Amazon Fire TV の2017年 Newモデルが、2017年10月25日発売されるので予約しました。
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Fire TV stick 4K (第3世代 2018年12月発売)を予約した。Fire TV stick 旧モデルとの違い まとめ
Amazon Fire TV stickの最新モデルが、2018年12月12日に発売になりました。 Fire TV stick 4Kは、その性能からして、Fire TV とFire TV Stickが ...
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今回の新型 Fire TVは、UHD(4K)だけでなく、HDRに対応している点が新しいです。しかし、価格を抑えるため有線LANは別売のアダプターになるなど気になる点がいくつかあります。そこで、
Fire TVの新旧の性能の差や違いをまとめ
ます。自分なりに整理したことを、この記事にします。
結論から言うと
Fire TV (New モデル)4K・HDR対応は、Fire TV stickのUHD(4K)&HDR 機能追加版です。
Fire TV って何ですか?
Amazonが提供する映画やビデオ、テレビ番組、音楽、動画コンテンツをインターネット経由でみることのできるアダプターです。
- 四角い箱型で、「火箱」と呼ぶ人もいる
- ケーブルテレビを契約するともらえるCATVの視聴受信機「セットトップボックス」と同じ
- テレビやパソコンのディスプレイのHDMI入力端子へつないで使う
- Fire TV stickよりも高性能なので、映像がUHD(4K)の高画質なコンテンツが見らる
- Amazonのアカウントに紐付けされる。だから、アマゾンの会員でなければ使えない。
- アマゾンのプライム会員なら、無料コンテンツが見られるのでさらにお得に!
Fire TV の新旧の性能の差や違いは何?
新 Fire TV New 2017モデル | 旧 Fire TV 2015年モデル | |
価格(税込み) | 8980円 | 11980円 |
プロセッサ | Amlogic Quad-core 1.5GHz | ARM 4xCA53 | MediaTek クアッドコア最大 2.0 GHz。デュアルコア 最大 2.0 GHz + デュアルコア 最大1.6 GHz |
グラフィック(GPU) | Mali450 MP3 | Power VR GX6250 |
メモリー | 2GB | 2GB |
出力解像度 | 最大、Ultra HD(4K)、HDR 10対応 | 最大、Ultra HD(4K) |
ストレージ | 8GB | 8GB |
Wi-Fi | 旧型と同じ | デュアルバンド、デュアルアンテナWi-Fi (MIMO); 802.11a/b/g/n/ac Wi-Fi ネットワーク対応。5GHz帯はW52の36, 40, 44, 48の4チャンネルにのみ対応。 |
Bluetooth | Bluetooth 4.1, BLE | Bluetooth 4.1 |
音声 | Dolby Atmos, 7.1サラウンド対応, 2chステレオ, 最大5.1chのHDMIオーディオパススルー | Dolby Audio、5.1chサラウンド対応、2chステレオ、最大7.1chのHDMIオーディオパススルー |
入出力端子 | タイプA HDMI( 1.4b出力、HDCP 1.4 ) Micro USB(電源用) | DC Jack、HDMI出力、10/100 Ethernet、microSD カード スロット(対応ファイルシステム:FAT32)、USB2.0ポート |
サイズ | 65.0 mm x 65.0 mm x 15.0 mm | 115mm x 115mm x 17.8mm |
重さ | 87.1 g | 270g |
リモコン等 |
音声認識リモコン |
音声認識リモコン |
表にまとめて、気がついた点をざっくりと個条書きにすると…
- 出力が、UHD(4K)2160pとHDR 10にアップグレード
- micro SDカードスロット なし
- 有線LAN(100BASET Ethernet)なし
- USB2.0のポート なし
- 有線LANアダプターが別売の1780円 本体代と合わせて 10860円と微妙
- Dolby Atomos にアップグレード(要 4K・HDR対応のAVアンプ)
等があります。
4K(Ultra HD)とHDRについて
4Kって何?
いままでのテレビは、フルHD(FHD)と呼ばれていて、1920×1080 ドットという画素の数の画像を一秒間に30か60枚更新して動画を表示していました。
Ultra HDは、フルHDの4倍、3840 × 2160 ドットの画素という、さらに細かい画像を一秒間に30か60枚描き変えて動画を表示できます。
「4K」と言う規格は別にあります。正確には、Ultra HD、UHDと呼べきところなんですよ。でも、「4K」と呼ぶ方が、情弱の人に分かりやすいということになっています。私は、UHD(4K)と表記するルールにしています。
HDRって何?
HDR(ハイダイナミックレンジ、High Dynamic Range)は、画面の表示の明るさの規格です。一番明るい白の色の表示から、一番暗い黒の表示までの明るさの差「コントラスト」が大きく表現できるようになります。
たとえば、風景で、日の当たるところと物の影になっている所の明るさの差が、より忠実に表現できます。
ただし、HDR対応のテレビやディスプレイが必要で、価格も高いので、持っている人が少ないです。ちなみに、私も、UHD(4K)のディスプレイは2台持っていますが、HDR対応のものは、まだ1台しか買えていません。
New 2017 Fire TV にはmicroSDカードスロット、有線LANがない
Fire TV stickのHDMI出力が、UHD(4K)とHDRに対応したものですからね。無くて当然でしょう。
2015年 10月に購入したFire TV に、64GBのmicroSDカードを入れて使っています。プライムビデオで予め見たい動画をダウンロードしてから見るという時にくらいしか使っていません。
我が家は、フレッツ隼の1Gbpsという速いインターネット回線で、Wi-Fiルーターも最新の速いのを使っている関係で、動画コンテンツをダウンロードしながら見ても、止まったり、カクツクことはないので、SDカードはなくても良いです。
UHD(4K)のコンテンツ対応なのに有線LANが別売なのはダメでしょ
有線LANがないかわりに、1780円の別売の有線LANアダプターを買ってつける必要があります。UHD(4K)の動画のデータは大きいので、Wi-Fi IEEE802.11acのデュアル、トリプルバンドの無線LANは厳しいと思います。
安定した有線LANがベストなのに、別売というのが問題です。しかも、セットで買うと、8980 + 1780 = 10860円と、HDRさえ我慢すれば、2015年モデルの旧Fire TVをプライムデーなどの特売で買った時の方がお得と言うことになります。
この辺の事情がよく分からないので、注文してみました。詳しい使いこなしについては、10月26日以降で、レビューや使い方の記事を別に書きます。
Fire TV (2017モデル)4K・HDRはどんな人向けなの?
- UHD(4K)、HDR対応テレビを持っている人
- ブログネタにする人
以外、なんのメリットもありません。私は、HDR対応のディスプレイやテレビを持っていないので、単にブログネタだけの為に買います。
もし、このNew Fire TVを、「大幅値下げ」とか、「格安」というキーワードで紹介しているヤツがいたとしたら、そいつら、アフィリカス認定です! その人のブログ記事すべて嘘の可能性が高いです。
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もし、Fire TV stickを持っていなくて、UHD(4K)のディスプレイを持っていて、HDMI端子が余っているのであれば、これを買うのもありでしょう。ただし、ドルビー アトモスのサラウンドを使うためには、4K、HDRスルー対応のAVアンプが必要になります。
UHD(4K)のテレビやディスプレイ、AVアンプとサラウンドシステムのない人は、5千円で買えるFire TV stickの方を強くおすすめします。
UHD(4K)対応のコンテンツはまだ少ないし、4Kコンテンツばっかりみていたら、プロバイダの帯域制限にかかってしまいますよ。
買って実際に試した結果などは、こちらのページで書いています。
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