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Amazonの完全ワイヤレスイヤホン Echo Buds(エコーバッズ)第2世代を買ったのでレビュー つなぎ方、使い方などまとめ

2022年2月25日

Amazonから、Echo機能(アレクサ)のついた完全ワイヤレスイヤホンが出たので買った。

Echo Buds with Alexa

耳にはめこむ カナル型イヤホンだ。

高血圧の私は拍動性のドキドキノイズが入る”カナル型イヤホン”が嫌いだ。それでも…

(ブログ記事として公開はしていないが、)年に3個は、ワイヤレスイヤホンを買って試すようにしている。

結論から言うと、

Echo Budsは、スマホをアレクサ化する完全ワイヤレスイヤホン。一世代前のノイズキャンセルにがっかり

車で スマホをEcho(アレクサ)化するBluetooth端末「Echo Auto」の完全ワイヤレスイヤホン版。

こんな方におすすめ

  • 日頃から、いつもアレクサに話しかけている
  • 耳せん(カナル型)イヤホンの気持ち悪さを我慢できる
  • アクティブノイズキャンセル(ANC)の完全独立ワイヤレスイヤホンは未経験なので欲しかった
  • 2万円以上のイヤホンは買えない
  • 購入品:Echo Buds with Alexa グレーシャーホワイト
  • 購入時期:2022年2月24日
  • 購入価格:11,480円(14,980円)
  • 購入店:Amazon Japan G.K.

私は、この完全ワイヤレスイヤホンを自分で選んで自腹で買って試している。

イヤホンをタダでもらったアフィカスによる提灯・広告記事に不満を持ち自腹で買った人のホンネとコスパの正直な感想を知りたい人向けに、本当の事を書いている。

代理店依頼のステマ記事ではないので、値引きクーポンコードはない

Echo Budsも「キャナル型イヤホン」のため、骨伝導系ノイズ(ドキドキ心音、歩く音、水の中に静かに潜ったような音)が大きく聞こえて、耳の中が蒸れる致命的な欠点がある

S爺
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Amazonの完全ワイヤレスイヤホン Echo Budsの長期使用レポート

S爺
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この完全ワイヤレスイヤホン エコーバッズは、雑踏がうるさい街中で待ったり、公共交通機関を利用する時、スマホやタブレットでYouTube&音楽&映画&アニメ鑑賞に使います。

周りの音が大きすぎると、ノイズキャンセルが追いつかず ひどい騒音になるので注意されたし

AmazonのEcho Budsって何?

Amazonが、2020年、完全ワイヤレスイヤホン「Echo Buds」をアメリカ本国で発売していた。

イヤホンの形が”花のつぼみ”に似ていることから、Buds(バッズ)と呼ばれる。

日本での販売はせず、今回、第2世代を日本で販売している。

第1世代よりも小型になって、耳の中にはめこみやすいように改良されている。

Apple AirPods、SONY WF-1000XM4、オランダJabra Elite 85などは、2〜3万円する。

Amazonは、Echo(アレクサ)が使えて価格も安くしている。

セールで1万円を切る値段になっている。

S爺
S爺
アレクサに四六時中話かけている人なら、買っても損した気分にはならないでしょう。

「アレクサ、ふせん(メモ)をつけて」「アレクサ、ふせんを読み上げて」「アレクサ、リマインダー」は、耳に付けて携帯しているから超便利です。

Echo Budsの主な性能と特徴

  • アクティブノイズキャンセル機能あり
  • 話しかけるだけで答えるボイスアシスタント:アレクサ
  • タップで対応できるボイスアシスタント:アレクサ、Googleアシスタント、Siri
  • 再生時間:最大5時間
  • ケースからの充電:3回
  • クイックチャージ:15分の充電で2時間再生
  • 防水機能:IPX4(防滴、耐汗)
  • 耳に合わせるシリコンチップ:付いている
  • 充電ケースのワイヤレス充電(Qi)対応

2万円前後の完全ワイヤレスイヤホンの便利機能は、ほぼついている。

イヤホン本体の性能は、

  • ドライバ−:5.7mm径 ダイナミック型
  • プロセッサ(SoC):Realtek RTL8763C
  • マイク:片側 3つ(外2つ、内1つ)
  • Bluetooth通信
    • バージョン:Bluetooth 5.0
    • プロファイル:HFP、A2DP、AVRCP、
    • コーデック:SBC?
    • 左右独立通信:できる
  • センサー:加速度、近接、タッチ

と、特別高性能なわけではない。

2023年6月 ペアリングが2つのデバイスでできるようになった

Echo Buds を写真で紹介

Echo Buds の同梱物

Echo Budsの内容物は、

  • Echo Buds 本体
  • 専用充電ケース
  • イヤーチップ 4サイズ
  • ウイングチップ(シリコンカバー)2種類、スペア1
  • USB-C ケーブル:90cm 信号線あり USB2.0
  • クイックスタートガイド、重要な情報

