「ゲームに使える 音が遅れない 低遅延（aptX-LL）のワイヤレス ヘッドホンやイヤホンを紹介して欲しい」というリクエストに応えて、おすすめのヘッドホンとイヤホンのリストを作りました。
おすすめのゲーム用 ワイヤレス イヤホン、ヘッドホン
2021年9月15日、Nintendo Switchの本体の更新 13.0.0から、Bluetoothのイヤホンやヘッドホンが直接つながるようになりました。
しかし、コーデックがSBCのため、音が悪く、0.2秒ほど遅れる問題があります。
ゲームをするのに適したワイヤレス イヤホン/ヘッドホンの選び方
- 音が遅れない aptX LL（Low Latency）のコーデックに対応
- 技適/TELEC認証番号取得（電波法 合法品）
- 1万円以下、できれば5千円以下、安価であること
- 保証期間1年以上
で選びます。
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Bluetoothなどワイヤレスは遅延が必ず発生します。イヤホン/ヘッドホンだけでなく、マイクもワイヤレスでボイスチャットをしながらゲームをすることは、遅延がひどくなるのでできません。
aptX LLであること
音声のデータを圧縮転送する方法で、音の遅れは、
メーカー（Qualcomm）の公表値で
- SBC：0.2秒以上
- aptX：0.08秒
- aptX Adaptive：0.08秒
- aptX LL：0.04秒以下
- aptX HD：0.13秒
- AAC：0.8秒以上
あります。
人は、0.1秒以下の音の遅れは、分からなくなります。ゲーム用なのは、aptX LL対応製品だけです。
技適/TELEC 適合製品
ワイヤレス、無線機器は、総務省の技適/TELEC認定が必要です。
認証のないワイヤレス機器を使うと電波法違反になります。
Bluetooth V 4.2以上
無線規格 Bluetoothのバージョンは、5.0以上が好ましいです。
理由は、新しい規格の方が良いからです。
充電端子
microBタイプが多かったのですが、2019年以降、USB-Cタイプになってきました。
価格
aptX LL対応のイヤホン/ヘッドホンは、他のコーデック対応のものと比べて高いです。
aptX LLに対応したイヤホンやヘッドホンの数が少なくなりました。
防水機能
イヤホンには、スポーツ向けに防水機能がついています。ヘッドホンは付いていません。
昔のワイヤレスイヤホンは、汗が入るとすぐに壊れました。バッテリーを内蔵しているので焦げることもありました。
今は、IPX6以上の防水機能をうたうものが増えています。イヤホンのドライバー部分（耳の中に差し込むところ）は防水でないことも多いので注意が必要です。
以上を踏まえて、
Bluetooth イヤホン aptX LL対応
コードレス イヤホンには、aptX LL対応のものは少なくて、値段も高いです。aptX LLではなく、aptX HDなのが増えました。
エレコム GrandBass LBT-GB41 4500円
低音重視のワイヤレスイヤホンです。
低音がムダに響くので、足音を聞く対戦ゲームでは使えません。
首の後ろをケーブルが回るので、多少のタッチノイズは入ります。防水じゃないですよ。
- カナル型（半開放）
- ダイナミックドライバ、半開放型、12mm径
- Bluetooth V5.0
- aptX、AAC、aptX LL
- 充電端子 microB
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Glazata N8 ネックバンド型イヤホン 3700円前後
aptX LL、aptX HDのコーデックが使えるのに、4千円弱の中華ならではのコスパの良いイヤホン。
低音が少なくて シャリシャリの高音強調なので、足音で索敵する対戦ゲームで使えます。
ネックバンド型なエレコム LBT-GB41より重いです。主にフィットネスバイクをこぎながらテレビを見る人向けのイヤホンで、重いだけあってバッテリーは長持ちします。
このイヤホン側で、aptX HDとaptX LLの切り替えができません。送信側で指定してつなぎます。
- カナル型（半開放）
- ドライバー形式は、値段からしてダイナミック
- Bluetooth V5.0
- aptX、AAC、aptX LL、aptX HD
- 充電端子 microB
レビュー記事は、
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AUKEY Key Series EP-B80 7000円
AUKEY（オーキー）は、中国のガジェットメーカーブランドです。ステマで有名になったAnkerよりは古い会社でした。
Amazonで、ステマ行為が発覚し、取り扱い停止ブランドになりました。
- イヤーフック（耳かけ）型
- 技適取得済み
