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パソコンの電源が突然落ちる!電源の故障? を確かめる PC電源テスターを紹介

投稿日:2018年1月6日 更新日:

先日、HDDを交換して復活させた古いパソコン(HP dc7900sf、Windows 10)が、また故障しました。起動できるのですが、途中で勝手に電源が落ちるんです。

電源テスターの結果

原因は、電源の劣化でした。ATX電源の劣化を確かめるATX電源テスターを使って確認しました。

PC電源チェッカーって何?

パソコンの電源が正しく電圧がでているのか?を調べる機械です。ATX電源テスター、PC電源テスター、ATX、BTX、ITX電源チェッカーとも呼ばれています。

昔は、一つ一つピンにテスターのプローブを差して電圧を確かめていました。今は、専用のテスターがあって、コネクタを差し込むだけで一発で表示してくれます。

使い方は、電源からのコネクタ各種をつないで、電源のACケーブルをコンセントに差して電源をいれるだけです。

PC電源チェッカーでできること

パソコンのATX電源のコネクタから正しい電圧がでているのか?を確かめられます。

  • 20ピン、24ピンの各種電圧
  • ATX 12Vの4ピン、8ピンの電圧
  • PCI-E の6ピンの電圧
  • フロッピードライブ 4ピンの電圧
  • SATAの電源ピン の電圧
  • ペリフェラル 4ピンの電圧
  • 電源のスイッチをいれてから電源が起動するまでの時間

を調べることができます。

実際に、新しいATX電源 オウルテック FSP HG650でテストした記事は、こちら

PC電源チェッカーのコネクタ

20ピン、24ピンのメイン電源コネクタ

メインコネクタ

パソコンの電源のメインコネクタをつなぎます。今のパソコンは、24ピンです。昔は20ピンでした。その両方に対応しています。

20ピンと4ピンになっている

ATX 12V、PCI-E、FDD 用電源コネクタ

CPU、グラフィックカード、フロッピー用

こちらには、

  • EPS / ATX 12V:CPU用の電源コネクタ:4ピンと8ピン
  • PCI-Express電源:グラフィックカードにつなぐ電源:6ピン
  • フロッピードライブ用:4ピン

の3つが付いています。必要に応じて、差し込込んでテストします。

ATX 12V 4ピン+4ピンのCPU用電源コネクタ

CPUの近くにある電源ソケットにさす

CPUの電源がおかしいとマザーボードには電源が入るけど、UEFI(BIOS)が起動しません。

PCI-E 6ピンと2ピン追加タイプ

PCI-E 6+2ピン GFカード用

グラフィックスカードの電源不足で映像がでないということもあります。グラフィックカードの不具合の原因が、この電源の不良だったなんてこともごく希にあります。

FDD用の電源4ピン

今は使う人がない

もう、フロッピーディスクを使う人はいないので、この電源コネクタを使う人はいないでしょう。

ペリフェラル 4ピン電源コネクタ

昔のドライブは、ペリフェラル4ピンだった

ペリフェラル 4ピンという、昔のドライブは、この電源コネクタでした。

古い光学式ドライブを流用する時に使う

いまでも、古い光学式ドライブ用に必要なので、テスターには、このコネクタが必要です。

SATA用電源コネクタ

今は、これが主流

今のドライブ電源コネクタですね。HDD、光学式ドライブ、SSDで使います。

今は、これが主流

ペリフェラル4ピンを、このSATAの電源コネクタに変換して使うようにします。HDDやSSDをたくさん搭載する人には、これが足りません。

以上を踏まえて、実際に使ったシーンで説明します。

突然電源が落ちるパソコンの主な症状

  • 気がついたら、「予期せぬ終了しました」という警告がでている
  • 朝、コンプレッサーやエアコンの低圧(200V)の機器に電源をいれた時に起きる
  • 朝、電源ボタンを押してもすぐに起動しない
  • DVDドライブのトレーが出てこない
  • グラフィックカードを追加したら、電源が入らない
  • 突然、電源が切れる
  • 電源ボタンを押しても、なにやら起動しようとする気配があるが、プツンと切れる

