SONY の PlayStation 4(プレイステーション フォー)は、2014年2月22日に日本で発売された世界を代表する家庭用据え置きゲーム機です。
みんな PlayStation®4 を略して、PS4(ピーエスフォー)と呼びます。
PS4 には、いくつかの種類があってどれを買えばいいのか?わからない人がいるので、PS4の選び方をまとめておきます。
最初に結論から、
PS4 Slim(安い方)とPS4 Pro(高い方)のどちらを買おうか?と悩んでいる人は、高い方の PS4 Pro を買いましょう!
PS4 Proって、安いPS4と何がちがうのか?
2016年10月以降で、PS4には、
- PS4
- PS4 Pro
の二種類があります。
1)PS4(CUH-2200シリーズ)・スタンダートモデル
今までのPS4に比べて、
- ボディサイズが旧型と比べて、30%以上薄く小さい
- 重さも、旧型よりも軽い 2.1Kg
- 消費電力が 初代PS4よりも30%以上省電力
- ボディカラーも白や黒、ゲームタイトルのデザインの限定ものもある
- 無線LANが、IEEE 802.11 a/b/g/n/acになり、5GHzが使える
- 光デジタル出力が省かれた
- HDR(ハイダナミックレンジ)に対応
とくに、小さく薄くなったことから、PS4 Slimと呼びます。公式では、スタンダードモデルと言います。
種類は、
- 内蔵HDDが、500GBと1TBの二種類
- ボディ色が、黒(ジェットブラック)と白(グレイシャー・ホワイト)の二種類
の4種類が選べます。
内蔵HDDは、自分で簡単に交換できるので、500GBの安い方を買って、足りなくなったら、2TBのSSHDに交換しましょう。
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PS4 Pro の HDD(メモリ) を増やす やり方。1TBのHDDを2TBのSSHDに交換して、PS4の500GBを1TBにした話
「PS4のHDD(メモリ)の空きが足りなくなったのでHDDを交換したい」人に、PS4のHDDのとりかえの やり方 を紹介 します。なお、PS4で増やせるのは、メモリではなくて、HDD(ハードディスクド ...
2)PS4 Pro(CUH-7200シリーズ)・4K対応のハイエンドモデル
スタンダードタイプのCUH-2200シリーズと比べて…
- CPU、GPUが高性能なものにして処理能力が高い
- 4K(Ultra HD)出力ができるようになって、今までのフルHD(1080p)のゲーム画面を4倍のUltra HDに変換して綺麗に表示
- 描画処理が追いつかず、コマ落ち(フレームレートが落ちる)していたゲーム画面が、滑らかに表示
- HDR(ハイダナミックレンジ)に対応し、4K&HDR対応というAV機器としてはフルスペック
- PlayStation VRに最適化
その他の特長として
- 無線LANは、IEEE 802.11ac対応 → 5GHz帯のSSIDが使える
- Bluetoothは、3.0から4.0にアップ
- 筐体サイズは少し大きく、重さは、2.8Kgから3.3Kgとそこそこ重くなった
- ボディーカラー黒、以外に限定モデルで装飾されたタイプもある
- 消費電力は、実測 80〜160W
- ブロードキャスト(プレイ動画配信機能)が、1080p / 60fpsまで対応
Blu-rayのソフトで、4K(UHD)対応のものは再生できません。内蔵する光学式ドライブが対応していません。
PlayStation 4 Proの種類は、HDDの容量が違うモデルと、ゲームタイトルとコラボした特別バージョンがあります。
- 1TB
- 2TB(2018年11月21日販売開始)
PS4 Pro を 3年間 遊んでの感想
Nintendo Switchで遊ぶ時間が長いんですけど(^^;)
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PS4 Proを買った。PS4 Proのセットアップをしつつ、PS4 Proをフル活用する方法を紹介します。
PS4 Proの長期使用レポート。PS4 Proの使い方 問題点のまとめ 2023年1月時点で、ゲーム機はこんなかんじ。 PS5は、PS4のソフトをいちいち 内蔵SSDに移動させるのがめんどうなので、 ...