- 7千円（3500円 在庫処分セール）
- aptX、AAC、aptX LL？
- Bluetooth V 5.0
- IPX6
- 2年保証
- USB-C充電ポート
左右のイヤホン部をケーブルでつないだタイプです。これも、ネックバンド型と同じでケーブルのタッチノイズは入ります。
廃番です。
サンワサプライ ウエアラブル ネックスピーカー7280円
aptX LLに対応したイヤホンが次々廃番になっていくなかで、ネックスピーカーで、aptX LL対応のものが発売されています。
ネックスピーカーは、小型卓上スピーカーを首の輪っかにしているだけなので、音はダダ漏れです。周りに人がいれば、まる聞こえですから注意してください。
この大きさですから、低音が全く出ません。
対戦ゲーム用と割切れば、このシャリシャリの音の方が 索敵に役立つのでヨシ！
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SOL REPUBLIC SHADOW FUSION 1.4万円
ソル・リバブリックは、アメリカの音響ブランドメーカー。創業10年足らずの新興ブランドです。ネックバンド型イヤホンの代名詞にもなった シャドウ ワイヤレスの2019年モデル。
「中国製パチモンは、カッコワルい」という人は、こういう高いブランド物を使いましょう。
円安ですが、型番落ちの在庫処分なので半額になっています。
aptX LL対応ヘッドホン
コードレスヘッドホンでは、aptX LL対応のものが数多くそろっていて、価格も安いです。しかし、技適をちゃんと取っているものが少ないので確認して買いましょう。
ag WHP01K 9,800円
ag は、中国メーカーに委託製造させる日本のファブレスメーカー finalで知られています。
2021年始め頃、アフィカスブロガーにタダで配って派手にステマをしていました。
- オーバーヘッド型
- 技適取得済み
- 9,800円 10％ポイント還元
- aptX LL、aptX、AAC、SBC
- ANC（アクティブノイズキャンセル機能）付き
- Bluetooth V 5.0
- 1年保証
- micro-C 充電ポート
- 色は、黒、グレー（クリーム）、ダークグレー
ステマ記事がうさんくさくて、見るからに 側圧がキツそうなので、私は買いませんでした。
Amazonのユーザレビューを見る限り、やっぱりなと。
1万円弱で買えるANCヘッドホンなので、文句は言えません。ゼンハイザーとかブランドにこだわらないのなら、半額のこっちで良いです。
Avantree Audition Pro 8千円
中国のオーディオブランド。中国にしては強気の値付けで、安売りがない。
- オーバーヘッド型、密閉型っぽい？
- 技適あり
- 8千円円前後
- aptX LL、aptX
- Bluetooth V 4.1
- 1年保証
- micro B充電ポート
古いの 高いの
私がずっと愛用しているやつ。側圧はユルいし、音も好みなので一番気に入っている。
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スイス（ドイツ）ゼンハイザーのオーディオブランドのヘッドホン。
頭を締めつける側圧はキツいので1時間ちょっとしかかぶっていられません。ゲーム用としてちょうど良いです。
- aptX LL、aptX、AAC
- Bluetooth V5.0
- コンパクトに折りたたみ可
アクティブノイズキャンセル付きは、1万円高いです。
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aptX LLで安定してつながる送信機の紹介もリクエストがあったので…
現在、
などが安定してaptX LLでつながることを確認できています。
Nintendo Switchに特化しているのは、BT-TM700とBT-W3です。
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Amazonで購入したのなら、返品や返金が可能です。
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まとめ
2019年から、高音質なaptX HDのコーデック対応が増えたため、速さ優先のaptX LL対応のBluetooth イヤホンやヘッドホンの数が減っています。
ヘッドホンは豊富です。技適マークのあるものも増えてきているので選択肢が増えました。
順次、修正、追加していきます。
イヤホンやヘッドホンの長時間（1時間以上）の使用は、聴力低下の直接の原因です。
装着感が悪い、音量を最大にしても、さほど大きな音にはならないなどの点は、アメリカで提唱される 60：60 セオリーに準拠しているからだと思われます。
中華メーカーのヘッドホンは、装着感が良く音量が大きく鳴りすぎる物が多いので注意しましょう。
