このページは、2023年 10月18日発売の Fire TV stick 4K と Fire TV stick 4K Maxの性能面での概論（総論）をまとめ て比較している。
レビュー記事から参照するためのもの。
2023年発売の Amazon Fire TV stick 4K 第2世代、Fire TV stick 4K Max 第2世代は、単なるマイナーチェンジ版。
新しい無線規格に対応したSoC（基板のICチップセット）になった後継機種になる。
Fire TV stick 4K、Fire TV stick 4K Maxの2023年モデルの性能の違い まとめ
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Fire TV stick って何？
Fire TV stick は、Amazonのセットトップボックス（STB）、または メディアプレーヤと呼ばれるデバイス装置である。
「有線テレビのチューナー」が、インターネットの普及で 進化した。
テレビのHDMI端子に さして使えるよう 棒型（スティック型）をしているのが特徴。
テレビ画面に向かって テレビ左側のHDMI端子にぶら下げて使う。
Amazonのセットトップボックス「Fire TV」には、出力解像度の違いと形で3種類ある。
- Fire TV stick：フルHD 1080p/60Hz
- Fire TV stick 4K：Ultra HD（4K） 2060p/60Hz HDR10+
- Fire TV Cube：据え置き型、Ultra HD（4K） 2160p/60Hz HDR10+
操作は、Bluetooth（電波無線）のリモコンでやる。
マイクを内蔵しているので、一部 音声で入力ができる。
アレクサの操作もできる。
Fire TV stick 4K 第2世代 2023年モデル と Fire TV stick 4K 2018年モデル 新旧の違い
ノーマル 普及モデルの Fire TV stick 4K の新旧の違いを表にまとめた。
| Fire TV stick 4K 第2世代 2023 | Fire TV stick 4K 2018 | |
| 価格 | 7,480円 | 6,980円 |
| プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 1.7GHz |
| GPU | ？ 650MHz | IMG GE8300 |
| ストレージ | 8GB | |
| 内蔵メモリ RAM | 2GB | |
| オーディオ | Dolby Atmos、7.1chサラウンド、2chステレオ、5.1chオーディオパススルー | |
| 出力端子 | HDMI | |
| 映像出力 | 2160p、1080p、720p、60fps | |
| フォーマット | ビデオ: Dolby Vision、HDR-10+、HLG、H.265、H.264、VP9 オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos(EC3_JOC) 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP | ビデオ: Dolby Vision、HDR-10、HLG、H.265、H.264、VP9 オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos(EC3_JOC) 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6 802.11 a/b/n/ac/ax 2.4Ghz/5GHz | Wi-Fi (MIMO): 802.11a/b/g/n/ac対応 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.2 + BLE | Bluetooth 4.2/5.0 BLE |
| Alexa対応音声認識リモコン | 第3世代 あり | あり |
| サイズ（HDMI端子含む） | 108 × 30 × 14 mm | 108 x 30 x 14 mm |
| 重さ | 43.5g | 約54g |
| 保証 | 1年 | |
表から読み取れる 第2世代の新モデルで変更された項目は、
- 定価が 1500円高くなった
- SoC（プロセッサ）のグラフィックが すこしだけ性能があがった
- HDMI出力：HDR 10+になった
- Wi-Fi が Wi-Fi 6 で 少し性能があがった
- Bluetoothが 5.2 にバージョンアップ
- リモコンが 第3世代がつく
- 本体の重さが 10g軽くなった
ってか、もう 性能的に十分なので…。
Fire TV stick 4K Max 第2世代 2023年モデル と Fire TV stick 4K Max 2021年モデル 新旧の違い
Max だけあって、より高性能のSoCにした モデル。
新旧の違いを表にまとめた。
| Fire TV stick 4K Max 第2世代 2023 | Fire TV stick 4K Max 2021 | |
| 価格 | 9,980円 | 6,980円 |
| プロセッサ | クアッドコア 2.0GHz | クアッドコア 1.8GHz MT8696 |
| GPU | ？/ 850MHz | IMG GE9215 / 750MHz |
| ストレージ | 16GB | 8GB |
| 内蔵メモリ RAM | 2GB | 1.5GB |
| オーディオ | Dolby Atmos、7.1chサラウンド、2chステレオ、5.1chオーディオパススルー | |
| 出力端子 | HDMI | |
| 映像出力 | 2160p、1080p、720p、60fps | 2160p、1080p、720p、60fps |