症状から予想される問題や原因

  • 徐々に症状が悪化してきている
  • 最初のHPのロゴ画面がでていることから、マザーボードやCPU、メモリーは問題がない

ということから、電源の劣化による故障であることが分かります。

電源を取り出してみる

蓋を開けて電源を取り出します。

HP dc7900sfのパソコンの蓋は、後ろのネジを一つ外してから、横置きのして左右の側面のボタンを押してロックを解除すると蓋がズレて外せます。

ビジネスパソコンなので外しやすい

ビジネスパソコンなので、メインテナンス性に優れています。電源ケーブルも分かりやすく配線されているので、簡単に外せます。

  • DVDドライブ、フロッピードライブ、HDDの電源ケーブルコネクタ
  • マザーボードの24ピン、CPU側の4ピン電源コネクタ
  • 茶色の電源ファンの回転センサーのケーブルコネクタ

を外します。電源自体は、ネジを外すことなく、ワンタッチで外れます。

電源自体を交換するはずが…

電源ユニットだけ交換すれば、すぐに復旧できます。しかし、もうサポート対象外になった古い機種のため新品の電源は手に入りません。中古パーツなら手に入ります。Amazonやヤフオク!で1万円超えです。

このパソコンに一万円もコストをかけられませんよね。あきらめます。

パソコン電源テスター(パワーサプライテスター)

取り出した電源が壊れているのか?をチェックしてみましょう。

パソコンの電源チェッカー【POWER SUPPLY TESTER】という便利なものが、安価に売られています。自作PCを永年やっている私は持っていますよ。

各種コネクタをつないで測定

このパソコン電源テスター(POWER SUPPLY TESTER)は、電源の24ピンを差して使います。CPUの4ピンとSATAの電源もさしました。

接続方法は、付属の取扱説明書(RT-PCPST1)を参考にしてください。

詳しい取扱説明書 by UTAKA(クリックで開きます)

SATAの接続コネクタの向きが分からない

SATA電源には向きがあるのですが、このATX電源テスターは、向きを制限するL字のコネクタになっていません。基板のパターンがある方とSATAソケットの端子がある側が合うように、よくみて差し込みましょう。

「+12V2」の表示が LL (エラー)とでてしまう

「-12V2」は、ATX 12V 4ピン+4ピン(CPU用電源)の電圧です。これをささないと、LL表示がでます。4ピンと8ピンに対応しているので、差し込み方を間違えないようにしましょう。

取扱説明書 by UTAKA(よし)

  • ATXの電源をオフにしてから、コネクタの抜き差しをすること。
  • 内部放電を待つ。コンデンサーに貯えられた電流がなくなるまで、数分〜十分程度待つ
ATX電源の概要を測る

ATX電源コネクタ(24ピン、20ピン)ATX 12V 4ピン+4ピン(CPU用電源)をつないで、ATX電源に電源を入れる。

  • 液晶に何も表示されない → ATX電源コネクタへの通電がない、ATX電源テスター自身の故障
  • +12V2の表示が12V前後にならない → CPU電源の異常
  • PG(PWR_OK信号)が、200〜500msに収まらない → ATX電源の異常
SATA、ペリフェラルの電源を測る

ATX電源24ピン(20ピン)コネクタ、ATX 12V 4ピン+4ピン(CPU用電源)コネクタを挿したままで、いったんATX電源の電源をオフにしてから、それぞれのコネクタを挿して電源を入れて測る。状態は、黄緑のLED(+12V、+3.3V、5V)を見て診断する。

  • SATA:+12V、+3.3V、5V が3つ点灯  → 正常
  • ペリフェラル:+12V、5V の2つが点灯 → 正常
  • FDD:+12V、5Vの2つが点灯 → 正常
PCI-Eコネクタの電源を測る

ATX 12V 4ピン+4ピン(CPU用電源)とPCI-E(グラフィックスカード用電源)は排他的接続?のため、ATX電源24ピンはそのままで、ATX 12V 4ピン+4ピン(CPU用電源)を抜いて、PCI-E(グラフィックスカード用電源)をさして、ATX電源に電源をいれる。

液晶標示には、PCI-E用の電源の電圧表示がない?