本体は、ケースの中にはいっている。イヤーチップの赤(Mサイズ)も既につけてあった。

Echo Buds 本体

Echo Buds イヤホン部
  • 大きさ:2cm
  • 重さ:カバーなしで6g

すごく小さいわけでもなく、今時のTWSとしては普通の大きさだ。

「L(左)」「R(右)」の文字が大きくて,左右のつけまちがいを減らそうとしている。

電源スイッチはイヤホン本体にはなく、近接赤外線センサーで耳に付けられたかどうか?を判別している。

耳の中にねじこんではめるので、鼓膜が圧迫されないように通気口があいている。

なので、完全な防水仕様にできない。

IPX4なので、防滴レベルだ。水の中につける、流し水でジャブジャブと洗うことはやめよう。水没故障する。

タッチセンサー部をタップすることで、簡単な操作ができる。

初期設定の4パターンは、

  • タップ1回:曲の再生/ポーズ
  • タップ2回:次の曲、通話中で応答と通話終了
  • タップ3回:前の曲へ
  • 長押し:ANC ←→ アンビエントサウンド(周囲の音を取りこむ)

つないだスマホのAlexaアプリで変更できる。

Echo Buds 充電ケース

Echo Buds 充電ケース

TWSのケースにはバッテリーが内蔵されている。イヤホンのバッテリーがすぐ切れるので、ケースにいれて充電する。

1万円以上のTWSなら、ケースはワイヤレス充電(Qi)に対応している。

Echo Buds 充電ケース ワイヤレス充電 Qiで充電中

緑のLEDランプが消えたら充電完了。

Echo Buds 充電ケース

大きさは、6.7×3.9×2.9cm。

重さは、イヤホン本体をいれた状態で62g。空なら45gだ。

ケースの後側には

  • ペアリング開始ボタン
  • USB-C充電端子

がついている。

ケースは、そのまま開ける。ロックの機構はない。

Echo Buds 充電ケース

ケースは、充電端子と、イヤホンの左右別に充電の状態がわかるLEDランプがついている。

ケースにイヤホンが入っているかどうか?を見るセンサーが付いている。イヤホンが正しく入れられると充電が始まる。

Echo Buds 充電ケース

LEDランプの意味は、

  • イヤホンのLED
    • 緑:40%以上
    • 黄:40%以下
    • 赤:残りわずか
  • ケースのLED
    • 緑:1回以上のフル充電ができる
    • 黄:1回のフル充電ができない
    • 赤:残りわずか
    • フタを閉じるとイヤホンのバッテリーの状態を表示
    • 青点滅:イヤホンのペアリング開始

Echo Budsを使う 手順と注意する点

大まかな手順は、クイックスタートガイドにイラスト入りで書かれている、Alexaアプリ側でもイラスト入りで分かりやすく設定手順を示してくれるので省略する。

私がセットアップしていて、つまずいた点、後日再セットアップする時の私のためのメモにする。

まず、念頭にいれておくのは、

  • 自分の耳に すき間なくねじ込めるように、シリコンカバー(ウイングチップ)とイヤーチップを選ぶのに試行錯誤がいる
  • スマホに最新バージョンのAlexaアプリがインストールされていること
  • Alexaアプリは、AmazonのアカウントにログインしてAmazonデバイスのコントロールができる状態にあること
  • iPhoneでは、タップすると再生される音楽がApple Musicになる問題あり
    • Amazon Musicを聞くときは、「アレクサ、マイディスカバリーをかけて」
  • ペアリング開始は、ケースに入れて、後側のボタンをLEDが青く点滅するまで長押し

Echo Buds の Bluetoothペアリングに失敗する時にやること

  1. 設定 → Bluetoothで、既に登録してある「Echo Buds ○○」のデバイスを削除
  2. ケースにイヤホンを正しく入れて、フタを開けて、後のボタンを青点滅まで長押し
  3. スマホ側の その他のデバイスに、「Echo Buds ○○」がでるのでタップ
  4. Alexaアプリに戻る