| フォーマット | ビデオ: Dolby Vision、HDR-10+、HLG、H.265、H.264、VP9 オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos(EC3_JOC) 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP | ビデオ: Dolby Vision、HDR-10、HLG、H.265、H.264、VP9 オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos(EC3_JOC) 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz,5GHz,6GHz | MT7921LS. 802.11a/b/g/n/ac/ax (Wi-Fi 6)対応 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.2 + BLE | Bluetooth 5.0 + LE |
| Alexa対応音声認識リモコン | Enhanced | あり 第3世代 |
| アンビエントディスプレイモード | あり | なし |
| サイズ（HDMI端子込み） | 108 × 30 × 14 mm | 108 x 30 x 14 mm |
| 重さ | 43.5g | 約48g |
| 保証 | 1年 | 1年 |
違いをリストにすると
- 値段が、1500円高くなった
- SoC：プロセッサ、GPUともに性能が少し向上
- ストレージ：16GBに倍増
- RAM：2GBに増えた
- Wi-Fi ：Wi-Fi 6E で、6GHz帯まで使えて高速化
- Bluetooth：5.2にアップ
- リモコン：Enhanced（拡張）タイプが付属
- 重さ：少し軽く
- アンビニエントディスプレーモード（壁掛けディスプレイ）
Cube 第2世代よりは、性能が劣るものの それなりの性能アップだ。
Cubeにはある「4Kアップスケーラ」（フルHD 映像のギザギザを 滑らかに補正してくれる機能）は付いていない。
Wi-Fi 6Eに対応した Wi-Fiルーターが見通せる範囲にあるのなら、6GHz帯接続が使えて 速いインターネット接続ができる。
アンビニエントディスプレーモードは、壁掛けモニターとして つけっぱなしにして 綺麗な絵や写真を表示して鑑賞する機能なのだが…。
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Fire TV stick 4K Max 第2世代 と Fire TV stick 4K 第2世代 の違い
Fire TV stick 4K 無印と Max の どっち選ぶ？
Wi-Fi 6E のWi-Fiルーターを使っていて 6GHz帯の接続を使いたい人は、Maxを選ぼう。
Wi-Fi接続をせず イーサネットアダプターを使ったり、5GHz帯までのWi-Fiルーターを使っている人は、Maxではない Fire TV stick 4K 第2世代で良い。
| Fire TV stick 4K Max 第2世代 2023 | Fire TV stick 4K 第2世代 2023 | |
| 価格 | 9,980円 | 7,480円 |
| プロセッサ | クアッドコア 2.0GHz | クアッドコア 1.7GHz |
| GPU | ？/ 850MHz | ？ 650MHz |
| ストレージ | 16GB | 8GB |
| 内蔵メモリ RAM | 2GB | |
| オーディオ | Dolby Atmos、7.1chサラウンド、2chステレオ、5.1chオーディオパススルー | |
| 出力端子 | HDMI | |
| 映像出力 | 2160p、1080p、720p、60fps | |
| フォーマット | ビデオ: Dolby Vision、HDR-10+、HLG、H.265、H.264、VP9 オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos(EC3_JOC) 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP | ビデオ: Dolby Vision、HDR-10+、HLG、H.265、H.264、VP9 オーディオ: AAC-LC、AC3、eAC3 (ドルビーデジタルプラス)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos(EC3_JOC) 写真: JPEG、PNG、GIF、BMP |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E 802.11 a/b/g/n/ac/ax 2.4GHz,5GHz,6GHz | Wi-Fi 6 802.11 a/b/n/ac/ax 2.4Ghz/5GHz |
| Bluetooth | Bluetooth 5.2 + BLE | Bluetooth 5.2 + BLE |
| Alexa対応音声認識リモコン | Enhanced | 第3世代 あり |
| アンビエントディスプレイモード | あり | なし |
| サイズ（HDMI端子込み） | 108 × 30 × 14 mm | |
| 重さ | 43.5g | 43.5g |
| 保証 | 1年 | |
リモコンが、Maxの方が Enhancedタイプになっているくらいか。
2千円の差は小さいので、少しでも良い物が欲しければ Maxってことになる。
Fire TV stick 4K 初代と第2世代 どっちを買えば良いのか？
新旧の性能の差はほとんどないので、在庫処分の半額セールの Fire TV stick 4K、Max を買っても損はしない。
新しいモデルは、 7月のプライムデー、10月のプライム感謝祭、11月のブラックフライデーのセールで安くなるタイミングで買おう。
まとめ
この記事は、スペック表を見比べながら 違いを知りたい人と スペックの違いを重視しない人 を分ける記事スタイルのテスト。
クラシックブロックの表を貼り付けると カーソルが 勝手に表に飛んでしまうAFFINGERのバグが直らないので、記事が書きづらい。
分けたいので、今後は、スペック比較部分を別記事にしてリンクで飛ばす方式を増やしたい。
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