Amazonデバイス IoT

アレクサ(Amazon Echo)で Nature Remo を使う方法

2018年11月29日

Nature Remo とEchoの関係模式図

Amazonのスマートスピーカー Echo(アレクサ)に、Nature Remo (ネイチャーリモ)と紐付けして、赤外線リモコンでうごく家電を操作する方法のまとめです。

S爺
Amazonが、Echo / Alexa の仕様をコロコロと変更するので、傾向的な不具合が見つかったらNatureの開発チームに報告しよう!

障害情報は、公式Twitterで確認

EchoとRemo−1W2

再設定をするときの自分のためのメモをブログ記事に仕立てます。

Echo(アレクサ)とNature Remo(ネイチャーリモ)の準備

  • Nature Remo は家電をコントロールできるように設定済み
  • Amazon Echo も、設定ずみで、家電を赤外線コントロールができるのを確認
  • スマホ、タブレットで、Amazon Alexa アプリが使える状態に

つまり、どちらも、Wi-Fi / インターネットにつながって正常に動作していることが大前提です。

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スマホアプリ 「Amazon Alexa」で設定

Nature Remo 側で設定はしません。すべて、スマートスピーカー側の設定になります。

Alexa アプリを開いて、左上のハンバーガーメニューのアイコン(≡)をタップして、

左カラム スキル・ゲーム
スキルを選ぶ

「スキル・ゲーム」をタップして、「すべてのスキル」のページから、検索欄に、「Nature Remo」といれて、スキルを見つけます。

Nature Remoのスキルは、2つあるので注意が必要
Nature Remoのスキルが二つあるぞ
  • Nature Remo ← つかえない
  • Nature Remo Smart Home Skill ← 使えた

の2つが見つかりました。

S爺
最初に、「Nature Remo」を有効にしてみましたが、Nature Remoはコントロールできませんでした。

次に、Nature Remo Smart Home Skill を有効にすると、使えました。間違えないようにしましょう。

このスキルは、認証が必要です。「有効にする」ボタンを押すと、ブラウザが開いて、nature.globalの認証のページに飛びます。

Nature-Global認証ページ
Nature-Global認証ページ

グーグルのアカウントでも認証できます。私は、自分のメルアドに認証のURL(ワンタイムパスワード)を送ってもらうために、入れました。

ログインメールを送りました
ログインメールを送りました

メールアドレスに送られます。

iPhoneやMacのMailが、ポーンと音がしてメールが届きました。

Nature Remoの認証メール
確認URLをクリック

クリックすると、ブラウザが開いて、

AlexaがRemoへのアクセスを許可させる
AlexaがRemoへのアクセスを許可するか

認証ページに飛びますので、ここで、「許可する」をタップ(クリック)します。

Nature-Remoの連携完了
Nature-Remoの連携完了

デバイスの検出にはいります。公式のYouTubeのチュートリアルビデオでは、自動でデバイスの検出ができるようになっています。

しかし、Wi-Fiの掴みの問題や、まちがえて 「Nature Remo」を有効化した場合は、デバイスの検出ができません。

もし、デバイスの検出に失敗したら、

  • Wi-Fiルーター
  • Echo
  • Remo

を再起動して、Alexaアプリのスマホも再起動してWi-FiのDHCPサーバの割り振りを再割当します。

ローカル固定IPに設定できていれば、再起動の必要はないです。

Echo(アレクサ)に「デバイスを探して」と話しかけるとできます

S爺
検出したデバイスを、アレクサが読み上げてくれるのですが、それぞれのデバイスを音声で指定するのが、うまくアレクサに伝わらず、イライラするので手動でやった方が早いです。

Echoの「デバイスを探す」を手動でする方法

Alexaアプリのデバイスの画面へ
Alexaアプリのデバイスの画面へ

右下の家のアイコンみたいなのをタップします。すると、デバイスの画面になります。

そこで、右上の ○に+のアイコン(追加を意味する)をタップします。

追加メニューを開く
追加メニューを開く

下にプルアップで追加メニューがひらきます。

デバイスを追加をタップ
デバイスを追加をタップ

「デバイスを追加」をタップして、「セットアップするデバイスの種類」を開きます。

その他を選ぶ
その他を選ぶ

競合する eRemoteや、ラトックはアイコンが用意されていますが、Nature Remoはまだないので、「その他」をタップします。

すると、「セットアップ」の画面になるので、

セットアップ デバイスを検出をタップ
デバイスを検出をタップ

「デバイスを検出」のボタンをクリックします。

しばらく、検出の画面がでたあとで、

デバイスの検出と有効化
デバイスの検出と有効化

Nature Remoに登録した家電が検出されます。「完了」ボタンをタップして、連携を完了します。

デバイスのところで、タップすると、それぞれの家電を有効にするかしないかの設定ができます。Echo(アレクサ)の声かけで操作をしない家電は、無効にしておきます。

テレビの場合
  • アレクサ (○○の)テレビを付けて
  • アレクサ (○○の)テレビの(設定したチャンネル番号)チャンネルにかえて
  • アレクサ (○○の)テレビの音量を大きくして(10ステップ)
  • アレクサ (○○の)テレビの音量を小さくして(10ステップ)
  • アレクサ (○○の)テレビの音量を4大きくして(4ステップ)
  • アレクサ (○○の)テレビの音量を3小さくして(3ステップ)
  • アレクサ (○○の)テレビの消音
  • アレクサ (○○の)テレビの消音をキャンセル
  • アクレサ (○○の)テレビのチャンネルをかえて(上に、下に)
  • アレクサ (○○の)テレビを再生して
  • アレクサ (○○の)テレビを早送りして
  • アクレサ (○○の)テレビをとめて