セットアップガイダンスがでるので、次へ で先に行く。

Echo Budsの装着感 を良くする方法 は、手間をかけて試すしかない

Echo Budsは、ウイングチップとイヤーピースの組み合わせで耳に合わせる。

ウイングチップは、シリコンカバーと兼用になっている。

ウイングチップをつけなくても耳にぴったりと収まるのであれば必要ない。

ポロリと落ちそうになる人は付けよう。私は、グサつくのでウイングチップを付けた。

Echo Buds ウイングチップとイヤーチップ

2種類があるが、標準で使う方が2ペアになっている。

私は、2ペアある通常タイプの方が耳に収まる感じが良い。

Echo Buds のウイングチップとイヤーピースをはめる

このウイングチップ、”着せる”かんじで、手間がかかる。

イヤホンに”着せる”作業は、時間がたっぷりある時にしよう。焦って爪で引っ張るとちぎれてしまう。

耳に 良い感じに はまりこんでくれる。カスタムイヤホンみたい。ラッキー。

イヤーピースは、緑(S)赤(M)、青(L)、黄(XL)の4種類がある。

Echo Buds のイヤーピース

私は、Mサイズの赤が良かった。

Echo Buds の イヤーチップのフィットテスト

セットアップガイダンスの途中で、「イヤーチップのフィットテスト」をする。

「イヤーチップのフィットテスト」は、Alexaアプリの「すべてのデバイス」から、「Echo Buds ○○」をタップして開く「○○さんのEcho Buds(第2世代)(Echo Buds 00○○)」の、カスタマイズでできる。

片耳では動作しない。Echo Budsを両耳にいれてからテストをしよう。

ゴーと音がする。マイクを使って、すき間から音が漏れているのを聞いているようだ。

不合格になった時は、しっかりと耳の穴にねじ込んでみよう。

Echo Buds イヤーチップのフィットテスト 不合格
S爺
S爺
左耳は時計回りに、右耳は反時計回りに ひねりながら押し込むのがコツです。

合格になっても、耳が痛くなったり、窮屈だったりと、いろいろ不都合がでてくる。

Echo Buds イヤーチップのフィットテスト

左右で耳の形が違うので、左右でイヤーチップやウイングを組み合わせて試してみよう。

S爺
S爺
このあーでもない、こーでもないと試すのが楽しい人にはぴったりです。

この耳に合わせる作業がめんどうくさくて、カナル型完全ワイヤレスイヤホンを嫌う人もいるだろう。

音が悪いのさえ我慢すれば、骨伝導タイプがおすすめだ。

カナル型イヤホンでめまいが起きる人は耳科へ

耳の穴に押し込むとき、鼓膜がビードロのようにペッコンと大きく動く。それを引き金にめまい(黒目瞳孔が細かく揺れている)を起こす人がいる。

側頭骨の変型による内耳の圧力上昇が主な原因でメニエール病と呼ばれていた。

耳科で診てもらおう。

ずれた時 キュキュ ギャーと悲鳴がする

アクティブノイズキャンセル機能があるイヤホンが持つ欠点の1つ。

周辺の音を打ち消す音が漏れて マイクを拾ってしまうために起こるハウリング現象。処理ICチップがすぐに制御して音を止める。

昔のジジババがしていた補聴器のようにピーピーと鳴り続けることはない。

Echo Budsを聞いた感想

音は、高音から低音まで、特に強調されるようなこともない フラットな響きをしている。

音楽のジャンルを気にせず聞けるだろう。

ピッタリとしているので、音もれもほとんどない。

座って音楽を聞くかぎり、カナル型は良い音がする。

歩いたり、食事をしたり、体を激しく動かすと血圧が上がってきて循環器系のノイズと呼吸音などの呼吸器系ノイズ、骨を伝ってくる振動の骨伝導系ノイズが気になるようになる。

S爺
S爺
カナル型のイヤホンをして、外をランニングやウオーキングしてはいけません。
外の音を取りこむ「アンビニエントサウンドサウンド」をオンにしてもダメです!

装着センサーを回避できる方法を思いついたら、音響テストをしたい。

Echo Budsのアクティブノイズキャンセル の感想

Echo Budsのアクティブノイズキャンセル機能は、期待したほど「静寂」を作り出せない。

SONYやAppleの(3万円もする)高いイヤホンのアクティブノイズキャンセルよりは劣る。

エアコンの送風音や換気扇の音のように連続して出ている音は得意なようで、ほぼ消し去ってくれる。

イヤホンのアクティブノイズキャンセル機能(ANC)は、年々進化している。

アクティブ ノイズリダクション ノイズキャンセラー(ノイキャン)の模式図
アクティブ ノイズリダクション ノイズキャンセラーの模式図

周辺のマイクで音を拾い、ノイズの音成分の逆位相音を作り、音楽の音に合成して再生する。

口で言うのは簡単だが、難しいことをやっている。ノイズと判定する処理、逆位相処理を瞬時にやって音にしなくてはならない。

高速な処理ができるSoC(プロセッサ)ができたから可能になった。

Echo BudsのANCは、カナル型イヤホンの致命的な欠点である骨伝導系の生体ノイズ

  • 心臓のドキドキ音
  • 後頭部の血流のザーザー音
  • 歩く時のドフドフ音
  • 首が動く時のドドドド音
  • 顎関節のジリジリ音
  • (無意識にカチカチ歯を鳴らす)タッピング音
  • 嚥下音(飲み込む時のゴクリ)やゲップ
  • 水の中に静かに潜ってじっとしている時に聞こえる(血の)流れる ゴ〜ゴゴ〜音