パソコンの電源には、ACコードでつないでコンセントに差しておきます。あとは、このテスターを24ピンに差し込めば、電源にスイッチが入って、それぞれの電圧が表示されます。

電源テスターの結果

今回は、メインの正負12Vの電圧が、11.8〜11.7Vと微妙に少ない状態でした。

電源テスターは、ビープ音が、ピッ ピッとなっています。PG値が、0だったり、700だったりと適正値から外れていることを警告してます。

PG値

パソコンのPower OKの信号の反応時間。マニュアルには、適正値が200〜500msと書かれている。

電源を完全に切った状態から、数十分放置して電源のコンデンサーが放電仕切った状態(いわゆるコールドスタート)で測った時のPG値をみよう。

S爺
12Vや-12Vの電圧が、しばらく経つと11.7〜11.6Vとふらつくように下がるので、起動しかけて落ちたりしていたんですね。これがもっと低ければ、PCは全く動作しなかったはずです。

オウルテックの静音電源!

対比として、1万円超えのオウルテックの静音電源をつないだ時のテスターの様子をあげておきます。正電圧は、12.2Vとやや高めにでています。

ATX電源を代用する

中古パーツの電源は、高すぎるので、手持ちの古いATX電源が使えないか? とつないでみました。

旧20ピン仕様

昔のATX電源なので、ピンが20ピンタイプです。20ピン-24ピン変換ケーブルを使ってつなぎます。

このATX電源は、買った当時、小型で静音タイプの高級な電源だったので、まだ現役で使えるはずです。

マザーボードの24ピンと4ピンにつないで、とりえあえず電源が入るか?テストしてみました。

入ります! 良かった。

まだ、ドライブには電源ケーブルをつないでいません。次に、Windows 10が起動するかどうかを確かめます。

HDDに電源ケーブルをさして、ディスプレイ、PS/2キーボード、USBマウス、をつないで電源を入れてみます。

ビジネスPCなので、自己診断機能がある

警告のビープ音が鳴って、電源のファンの回転を検知できないという警告がでます。それを無視して、F1でブートさせると、Windows 10が起動しました。

やれやれ、もうしばらく使えそうです。

光学式ドライブへの電源ケーブルをつないで、元に戻します。壊れた電源は外したままにして、その穴から電源ケーブルの束を引き出して、ATX電源を外に置いて使う事にしました。

起動の度にビープ音が鳴るので、BIOSの設定からマザーボード上の圧電スピーカーの設定をオフにしました。

中に入らないので外に置く

見た目が良くないですが、電源容量は400Wですから、元の電源よりはかなり余裕があります。

これなら、メモリを増やして、内蔵グラフィックじゃなくて、グラフィックカードをつけても電源容量が足りないという心配もなくなりました。増設しましょう。

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ケース外のATX電源の意外な活用方法

意外と便利なATX電源の斜め上の使い方

外だしなので、排気ファンの前のスペースができますから、水気をよく切った水洗いしたシェーバーを置いて乾かせます。(粘着シートで転がり落ちないようにしています)

まとめ

古いパソコンは、Windows 7からWindows 10へのアップグレードサービスが使えました。このアップグレード版のWindows 10は、マザーボードを交換すると認証ができなくなるので、マザーボードの故障が寿命になります。

今回は、マザーボードやCPUに何ら問題がなく、電源だけの問題だったので、ATX電源を外付けにすることで延命できました。

まずは24ピンを差す

電源の故障を調べる パソコン電源テスター(POWER SUPPLY TESTER)は、こんな風に使うんだよ という良い症例になったと思います。

使い方は、UTAKAさんの取説を参照してください。

私は、Amazonで購入した【ルートアールのRT-PCPST1】を使っています。同じものがいろいろ売られているので、パソコンを自分で組み立てられる人は、一つは持っておくと便利なものの一つです。

  • MacLab. PC 電源 テスター パソコン 電源用 電圧 チェッカー
  • PURPLE 7 パソコン電源テスター PC電源用電圧チェッカー
  • ルートアール 簡易PC電源チェッカー RT-PCPST
  • Digital LCD PC Computer Power Supply Tester

全部同じものです。

ただし、この手の商品は、校正された電圧を表示しません。あくまでも目安の電圧です。校正された手持ちのDMM(デジタルマルチメータ)で、同じ電源のコネクタの電圧を測って、大きな誤差がないか?は、確かめておきましょう。









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S爺

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