PS4Pro の 4K&HDR について
私も、4K&HDRのディスプレイを購入してテストしていました。
水晶体の濁り気味な私のようなジジイにとって、HDRの眩しい画面は厳しい時があります。
ブラビアXRの4K&HDRのテレビにつないだPS4 Proで遊んでいます。
50インチ以上の大きさになると 4K(Ultra HD)の差が はっきりとわかります。
HDRについては、見た目がクッキリハッキリしているのかな? 程度です。
ポイント
HDRは過渡期の技術であること、HDMIの転送能力の限界のため、4K&HDRは元々無理があるということから、あまり気にしなくて良いです。
私のゲーム環境は、防音仕様の書斎です。でも、物が一杯に山積みになっていて狭い(笑)んです。そんな事情で、30インチ以上のディスプレイが置けません。
2021年4月から、書斎の中を全部入れかえて…
ゲーム環境を一新しました。ブラビラXR、RX-A4Aです。4K 120Hz HDR 対応です。
PC机は、横に移動して…
こんなかんじ。
ゲームもできるけど、録画システムと、録画ファイルをみながらのプレイ日記がかけます。
フレームレート(コマ落ち)について
私は、初期のPS4と2台で遊んでいたのですが、正直、フレームレートの差も分かりません。
ワラワラと敵がたくさんでてきて、激しい撃ち合いのシーンで、背景の描き込みがたりないのかな?とか思いますが、その差は よくわかりません。
ただ、明らかにフレームレートが落ちて、HDMIキャプチャーシステムのソフトがドロップを検知して落ちるということは、Proではありませんから、1080p / 60fpsが安定して出力されているということでしょう。
ブロードキャストが1080p / 60fpsに対応している
PS4 Proが高性能であることを、実感できる唯一の機能です。
ブロードキャスト
略して、ブロキャスって言います。プレイ動画をYouTube LiveやTwitchにリアルタイムで配信することです。
スタンダードモデルでは、最大でも720p / 60fpsのブロードキャスト(配信)しかできません。
実際に、PS4 Proでブロードキャストしたプレイ動画です。
モンスターハンターワールド(MHW)の最初の自分の部屋に行くところまでは…
画面では、UHD(4K)で、ブロードキャストは、1080p/60fpsでできています。
2019年以前、パソコンを使って 1080p / 60fpsのプレイ動画を配信しようとすると、10万円くらいの機材が必要でした。PS4 Proには、それに相当するものが含まれているわけです。
UHD(4K)&HDRをスケールダウンして1080p/60にする機械が何十万円もするので、個人では買えませんでした。
最近はインターネット回線が混雑していて、高画質でブロードキャストがやりにくくなりました。
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PS4のブロードキャスト機能でYouTube Liveにプレイ動画を配信する方法
PS4には、自分が遊んでいるゲーム画面を動画配信サイトへ転送する「ブロードキャスト」という機能が付いてます。この機能を使えば、ゲームの実況が誰でも簡単にできます。 PS4を買っても、一度もこのブロード ...
PlayStation VRに最適化している
これについては、
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PlayStation VR (CUH-ZVR2)2017年モデルを買ったのでレビューします。
2017年10月14日に、2017年型のPlayStation VRが発売されました。欠陥だらけの2016年モデルのレビューやレポートが提灯記事ばかりで役に立たなかったので、私が新型のPS VRのやり ...
PS4 や PS4 Proをいつ買ったらいいのか?
2023年10月現在、PS4Proは 流通在庫のみで、PS5が変えず 格安があれば買い。
2018年2月のモンスターハンター:ワールドの特需があったために、国内のPS4の在庫が尽きてしまいました。こつこつと出荷されているので、転売屋で買わないようにしましょう。
2018年10月12日から、年末商戦にむけた、ソフトバンドルの記念モデルや割引価格のセット販売がでてくると思われるので、チェックしましょう。PS4 Proは、5千円引きの税抜き39980円になりました。
2018年11月21日から、PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 2TB モデル(CUH-7200CB01)を44980円(税別)で販売開始されました。
まとめ
PS4 スタンダードモデルを買うのは、どんな人?
- 自分が昔遊んだゲームタイトルの新作がPS4で出て、とりあえず遊んでみたい
- 自分の遊びたいゲームタイトルの限定モデルだから
- Blu-rayプレーヤーとして
- nasne(ネットワークテレビチューナ)のプレーヤーとして
PS4 Pro 4K&HDR ハイエンドモデルを買うのは どんな人?
- 4K&HDRの高い、デカいテレビを持っていることをブログで自慢したい人
- プレイ動画をアップするのに、楽をしたい人
- PlayStation VRを使う人
PS4のHDDの容量や交換方法については、別記事にしました。
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PS4 Pro の HDD(メモリ) を増やす やり方。1TBのHDDを2TBのSSHDに交換して、PS4の500GBを1TBにした話
「PS4のHDD(メモリ)の空きが足りなくなったのでHDDを交換したい」人に、PS4のHDDのとりかえの やり方 を紹介 します。なお、PS4で増やせるのは、メモリではなくて、HDD(ハードディスクド ...
2018年10月12日から、PS4 Proが、5千円安くなって、43178円で買えるようになりました。
2019年12月19日〜2020月1月5日の期間中、Amazon Japan G.K.(Amazon本体)が販売するPS4、PS4 Proの「通常版本体」を買うと、11000円引きになったり、限定モデルの販売があります。
ゲーム機は、アフィカスのデタラメ記事ばかりなので注意しましょう!
SONYストアの定価よりも、Amazonの方が値引きされているのを確認して買ってください。
- Pro(2TB)で、48570円
- Slim(1TB)で、32378円 → 26485円
です。2020年1月5日まで、まだPS4 Proをもっていない人は1台は持っておきましょう。
2020年11月にはPS5が発売されました。 PS4は、流通在庫のみになります。
PS4の生産ラインは、すべてPS5に置き換わりました。
PS5は、PS4のソフトを遊ぶ事ができるので、PS4のゲームディスクはムダになりません。
- PS4 500GB :22000円
- PS4 Pro 1TB:31787円