を消すことができていない。マイクで拾うのが難しいためだ。

S爺
S爺
クッキーやせんべい、ハッピーターンでも、うるさくて食べられない。
カナル型イヤホンの欠点を知らない人に、すごく良いイヤホンだとだまして売るアフィカス連中にだまされないように!

アクティブノイズキャンセル オンで、クッキーと食べると、サクサクの音が少し遅れて聞こえてくる不気味さ。

カナル型の宿命ともいえる これらのノイズは、耳の中にいっさいものを入れないことで解決する。

つまり、カナル型イヤホンをしないことだ。

ノイズキャンセルででるホワイトノイズは?

ある。

ノイズキャンセルの必要がない静かな環境では、ホワイトノイズが気になるだろう。

周りの音をきけるようにする「アンビエントサウンド」をオンすると、ザーっと遠くで雨がふっているような、古いホコリだらけのレコードの曲のないところみたいな ホワイトノイズがのる。

これは、処理上 避けて通れない問題なので我慢するしかない。

Echo Buds の遅延は?

スマホで、アニメなど動画を見る限りでは、わかるほどの遅延は感じない。

音ゲーをすれば、わかるんだろうが… どうせコーデックは、SBCやAACなので、多少の遅延はあるだろう。

Echo Buds の通話、マイクの音は?

マイクの音はまずまず。

周辺の音まで拾ってしまうのは、仕方がないかな? でも、マイクへのノイズキャンセルも多少効いているのかも知れない。

使い込んでみて、左右完全独立のイヤホンとしては、普通のマイクだ。

感度が悪い、周辺の音を拾いすぎて聞こえくいわけでもない。

反響の大きな部屋(コンクリのトンネルや洞窟みたいなところ)では、マイク側のノイキャンがうまく効かなくて、通話相手に声が聞こえない現象を起こすので注意されたし。

Echo Buds がスマホとつながらない問題解決方法

以下 2つの項目を削除して 最初から登録し直すことで解決する。

  1. スマホで、Bluetoothのデバイス「Echo Buds」を削除
  2. Alexaアプリで、「デバイス」の「アクセサリ」の「Echo Buds ●●」を選んで、「デバイスを削除」

Echo Budsは、BluetoothでつながるTWS(完全ワイヤレスイヤホン)であるが、それ以前に Amazonの Echo(アレクサデバイス)である。

他のEcho(アレクサ)と同じく Echoのシステム変更で 再登録しなおすことがあるので、覚えておこう。

Echo Buds のファームウエアアップデート

Alexaアプリをいれているスマホから、行う。

つなぐ手順は、公式【Echo Budsをセットアップする

Echo Budsのソフトウエアをアップデートをする

Alexaアプリにつないだ状態で、ふたをしめると すぐにアップデートされて、10分ほど放置すればOKだ。

ANCも、バッテリー表示もよくなって、バッテリーの持ちが良くなったような気がする。

まとめ

前々から、カナル型イヤホンの致命的な問題に言及せず、都合の良いことだけをアピールするアフィカスのブロガーやユーチューバーが不愉快だった。

ちょうど良い機会なので、昨今のイヤホンが持つ問題点を中心に書いてみた。

「こいつの言うことが本当なの?」と常に疑うことが大切だ。

もし、イヤホンのレビュー記事を書いているのなら、カナル型イヤホンの欠点について言及しているかどうかを見てみよう。

カナル型イヤホンの致命的な欠点は、耳の穴をふさがないことで解決する。

なので、骨伝導イヤホンのShokzやドーナッツ型ドライバーのSONY LinkBudsが注目を浴びる理由がわかるだろう。

音の良し悪しを語る上で、調整されたオーディオアンプとスピーカーで聞くのがベストである。

イヤホンやヘッドホンは、「外に音が漏れると困るから」の理由で、やむなく使われるものである。

”ワイヤレス イヤホンは音が悪く不自然である”ことを大前提に話が進められていない記事や動画の氾濫を嘆いても何も始まらない。

アフィカスにだまされている人々へ本当のことが届けられたら」との思いで手を動かしている。

Amazon Echo Buds を見る







  • この記事を書いた人

SG(S爺)

週末にゲームに興じるジジイです。 提灯(ステマ)記事ではない”本物の”口コミ レビュー記事を書いています。

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