
- アルミと樹脂
- 高さ 22.1cm〜154cm 脚は4段
- 3ウェイ雲台、交換可
- クイックシューは、DIN規格に準拠
- ステーストッパーがないので、最低の高さが22cmと低く這いつくばれる。
- 水準器付き
- 2ハンドル、俯仰ハンドル(パンハンドル)、回旋ハンドル。
- エレベータ付き
一万円前後になってくると、種類も多くて、選ぶのに悩むレンジになります。
Amazonで Sherpa 445III を見る携帯性重視の自由雲台の三脚 ベスト2
SLIK スプリント S110 BH GM 4段 107218 (スリック スプリント S110 )13000円前後
- 縮長 35.5cm
- 耐荷重 2Kg 本体 0.862Kg
- アルミと樹脂
- 高さ 15.3cm〜107.8cm 脚は4段
- 自由雲台
- クイックシュー
- 1ハンドル(ハネ、つまみ式)
- エレベータ付き
この旧モデルを持っている人がいて、なかなかいいかんじでした。高くなりがちな携行重視の三脚なんですが、価格も抑え気味です。
Velbon ULTREK UT-43 6段 324160 17000円弱
- 縮長 26.8cm 専用ケース付き
- 耐荷重 2Kg 本体 1.08Kg
- アルミ マグネシウム合金
- 高さ 33cm〜154cm 脚は6段
- 自由雲台 交換可
- クイックシュー
- 1ハンドル(つまみ式)
- エレベータ付き
ベルボンの携帯三脚。欧州メーカのものを自慢する連中が多い中、日本メーカーとして健闘しているシリーズ。
まとめ
この記事は、ライブドアの旧ブログで 、2016年6月22日に書いた記事を修正加筆したものです。
三脚に関する専門用語の解説も兼ねた記事の体裁になっています。アンカーリンクを貼って専門用語の解説ページとしても機能します。
これで、今後のカメラの三脚のレビュー記事に専門用語の解説が必要なくなり簡素化できます。