など、HDDをUSB端子につないで録画した番組を見ることまでEchoで操作ができるようになりました。

基本操作だけでも十分な気がします。

2018年12月30日には、地方でも、テレビのチャンネル番号ではなくてテレビ局名でチャンネルを変更できるようになりました。しかし、我が家の場合、チャンネル割当を独自にしているので使えません。

BSやCSに切り替えたり、入力端子の切替がアレクサにできません。

ってか、いろいろできすぎです。

こういった細かい制御は、IFTTTをつかって設定をやらなければできなかったことですが、このスキル一つでできています。

IFTTT

イフト と読む。

FacebookやEvernote、Dropboxなどのインターネット上のサービスを連携させるための、スクリプト(バッチファイル)のような手順書のサービスのこと。

IFTTTは、ガジェット マニアやITエンジニアの間では使われてきたが、AIスピーカーや家電リモコンなどのIoT機器と連携できるようになり一般的に広く知られるようになった。

IFTTTは、パソコンやスマホのアプリがあるので、何からでもできる。ソフト「node RED」を使えば、AIスピーカの制御がさらにできる。 (有料化になったので誰も使わなくなった)

エアコン
  • アレクサ エアコンを付けて

など、簡単な操作はできていました。

2018年12月26日から、Nature Remo Smart Home Skill がアップグレードして、

  • エアコンの温度変更
  • 冷房、暖房、自動、送風のモード変更
  • 部屋の温度「アレクサ 部屋の温度は何度?」

ができるようになりました。このことから、カスタムスキルの設定など手間がなくなり、「リモで」をつけなくてよくなりました。

Nature Remo側でリモコンの設定を変更したらデバイスを再設定

Nature Japan の開発チームからメールやブログで知らされる機能変更や更新があったとき、アレクサが「デバイスの用意がされていないため操作ができません」と断られるようになります。

Fire TV stick 4K Maxのようなテレビを使うAmazonデバイスやブラビアのようにアレクサの操作に対応したテレビを追加しても同じ現象がおきます。

その場合は、デバイスを一度削除して、もう一度再登録をすることで治ります。

テレビがプリセットに対応して、テレビのデバイスを登録しなおしました。

デバイスが変わったので、定型アクションに登録したデバイス(TV)も変更します。

Alexa アプリのデバイスで使わないものは捨てる

Amazon Alexa アプリで、使わない古い設定のデバイスは削除しておきましょう。

削除しないままで使っていると、たくさんデバイスのリストが増えて、何がどうなっているのか?把握しづらくなります。

Nature RemoとEcho(アレクサ)で連携できない問題

Fire TV stick 4Kを登録したら、テレビの操作ができなくなった

症状

「テレビをつけて」と言っても、「すみません。テレビというデバイスが有効になっていないか、ネットワークが有効になっていない可能性があります…」や「テレビからの応答がありません。ネットワークが…」と言われて、テレビが付かない。

原因
  • Fire TV stick は、Echo と連携するためにデバイス名「テレビ」を勝手に追加
    • ブラビアのアレクサによる操作をONにした
  • Nature Remoのテレビのリモコン操作をデバイス名「テレビ」で登録している場合
  • デバイスの「テレビ」が重複した

ことによる動作不良です。

解決策

Alexaアプリ(パソコンのブラウザでhttps://alexa.amazon.co.jp)のデバイスのところから、「テレビ」のデバイスの中で、「○○'s Fire TV」、Fire TV stick 4Kの「テレビ」を削除することで解決します。

FireTVの「テレビ」を削除や無効化すると、Echo から「Fire TV stick をテレビでみる」とリクエストをした時に、HDMI連動でテレビの電源を入れて、Fire TV stick 4Kを表示することができません。

テレビの名前を変えることで重複を避けることができます。「いちテレビ」「にテレビ」「ブラビアテレビ」などでNature Remoのデバイスを登録すれば対応できます。

Nature Remo側のシーンを使う

Alexaアプリの「定型アクション」と同じことが、Remo側でも「シーン」として一連の作業工程を指定できます。そのシーンをAlexa側で認識できるため、それを指定するだけで、できるようになりました。

指定した家電の電源スイッチが、「トグル」(オンもオフも同じ信号)の場合は、消したつもりが、消えていたために電源が入ってしまう誤動作をするかもしれないので注意しましょう。

https://nature.global/jp/blog/smartspeaker-scene
https://nature.global/jp/blog/smartspeaker-scene

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まとめ

Amazon Alexa アプリは、頻繁にアップデートしていて、仕様が大きくかわります。

2020年になって、Nature社も大きくなってきてサイトも充実しています。

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SG(S爺)

週末にゲームに興じるジジイです。 提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。

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