外付けのハードディスク装置「裸族のお立ち台 TWIN」を買って、4年以上、毎日使っているのでレポートします。
- 購入商品:裸族のお立ち台TWIN(CROS2U3CP6G )
- 購入時期:2017年8月
- 購入価格:6450円
裸族のお立ち台TWIN って何?
HDDやSSDを挿して使う外付けの外部記憶装置です。パソコンにつないで使います。
センチュリーは、日本のパソコン周辺機器メーカーです。老舗で、Macintosh(今のMac)の周辺機器メーカーとしても、我々のような昔からのマカーにはなじみのあるブランドです。リアル店舗では、秋葉館があります。
センチュリーは、HDDをケーズに入れずに”裸のまま”で使う事を「裸族」と名付けました。
詳しくは、別ページでまとめて解説しています。
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HDDスタンド(外付けのハードディスク)の 選び方 と おすすめを紹介
パソコンのデータのバックアップを何にとれば良いのか?とよく質問を受けます。 パソコンにつないでデータを保存する外付けの記憶装置の中でも、 外付けのハードディスク「HDDスタンド」についてまとめ ました ...
センチュリーは、ハードディスクのクレードルと言います。
裸族のお立ち台 TWIN を写真で紹介
同梱物は、
- 裸族のお立ち台 TWIN 本体
- USB 3.0ケーブル
- ACアダプター
- 取扱説明書と保証書
です。
センチュリーの取扱説明書は、日本語で分厚いです。イラスト入りで懇切丁寧なマニュアルです。50ページと後半の40ページで構成されています。
訂正箇所もセンチュリーのサポートページにでています。
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裸族のお立ち台TWIN (CROS2U3CP6G) マニュアル訂正 - 株式会社センチュリー
裸族のお立ち台TWIN (CROS2U3CP6G) マニュアル訂正
www.century.co.jp
裸族のお立ち台TWINの主な仕様
- 製品名:裸族のお立ち台TWIN
- 型番:CROS2U3CP6G
- 対応HDD:3.5インチ,2.5インチ、SATAコネクタ、最大10TBまで対応
- インターフェイス:パソコン側 USB3.0、HDD側 SATA 6Gbps対応
- 本体サイズ:13.5 × 6 × 10 cm
- 本体重量:260g
- 電源 ACアダプター:100、240VAC、DC 12V/4A 1.4m
ACアダプター
ACアダプターは、12V 4Aの48Wのため、大きめなサイズになります。DCケーブルは、1.4mです。重さも231gです。
ACタップに挿す時は、短めの延長ACコードを付ける必要があります。
DCプラグは、外径5.5mm、内径 2mmの汎用タイプです。
おかげで、玄人志向の玄立(クロダチ)のACアダプターとDCプラグが共有できるので、玄立から、裸族のお立ち台に、USB3.0ケーブル、ACアダプターのDCケーブルを同じくして、本体だけをすげ替えることができます。
インターフェイス部
- USB 3.0のコネクタ
- CLONE:HDD間のコピー開始ボタン
- 電源スイッチ
- DC 12V入力ジャック
があります。
LED部
動作状態を表示するLEDランプ部です。
動作状態をLEDの点灯の仕方で教えてくれます。
取扱説明書の15ページに表にしてあります。
単に、外付けのHDDとして動作するときは、真中が青く光っていて、HDDスロットのHDD1とHDD2のアクセスがあるときだけ、赤く点灯するというシンプルな表示になります。
HDDをコピーする時の動作で、複雑な点灯をしますから、じっくりと読んでやってください。
HDD/SSDの差しこみ口(スロット)
裸族のお立ち台TWINをパソコンにつなぐ
つなぎ方については、マニュアル26ページにイラスト入りで書かれているので、迷うことはないでしょう。
HDDやSSDにについても、24ページに書かれています。SATAのコネクターに、そっとあわせて差し込みます。しっかりと入らないと正常の動作しません。
裸族のお立ち台は、HDDやSSDを外すレバーがついていないので、手で引っ張って抜きます。その抜き方は、26ページにイラスト入りで説明してあります。
外部HDDとして普通の動作
内蔵のHDDから、ファイルを裸族のお立ち台TWINにさしたHDDへ移動させてみました。
USB3.0での接続なので、HDDの読み書き速度をUSB3.0の転送速度が遙かに上回っていますから、内蔵のHDDと同じように読み書きできます。
HDDのコピー機能
差し込み口が二つあるタイプは、HDDの複製(duplicate)、コピーと言う機能が付いています。
裸族のお立ち台には、HDDの差し込み口に、△の印がついていて、コピー元とコピー先を間違えにくくしてあります。
玄人志向の玄立は、この印がついていません。
- コピー元もコピー先も同じサイズ
- コピー先の方が容量が大きい
- コピー先のSSDやHDDはフォーマットしない
というルールは、どれも同じです。
コピーの機能は、USBケーブルをパソコンから抜いて、単独で使います。
- HDDをそれぞれさして
- 電源をいれて
- HDDが起動して安定したら
- CLONEのボタンを3秒長押し
- 青のLEDランプが3秒点滅する間に、もう一度CLONEボタンを1回押す
でコピーが始まります。
進捗(しんちょく)状況は、
- 〜25%:HDD1のLEDが2回、HDD2が1回点滅
- 25〜50%:HDD1が1回点滅、HDD2が1回点滅
- 50〜100%:HDD1が点灯、HDD2が点滅
- コピーが正常に終了:HDD1、HDD2のLEDが点灯
です。
コピーの時間は、HDDやSSDの読み書きの時間に依存します。
2TBのHDDで、3時間くらいかかります。
裸族のお立ち台TWINの問題点
- 使わないスロットのSATAコネクタ部分がフタがないので、ホコリがスロットに入る
- ACアダプターが大きいので、コンセント周りで邪魔になる
- HDDを外すレバーが欲しかった
- いろいろ省かれているのに値段があまり安くない
使用上注意する点
- HDDやSSDはさしてあるだけなので、勝手に持って行かれたり、中をのぞかれたりしても困らないデータをいれるように
- ホコリがつもって、クイックルワイパーで払う時、基板をひっかけて落とさないように
- 冬場は静電気に気をつけて、基板は触らないように、ホコリを払う時にも注意する
- USB3.0ケーブルは、付属のものを使うか、それなりの品質のものを使うように
- USBケーブルは短いほど安定する → Bluetoothの電波障害に注意!
まとめ
動画や大量の写真をパソコンで扱うユーザにとって、HDDやSSDをそのまま差し替えて使う「裸族のお立ち台」は、地味に便利です。
センチュリー HDDクローン機能搭載クレードル 「裸族のお立ち台TWIN」は、取扱説明書が丁寧でよくできています。
「HDDスタンドのおすすめは?」と聞かれたら、後々のフォローをする手間が省ける、センチュリーの裸族のお立ち台TWINをすすめています。
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2019年7月 USB3.1対応で、Type-Cの「CROSU31C」が出ました。
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